SSブログ

鎌倉殿の13人に纏わる巡礼 [ドラマ]

鎌倉殿の13人、いよいよ始まりましたね~。


鎌倉殿の13人.jpg



今宵で2話目。いつもすごい楽しみです。


なにせ2年前からずっと楽しみにしていたので、ようやく本番に入ると、なんかすごい興奮します。まさか鎌倉時代の草創期、この主人公たちによる物語を、43年ぶりにまたこうして観れるなんて、この歳になるまで夢にも思っていなかったので、なんか夢のようです。


うれしくてうれしくて。。。


なんか観ていて、すごいドキドキするというか、心中穏やかじゃないです。この主人公たちの物語に特別な想い入れがある自分にとって、すごい興奮するというか、本当に観ていて穏やかじゃない、毎回ドキドキしながら観ているのです。


大人気の三谷幸喜さんの脚本、やはり素晴らしいですね。この時代は結構、戦い、陰謀ふくめ、かなり人間関係ドロドロの世界なんですけど、すごいコメディタッチと辛らつな場面の振れ幅を大きくとりながらも、とても明るく楽しくスピーディに描き切っている。


まさに予測不能のエンターティメント。



ドラマのテンポ感、リズム感がとてもよくて、いかにも今らしい感じで、自分は爽快ですね。カッコいいな、と思います。


43年前とはひと味もふた味も違うまったく新しい現代風の大河ドラマになっていると思います。


さすが人気の三谷脚本だな、と思います。


セリフが現代口語調なのもいいですね。43年前もそうでして、当時大変話題になりました。


現代口語調のほうが、三谷脚本のリズミカルなテンポ感に合うような気がします。


自分は三谷大河は、あの真田丸は観ていなかったんですよね。新選組!は観ていました。いずれも現代的なドラマ進行で大人気。今回の3作目もとても期待しています。


大河ドラマとは、こうあるべきだ!という保守的な往年の歴史ファン層からすると、三谷脚本はぶつかるところも多いように思いますが、かまわず突っ切ってほしいです。


新しい鎌倉草創期の時代描写を期待したいところです。時代考証の先生方もいらっしゃることですし・・・。


俳優陣もみんな自分の期待に沿う感じで、まずまずいいスタートかな、と思います。自分が一番心配していた大泉洋氏の源頼朝ですが、思ったより自分でも受け入れられるというか、普段のあの軽さをきっちりセーブして、重々しく慎重に演じているな、というまずまずの評価です。


あれくらいなら受け入れられます。自分にとって、源頼朝は、とても大事な人物ですから。


振付の先生方から、「大泉さんは所作に色気がないね~。普段遊んでないでしょ?」と徹底的にダメだしされているとか。(笑)さすが振付の先生方、所作だけで、すべてお見通しなんですね。さすがプロです。怖いです。


所作に色気があって、重々しい存在感のある頼朝像を目指してほしいです。


そのほか、主役の北条義時の小栗旬さん、北条政子の小池栄子さん、みんなグーです。三谷さんが絶賛していた北条時政の坂東 彌十郎さんがいいですね~。


すごいコミカルで親しみやすくて、ネットでは北条パパと言われているくらい大人気。確かに今回の大河では一躍大ブレークするかもしれませんね。


自分は今回の俳優陣の中では、この坂東 彌十郎さんがひときわ存在感があってすごい光っていると思いました。いいです、いいです。


これから源平の戦い、義経との確執、静御前の舞、奥州藤原氏、鎌倉幕府の設立、頼朝の死、北条氏はじめとする御家人たちの血肉の争い、承久の乱と描かれていくわけですが、どう三谷ワールドで描かれるのか、この1年本当に楽しみにしています。


主題歌のテーマソングやその背面画像もいい感じですね。CGやVFXなどを多用した今風な感じがしてとてもいいと思います。


テーマソングのサントラ盤買うかも?


自分としてはテーマソングのところで、やはり流鏑馬をどこかで入れてほしかったなと思いました。鎌倉時代といえばやはり流鏑馬です。男らしくてカッコいいです。


流鏑馬が入っていないのがちょっと残念でした。


今回は、真田丸のとき同様、下野竜也さんがN響を振っているのですが、ひょっとしたら下野さん、ドラマにサプライズ出演するかもしれませんよ。(笑)真田丸のときと同じように。。。楽しみですね。


第1回放映終了後では、「#鎌倉殿の13人」が早々にツィッターの世界トレンド1位になったほど。みんなの期待と熱い注目がすごいですね。


大河ドラマは、しばらく観ていなかったのですが、2020年の麒麟がくる、から復帰して、また毎年観るモードに入りました。その中でも今年は自分にとって特別な年になりそうです。


それだけ期待しています。


周りの期待が大きいことも肌で実感しますね。NHKのプロモーション、力の入れ方が近年にも増してすごいと思います。


金かけてますね。


とくに素晴らしいことだな、と思うのは、舞台となる鎌倉との連携が素晴らしいと思うこと。大河ドラマの舞台となる鎌倉という土地、登場人物に所縁のある鎌倉の土地が番組とタイアップされながら、プロモーションしている、お互い連携しているところが、素晴らしいな、と思うところです。


43年前は、そんなことはまったくなかったですから。やっぱりいまはSNSとかネットワークがすごく発達しているから、そういう番組とのタイアップ、連携ビジネスがとても容易になりましたね。


古都・鎌倉はなんかさらに熱い人気の観光スポットになりそうな気配です。大河ドラマ人気で、鎌倉を訪れる観光客がさらにたくさん増えるのではないでしょうか?鎌倉観光、いまでも大人気なのに、さらにヒートアップ、火が付きますね。


もちろん鎌倉だけじゃないですね。京都、壇之浦、平泉、・・・この物語で関係してくる日本各地のゆかりの土地は、脚光を浴びて、きっとなにがしらの記念館、イヴェント、記念行事あったりしますね。


いいことなのではないでしょうか。ワクワクします。


SNS、ネットの連携で、43年前になかったことで、もうひとつ大きなことがあります。それはSNSのコミュニティでみんながひとつになれること。たとえばクラシックに関して言えば、facebookのコミュニティで毎日、大変充実したSNS生活を送れています。


みんなクラシック好きのメンバー、行ってきたコンサートの感動、自分の好きなCDなどの音源、こういった情報をコミュニティ内で共有できる仕組みが出来上がりました。


これはSNS時代の大きな功績だと思いますね。コミュニティの管理人さんは、その投稿モラルの規律管理で本当に大変なお仕事なのですが。。。


これと同じタイプのコミュニティが、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にもできています。


facebookの ”NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」”というコミュニティです。


自分はここに入会しています。


これがかなり楽しいです。「鎌倉殿の13人」について、みんなこのコミュニティでいろいろ情報交換して、この間の放送回の感想だとか、いろいろな情報交換、そして史実に関する情報提供、いろんな話題で情報共有して盛り上がっています。


また参加メンバーの史実認識レベルもかなり高いと思います。勉強になることも多いです。


自分もこのコミュニティの投稿を読んで、すごく楽しいですし、なんか大河ドラマ盛り上がっているな~という感覚になります。いっしょに大河ドラマを楽しんでいる仲間感覚ですね。


クラシックのコミュニティと全く同じ感覚です。


ぜひこの"NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」"のコミュニティ入会されてみてはいかがでしょうか?


とてもお勧めです。SNS、ネット時代の新しい楽しみ方ですね。




さて自分は、ここに高らかに宣言したいと思います。


第2次鎌倉マイブームの始まり。



2017年に始まった自分の鎌倉マイブーム。


鎌倉大仏、鎌倉の寺院(明月院、長谷寺)散策、鎌倉高校前、江ノ電、アジサイ、鎌倉紅谷、流鏑馬、北鎌倉 幻董庵、鶴岡八幡宮、源頼朝のお墓詣り、映画(DESTINY 鎌倉ものがたり)


鎌倉の魅力にやられました~。この当時はまずは表面的な初心者的な鎌倉観光スポットを巡ってきました。


これが自分の第1次鎌倉マイブーム。


今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、さらなる第2次鎌倉マイブームに突入したいと思っております。ある程度、鎌倉のことがわかってきたので、さらなる深みを勉強していくというところでしょうか。


その取っ掛かりとしては、大河ドラマに所縁のある土地の巡礼というスタイルになるのかな、と思っています。


この第2次鎌倉マイブームに際し、どんなことを考えているか、そのアウトラインみたいなものを何点かピックアップして紹介してみますね。



●大河ドラマ館


大河ドラマ館.jpg


大河ドラマ館-2.jpg


3月1日からオープンになる鶴岡八幡宮境内の「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」内に開設される大河ドラマ館。


これは楽しみ~。

ぜひレポしますね。


建物は、巨匠ル・コルビュジエに師事した建築家 坂倉準三氏 設計。元々は1951年、神奈川県立近代美術館、日本初の公立近代美術館としてオープンしたもの。近現代建築史に残る名建築だそうです。


ちなみに大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会 会長は、鳩サブレーでおなじみ豊島屋代表の久保田陽彦さんだそうです。


ひさしぶりに鳩サブレー食べたい~!




●鎌倉殿×13人の御家人たちのゆかりの地めぐり



これも大河ドラマならではのアプローチ。源頼朝や13人の御家人たちによるゆかりの地を巡っていこうという楽しみ方。


こういう公式サイトも登場である。


鎌倉殿×13人の御家人たちのゆかりの地めぐり



ドラマが1回放映されるにつれて、そこにゆかりのある土地をこのHPに掲載していこうという感じですかね。


いつも番組最後の紀行の部分で、ゆかりの土地を紹介していきますね。それのHP版なのだと思います。さっそく第1回放映後として、史跡北条氏邸跡(円成寺跡)が掲載されていました。


でもこれは鎌倉殿の13人に限らず、大河ドラマはずっとやっていることですよね。紀行ふくめ。


今回時間や予算に余裕があった場合は、ぜひこのゆかりの土地巡りをやってみたいな、と思っていたりします。


これは「鎌倉殿の13人」の北条義時以降の時代になりますけど、北鎌倉の建長寺を訪れてみたい欲望にかられています。


5600.jpg


5602.jpg


1253(建長5)年、建長寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼が中国(宋)の高僧蘭渓道隆を迎えて創建した日本最初の禅宗専門道場。


寺宝としては、蘭渓道隆像(絵画)などの国宝をはじめ数多くの文化財があり、中でも1255(建長7)年に北条時頼がつくらせた梵鐘は、その美しさが関東第一といわれています。


これはぜひ訪れてみたいお寺なんですよね。北条氏ゆかりの寺院としてはとても大切なお寺です。


じつはこの建長寺を訪問したい理由は、もうひとつあります。


それは建長寺から伝授された精進料理としての”けんちん汁”を体験してみたいのです。「けんちん汁」は、ここ建長寺から発案された精進料理なのです。


DSCN1314.JPG



けんちん汁は、建長寺から調理法を指導してもらったという公認の精進料理。塩むすびが2つ付いています。


「ごぼう」,「大根」,「里いも」などを胡麻油で炒め、「だし汁」を加え、「醤油」や「味噌」で味付けした精進料理を「けんちん汁」という。


精進料理とは、「不殺生戒」という仏教の戒律に基づいた肉や魚を使用しない料理。だし汁も鰹節や煮干しからではなく昆布や椎茸から取る。


「けんちん汁」という名は、建長寺の開山蘭渓道隆が、野菜の皮やヘタを無駄にしないようにと発案した「建長汁」が訛って呼ばれるようになったのだといわれている。


豆腐を崩して入れるのは・・・?


実は・・・


「誤って落として崩れてしまった豆腐」をそのまま入れたのがきっかけなのだとか。


源頼朝が流されていた伊豆韮山にも、「国清汁」という名で知られた汁がある。「国清汁」は、臨済宗円覚寺派の古刹国清寺に伝えられた味噌仕立ての汁。


参考までに・・・


漬け物の「たくあん」は、江戸時代、建長寺の復興に尽力した沢庵宗彭(たくあんそうほう)が発案したもの。



建長寺前にある2018年(平成30年)3月1日にオープンした点心庵というカフェで体験できます。


点心庵


DSCN1304.JPG


店の奥は坐禅の場。


DSCN1307.JPG




DSCN1308.JPG




「けんちん汁」のルーツをぜひ探ってみたいです。



●蛭が小島の夫婦


IMG_6169.jpg


頼朝が流人生活を送っていた蛭が小島に、この頼朝&政子の像が立っています。ぜひここに行ってみたいのです。この像をぜひ自分のカメラで写真を撮ってみたい。


自分の記念のために。


でも蛭が小島は静岡県伊豆の国にあるんですよね。超ど田舎にあるようです。交通アクセスをネットで調べても、なかなか大変そうで、どうしたものかと思案中です。



●奥州平泉


iw_chusonjikonjiki_kscmrig.jpg


motsuji01.jpg


あと、これは夏のシーズンでぜひ体験したいのだけれど、奥州平泉を旅したい。奥州藤原氏の栄華を誇った土地。ここも世界遺産ですね。中尊寺、金色堂、毛越寺とか、当時その黄金の煌びやかさと言われ栄華を誇ったそのエリア一帯を旅してみたいです。


あの源義経の最後の地でもある。義経堂にも行ってみたい。


これは漠然と頭の中にあるアイデア、願望だったんですけれど、これはやはり今年の大河ドラマが放映されている今年中に実行することが、いわゆる旬ってものですよねぇ。


いまやるべきなのではないのか。

ものごとには、かならずいまここで抑えておかないと、というものがある。

そのチャンスを逸したら逃したらダメ。


かねてより自分が主張してきたことですね。いま大きなブーメランのように自分に戻ってきています。


そうすると弱ったなぁ・・・という感じです。


今年度は、いろいろ旅行の予定があって予算と時間の問題が山積みです。そこに奥州平泉を急遽追加するのは結構大変です。平泉は観るところがすごい広大エリアで結構旅行日程を多く要す旅行だと思うんですよね。


一方で、中尊寺には藤原四代のミイラが展示されているのです。初代:藤原清衡、第2代:藤原基衡、第3代:藤原秀衡、第4代:藤原泰衡のミイラです。


これもぜひ観てきたいと思っていますが、かなりグロテスクですよ。ネットで写真が見れますが、これはちょっと美しい平泉の写真とともに日記でいっしょに掲載するのは、かなりバランスがとれなくて掲載不可なのでは(笑)、と思います。


そんな楽しみもあります。

ちょっと考えさせてください。



●江ノ電 観音電車


去年の10月から運航開始している江ノ電の観音電車ってご存じですか?


沿線にある長谷寺(長谷)が今年、本尊造立1300年にあたることから、企画が進められたものです。


イメージは「極楽浄土」。通常は広告スペースとなる中吊りには長谷寺がモチーフにする蓮の花、窓上には縁起絵巻が掲示され、扇風機は金箔入りの金色に塗色した。そのほか細部にまでこだわり、極楽浄土を表現している。


観音電車は1日10往復前後運行し、終了は2022年2月を予定している。


全国有数の観光地として国内外からの行楽客でにぎわい、一時は混雑の激しさから「オーバーツーリズム」が問題ともなっていた鎌倉。コロナ禍で観光客数が激減する中、極楽浄土の電車は観光復活の期待を担う。


IMG_1267-768x576.jpg


観音電車-1.jpg


観音電車-2.jpg


f49a15c33c3a97350ae6c98361380181-768x431.jpg


af2d6cc6afde4cf6fac081c9e799f889-768x512.jpg


すっすっすごい~~~。これはぜひ乗ってみたいです。


自分がよく体験している銀座線のレトロ車両も同じようなコンセプトの特別列車ですが、こちらは運航時間をオープンにしていないんですね。運行時間を公開してしまうと、鉄ちゃんが集まってきて大変なことになってしまうから。(笑)数少ない確率パーセンテージで、偶然遭遇する奇跡を待つしかない。


でも自分はご存じのように結構遭遇していますね。


江ノ電 観音電車は、原則は運行時間は秘密で公開はしていませんが、


観音電車の車両運用については、前日の21時以降に決定するとのことで、21時以降に江ノ電 鎌倉駅への問い合わせ先に電話してみれば教えてくれるみたいですよ。


ぜひ自分も、この観音電車に乗ってみたいです。2022年2月までということで、もう時間ありませんね。


これも自分の第2次鎌倉マイブームの大きな骨幹を成す大事なプロジェクトになります。


頑張ります!


いま思い出すだけでも、こんな感じですが、これからまだまだいろいろ出てきますね。


楽しみです。


大河ドラマが放映されるこの1年、いっしょに鎌倉を大いに盛り上げて楽しんでいきたいと思っている所存です。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。