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SONY CLASSICAL SACD シングルレイヤー [オーディオ]

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタとこれば、やっぱり第5番「春」。通称、スプリングソナタ。自分は樫本大進氏のデビューアルバムが大好きだった。もう何年前だろうか?1999年頃だと思う。これは有望な大型新人だと期待して、まさかそのまま安永徹さんの後任としてベルリンフィルのコンサートマスターに就任するとは夢にも思わず、本当に嬉しかったことを覚えている。


ベルリンフィルのコンマスが日本人という、いわば日本人の名誉のような安永徹さんが築き上げてきた伝統を、樫本氏が継いでくれる、というなんともいえない頼もしい、日本人として名誉であることこの上ない、本当に彼には期待したものだ。


そんな樫本大進氏のデビューアルバムが、このベートーヴェンのスプリングソナタだったのだ。自分はこの曲が好きすぎて、いろいろなアーティストのものを買ってみるのだが、やはりいちばん自分の感性に合うのがこの樫本氏の演奏解釈だった。理由はシンプル。すごいスタンダードなフレージングだったからだ。


この曲で樫本氏の演奏を超える演奏は、自分の鑑賞史上出てこなかった。


それほど、のめり込んだ樫本大進のベートーヴェン スプリングソナタ。

SONYのSACD草創期のシングルレイヤーSACDで当時は発売された。

その後にはハイブリッドSACDになり、いまはもうSACDはなくて、ふつうのCDではないだろうか。


自分は、もちろんこの一番最初のSONYのシングルレイヤーSACDで所有している。

もちろんいまは廃盤。


最近このシングルレイヤーSACDをラックから取り出して、よく聴いている。

自分の青春時代だったな~と思いつつ感傷に浸っている・・・


と、同時に、このSACDビジネスの草創期の頃にソニーから販売されたSONY CLASSICAL SACDシングルレイヤー自分はかなりまとめてコレクションしており、他の録音ディスクもいろいろ聴いている。ケイコ・リーやマイルス・デイビス。自分のお宝ディスクたちである。


このSONY CLASSICAL SACD シングルレイヤーというディスクは、SONYがSACD規格を発売した1999年当時、そのSACD普及のために発売されたシングルレイヤーのSACDで、当初はまだハイブリッドSACDという発想がなかった時代である。SACDがいかにCDと比較して優れた高音質なのか、ということを世に知らしめるために、いわゆるSACDとして高音質なソフトが必要だったのだ。その普及のために、CDと比べ桁外れの音質向上から話題となり、SACD規格普及の一役を担う事となったSACDディスクであった。


ソフトとハードは、いわゆるにわとりが先か卵が先か、というようなところがあり、どんなにソニーがSACDプレーヤーを次世代音楽光ディスク規格として提唱しても、それを再生するソフトがなければ、その高音質の威力が世に伝わらない。ソフトの果たす割合は大きいのである。


それで、1999年当時、SACDは次世代音楽光ディスクとして華々しくデビューしたものの、そのソフトが圧倒的に少なかった。だからSACDの高音質を体験する、ということがなかなか叶わなかった時代だったのである。


いわゆるSACD草創期である。


その問題点を克服するために規格メーカーのSONYが先導になって、リリースしたSACDソフトが、SONY CLASSICAL SACDシングルレイヤーである。


往年のオーディオファン、SACDファンであれば、SONY CLASSICAL SACD シングルレイヤーといえば、すぐにピンとくる。SACDは、一番最初にソフトとして出たのが、このSONY CLASSICAL SACD シングルレイヤー、そしてその後ハイブリッドSACDの黄金期になる。やはりふつうのCDプレーヤーで再生できるようにしてほしい、世に普及しているCDプレーヤーは圧倒的だったので、その救護策とでもいおうか。そしてマルチチャンネル再生。。。このような要望を一気に引き受けたのがSACDの全盛期のハイブリッドSACDである。


SACDといえば、このハイブリッドSACDのことをふつうは言う。シングルレイヤーSACDというのは、SACDでコーデックされた層のみのディスクだからCDプレーヤーでは再生できない。SACDプレーヤーだけで再生できる。


しかし、規格の普及はSACDハイブリッド(通常のCDとSACDが両方とも聞けるタイプのCD規格)が中心となり、シングルレイヤーはその役目を終えるかのように生産終了へと向かった。ところが後年、再生システムの向上からSACDのシングルレイヤーに再び注目が集まり、ブームになったことがある。


つまりシングルレイヤーSACDとしては、2つの時代があるのだ。SACD草創期のSACDを普及させるためにSONYがリリースしたシングルレイヤーSACD。そしてハイブリッドSACDが主流になってからの時代。この時代は長かった。でもやはり高音質なのは、シングルレイヤーのSACDのほうである、という復刻ブーム。復刻ブームは、シングルレイヤーという構造そのものに注目を浴びた規格だったので、レーベルはSONYだけではなかった。いろいろなメーカーがシングルレイヤーSACDをリリースした。



SACD発売開始当時その普及の一役を担ったSONY CLASSICAL SACDシングルレイヤー・シリーズ。生産終了となっていたが、2013年頃かな?お客様の声に押され、今回数量限定で復刻となったことがありますね。


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今回、自分がお話をするシングルレイヤーSACDは、このSACD草創期のSONYがリリースしたシングルレイヤーSACDのほうである。


いま自分のオーディオファン、オーディオマニアとしての略歴を振り返ってみると、自分のオーディオライフと言うのは、1999年に規格発表されたSACDとともに歩んだ時間だったな~と思う。SACDとともにオーディオに熱くなり、膨大な大金を湯水のように使って、機器やSACDソフトを買い漁った時代。月にかけるソフト代は毎月軽く10万は超えた。


SACDとともにオーディオの世界を見てきて、そしてSACDの終焉と共に、自分のオーディオライフは終わろうとしているんだな~と思う。(笑)


mixiで全国のオーディオ仲間と知り合う。首都圏をはじめ全国津々浦々有名なオーディオファイルのお宅の音を聴かせてもらう。(まさにいい音とは?耳の修行である。)オーディオだけの問題だけではなく、生演奏、コンサートとオーディオの関係について、自分なりの定義づけが必要になり、むさぼるように生演奏、コンサートに出かけた。それはまたコンサートホールの音響そのものへの興味へと移り、国内はもちろん、世界中のコンサートホール、とくにヨーロッパのコンサートホールをじかに体験したいと思い、海外音楽鑑賞旅行を始めた。SACDについては、肝心のSONYがSACDはCDを置き換える規格ではなく、マニア向けの高音質ディスクという位置づけとアナウンスしてから、SACDはマニアが秘かに集める高音質特化型のディスクという位置づけになった。


それに呼応するかのように世界のマイナーレーベル、インディーズレーベルがSACDの規格を積極的に採用して、とくにマルチチャンネルサラウンド再生に熱くなった。PENTATONE,BIS,Channel Classics,CHANDOS,SIMAX。。。こういうSACDを採用するマイナーレーベルに夢中になった。彼らのレーベルの新譜を買うのが趣味なっていった。またPENTATONEのように、マイナーレーベルに所属するアーティストはとても自分には魅力的だった。。。


こんな感じだろうか。(笑)

みなさんもリアルタイムにいっしょに体験してきた時代なので、よくお判りでしょう。


結局、自分のオーディオマニア、オーディオファンとしての時代は、このSACDに始まって、SACDの終焉と共に、終わったと言っていいと思う。いまやストリーミングといっても、完璧に他人事である。もうあの頃のような熱意はオーディオには抱けない。高齢と共に予算体力もなくなって、オーディオに投資する体力もない。自分のオーディオライフは、結局このSACDが活躍した時代だったんだな~というオーディオ振り返りである。


あの頃は、いろいろなオーディオファイルのお宅を訪問して耳を鍛えたことも鍛錬だったが、オーディオショップで試聴する、というのも大きなウエイトを占めていた。秋葉原のダイナミックオーディオ5555とか、HALとか秋葉原も何回か試聴させていただいたが、秋葉原は遠くて、結構身近なところで済ませていたようなところがある。


当時、結構通っていたのは、新宿にあるダイナミックオーディオと、当時広尾にあったU-Audioだったかな?そしてオーディオ機器だけでなくテレビなどのAV機器全般としてアバック横浜店。こんなところが自分のよく出没していたエリアだった。


U-Audioは儲けることなんて鼻から考えておらず、まさに趣味の世界で我が道を行くという感じで好きだったな~。高級住宅街広尾にポツンと立っているU-Audio。(いまは移転していますかね?)U-Audioは何回か行ったけど、あそこで聴いたチェリーのB&W 800Diamondの音はいまでも衝撃で忘れられないです。自分が自宅で再生している800再生とこんなに違うのか!新型の新しいB&Wのその音の素晴らしさ、なんかすごいショックで落ち込んだことを覚えている。


自分が一番の頻度で、いわゆる毎週通っていたのが、ダイナミックオーディオ新宿店である。


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ここは毎週金曜日、会社が終わってからかならず寄っていた。当時は前職の会社に勤めていたので、山手線だったので、金曜日の花金(死語。。笑笑)は、かならず新宿に出ることが日課になっていて、そこでまず一週間働いたご褒美として、麺屋武蔵のラーメンを食べること。(美味しかった時代です。。笑笑)そして、このダイナミックオーディオ新宿店に入って、いろいろ機器を眺めたり、入庫した機器をチェックしたり、試聴させてもらったり、もう入り浸っていた、と言っていい。



ダイナミックオーディオ新宿店は、靖国通り沿いにあって、歌舞伎町から東に5分ほど歩くと新宿店がある。新宿店は同じビルだが、地階、1階、2階に別れており、それぞれ宮越店、角田・小林店、岩瀬店という名称である。1階は初級から中級機器が試聴可能となっており、アクセサリーも比較的多く陳列されている。いわゆる角田・小林店ですね。ここはよく商品覗いていましたよ。どんなの入荷したかな~という感じで。


2階の岩瀬店は中古高級オーディオが充実。かなり狭い空間で、そこにびっしりと中古高級オーディオのSPが並んでいた。ゆっくりと試聴できるようになっている。結構自分はここもおじゃましていた。


でも自分にとって、やはりいちばん入り浸っていたのは地下階にある宮越店である。本当に幅の狭い急な階段を下りていくという感じで、入り口のところにはアクセサリーがウィンドウケース内に売られていた。まさにハイエンドオーディオが整然と並べられており、足を踏み入れるのに躊躇してしまうほど壮観であった。1階の角田さん・小林さんのところもときどきハイエンドのSPが入荷することもあったが、やはりハイエンドのレベルとしては、地下階の宮越さんのところが圧倒的だった。トランスポートにしてもEsotericの最高級を始め、蒼々たる顔ぶれ。すごい観ていて楽しかった。


部屋の一番隅っこの中年の男性が2人机に座っていた。おそらく1人が宮越さんなのであろう。いつも行ったら、かならず片方が、お得意さんと電話している感じであった。


かなりハイエンドだったんだけど、SPいま思い出せなんだよね~。よくこんなSP入荷できたな~というようなブツがよく入っていた。そしてなによりも自分はそこで試聴するのが最高の楽しみだった。持ち込みディスクは可能なので、そこでかけさせてもらう。


やっぱり当時、オーディオって高級、ハイエンドなインテリア、置物として鎮座する重厚感、フォルムの美しさなど、素晴らしいリビングでそういうオーディオ機器が鎮座していて、そこで静かにクラシック音楽を聴く、というそういうなにかステレオタイプとでもいうようなイメージがありましたよね。自分はあの雰囲気がなんともいえないくらい好きだった。


やっぱりそういうハイエンド機器で聴く音楽というのは、どんな機器で聴いても高級でいい音に聴こえたものだった。自分はそういうシチュエーションがなによりも格好良かったし、好きだった。自分はあの当時ほんとうにオーディオが好きだったな~と思う。


それを毎週金曜日に仕事が終わったと同時に、自分へのご褒美として実現させていたのが、ダイナミックオーディオ新宿店の宮越店での試聴タイムだったのだ。


そして、ここで自分は運命の出会いをすることになる。


それはその地下の宮越店でラックに飾られて、陳列されていたSONYのSACD。それこそがまさにSONY CLASSICAL SACDシングルレイヤーだったのだ。SONYの草創期のシングルレイヤーSACDはパッケージに特徴がある。まずプラスティックケースではないのだ。丁寧な造りの紙製のBOXタイプで、背表紙が黒なのである。見た目かなり高級感がある仕様になっていて、かなりカッコいい。その黒の背表紙のSACDが、ずら~っと並んでいる姿は、まさに壮観でかなりカッコよかった。


自分はひとめぼれ。

うわぁ~これは欲しいな~と直感で思った。


細長い茶色のラックに格納されていて、ずら~っと黒の背表紙のSONYシングルレイヤーSACDが並んでいるのである。これはかなりカッコいい。高級感があって、いかにもハイエンドなオーディオルームの部屋の風情に似合う光景であった。ラックの濃いめの茶色と、この並んでいる黒の背表紙がみょうにマッチングしていてカッコいいのである。


自分はすかさず、宮越さんに(おそらく)これ、なんのディスクですか?ふつうのプラスティックケースのCDやSACDじゃないですよね?


そうしたら、それがSONYがSACD普及のために特別に開発した初期の頃のシングルレイヤーSACDであることがわかった。


それからである。

自分は同じものが欲しいと思った。


同じものをコレクションして、同じような茶色の細長いラックに格納して、黒の背表紙のSACDをずら~っと並べたいと思ったのだ。それを自分の部屋で実現したかった。


それから自分の格闘が始まった。ネットで探したものの、ふつうのHMVやタワレコのオンラインでは売っているものでもなし。


SACD草創期のディスクですからね。廃盤含め、貴重でなかなか手に入らないですよね。もう目を血眼になって、夜な夜なネット中のサイトを徹底して調べ尽くした。


そうしてようやく見つけた!


全然無名のCDを売っているネットサイトなので、素性が怪しいが、確かにSONYの初期のシングルレイヤーである。値段が3675円であることが特徴だった。


もう自分の目的は、そのディスクの音楽、そのアーティストを聴きたいという意味ではない。自分がやりたいのは、茶色の細長いラックに、この黒の背表紙のSONYシングルレイヤーSACDをずらっと並べたいことなのだ。ますそういう形から入っていきたいのだった。いわばインテリアとしてそういうディスクを集めたいだけであった。


だから、もうむさぼるように、単に数を稼いで集めるために、どんどんそのSONY シングルレイヤーSACDを大人買いしていったのだ。いま考えてみると節操のない買い方というか、もうジャンル的にすごいことになっている。


もちろんクラシックを徹底的に買いこんだが、クラシックだけでは数が足りず、いろんなジャンルの音楽を買った。デューク・エリントン、トニー・ベネット、ウェザー・リポート、ジャーニー、小松亮太、ビリージョエル、ボブディラン、ザ・スクウエア、渡辺貞夫、そしてロックバンドのTOTOなんかもある。(笑)


とにかく黒の背表紙の数を稼ぎたかったので、クラシックだけでなく、いろいろな音楽のディスクを買った。


そしてあとは茶色の細長いラックかな?これはなにかカタログか何かでいろいろ物色して探したような記憶がある。


そうしてようやく完成!


あのダイナミックオーディオ新宿店の地下階の宮越店で見た茶色の細長いラックに黒の背表紙のSONYのシングルレイヤーSACDをずらっと並べる様。


自分の部屋では、こんな感じである。(笑)


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まっ確かに要点は抑えているんだけど、やっぱりあの地下階の宮越店で拝見したようなハイエンドオーディオルームらしいちょっと照明が薄暗いそんな中で見る細長い茶色のラックに黒背表紙のSONY SACDとは、やはりなんか高級感が再現できないというか。。。難しいですね。あの高級感と存在感は、自分の部屋ではなかなか再現できないです。


でも、これで自分のSONY CLASSICAL SACDシングルレイヤー蒐集のための病気は一段落したのである。(笑)


あのとき、あの地下階の宮越店のその細長い茶色のラックには、もうひとつSONYのSACDのロゴがついている置物のようなインテリアが飾ってあって、あれがすごい欲しくて欲しくて堪らなかった。


宮越さんに、これ欲しいんですけど?と聞いたら、どれかオーディオ機器を買っていただければ、プレゼントしてもいいですよ、とのお答え。泣く泣く諦めたことがある。(笑)


そうやってようやく集めたSONY CLASSICAL SACDシングルレイヤー。

もういまとなっては廃盤で入手不可能な貴重なSACDディスクである。


これが樫本大進氏のベートーヴェンのスプリングソナタ。自分のこの曲のリファレンスです。


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なかはこんな感じになっています。紙製のBOXなんですが、厚みがあって高級感あふれる造りとなっています。いまはもうこんなお金のかけた作り方はできませんね。


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ケイコ・リーさんのSONY シングルレイヤーSACDも5枚も蒐集しましたよ。


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若いな~~~。(笑)自分の青春時代のJazz界の愛しのディーヴァでした。(もちろんいまでも大ファンです。)六本木のSTB139、ビルボードライブ東京、ブルーノート東京。もうありとあらゆるライブレストランで彼女のライブを追っかけてましたよ。湯水のようにお金つぎ込んでいました。彼女のSONYから出るアルバムもかならずSACDでリリースしてくれるのが、SACDファンの自分にとっては最高のジャズシンガーなのでした。この初期の頃のシングルレイヤーSACDでもちゃんだと出してくれていたのです。




当時、ジャズを一生懸命勉強したいと、とずっと頑張っていた時代で、ジャズならまずマイルス・デイビスを習得しないだとダメだろう、ということでこのSONYシングルレイヤーSACDもマイルスのアルバムを、なんと16枚も購入しました。その後、通常のハイブリッドSACDでは買わなかったので、マイルス・デイビスのディスクは、これが最初で最後だったです。自分のお宝ディスクです。


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いま振り返ってみて、自分のオーディオライフ、オーディオマニアの人生は、SACDとともに生きてきた人生だったな~と統括できると思いますが、やはりあの頃の機器はすごく格好良かったですよ。


やはり自分の原点は、SONYが1999年にリリースしたSACD旗艦機、SCD-1,TA-E1,TA-N1,SS-1EDでしょう。ソニーの最初で最後のセパレート型アンプ。そして長岡鉄男さんが愛したパワーアンプTA-N1。


定価400万のソニーのSACDフラグシップ。


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自分のオーディオ人生はこのセットがすべてだったですね。

中古ですが、全部揃えて所有していた時期があります。

5年くらい聴いたのかなぁ~。


特にスピーカーのSS-1EDは、日本に15台しかない代物と言われ、中古市場でも滅多にでない珍SPではありました。オーディオ友人が某喫茶店で、単に飾られているだけでほとんど使われていないところを発見して、交渉してそのオーナーから譲ってもらったのでした。その幻のSS-1EDが自分の部屋にやって来て、かけられている毛布をさっと外されたときに、そのお姿を拝見したときのあの胸のドキドキ感、天にも昇る昇天気分、興奮はいまでも忘れられません。


じつにカッコいいSPです。


意外やサランネットをつけた姿ってお目見えしないというか、見たことのない人が多いと思います。頂点に付いているスーパーツィーターがソニー自慢のSPTWで、100KHz再生を謳った自慢のモノです。


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このSPのサウンドを聴いたことのある人は、おそらくオーディオマニアの中でもかなり希少というか少ないのではないか、と思います。非常に力感溢れる線太い骨太な音で、完璧なまでのピラミッドバランスの取れた帯域バランスのようなサウンドです。


SACDの設計はおそらくクラシック音楽をリファレンスにして音作りをしていると思うのですが、このSS-1EDは、どちらかというと、ロックやジャズのようなオンマイク録音のような骨太なサウンドが力感溢れてよく鳴るというか、そういうサウンド傾向にあると思いました。


解像感や繊細な感じとしては、B&WのSPのほうが軍配が上がったと思います。


SCD-1はまさに不動のフラグシッププレーヤーとしてベストセラーの大人気商品となりました。高級感が溢れていてカッコよかったな~。


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このスタビライザーのスライド式の開閉、動きもゆったりな動きでいかにも高級感溢れています。でもすぐピックアップ読み取り不良になることで有名な機器でした。(笑)


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やっぱりこのSACDフラグシップ旗艦機、カッコよかったよ~。こういう気品漂うというか、高級感が滲み出ているカッコよいフォルムって、まさにこれこそがハイエンド・オーディオの極致だと思います。


もう最近のオーディオ機器ではほとんど期待できないのではないでしょうか。


やっぱりオーディオ機器って自分にとってはフォルムがすごく大事な要素なんですね。どんなに音が良くても、デザインの好みでない機器は、自分はまず投資しないです。自分のリビングや居間にずっと置いていっしょに生活していこうとしていく相棒ですから、デザインが自分の好みじゃないともう息苦しくて呼吸できなくて、その瞬間でもうアウトです。



時代とは言え、もうこういうスタイルのフォルムのオーディオ機器は現れないような気がしますね。


この完璧なまでに美しくて高級感溢れるフォルムのSACDフラグシップ旗艦機に黒背表紙の草創期のSONYのシングルレイヤーSACD。まさにこのSACD時代が、自分のオーディオライフ、オーディオ人生のもっとも輝いていた時期でした。


もういまやそんな熱意もなし。


この頃をピークに、その後どんどん予算や意欲も薄れていき、ストリーミング時代になっていき、高級感とは程遠い、そして音楽の聴き方の根本的な変化、音楽の業界そのものの変容の時代となって行くことを肌で感じながら、ただただ茫然と横目で見ているのが、今と言う感じでしょうか。


最近はほとんどオーディオトピックスは、あまりめぼしいものはないと思いますが、今年秋にQubozがついに日本にローンチという噂がありますね。


まっいざそうなったら、ちょっとどんなもんなのか、試してはみますよ。


でも自分的には、ストリーミングはもうSpotifyで全然事足りてますよ。(笑)

いまさら、これ以上のものはそんなに要らないかな、という感じです。









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覚醒 [雑感]

最近生活のリズムが変わってきて困っている。どうしようか・・・という感じで。17:45にテレワークが終わと、もう20:00頃には眠くなってしまうのだ。(笑)
                                                
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テレワークは、すごい楽になったけど、反面、精神のオンオフの切り替えが難しく、仕事が終わったーと思った瞬間、昔だったら、よしこれから5時から男。自分のお楽しみ時間だーってな感じで、趣味を謳歌していたのだが、いまはもうダメだ。
                                                 
終業後も、仕事のヘビーモードがずっと頭に残る。昔は通勤時間が頭のクールダウンの役割を果たしていた。まっそれでももういっかい、あの早朝のぎゅうぎゅうの満員電車を立ったまま1時間半は、もういやだな。業種によると思うが、在宅勤務でカバーできる職種の場合は、やはりテレワークがいい。
                                                   
うちの会社もリアル出勤とテレワークのハイブリッドワークを目指す。
                                                  
SaaSやVDI環境の普及で、いまや会社オフィスはフリーアドレスががんがん普及していきそうだ。フリーアドレスというのは、いわゆるここがあなたの席というように席が固定で決まっているというよりは、フリーにどこにでも陣取れる、というものである。
                                                 
SaaSやVDI環境だからこそできる技、ほんとうに便利だと思います。
                                                  
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あと、自分は期せずして脳疾患を患ってしまったが、外見からみた後遺症というのはないのだが、内なる違和感というか、体内にはやはり後遺症が残る。体内はつねにビリビリ痺れているし、ずっと坐ったままの状態から立ったり、動きだしたりするのがかなり難しい。最近は顔面が突っ張るというか、そういう症状も起きる。
                                                  
やはり後遺症というのは、その病後にすぐに起こるものではなく、何年後かに徐々にだんだんに不自由になっていく、動かくなくなっていく、それも加齢にともない。。そんな感じで後からくるものなのだろう。
                                                  
やはりそれを防ぐためには日々リハビリしないだとダメなんだろうな。
                                                   
ウォーキングするにしても猛暑過ぎてむりだ。(笑)
                                                  
でも脳梗塞と言ったら、ふつうは脳に重い障害が残ったり、半身不随になったり、もう歩行器なしでは歩けなかったり、重い後遺症が残るのが大半だ。
                                                 
その点、脳にはまったく影響がなく、ふつうに仕事も出来ている。歩くこともふつうに出来る。外見から見たら、ふつうに健康体の人が歩いているように見えて、極めて正常である。自分の場合症状が軽くて本当に助かった。神様ありがとう。再発しないように食事気を付ける。
                                                  
敢えて言えば、今後は内なる違和感とどう戦ったいくか、ということだろう。
                                                   
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それで、20時頃ついついベッドでウトウト寝落ちしてしまい、起きるのは夜中の3時。もうそこからは眠れない。目や頭がバッチリ覚醒だ。
                                                 
そこからなにをやるか、というと、読書をするにはヘビーすぎるし、音楽を聴くには深夜だ。
                                                  
やっぱりなにか文章を書く、ということで、日記を書くということになる。
                                                   
夜中の3時から朝6時くらいまでは自分の執筆タイムである。最近は。もう毎日朝3時には目が覚めてしまうので、なにかしら書く作業をしている。写真撮りっぱなしになっているのを整理して、日記にしたり・・・
                                                  
じつはこの早朝の時間帯、人間にとっては、ものすごい頭がすっきりしている、というか頭の回転がいい時間帯だそうだ。自分は昔から夜型人間で、朝はからっきしダメな人間だったが、いまこうやって早朝に起きて作業していると、その意見もよくわかる。
                                                  
それで最近のノンノンさんは、すごいハイペースで日記をリリースし続ける秘密は、この朝3時に覚醒してしまうところに要因があったのだ。ほかにやることがなくて。(笑)
                                                 
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こうやって日記を書くという習慣は、ほんとうにmixiに入会した2009年からだ。もう14年。最初の頃の日記を読み直してみると恥ずかしいくらいお粗末。やっぱり時間が経つにつれて、文章を書くというスキルは発達するものですね。
                                                  
自分の場合、天と地の差くらい違う。
                                                  
これは人によると思うが、自分は文章を書くのが好きだと思う。苦にならない。自分の考えていることを、きちんと描写して書くことがすごくスムーズにできる。これはある意味、自分が授かった才能なのかな、と感謝するしかない。(父親も母親もべつにそんな才能はない。というかパソコン使えない。(笑)だから、昔の小説家の方みたいに万年筆でそんな長文を書くこともしない。せいぜいお手紙書くくらいだ。)
                                                  
日記でも結構長い力作を書けたりする。
                                                  
知ってますか?mixiの日記の書くスペース欄は1万字までであること。それ以上は日記に出来ない。だから自分はいつも長文の力作の場合、前編、後編と分けたりする。一気に書いた後、1万字をオーバーして入らないことが分かり、慌てて分割するのだ。(笑)
                                                  
ふつう文筆業のプロの方の投稿を見ると5千文字とかの原稿が多いのかな?1万字ってなかなかないのではないか。平気で1万字書けてしまう自分は、やはり文才があると思う。文章のクオリティはさておいて。
                                                   
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仕事だとこれまたちょっと違うんだな。仕事で使うメールは要点を簡潔に!がポイント。みんな忙しいから長文は読んでられないというか、長文と思った瞬間飛ばされる可能性がある。それだけみんな忙しいのだ。とくに技術のみなさんは。。。
                                                 
で、メールにばかり頼れないというか、やはりこうじかにお話ししたほうが、頭にロックしやすいし、理解が速いしリアリズムがあって効果がある。やはり直接相手と話すことが一番大事だと思う。テレワークになってWeb会議など簡単にできるようになって、便利になった。
                                                  
会社では、やはりメールよりもじかに話すことが重要視されるかな?
まっ直接話すということとメールをうまく使い分けることですね。
                                                    
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もともとmixiで日記を書くというきっかけは、やはりオーディオとクラシックコンサート、ディスクレビュー、そして海外・国内旅行ここら辺ですね。自分の趣味を日記で書くことで、同じ趣味をもつ人たちとシェアできる、というのはすごい画期的だと思ったしほんとうに楽しかった。
                                                  
自分は、いわゆる真の意味で、自分のためだけに書く、非公開の日記を書く、ということはまったく苦手だった。そのような気持ちが理解できない人間だった。あくまで人に読んでもらう、同じ趣味を持った友人たちに読んでもらいたい、という気持ちがまずある。
                                                  
ここは大きな違いである。
                                                  
mixiが登場したのは2004年かな?自分は2009年から入会だけど、でもカルチャーショックだったなー。後年、Facebook,Twitter,InstagramとかインターナショナルなSNSが出てきたけど、自分はこれらはROMオンリー。やはりアーティストとの交流や企業体のビジネスの公式ページだとか、広告などビジネスの側面がこれらのSNSは大きいですね。SNSもこれでぐっと変わっていった。
                                                  
mixiはそんなビジネスな側面がまったくなく、真にお友達関係にある人に読んでもらいたい、ただそれだけのシンプルなSNSである。あまりお洒落っ気がない。まっmixi自体、SNSだけではメシが喰っていけないから、ゲームなどで稼ぎ頭で会社の経営を成り立たせている、といったところなのだろう。mixiはSNSで始まった企業だけど、SNSはあくまでオマケ機能なのだ。
                                                  
自分は、いまだにmixiとブログの2本立てだ。(笑)
                                                  
さいきん、自分の大きな変化は、やはり高齢になるにつれて、予算体力がなくなっていき、あまりお金がかかる趣味はできなくなった。いかにお金をかけないで、知的欲求で楽しめるか。そこに注力するようになったかな。
                                                 
そしてあと、オーディオ、クラシックコンサート、ディスクレビューも毎日、それじゃ読者側は飽きが来るだろう。マンネリでダメだと思った。14年間続けてくると、やはり読んでくれている読者のことを考えるもので、一本調子にならないこと、緩急をつけること、ネタをいろいろ変えること。こういうことをおのずと考えるようになった。投稿に緩急のリズムがなく一本調子だと、読者のほうで疲れちゃって飽きが来ちゃうんだよね。つねに新鮮でいることって難しいです。いわゆるマーケティングかな?
                                                                                                   
べつになにかこれでお金を稼いでいる訳じゃないんだから、SNSは個人の身の回りのこと、自分の趣味のことを、誰気兼ねなく書くところなんですからそんなこと考えるなんておかしい。。こういう意見もありますね。そりゃごもっとも。その通り。SNSは自分の好きなことを、自分の好きな通りに書けばいい。
                                                   
読む読者側を意識して、マーケティングしながら書くか、そんなことお構いなしに、誰がどう思おうと自分の好きなことを投稿し続ける。どっちもあり。正解はないとは思います。
                                                   
最近、自分的にいいな、と思っているのが、街歩き日記。街歩きほど、お金がかからなくて知的欲求を満たしてくれるものはないのではないか。いままでの自分にはなかった分野で、新鮮で新鮮で楽しくて楽しくて。ただ街をぶらぶら散策するだけだし、お金がかかるにしても電車賃と、ちょっとグルメ関係の出費だろう。自分の新しい日記テーマにしたいと思っている。
                                                   
それで、2009年からずっといろいろなテーマでmixiやブログで日記を投稿してきたのだけど、これ全部無料でやっているんですか?すごく事前に下調べをして、自分で事前に調査して、いわゆる経費をかけているのに、これ?みんな誰しもが無料で見れるんですか?
                                                  
マネタイズしないんですか???
                                                   
プロの文筆家の方は、お金の入ってこない原稿は絶対書かない。
                                                  
これはごもっともだと思います。せっかく暇と労力、経費をかけた力作で、お金がなんも入ってこない。
                                                   
まっマネタイズもよく考えるけど、自分の場合はそういうことをしない方がなんとなく、今まで通りのほがうまく行くような気がして・・・マネタイズはいろいろ大変なんですよね。実際やるとなると。。。
                                                   
そして一番の理由は、これは自分の肝にしていることだけれども、趣味は仕事にしない!ということです。趣味は、自分の心の逃げ場、心の癒されるオアシス。そこに仕事モードを持ち込むと、仕事関係にある方々のことは悪くは書けないとか、書けない事情がどんどん増えていき、だんだん自分の居場所が窮屈になってしまい、その時点で趣味は楽しくなくなる。
                                                   
人生から大きな楽しみを失うような気がして。。。
                                                  
でも、この部分はよくわからないや。
今後どうなっていくか、まったくわかんない。
                                                  
案外仕事としてやっていくことで、すごい人生が好転していくかもしれないし。
案外そのほうがいい場合もある。
そんな予想もなんかするのだ。
                                                   
いままでやってきた自分の趣味の延長線上で、自分の好きなこと、自分が好きだから書く、という行為が意外やビジネスとしてうまく回って、本当に人生いい方向に行く可能性だって十分にある。
                                                    
そこで新しい人との出会いとか、新しいビジネスの出会いがあるかもしれない。
                                                  
本当に無限の可能性を秘めている。
                                                 
だからあまり今後については決めつけはあまりよくないかな。
                                                   
どうにかなる。なんとかなる。
                                                  
これが1番いいよ。
                                                   
なにせ、最近この生活サイクルで生きているので、趣味の活動は、土日オンリー。そして読書などもなかなかできなくなった。今年の3月に発売になった村上春樹さんの新小説「街とその不確かな壁」。3月に発売になったと同時に買ったのだけれど、このような生活リズムになってしまったため、いまだに読めていない。まっ仕事も激忙しい時期と重なったので、いい訳になってしまいますが、申し訳なく思ってます。
                                                 
                                                  
夏休みまでには、なんとか読破したい。
すごく楽しみにしています。
                                                 
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人形町 [街歩き]

人形町は敷居が高かった。(笑)
                                                                                                                                                
すき焼きの名店「人形町今半」を訪れたとき、人形町の街をぶらぶらと散策してみたところ、江戸の下町風情が感じられる情緒あふれる街並みで自分を惹きつけた。素敵な街だなぁ~と思い、いつか街歩きをしてみたい、と思っていたのだ。
                                                                                                                                             
いろいろな日記の中で街歩きほど、お金のかからない趣味はないだろう。それでいながら知的欲求を満たしてくれる。最高に楽しい遊びだ。
                                                                                                                                             
ある日、人形町の街歩きに出かけようとした。猛暑の3連休で、気温36度まで上がる日曜日だった。みんなが言うようにやめておけばよかった。(笑)でもどうしても今日行きたく、強行した。おらが街から大体1時間もあれば人形町に着くだろう、と思い、朝9時に家を出た。ところがなにか巡り合わせが悪く電車の行き先を間違え乗り過ごし、下車して戻ろうとしたら、待っているホームを間違え、そしてやっと電車に乗れたと思い下車したところ、
そこはひとつ手前の日本橋で(笑)、やっと人形町に着いたと思ったら、昼の12時近くになっていた。3時間もかかった。(笑)
                                                                                                                                               
もううだる暑さ。
                                                                                                                                              
そうしてようやく人形町を散策しようと思ったら、お目当てのグルメのお店が軒並みお休み。(笑)人形町は日曜日はお休みなのだ。まったくの想定外だった。
                                                                                                                                            
ふつう観光の街は、お休みの土日は稼ぎ時だから休まず、平日に休みをとるものだが、人形町は江戸からの歴史ある街。やはりきちんと日曜日にお休みをとるのだ。
                                                                                                                                              
きっと神様は「今日はやめとけ!」という意味で、行くときに私に至難を与えていたのだろう。3時間もかけてこの有様なので、もうがっくり来て、トボトボ家路に着いていたところ、まさかの、とても人には言えないハプニングが起きてしまい、もう大変な1日でございました。
                                                                                                                                             
人形町は敷居が高かった。
初回からは簡単には心を許してはくれなかった。
                                                                                                                                             
人形町の街歩きをするには、平日しかない。会社にお休みをとって、再度チャレンジである。
                                                                                                                                             
この日も、雲ひとつない快晴であった。大変な猛暑であった。でも暑くて汗びっしょりだけど晴れていたほうが気持ちいいですよね。
                                                                                                                                             
ようやく念願の人形町の街歩きである。
                                                                                                                                             
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人形浄瑠璃で使う人形を作っていたことから人形町と呼ばれた町。
                                                                                                                                              
江戸時代初期には、幕府公認の遊廓である吉原が人形町通り東側の辺りにあった。今も通りの名前に残る「大門通り」はその名残だそうだ。
                                                                                                                                             
1657年(明暦3年)1月の明暦の大火の後、幕府の命で吉原が地名ごと浅草寺裏の日本堤付近、千束田んぼの真ん中に移転させられた。以後、この地を吉原、若しくは元有った人形町付近を元吉原、対する様に新吉原と呼ぶ様になった。
                                                                                                                                              
遊廓の移転ののち、江戸期において、近隣には芝居小屋が集中した。また、1764年(明和元年)には旧芳町に12軒の陰間茶屋が存在した。近隣の旧堺町や旧葺屋町まで含めると20数軒にまで及ぶほど、かつての人形町は男色の中心地として賑わいを見せていた。
                                                                                                                                             
江戸時代、堺町と葺屋町が現在の日本橋人形町三丁目の人形町通り西側にあり、歌舞伎小屋の中村座と市村座があった。また、薩摩浄瑠璃(薩摩座)や人形芝居(結城座)も行われていた。一般には人形遣いが多く住んでいたから人形町と名付けられたとされているそうだ。
                                                                                                                                             
かつては男色の町。そして歌舞伎小屋、そして浄瑠璃と人形芝居。
                                                                                                                                              
人形町がなにげなく江戸時代の下町情緒あふれる感じの一種独特の風情なのは、こういう歴史の積み重ねの上に成り立っている町だからなのであろう。
                                                                                                                                               
                                                                                                                                               
人形町駅を降りるとすぐ近くには、江戸火消しからくり櫓(やぐら)が出迎えてくれ、人形町独特の雰囲気がすぐ伝わってくる。
                                                                                                                                              
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「江戸火消しからくり櫓(やぐら)」は、人形町のシンボルモニュメントと言える時計台。人形町という地名の由来でもある人形劇が描かれている。
                                                                                                                                              
この時計台の内部には人形たちが隠されていて、  11時~19時までの「00分」に約2分間からくり人形たちが踊る仕掛けなのだ。これを見たいがために「00分」に時間を合わせて待機してましたよ~。
                                                                                                                                             
火消しとは江戸時代の消防隊。は組のひとたち。「00分」になると、この時計台から「あいや~!」というようなメロディが流れてくる。
                                                                                                                                            
そしてこの中にいる人形たちが動き出す。
                                                                                                                                           
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そして、こうやって時計台の上部のほうから火消しの「は組」のお人形さんが出てきて、踊り出すのだ。これは楽しい~。(笑)
                                                                                                                                              
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なかなか「00分」に時間を合わせて見る人なんていないと思うので、貴重な映像だと思います。
                                                                                                                                           
この通りの反対側には、「江戸火消し落語からくり櫓」も人形町観光での見どころの一つ。向かいの通りを歩くと見えてきます。
                                                                                                                                              
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江戸火消しからくり櫓(やぐら)と同様、11時~19時の間「00分」になると人形たちが踊ります。
                                                                                                                                         
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こちらの時計台は、かつて芝居小屋が立ち並ぶ繁華街でもあった人形町を表現しているのだとか。人形町では欠かせないスポットなのだ。
                                                                                                                                             
楽しい~。(笑)
                                                                                                                                            
                                                                                                                                          
つぎに甘酒横丁。
                                                                                                                                         
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「甘酒横丁」は、人形町の食べ歩きスポットとして有名な通り。
長い歴史があり、老舗の名店や甘酒横丁でしか味わえないグルメもありますよ。
                                                                                                                                        
人形町の町ってこんな地理関係なのだ。
                                                                                                                                         
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いわゆる人形町として観光スポットが集中しているのは、地図の黄色線の十字路沿いにあって、甘酒横丁はその横に走る通りのこと。ここに一気にグルメのお店が軒並み集中している。
                                                                                                                                         
                                                                                                                                            
そんな甘酒横丁では、たい焼きやがんも、甘酒、アイスクリームなどが味わえるお店が軒を連ねている。グルメ関係もたくさん堪能してきました。
                                                                                                                                              
グルメは、「人形町おすすめ食べ歩き」として別日記で紹介します。
魅力的な食べ物がたくさんあって、ついつい目移りしてしまいますよ。
                                                                                                                                          
食べ歩きはもちろんのこと、どこか懐かしさを感じながらゆったりと街歩きを楽しめるところもいいかな。
                                                                                                                                           
                                                                                                                                         
                                                                                                                                          
「大観音寺(おおかんのんじ)」は、人形供養で有名な寺院。こちらにある「鉄造聖観世音菩薩(ぼさつ)」は、東京都指定有形文化財に指定されている。
                                                                                                                                             
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お寺なんだけど、歩道歩いていたら、すぐに横に見える感じで、町に溶け込んでいる。街中にひっそりと佇んでいて一見目立たない。
                                                                                                                                            
階段右下には百度石があり、本堂は階段を上がった2階にある。
                                                                                                                                            
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本堂右手には「江戸三十三観音札所第三番」の文字とともに、馬頭観音(ばとうかんのん・めづかんのん)が祀(まつ)られている。馬頭観音は頭上に馬の頭を乗せているのが特徴で、観音菩薩が変化した「六観音」の一尊だと言われている。
                                                                                                                                            
民を煩悩から救ってくれる仏なんだそうです。
                                                                                                                                           
                                                                                                                                           
人形町の十字路を縦に走る道路をまっすぐ行くと、水天宮が現れる。地下鉄で人形町と水天宮前と駅ひとつ分くらい距離はある。
                                                                                                                                          
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「水天宮」は、安産や子授け、水難除けのご利益があるとして夫婦やカップルに人気のある神社である。戌の日になると、安産を祈願する妊婦の姿が多く見られるそうだ。
                                                                                                                                            
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水天宮は、元々有馬家の屋敷にあった神社であった。その神社が、参勤交代の際に有馬家の藩主が江戸でも参拝できるようにするために、福岡県久留米市から分霊したのが現在の水天宮。江戸時代には、有馬家以外からの信仰も厚かったため、塀の外から賽銭を投げ入れる人が後を絶たなかったと言われている。
                                                                                                                                             
水天宮は水難や除災の神として信仰されてきたが、その当時は水難から逃れたくて漁師が多く参拝していたのだとか。今の水天宮とは違い、安産祈願のために訪れる神社ではなかった んですね。
                                                                                                                                             
 水天宮が「安産祈願の神様」として崇められるようになった経緯には諸説ある。
                                                                                                                                             
 ひとつは、徳川綱吉から犬を賜ったことが関係しているとの説。昔から犬は「安産の象徴」と言われていたため、そこから派生したのではないかと言われているそう。
                                                                                                                                             
 また、御祭神の一人である天御中主神が関係しているという説もある。天地創造の神といわれ、「すべてを生み出す」神様として安産祈願へつながったのではないかというもの。
                                                                                                                                            
安産祈願だけでなく、厄除けや交通安全、商売繁盛などを祈願しに来ても良いそうだ。
                                                                                                                                          
ボクもしっかり子宝にたくさん恵まれますように!と祈願してきました。(笑)
                                                                                                                                        
                                                                                                                                           
人形町の中心街、十字路から、少し離れた距離にあるのが、小綱神社(こあみじんじゃ)。
                                                                                                                                         
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ここはすごい人で混雑、にぎやっていました。
ご利益あるんでしょうね?
                                                                                                                                        
今の社殿は1929年に竣工され、鎮座550年の年にあたる2016年に社殿神楽殿の銅板をふき替えた。
                                                                                                                                        
小網神社で見どころなのが、  社殿に施されている向拝の「昇り龍・降り龍」。昇り龍・降り龍は、強運厄除の御神徳があるとして崇められている。
                                                                                                                                           
参拝者の祈りや願いを受けて神様に伝えるのが「昇り龍」で、神様からの徳(神徳)を参拝者に授けるのが「降り龍」である。
                                                                                                                                         
                                                                                                                                        
                                                                                                                                          
谷崎潤一郎 生誕の地。
                                                                                                                                         
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プレートにその旨刻まれているというスポット。
それ以外にはとくになにかがあるわけではない。
                                                                                                                                        
自分の人生や才能で足りないものと常日頃思っているのは文学の才。小説を読むという習慣。これは自分には持ち合わせていない世界だなぁと常日頃思ってる。悩みと言っていい。もちろん有名な小説家の純小説を読みたいとか、そういう志向とか意思はすごい強い。だから嫌いなんじゃなくて、時間や頭の余裕スペースがいまはないんだよね~というところ。隠居したら楽しみたい世界だとずっと考えている。
                                                                                                                                          
自分は、やはり理系人間、技術の世界で生きてきた人間だな~とつくづく。それはそれで楽しい人生だったけど。。。
                                                                                                                                            
                                                                                                                                           
小説「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」
プレートの右下に「松子書」とあるが「松子」は潤一郎の奥様
父親は活版印刷所を経営していたが、経営不振で売却。
家業は楽ではなかったため親戚から学資援助を受け、東京帝国大学に進学するも授業料が払えず退学。
その後、永井荷風に称賛され、文壇デビュー。
「幼少時代」に日本橋人形町で過ごした幼少期を回想している。
昭和33年と昭和35年にノーベル文学賞候補に上がった。
昭和40年、79歳で死去。
                                                                                                                                      
                                                                                                                                            
この谷崎潤一郎の生誕の地のあやかってのことがわからないが、そのプレートの貼ってあるビルには、しゃぶしゃぶと創作料理のお店で「谷崎」というお店が・・・(笑)
                                                                                                                                             
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西郷隆盛 屋敷跡
                                                                                                                                         
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ここは探すのにすごい苦労した~~~。もう何回もあたりをウロウロ。人に聞いてもわからない。結局、このプレートに書いてあるだけ、ということだった。(笑)そりゃわからいないよね。この跡には、いまは幼稚園が建っていました。
                                                                                                                                          
明治6年に征韓論に敗れて鹿児島に帰るまでの約2年間、ここに住んでいた。2600坪もある広い屋敷には書生を15人、下男を7人雇い、猟犬数頭を飼っていた。西郷は日本橋の『千疋屋』を贔屓にしていてよく西瓜を注文したという。
                                                                                                                                             
                                                                                                                                           
                                                                                                                                        
勧進帳の弁慶像
                                                                                                                                        
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甘酒横丁をず~っと歩いていくと、ちょっと細長い公園らしきスペースが現れて、そこに立っています。
                                                                                                                                           
甘酒横丁のランドマーク的な存在。歌舞伎発祥の地であるということから、象徴的な登場人物である弁慶の像が建てられたそう。
                                                                                                                                            
                                                                                                                                           
この弁慶像に向かうために、甘酒横丁をず~っと歩いていくと、ちょっと吸い寄せられるように気になるお店が。。。
                                                                                                                                            
伝統工芸品 てづくり工房「ゆうま」
                                                                                                                                            
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なんかいかにも人形町そのものという感じでよかったな~。
                                                                                                                                            
人形町の街並みを歩いていると、ほんとうに江戸の下町風情が感じられる独特の雰囲気があって、自分は好きだな~。長いこと人形町を歩いてみたい、という願いがやっと叶いました。
                                                                                                                                             
男色の町。そして歌舞伎小屋、そして浄瑠璃と人形芝居の町。
                                                                                                                                            
まさにそういう感じがする素敵な町でした。
                                                                                                                                          
自分の本性は、やはり洋より和。ブレックファーストよりも朝ごはん、パンとミルクではなく、白米と味噌汁、ハイセンスな都会より、こういう江戸時代の下町風情が残る街並みに親近感を覚えるな~。
                                                                                                                                            
街の景観は緑が豊かなところもいいな、と思いました。
歩道には、かならず植樹されている。
                                                                                                                                              
この日は、本当に雲ひとつない快晴だったので、人形町を歩いていて気持ちよさと目の前に広がる緑あふれる街並みに癒されました。
                                                                                                                                        
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情報引用元:
                                                                                                                                        
中央区観光協会特派員ブログ お勧めの人形町散策コース
                                                                                                                                             
人形町のおすすめ観光・グルメスポット9選!下町情緒溢れる街並みを堪能しよう
                                                                                                                                          
                                                                                                                                      
                                                                                                                                      
                                                                                                                                     
                                                                                                                                     


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セイコーマート [グルメ]

先だって6月に北海道大学を散策したときのこと。北大キャンパス構内にセイコーマートができていることに驚嘆の声をあげた。いまの時代、大学構内にコンビニができる時代なったんだなってな感じ。

思わず笑っちゃった。


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北海道大学のキャンパス内にオープンしたセイコーマートに続々と入る学生たち=2018年7月、札幌市北区、朝日新聞社



ところが、もっと笑っちゃうというか、驚くことがこの北大日記をリリースした後に起こった。それは関東圏(埼玉県だったかな?)でセイコーマートを探してどんなコンビニなのか堪能する、というYouTubeがリリースされたことだ。(笑)


自分は、まずなにがいちばん驚いたかというとセイコーマートが北海道のコンビニだということだ。お恥ずかしい話だが、北大日記では、まったくそのことを知らずに、セイコーマートが北大構内にできてる~と驚いただけで、そのまま思ったことを言ったまでだ。


自分はセイコーマートというのは、日本中どこにでもあるコンビニだとず~っと思い込んでいたのだ。いわゆる全国区のコンビニだとこの歳になるまでず~っと信じ込んでいて、まったく疑ってなかったです。


自分がセイコーマートにお世話になったのは、2000~2003年の実家で病気で休養していたときかな、実家のすぐそばにセイコーマートがあって、けっこう日常的に頻繁に使わせてもらっていた。そのときにセイコーマートというコンビニの存在を知った。でもそのときも自分はセイコーマートは全国区のコンビニだと思い込んでいた。


今年、実家に帰ったときにも、場所こそ変わっていたが、実家の近くにはセイコーマートがあって、2リットルのペットボトルの水とか、生活必需品を買い込むときに重宝させてもらっている。


だから自分にとっては、セイコーマートというのは、非常になじみの深いあたりまえに存在するあたりまえの常識のコンビニだったのだ。


ふつうセコマっていいますね、みんな。

それがまさか北海道専用のコンビニだったとは!!!(笑)


驚きとは、まさにこのことである。

いまごろ知ったかという感じである。


セイコーマート、Seicomartは、こんな感じのコンビニです。このオレンジ色のデザインがトレードマークです。自分ではすごくあたりまえのコンビニなんだが、首都圏はじめほとんど見かけないコンビニなんですね。驚きました、です。


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セイコーマート(英: Seicomart)は、北海道札幌市に本社を置くコンビニエンスストアチェーンであり、日本に現存する最も古いコンビニエンスストアチェーン。



創業者の赤尾昭彦時代より「地域に寄り添う」考え方の元、大手が撤退した地域にも要請があれば出店。


本部の経営効率を追求し、一点集中で店を増やす「ドミナント戦略」で加盟店に消耗戦を強いる大手とは対照的に「店舗数拡大より、他がマネできないことを」との方針を持つ。


北海道の人口減を逆手に取り、「地域おこし」を「地域のこし」と言い換えて地域との共生を模索。災害時のインフラとしての機能や、限界集落に近い地域ではバス待合所の役割を担うなど、独自の取り組みを行う。


バイオマス素材の配合率を30%にすることでレジ袋の無料配布を継続したり、地域特産の食材の発掘やアイスクリームなどのプライベートブランド商品の充実をはじめ、自社農場や加工工場を持ち、生乳を生産するメーカーの側面も持つなどユニークな経営で知られる。北海道内に約1100店舗で大手を抑えて1位の店舗を持ち、茨城県と埼玉県に95店舗を展開する。


「日本版顧客満足度指数(JCSI)」(サービス産業生産性協議会)のコンビニエンスストア部門では、調査を開始した2011年から1年を除いて1位を獲得した。


そうなんです!北海道では、179市町村中、174市町村に出店しているのです。


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北海道でセイコーマートの第1号店が出店されたのが、1971年。現在では北海道内での総店舗数として1087店舗。人口カバー率99%以上。



しかもいま調べて分かったことだが、セイコーマートって、日本の中でもっとも古いコンビニだったんですね。自分はセブンイレブンだと思っていました。


そして特徴がレジ袋が無料であること。いま3円とか、5円とか取られるじゃないですか?でもセイコーマートでは、バイオマス素材の配合率を30%にすることで、このレジ無料化を継続する根拠としているそうです。


そもそもレジ袋有料化、マイバッグ持参というのは、プラスティックゴミによる環境汚染問題、SDGsで国連でも目標に挙げられている問題というのが発端でしたかね?


バイオマス素材の配合率を30%にすることで、レジ袋は有害なプラスティックゴミにはならないよ、という主張なのでしょう。


セイコーマートの全国の店舗数です。


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もう圧倒的に北海道オンリーです。(1087軒)

そして唯一北海道以外では、茨城県(83軒)、埼玉県(9軒)の2県のみです。


1980年代後半には、茨城、埼玉、近畿地方、山陰(京都、滋賀、兵庫、鳥取)へ進出したそうですが、近畿と山陰はすでに撤退し、関東地方の店舗も茨城県と埼玉県のみという限定的になってしまったというのが現状ということでしょうかね。


そしてなによりも驚きなのは、そして自慢なことなのは、「日本版顧客満足度指数(JCSI)」(サービス産業生産性協議会)のコンビニエンスストア部門で、調査を開始した2011年から1年を除いて1位を獲得した。11年間コンビニの世界では顧客満足度という点でセイコーマートが第1位を続けてきた、ということです。唯一1位を譲ったのはセブンイレブンだったそうです。


いま現在、日本の三大コンビニというと、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンじゃないですか。まさに我々が住んでいるところにはかならずあると言っていいコンビニの三大雄。この方々を差し置いて、顧客満足度という点で、セイコーマート(Seicomart)が11年間第1位を続けているのです。驚きとしか言いようがないです。


セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンとも日本発祥のコンビニですね。(でももともとのルーツはアメリカにありますね。)


東京五輪2020のときもそうでしたが、大勢の外国人記者達がまず日本のなにに驚くかと言うと、このコンビニだったそうです。こんなにバラエティ豊かに日常生活品が全部、いろいろなものが売っていて、こんな便利なところがあるなんて、本当に日本ってすごいわ!と感嘆の嵐。それがコンビニだったと言います。記者たちはあの五輪中、食料調達はじめ、もうコンビニをすごい毎日愛用していたとか。


コンビニは、まさに日本が発明した、世界に誇れる日本文化なのかもしれませんね。


三大コンビニの全国店舗数です。(令和4年度)


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やはりセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンが三大雄ですね。セイコーマートが第5位というのは、すごい健闘していますね。でも圧倒的に北海道専用のコンビニだったんですね。(笑)


じゃあこのセイコーマートで売っているものは、他の三大雄のコンビニと比較して、どんなものに特徴的なものがあるのか。これは結論から言うと、北海道生産の原材料、北海道名産をふんだんに使ったいかにも北海道~~~というようなオリジナルな商品が非常に多いことだそうです。北海道の味が楽しめるコンビニ。。そして展示されている品数がすごく多い、こんな感じのイメージです。


自分はお恥ずかしながら、つい最近まで、セイコーマートは全国区のどこにでもあるコンビニだと思って店内など大した興味もなく、ただ淡々と自分の必要品を買うという事務作業で、店内をきちんと見て回ったことはありませんでした。


ここでネットの記事を参照して、何点か紹介させていただきますね。


情報引用元:


異色のコンビニ「セイコーマート」が北海道でめっぽう強い3つの理由



実質的な創業者である故・赤尾昭彦氏は、1971年8月、札幌市北区にセコマ1号店を立ち上げた。鈴木敏文氏がセブン-イレブンを設立する3年も前であり、この店舗は現存する日本最古のコンビニだ。


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現存する日本最古のコンビニ「セイコーマートはぎなか店」=札幌市北区、2020年12月、筆者撮影


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自社グループの工場で生産するセコマの乳飲料。北海道牛乳500ml(135円、税別、以下同)、ヨーグルト(各135円)=2022年1月、筆者撮影



セコマは、食品製造メーカーとしての機能を強化してきた。近年は自社ブランド商品を道内のセコマで販売するだけでなく、本州のスーパーマーケットやドラッグストアに提供している。訴求ポイントは「北海道の食材」である。


需要が伸びているサワー類は、北海道のイメージの強い、トマトやミント、メロンなどを使ったオリジナル商品を開発。カップ麺は首都圏の工場で製造するが、北海道のイメージを巧みに取り入れたオリジナル商品に仕上げている。



セコマは自社を『北海道の食のインフラとして、道内最大手のコンビニエンスストアチェーンを持つ「総合流通企画会社」』と位置づけている。既存のチェーン本部の枠内に収まることなく、次世代の企業のあり方を追求している。


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北海道のイメージを取り入れたオリジナルのカップ麺(100~110円)=2022年1月、筆者撮影



コンビニの商品には地域性があり、個店オーナーの発注も立地に左右される。同じ看板のチェーンでも、東京の店舗と北海道の町村の店舗とでは、求められる品ぞろえは異なるはずだ。


しかし、大手3チェーンは、大都市圏に膨大な数の店舗を抱えている。商品特性は都市型にならざるをえない。


一方のセコマは、北海道の平均的な客層を前提にするため、おのずと大手3チェーンとの差別化ができる。具体的に言うと、食品スーパーの代わりになる店舗も多いため、野菜や日配品が充実している。自社工場で製造する冷凍食品のほか、コンビニでは扱いづらい精肉を冷凍肉で用意するなど、地域密着の品ぞろえを拡充している。 


その極めつけが、数十アイテムに及ぶ、1人用の総菜だ。価格は110円程度で、毎日食べても飽きない和総菜がずらりと棚に並ぶ。1品110円でも店の利益に貢献できる、セコマ本部との契約形態も、このラインナップを可能としている。大手3チェーンとの明らかな差別化商品として定着している。



情報引用元:


北海道のコンビニが全国1位!大手コンビニが勝てない「セイコーマート」の秘密に迫る




「セイコーマート」、大手コンビニも勝てないコンビニとしてよくメディアに取り上げられているのです。

略称も「セイコマ派」と「セコマ派」で分かれ、時に論争が起こる……というほど愛されています。


正直、北海道以外に住んでいれば「セイコーマートなんて聞いたこともない」のが本音。けれど、この北海道のコンビニにはとてつもない情熱が隠れていました。


 


「とにかく品数が多い!」

まず目に入るのは、お惣菜の数々。


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「山菜のきんぴら炒め煮」「たらこ」「酢いか」「北のポテトサラダ」「セロリ漬しそ風味」……種類がかなり豊富です。なんとこれらは半分以上がほぼ100円。しかも無添加の商品も多い。



ワインをはじめとして、お酒だけで棚をひとつ占領するほどアルコール類も品数が豊富。


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カップ麺も安い。そして種類もたくさん。

けれど……、見たことのない商品ばかりです。


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アイスの数も多すぎでは……?

メロンのアイスだけで商品がずらり……。


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また“ホットシェフ”と呼ばれる店内調理のお弁当販売もしていました。


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はじめてセイコーマートに行った感想は、



・品数が多すぎる!

・見たことがない商品だらけ!

・安い!


の三拍子。



たしかに特徴的だけれど「大手が勝てない」とは一体どういうことなのでしょう……?


・・・この記事では、記事のライターさんが、セイコーマートの本社である札幌市にある株式会社セコマにインタビューを申し込んでいて、セイコーマートが大手コンビニに負けない理由をダイレクトに聞き出しているので、要点だけを抜粋してみる。インタビューを受けているのは、株式会社セコマのマーケティング企画部 部長の佐々木威知さんだ。


自分は、このインタビューを拝読して、なぜセイコーマートは北海道だけに存在するコンビニなのか、道外への展開を考えていないのはなぜか、なぜ値段が安いのか、そしてセイコーマートで扱う商品が、北海道原産による素材に拘るのはなぜか、そういう疑問を一気に払拭してくれるとてもナイスなインタビューだと思った。


このインタビューを読めば、セイコーマートのことがすべてわかる、と言っていい。ここに記載はあくまで抜粋なので、全文、詳細は、ぜひ情報引用元のほうを読んでくださいね。




セイコーマートのルーツは、もともと酒の卸売を商売としていたんです。それがなぜコンビニをはじめたのか、ということなんですが……。

 

創業者が「このままだと小さい酒屋は生き残れない」と時代の変化を感じた時に、なんとか「小さいけれどお客さんに愛されるお店にして、将来生き残れるようにできないか」と考えたんです。

 

それで、アメリカで成長していた “コンビニ”というものにしていけばいいんじゃないか、と考えついたんですね。

 

そして酒屋一軒一軒に、「アメリカに“コンビニ”というものがあるんだけど、そういうものにしてみないか」と言って回ったんです。


まだ世の中に「コンビニエンスストア」っていう言葉がなかった頃ってことですね。


そうです。「アメリカでこういうのやってるから」って説得しようとしてもむずかしいですよね。コンビニが日本にまだ一軒もないんですから。


最初の100店舗になるのに10年かかりました。今、45年経ってようやく1,000店舗を超えるようになったんです。最初の100店舗にするのがどれだけ難しかったかが伝わってきますよね。



私たちのようなコンビニが大手と戦うのは大変なことなんです。特に私たちは、セブンイレブンさんが北海道に進出してきてからというもの、ずっと喧嘩をしているんですが……。



喧嘩って(笑)。


そりゃあ競合店が出てきたら、戦っていかないと。


大手と戦うというのは、言ってみればものすごく身体が大きくて体格のいい人に、すっごくちっちゃい人が喧嘩を売るようなもんですから。勝つには知恵を使わないといけないんです。

 


そこで私たちが考えたのが、負けないために北海道を出ないという戦略なんです。たくさんの方に知っていただけるのはいいことですが、「希少価値」を大事にしていく必要があります。あそこにいかないといけない、買えない、という希少価値がブランド価値を高めるんですよね。

 


だからどんどん店を増やせばいい、と私たちは思っていません。


なるほど。むやみやたらに手を広げればいいというわけではない、と。


そうです。それと同じ論理で「一般的にコンビニがやっていることをやらない」ようにもしていますね。


セイコーマートには、「おでん」も「ドーナツ」も置いてないんですよ。


えっ! 特におでんなんかは冬のコンビニの代名詞なのに……!?


おでんやドーナツは他の大手のコンビニがやっていることじゃないですか。だから私たちはやらないんです。

 

おでんを食べたいんだったらセブンイレブンさんへどうぞ、ドーナツ食べたいんだったらローソンさんへどうぞ、と私たちは思っています。


それだとお客さんを逃してしまいそう、と素人は思ってしまうんですが……。


でも、同じ商品がセブンイレブンさんにもローソンさんにもあれば、やっぱりお客さんはブランド力あるお店のほうに行ってしまうんです。二番目にやったことが、本家を超えて一位になるってことはなかなかないですよ。


なるほど……。逆にセイコーマートさんがやりはじめたことを大手に真似されちゃうことはないんですか?


たくさんありましたよ。でもさっきの話の逆なんです。私たちが先にやってるから、後からやり始めても、「セコマと一緒だね、セコマにあるよね」というかんじで結局「セイコーマートにあるアレ」としかならないんです。


そっか……。じゃあ、いくら流行っているからって真似たり媚びたりする必要はないってことなんですね。


そうですね。結局大事なのは、いかに特徴作りをするかってことなんです。


そこで私たちが“北海道から出ない理由”が活きてくるんです。


私たちは北海道に本社があって、店も主に北海道にありますよね。だから地域の事情をよく知っているというのが最大の特徴だと思っているんです。

 


地域の事情に精通しているからこそできるブランド作り


たとえば私たちがこだわってきたことのひとつに「価格の安さ」があるんですが、これも北海道の事情をよく知っているからならではなんです。


北海道の事情をよく知っているから?


ええ。東京の所得と北海道の所得を比べた時に、やはり経済格差があるんです。だから東京の水準で値段をつけてしまうと、北海道の人が買いにくくなってしまう。


だから1円でも10円でも安く販売するっていうのは「北海道のお店」としてやらなきゃいけないことなんです。


そうか……。闇雲に安さを追い求めているわけではなく「北海道で店をやるなら」というしっかりとした理由があったんですね。


安さの仕組みはどういう風に作られているんですか……?


私たちは、製造から関わっているんです。北海道で作られたものを使って、私たちの工場で製造して、お店に流通させていると。そういうプライベートブランドのおかげで安さは維持できていますね。


そしてもちろん「安い」だけでなく、同時においしさも追求する必要があります。


知覚価値といって「こんなにいいものがこの値段で買えるんだ!」という満足感が重要で。


北海道のものを使って、作る。ここにも手を抜かずにこだわり続けたことが、セイコーマートの満足度を高くしていると思っています。



 

しかも実際に結果を出しているとなれば、他県からも「セイコーマート」をやってくれって声がかかりませんか?


ありますね。「うちの地域にでてこないか」とか、地主さんが土地貸すからやってくれとか。でも「永遠にでない」とは言わないですけど、今その必要性はないと思っています。


外に出て行くことだけがいいことではない、と思っているから……ですね……。


そうですね。私たちはまだ北海道で戦っていきます。まだまだ「北海道」の皆さんに愛してもらう方法があると思っているし、それが私たちに残されたチャンスなんです。「おらが町のセイコーマート」になりうるチャンスがある、と。


郷土愛、という点ではどこのコンビニにも絶対に負けてないですからね。


なるほど……。

 

ただ今後の展望として、食品メーカーとして食品を道外に出すことは考えていますね。

 


食品を道外に出す?


店舗という規模で出て行くわけではなく、ワインや牛乳や惣菜など、プライベートブランドで作っている商品を関東のコンビニにおろしたり。お店で進出するんじゃなくて、商品で関東に進出していこうかなとは思っています。



その土地にいるからこそ地元のひとが気づけていない資源ってたくさんあるんです。「うちは過疎で」「なんにも売りになるものがなくて」って言っていても、外からみると「え、こんなのたくさんあるの?」っていうものが。こういうものを有効活用していくのが鍵かもしれませんね。

 


地域でものを作ってブランド化していく。地域がプラスになって僕らにとってもいいことってなにか、という視点で考えていれば、お互いにとって良い方向に発展していくはずですよ。



新しいものを作り上げるのは、後でいいんです。まずは地域を見つめて、そこにあるものを使って、より盛り上げていってほしいですね。



どうだろうか・・・


・自分はなぜセイコーマートが北海道にしかないのか。

・そして道外に店舗を展開する意思もないこと。

・北海道からでない理由として、この商品だったらセコマだよね、といわれるオリジネーターの商品作りに拘りがあること、

・そのためには北海道生産のものを使うことで、どの他県よりも早くその情報や原材料入手することができる。

・そのためには北海道にいる必要がある。

・値段の安さは、東京所得と北海道所得との配慮してのこと。

・だからセイコーマートに並ぶ商品は、北海道産の素材を使ったオリジナル独創的な商品が多いこと。


こんなところであろうか・・・


う~む・・・自分が考えていた以上に、セイコーマートさんは戦略的によく考えていらっしゃるんですね。

そりゃあたりまえですよね。(笑)


自分なんて、こんなにコンビニとしてのオリジナリティがあるなら、北海道のみではなく、ぜひ他県にも出店して、拡販路線を考えてしまいますけど。。。いわゆるオリジナリティな商品を開発するなら北海道店舗でやればいい。で、その商品を道外にそのまま展開すれば、ルーツは北海道にある訳ですから、そして北海道店舗ですでにデビューしている訳ですから、イノベイターの立場は守れる。道外でも新規性、オリジナリティがある訳で、とても評判がいいのではないか、と思ったりするんですけど。。


他県で北海道ブームといおうか、北海道産のとてもユニークな商品がいっぱい数多く売っている、ちょっと変わったコンビニの路線でいけばいいのではないでしょうか・・・


でも店舗は他県に出すつもりはないけど、商品単位では出す気持ちはある、と仰っていましたね。


とにかく面白いです!


自分がふつうに全国区だと思っていたセイコーマート(Seicomart)というコンビニ。じつは北海道だけのコンビニだったこと。そして、じつは北海道だけに存在する理由がきちんと戦略的にあったこと。ローカルなコンビニですが、すごい面白いなと思うし、勉強になりました。


実家の近くにあるセイコーマートが、まさかこんな実態のコンビニだったとは!

無知とは恐ろしいもので、あらためて勉強になり、驚いた次第です。









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Catherine [皇室・王室]

Facebookでの自分へのプッシュコンテンツは、なにも韓国の俳優さんだけではない。
英国ウィリアムズ王子の王太子妃キャサリン妃の写真のプッシュも凄いです。Facebookだけではなく、Instagramでもすごいです。
                                                  
これは、自分にとって迷惑なんて恐れ多く、大変ありがたいことで、もう喜んで全部のページをフォローしております。(笑)
                                                   
ほんとうにお美しいですよね~。
                                                 
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キャサリン妃 (プリンセス・オブ・ウェールズ)は、ウイリアムズ王子とのなれそめは、セント・アンドルーズ大学で、学友としてウィリアム王子と知り合う。大学内で開かれたファッションショーにモデルとして出演したキャサリンにウィリアムが一目惚れし、ルームメイトだったこともあり、親しく交際が始まった。在学中に他の友人も交えた共同生活で絆を深めた。
                                                  
長期間にわたり交際の噂はあったものの、2人の関係が公になったのは2004年頃で、ウィンザー家毎年恒例のスキー旅行にキャサリンが同行したことで、「未来のプリンセス」として取り上げられた。
                                                  
2010年10月、2人は旅行先のケニアで婚約し、11月16日、王室より正式に公表された。
婚約指輪はダイアナ元妃のものであった。
                                                  
                                                  
自分の世代では、間違いなくダイアナ元妃を思い出しますね。いわゆる皇室同士のご結婚というよりは、王子が市民からお妃をお選びになり、そのお妃が大変な美人で、まさに王室の輝かしい華的な存在になる。美しいお妃で、そういう王室の象徴のような存在になるのは、まさにダイアナ妃がそうでした。
                                                  
ダイアナ妃は、もうそれはそれは大変な人気で世界中の憧れの的でした。
                                                   
自分がロンドンに住んでいたときですよ。
                                                   
そしてあのパリでパパラッチに追跡されて、事故死された忌々しい事件も自分がロンドンに住んでいたときでした。あのときにイギリス全体の悲しみ、そしてオフィスの仲間の悲しみ、落胆ぶりは、それはそれは可哀そうで声をかけられなかったです。
                                                   
キャサリン妃は、英王室にとって、あのダイアナ妃の再来的な存在なのではないのでしょうか?なんかそんな印象を持ちます。ご本人の華やかさ、美しさはもちろんのこと、それが英王室にひとつの華をもたらしている、という点では、まったくダイアナ妃の再来だと思います。
                                                   
ダイアナ妃はその後、離婚、事故と悲劇の人生を歩みましたが、キャサリン妃は今後も永遠に幸せに過ごしてほしいと思います。
                                                  
                                                   
キャサリン妃の生い立ちとしては、1982年1月9日、バークシャー州レディングの王立バークシャー病院で生まれた。父のマイケル・フランシス・ミドルトン(1949年6月23日生)は英国航空においてディスパッチャーとして、母のキャロル・エリザベス・ミドルトン(旧姓:ゴールドスミス、1955年1月31日生)は客室乗務員として勤務していた際に2人は出会い、バッキンガムシャーのドーニー教区教会で1980年6月21日に結婚した。
                                                   
お父さま、お母さまはBAの職場結婚だったんですね。
自分もロンドンに住んでいたときは、出張のときは、かならずBAに乗ってました。
                                                   
英国航空を退職したミドルトン夫妻は1987年に玩具・パーティー用品の通信販売会社「パーティ・ピーシーズ」を設立した。会社は成功をおさめ、一家は富豪となった。
                                                  
                                                  
キャサリンはバークシャーで育ち、マールボロ・カレッジを卒業した後セント・アンドルーズ大学に入学した。大学で美術史の学位を取得後、ファッションブランド「ジグソー」のアクセサリー部門のバイヤーをしていたが、2007年に写真家になるためにその職を辞めたと報じられた。
                                                  
・・・とのことだそうです。
                                                  
王室がSNSを使って写真を公開する、というのは、開かれた皇室という点ではとてもいいことだと思いますね。これは英王室が最初の走りだったのではないでしょうか?上の写真を見ると、公式なご公務以外にも意外やプライベートな写真も含まれており、いいのではないか、と思います。
                                                   
つい先だって、日本の皇室も、SNSを使って情報発信していく、というニュースを聞きました。これは大変よいことだと思います。たまにニュースで拝見する以外に皇室のことはわからなかった、という今までよりも、開かれた皇室を目指し、ご公務を含めた日々のご活動やプライベートショットなども含め、どんどんSNSを活用されるのは、大変いいことだと思います。
                                                              
ぜひフォローさせていただきたいと思います。
                                                  
テレビ、NHKだったかな、皇室アルバムという番組がありますね。ときどき偶然見ることはありますが、SNSはもっと柔らかいイメージで自由度の増したメディアなので、皇室のイメージもよりいままで以上に市民に近づいた感じになるかもしれませんね。
                                                    
ただし皇室の写真ですと、著作権保護、ウォーターマークふくめいろいろ施した方がよいかとは思います。世の中の輩には、いろいろけしからん奴はかならずいますので。。。
                                                                                                     
プッシュコンテンツもこういうのだったら、いいんだよね~。(笑)

                                                      










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ゴルフ [スポーツ]

人間誰しも苦手なものがあると思うが、自分はやはりゴルフかな~。(笑)もちろんゴルフは観るのは好きなんだけど、自分でやるとなると敷居が高い。


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ゴルフをほんとうに趣味のようにやられ、コースに出られる男性の方はほんとうに羨ましいと思うし、スゴイと思います。


いつも尊敬の眼差しです。


日本でコースに出るとか、会員になるとか高いんでしょ?

まず、そこで自分はもうアウト。


あと、ゴルフセットを買わないといけない。これも高いし。

貧乏な人なので、なかなか自分には無理でした。


お金がすごいかかりそうだし。

あとコースに出るにしても、キャディーさんつけて、1人では無理でしょ?

誰かほかの赤の他人の人たちといっしょに回ることになるんでしょ?

これもつらいな・・・。


男性なら、誰しもがたしなむべきゴルフ。

自分は苦手でした。いまも苦手・・・。


ゴルフを1回もやったことがないか、というとそうでもない。

コースに出たこともないか、というとそうでもない。


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ロンドンに仕事で住んでいたとき、お得意さんの方から接待を受けた。

当時、放送関係の仕事真っ盛りだったので、チューナーとかの高周波部品を購入する上でアルプス電気と非常に良好な関係にあり、我が社のヨーロッパ向けのビデオデッキに積む高周波部品(チューナー、VIF Block,音声多重などのベースバンドブロック)をそのアルプス電気から納入していた。だからお得意さん関係にあった。技術協力関係にもあった。


イギリスに拠点、生産工場があって、アルプス電気でもAlpsUKだった。


AlpsUKのOさん。


懐かしすぎる~。(笑)


AlpsUKのOさんから接待を受けて、イギリス、ロンドン郊外にあるAlpsUKの生産工場のラインを見学させていただいた。もう30年以上前のことだけど、記憶の中にうっすらその工場内の様子が浮かんでくる。


そして食事をいっしょにご一緒した後、Oさんが、ノンノンさん、ゴルフに行きましょう!と仰る。自分は誘われるままに、車に乗り込んで、ロンドン郊外のどこかのコースにOさんとあと1人と私とで合計3人でゴルフをしにコースに出たのだ。


Oさん仰るには、日本でコースに出たり、会員になったりするには、すごいお金がかかるし、ゴルフはお金持ち、経営者のスポーツと思われているところがあるかもしれませんが、イギリス、ロンドンでは本当に安いんですよ。何千円くらいでコース使えます、庶民のスポーツなんですよと仰る。


そして、クラブはそこで借りたと思うのだが、3人でコースに出て、ゴルフを楽しんだのである。

これが自分のゴルフのデビューである。(笑)


やっぱり気持ちよかったな~。いちめん緑の中を大自然をテクテク歩きながら、会話でもしながら、ゴルフを楽しむ。スコアはあまり追求しないように。(笑)初心者だったので。。。でもすごい気持ちが良くて、これがゴルフか~という感じで感動した記憶がある。


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ゴルフでラウンドを廻っている間、突然のスコールと言うか雷雨になって、急にどしゃぶりになって、いったん中断。どこに避難していたっけ。よく覚えていないけど、コース廻っている最中そんなこともあった。


なので、自分のゴルフ、コースデビューは、ロンドンなのである。


AlpsUKのOさん、いまもうどうなされているか?

年齢的には、すでにリタイアされているとは思いますが。


当時はアナログ放送のときで、そこからデジタル放送に切り替わるという、世界中の放送業界にとって革命期にあった時期でした。AlpsUKの高周波部品は、無事デジタル放送への切り替えはできたのでしょうか・・・


放送でのアナログとデジタルの違いは、なにからなにまで違います。変復調方式、誤り訂正、ベースバンド帯域での処理。。。全部違う。放送屋さんにとって事業として生き残っていけるかどうかの瀬戸際でした。


まっイギリスですからね。イギリスは、放送という面では、日本とすごく似ています。

イギリスは地上波の国なのです。あくまで当時ですが、国営BBCのような番組は、地上波で、娯楽番組は衛星のASTRAで観るというのがイギリス市民のテレビの見方でした。


だからイギリスの放送のデジタル化は、もう完璧に地上波のデジタル化、DVB-Tなのです。ヨーロッパ大陸のほうでは、ケーブルが主力の国も多い中、地上波が主力というのは、イギリスを代表として数少なかったです。DVB-Tではイギリスは先導を切って開発していました。


イギリスと日本がすごく似ているのは、イギリスは国営、政府のBBCが、BBC放送研究所を持っていて、国家予算で次世代の放送技術の研究をしている。日本は、国営、政府のNHKが、NHK放送研究所を持っていて、国家予算で次世代の放送技術の研究をしている。


そしてイギリスも日本も地上波が主力。島国で各エリアで電波塔を持っていて、そこで電波の伝言ゲームをやりながら、全国に地上波電波を伝搬していくやり方であること。


イギリスと日本、BBCとNHK、非常に兄弟なのです。放送と言う面では。でもデジタル放送の規格としては、日本はヨーロッパに頼らない日本独自の規格を作り上げました。あらゆる耐性について、日本規格のほうが優れていると思います。


ちょっと話が反れてしまいましたが、そんな時代を若い頃の自分は駆け抜けていました。


AlpsUKは無事この大事な革命期を乗り越えてるでしょうか。もういまや放送関係は、新しいビジネスと言うよりは安定期、普及期に入っているあたりまえのビジネスですね。順調に生きながらえていることを望んでいます。


当時は大変お世話になりました。


それが自分のゴルフのコースにでたデビューである。

そして後にも先にもゴルフのコースに出たことは、これ1回のみである。(笑)


日本に帰国して、ゴルフにまったく興味がなかったか、というとそうでもなくて、コースに出ないまでも、打ちっぱなしで楽しむというのは何回か楽しんでおりました。


いまのおらが街にも、ゴルフセンターというのがあって、そこに結構通い詰めていたことがある。クラブはもちろん借りる。


なにがそんなに楽しいか、というと、ちょっと自分がゴルフに目覚めたかな~と思うのは、ウッドでボールをスィングして打ったときに、そのボールが要は空中に糸を引いたかのようにまっすぐ伸びて飛んでいくこと。いわゆるバシっと打点が決まると、ス~と空中を一直線に飛んでいくこと。これが最高に気持ちよかった。すごい快感なのである。


自分はゴルフはぜんぜん素人なのだけれど、この快感さはよく理解できる。


ビシッ、バシッとウッドにボールがヒットした瞬間、糸を引くようにボールが宙を一直線に伸びていく。もうこれが最高に快感なのである。気持ちいい~~~てな感じである。


ゴルフセンターでのゴルフ打ちっぱなし。

これはちょっとハマった時期がありました。


おらが街にもあったし、あるときは近くのゴルフセンターまで電車で遠征したこともあった。


でもこれもあまり長くは続かなかったな。やっぱり日本でゴルフを楽しむ、どこかのコースに出る、コースの会員になるって、すごい高いんでしょ。


ゴルフ一式の道具、これも高いでしょ?


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ゴルフクラブの種類って何がある?


ウッド:飛距離を出す

アイアン:狙ったところへ打つ

ウェッジ:正確にカップへアプローチ

パター:カップに入れる


この4種類が基本ですかね?

一応知ってますよ。(笑)


でも実際コースに出て、打っていくときに、この4種類からその飛距離に応じて、どれを使って打っていくか判断しないとダメなんでしょ?キャディさんが教えてくれる?


ネットには、


アイアンは、プレーの中核を担う重要なクラブで、初心者の方はまずアイアンでスイングの基本を身につけていくことが重要とされています。アイアンの用途は、80~200ヤードの距離で狙ったところへ打つことです。フェアウェイやラフ、バンカーなど様々なシチュエーションで使用されます。ウッドよりも短く、コントロールしやすいクラブです。


うわぁあああ~。出た~~~。(笑)まさにこの判断必要なんでしょ。難しいな~。



コースのホールは全部で18Rですかね。


ゴルフのスコア、パー、ボギー、バーディーも知ってますよ。バカにすんな。(笑)


自分はゴルフというスポーツを知らない訳ではないのです。子供の頃からテレビのスポーツ番組でゴルフをずっと見てきたから、ゴルフについてはふつうに知っている。


プロ野球と並んで、ゴルフは自分の子供の頃から花形スポーツでした。

それをテレビでずっと見ていたから、ゴルフのルールについてはふつうに詳しいです。


子供の頃は、男子ゴルフといえば、青木功、ジャンボ尾崎こと尾崎将司、中嶋 常幸、ジャック・ニクラス、タイガー・ウッズ。女子ゴルフでしたら、岡本綾子、樋口 久子でしたね~。自分のリアルタイム世代のゴルフ名プレーヤー達です。


やっぱりあの時代、僕らの時代は、やはりゴルフは男子のスポーツでメディアでの注目も圧倒的に男子。岡本綾子さんにしろ、樋口 久子さんにしろ、女子ゴルフは草創期という扱いでしたね。いまの女子ゴルフ全盛の礎を築いた偉大なる先人達です。


ゴルフ番組をずっとプレーを見ていたりすることはしないけど、スポーツ番組ではよく注目して見てますよ。プロ野球選手ってほんとうにゴルフが好きですよね~。シーズンオフになると、みんな毎日ゴルフ三昧の人多いんじゃないでしょうか?


最近のゴルフ界で、一番最高に興奮したのは、2021年の松山英樹のマスターズ優勝。あの名誉あるグリーンジャケットに日本人が袖を通せる時代がやってくるなんて。自分の時代には考えられなかったです。


いまのゴルフ界は、男子より女子ゴルフのほうが面白いんじゃないでしょうか?(笑)

自分は女子ゴルフのほうが好きです。


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自分のような素人にとっては、意外にもパワー的に、女子ゴルフのほうが参考になったりする。

そして昔と違って、いまは女子ゴルファーはみんな美人過ぎる。(笑)


2019年全英メジャーで誰もが驚いた優勝の渋野日向子さん。 笑顔が素敵なスマイリング・シンデレラ。Facebookのコミュニティサイトに結構参加してたりしますよ。(笑)


頑張ってほしいです。


まっそれなりに人並みにゴルフについては知識はあるものの、じっさいゴルフを楽しむとなると日本では敷居が高いゴルフ。


企業のトップ、経営者になっていくと、自分の会社のビジネスだけではなく、異業種の世界の方々との交流が必要になってくるのではないだろうか?そこは深くではなく、いわゆる交流するためのマナーみたいな感じで、たとえばゴルフ、お酒、会食、芸術・・・この4つのアイテムは普段から身に着けておいたほうがいいようなアイテムのように思う。


企業トップ、経営層は付き合いが広くないといけないのだ。


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自分が思うには、会食っていちばん現実的で、頻度が高い手段なのではないか、と思う。



企業の組織の中でも、自分の人生を生きてきて、この分野なら誰にも負けない、自分はこれで生きてきた、そういうテレトリーがかならず誰にでもあると思うが、経営者、トップになると、異業種の方々との付き合いの必要性がでてきて、そのような自分の世界とは違う方々(それも頂点を極め尽くした方々)と共通の話題でコミュニケーションをしていくには、自分の中にそれだけ抽斗(ひきだし)を多く持たないといけない、ということである。そういう機会が多くなるということを意味する。


この中でも会食はかなり重要と思われ、苦手とは言ってはいられないような気がする。まさかオンラインで済ますという訳にもいかなく、トップ同士の会食は、仕事の内容と言うより、そのお互いの人間性を知ることが重要なことなのでは、ないかと思う。やっぱりこの人なら、ぜひ力を貸してあげよう、というに相手に思わせることが重要なことではないか。


自分は長年、会社員をやってきたが、出世する人というのは仕事ができる人、というより人間力のある人のような感じがするんだよね。そういうトップ同士の会食ではお互いの人間力を確認しあい、お互いの印象が良ければ、商談が決まると、あとはスムーズに事が進むみたいな。。。


なんかそんな世界のような気がする。


自分は会食苦手な人なんだよね~。(笑)基本孤食の人なので。

とくにお酒が入るとダメかな。立食パーティも苦手だ。クラシックのヨーロッパの夏の音楽祭ではよく参加していますが。(笑)お酒弱いので。自分が酔えないし、気持ちよくなれない。頭がガンガンする。


その中にはゴルフもあるのだ。接待ゴルフ。これは企業トップになればなるほど重要で、頻度が高くなるであろう。商談はそのゴルフプレイ中で決まったりするのだろう、きっと。


困ったな~である。このようにゴルフについては、もうまったくダメな人なので、お誘いを受けてもつきあえない。大事な商談のチャンスをここでミスミス逃す可能性もある。


どうすればいいのか?


あえて希望があるとしたら、芸術の分野である。やはり企業トップ、経営者ともなると、自分のビジネス分野だけ詳しいというのは人間としてのバランス的によろしくない。人間全体としての教養という点でそれだけ豊かな教養を身に着けることを期待される。全体的にバランスがとれた人間像を期待されるのである。そういう点で、芸術分野に詳しい経営者というのはアドバンテージが大きい。また信頼度も高い。


かつてのソニーの大賀典雄さんがそうだ。自身はオペラ歌手出身の音楽家であり、後年は指揮者としてベルリンフィルも指揮した。そして自分のコンサートホール、軽井沢大賀ホールも自分の退職金を全部注ぎ込んで建立した。クラシック音楽に対して並々ならぬ深い見識を兼ね備えていたからこそ、企業トップ、経営者として尊敬、信頼を勝ち取られてきた。技術系の電機メーカーであるからこそ、このクラシック音楽に造詣が深いということが、高貴でクリーンなバランスの取れた企業イメージ樹立に大いなる助けになっていたに違いない。


クラシック音楽、芸術分野の知識は、やはりトップ人材には不可欠なアイテムに違いない。クラシックはそういうツールとして使われるに違いない。


芸術分野に詳しい企業トップ、経営者は、そういう教養バランスのある豊かな人間性が醸し出されるので、それが原因で、その企業全体のイメージアップ、高貴なクリーンさにもつながっていたりしていますね。


ここだけだな。(笑)なんとなく自分がホッとするのは。なんとか救われた気分です。。


とにかく偉い人は大変なのである。


自分の会社のビジネスだけを考えていてはダメで、いろんな異業種な人とお付き合いして、それを自分のビジネスへの栄養になるのようにドライブしていかないといけないし、その企業の象徴アイコンなのでイメージ像的にもいろいろ大変で、めちゃめちゃご苦労様なのである。



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新しい渋谷を体感する! Part2 [街歩き]

つぎは渋谷ストリームである。


渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームは、連絡通路で繋がっているのだが、渋谷ストリームに向かう方面の、その外に出たところの通路が、絶好の写真撮影スポットになっていて、ここからから渋谷ヒカリエや、渋谷ストリームのビルの全景が見えるのだ。


女性の愛好カメラマンらしき方が、一眼レフをこう構えて、そのビル群を撮影している姿は、サマになっていて、カッコいい。自分はその姿を見て、あっここは絶景スポットなんだ!ということに気づいたのだ。


渋谷ヒカリエ


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渋谷ストリーム


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今度は渋谷ストリームである。


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渋谷ストリームは、日本の東京都渋谷区渋谷3丁目に所在する複合商業施設。東急東横線の旧渋谷駅地上駅舎ホーム南部の線路跡地及び周辺地域を再開発して開業した高層ビルである。


低層階はカフェ&レストラン、高層階はホテル、オフィスなどから構成される複合施設である。


オフィスフロアはGoogleの日本法人であるグーグル合同会社が一括で借り上げている。


東京急行電鉄 (現:東急)は東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転による地下化を契機に、高架橋跡地及び隣接する個人地権者との共同で開発事業を進めることを決定し、都から都市再生特別地区の認定を受け、2015年8月に「渋谷駅南街区プロジェクト」として再開発事業に着手。3年余りの歳月を費やし、2018年9月13日、地上35階・地下4階建てのタワーを中核とする複合施設「渋谷ストリーム」を開業した。名称は付近に渋谷川が流れていることから流れや小川を意味する「STREAM(ストリーム)」にちなんだ。




そうなんですよ。渋谷ストリームというのは、カフェ&レストラン、そしてホテル、そしてオフィスの3種類しかなく、ショッピングモール買い物関係はいっさいないです。自分は事前に予習していなかったので、なんか物足りない感じがするな~とは思った。もっとなにかあっていいだろう?てきな・・・。


渋谷ストリームの前には、渋谷川が流れています。ここから小川を意味する上でストリームという名前がついているんですね。


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渋谷ストリームの中に入ると、まずこの空間が現れて、ひたすらカフェ&レストランの飲食関係なんですよね。もうこれが圧倒的。ショッピングモール関係はいっさい出てこない。


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渋谷ストリームは、建物としては、35階建てのかなり大きなビルなのだが、ここはホテルとオフィスが入っているのだ。渋谷の商業ビルは、かならず上階にはオフィスが入るのが鉄則になっていると思うのだが、この渋谷ストリームは、さらにホテル「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が入っているのだ。


9-13F  ホテル客室階

14-35F  オフィスエリア


14F~35Fのオフィスエリアは、一括してグーグルの日本法人「グーグル合同会社」が借り上げ、本社を2019年に六本木ヒルズ森タワーから移転したのだそうだ。グーグルの日本法人の拠点はここにあったんですね。


5Fがオフィスエントランスロビーになっていて、グーグルのアイコンを探したのだけど、日曜日でお休みでよくわかりませんでした。


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だからこのホテルとオフィスの分だけで、もうこの商業ビルのほとんどを占めていると言っていい。


1F~3Fが飲食関係で、約30店舗が入っている。


渋谷ストリームとは、そういうビルなのである。


だから正直見どころとしては、1F~3Fの飲食関係しかないと言える。


ちょっとずらっと見て回ったので、写真でご紹介しますね。


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どれも高級なお店ばかりのようでお金は張りそうだな~という印象はもつ。みんないいお店です。


そして、ここから「渋谷ストリームエクセルホテル東急」のエントランス・ロビーに入る。


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7Fなのかな?渋谷ストリームホールというのがありました。


なにか、コンサートを開くとか、そういう音楽関係というよりは、アニメとか、もっとイベント関係のホールのように思いました。


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とにかくこの日は、なにも用意してこなかった。事前に予習もあまりしていない。こうやって渋谷駅にある地図掲示板を逐次確認しながら、その商業ビル群はどちらにある、どっち方面にいけばいい?ということを毎回ここで確認していたのだ。


渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームは渋谷駅から連絡通路でお互い繋がっていて、案内掲示板もあるので、迷うことはなかった。


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でも今度行く、渋谷マークシティは連絡通路で繋がっているようだが、渋谷フクラスは、連絡通路では行けず、いったん外に出ないといけないようだ。



あらためて、渋谷スクランブル交差点。


毎日30万もの人が行き交うスクランブル交差点。

喧騒。雑踏。多様な人々。

街頭ビジョンに溢れる広告。


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まさに東京を代表する名所中の名所、そして渋谷といえばこのスクランブル交差点。外国人の中でとりわけ人気No.1なのが、この渋谷のスクランブル交差点なのだ。


日本を訪れた外国人観光客のうち、なんと約4割が渋谷のスクランブル交差点を訪れるといわれている。この交差点でカメラを構えている外国人がじつに多いことがよくわかる。


数字的に見ても、渋谷のスクランブル交差点を渡る人々は、1回の青信号が瞬く間になんと3000人におよぶといわれていて、もちろん時間帯によって数は変わるが、3000人収容のイベントホールなどを連想すると、それがかなりの規模であることがわかる。


しかも、それだけの人が一斉に動いているわけだから、見慣れた日本人にとっては驚きの光景ではないにしろ、外国人にとってはアメイジング!ということになるらしい。(笑)


そして、1日に換算すると渋谷のスクランブル交差点を行き交う人の数は、30万~50万人になるのだそう。そんな巨大な交差点を誰に頼るでもなく、ぶつからず、交差点を渡り歩くことができるのは日本人ならではの「譲り合いの精神」に基づく「高等テクニック」と思われているらしいのだ。(笑)



ここまで多くの人々が軽やかかつスムーズにスクランブル交差点を渡りきることができるわけだから、日本がスクランブル交差点を生み出したと思っても不思議ではあるまい。


ところが、スクランブル交差点を初めて生み出したのは「カナダ」「アメリカ」なのである。


しかし、まさかカナダ人やアメリカ人も、東京・渋谷にここまで巨大な交差点ができるとは思ってもみなかったというのが本当のところのようだ。


まさかの元祖超えというところであろうか?




外国人観光客を案内する機会があったら、おすすめしたいスポットがある。

それは渋谷駅と渋谷マークシティをつなぐ「連絡通路」。


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人々が行き交う全体像を撮るには、高い位置から撮影するのがおすすめであるが、マークシティをつなぐ連絡通路なら、俯瞰的に撮影できるはず! 何より、通行者の邪魔にもならず安全を確保できる。


また、外国人観光客が楽しみにしているのが「雨」の日らしい。その理由は、高い位置から見ると交差点上に色とりどりの傘の花が開き、さらに迫力のある風景が撮れるから。


せっかくの観光地めぐりが雨だと残念がるケースも多いが、スクランブル交差点にいたっては特別のようである。


スクランブル交差点を熱心に撮影している外国人の多くが、混雑している場所でも秩序を保って動くことができることに、とても感心するという。


私たちは普段あまり意識していないことかもしれないが、日本人として大事にしたい風習でもある。



その渋谷スクランブル交差点から、渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームを臨む。


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写真の左側から右側へ、渋谷ヒカリエ、そして渋谷で1番高い渋谷スクランブルスクエア、そしてその渋谷スクランブルスクエアの後ろに隠れるように、ほんのちょっと姿が重ねて見えるのが、渋谷ストリームである。


そして一番右側にある大きなビルが、今年2023年11月30日に竣工予定といわれる「渋谷サクラステージ」である。もうビルはこういう感じで、全部出来上がっているのだ。あとは、店舗テナントなどの内装関係の準備なのでしょうか。


驚きべく渋谷再開発のスピード化である。


そして、このアングルからず~っと右側に渋谷マークシティがある。


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渋谷駅と渋谷マークシティは、長~い長~い連絡通路で繋がっており、自分はいつも小田急の梅が丘の美登利寿司に行くときとか、下北沢にスープカリーを食べに行くときは、井の頭線を利用するので、この長~い長~い連絡通路を渡って行く。


この連絡通路から、スクランブル交差点を眺めると最高らしい。

今度試してみます。雨の日がいいのかな?(笑)


渋谷フクラスは、高階のビルではないので、ここからは見えないし、連絡通路では繋がっていない。もうこれは歩いていくしかないだろう。


・・・ということで、つぎに目指すは、渋谷マークシティである。


渋谷マークシティは、東京都渋谷区道玄坂一丁目にある、株式会社渋谷マークシティが運営する複合商業施設である。京王井の頭線の渋谷駅や商業施設、ホテル、オフィス、バスターミナルなどの機能を有する。2000年度グッドデザイン賞受賞(建築・環境デザイン部門)。


「イースト」(EAST=東)と「ウェスト」(WEST=西)の2棟のビルからなり、東京地下鉄渋谷駅構内側線(渋谷車庫)、京王電鉄渋谷駅に跨って建てられている。


上階はホテル(渋谷エクセルホテル東急)、オフィスで占領されている。


Eastはホテル棟で、Westがオフィス棟だそうである。


Eastのホテルは、5 - 25階部分。客室は全408室

Westのオフィスは、11 - 23階部分。オフィスロビーは5階である。


あと、これは当日はわからなかったけれど、バスターミナルもあるんですね。


1F~4Fのところかな?ここに飲食関係街が集中しています。そして1Fと2FにはFOOD SHOWがあり、スーパーみたいな生鮮食品を販売している。長年東急百貨店東横店東館で営業していた食品売場が、2013年3月の東館閉鎖に伴い、EAST地下1階に同年4月4日移転オープンした。地下連絡通路を通じて、東横店地下1階の「TOKYU Food Show(東急フードショー)」と一体運用となっていたそうである。


施設は1994年に着工し、2000年4月7日にオープンした。渋谷は若者の街として知られているが、その中でもあえて『オトナ発信地』をコンセプトとして、渋谷で生活する20歳代後半以上の女性をターゲットに設定した。渋谷マークシティのオープンは渋谷駅周辺の人の流れを変えたといわれた、とも言われたそうである。


自分はやはり渋谷マークシティを意識するのは、井の頭線を使うときですね。このとき、かならず併立しているマークシティが嫌が上でも目に入ってきます。


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また、以前日記で紹介した、自分が馴染みで通っている英国パブ「ホブゴブリン 渋谷店」もこの渋谷マークシティのすぐその目の前の向かいにあります。


この英国パブはよく行くんだよね~。

イギリス人がオーナーの本格的な英国パブ。

2004年創業というから、かなり昔から有名なパブだと思います。


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英国ビールハーフパイントに、フィッシュ&チップスや日曜日のサンデーローストの日にはローストビーフ。よく通ってますよ。(笑)


難なのが、BGMがヘビメタ、ハードロックなんだよね。(笑)うるさくてうるさくて。でも、お客さんの大半は、ほとんどイギリス人。日本人はほとんどいない。渋谷在住のイギリス人が、みんな集まって来て、同じイギリス人同士、思う存分英語を話してスッキリする、そんな憩いの場所のような感じでした。みんな仲良かったよ。日本人彼女で男イギリス人というカップルも多かった。


自分はここ、よく出没しますよ。周りの会話が、全員英語なので、外国にいるような感覚になれるし、かなり本場のイギリス、ロンドンのパブに似ているので、自分は愛用しています。


この英国パブ「ホブゴブリン 渋谷店」に行くときに、どうしても渋谷マークシティの向かいになるので、意識せざるを得ない。


渋谷マークシティとはそういう商業ビルなので、見せ所としては1F~4Fの飲食関係街のところだと思う。


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ちょっとランダムに撮影した写真を投稿しますね。

やっぱり結構お高いというか、お洒落で気品のあるお店が多かったです。


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銀座ライオンなんかもあります。


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自分が驚いたのは、美登利寿司。こんなところにあったのかぁぁぁああああ~~~。


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美登利寿司といえば、庶民的なお寿司でネタも大ぶりの大人気の大衆寿司店。いつ行っても超満員。自分はやっぱり美登利寿司といえば、絶対本場の小田急線の梅が丘本店まで出かけるのだけれど、じつはこの美登利寿司、渋谷駅構内にもある、という噂やSNS投稿を昔からずっと聞いて知っていて、いつかは行ってみたいと思っていたのでした。


その美登利寿司渋谷店が、まさか渋谷マークシティの飲食街フロアにあるとは!

驚きの発見でした。やはり長蛇の列で並んでいました。

今度行ってみたいと思います。



スープストックTOKYOもあります。


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ここのフランスのパン屋さん&カフェが素敵だったな~。


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1F,地下1Fは、フードショー(FOOD SHOW)です。

生鮮食品売り場であります。スーパーマーケットの大きな感じですかね?


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そして最後に渋谷フクラスに行きます。

渋谷フクラスが一番渋谷駅から遠いかな。連絡通路では繋がっておりません。


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渋谷フクラスは、東京都渋谷区道玄坂一丁目にある高層ビルの複合施設。商業施設、オフィス、バスターミナルなどで構成される。キーテナントは商業施設の東急プラザ渋谷。東急グループの東急不動産が運営する。2019年12月5日開業。



渋谷フクラスは、2015年(平成27年)3月22日をもって閉館し解体された旧東急プラザ渋谷の跡地に建設された。2階から8階には東急プラザ渋谷が入居し、閉館から4年8ヶ月ぶりに渋谷に東急プラザが復活した。


渋谷フクラスは「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトとしており、旧・東急プラザ渋谷と同様、ターゲットとする客層の年齢層は高め(40代以上の中年からシニア層)である。


そうなんですよ。この渋谷フクラスというのは、昔の東急プラザ渋谷のあったところです。自分は視力が悪く、メガネを作らないといけないときは、かならず渋谷駅前のメガネドラッグだったかな?そこでメガネを作っていました。もう前職時代ずっとそこで作っていました。もうかなりの年数お世話になってました。ところが閉店になり、その個人のメガネデータは、東急プラザ渋谷の中にあるメガネ屋さんに引き継ぐということになったのです。


それでそのメガネ屋さんに用事があって、結構な回数、その東急プラザ渋谷に通ったことがあります。ずいぶん立派なデパートでした。


それが今回の渋谷再開発計画で、その東急プラザ渋谷が閉館となり、渋谷フクラスに生まれ変わった、ということなんですね。2019年開業ですから、もう出来立てホヤホヤです。



ここには、あのデジタル署名、デジタルサイン、電子契約などインターネットインフラ全般のビジネスを司っているGMOがオフィスとしてここに入っていました。GMOはここにあったんですね。


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GMOデジタル美術館という展示もありました。


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渋谷フクラスは、フロアスペースが直方体ではなく、ちょっと流線形の細長い半円弧を描くフロア形状でオシャレ感覚を醸し出しています。渋谷フクラスは、40代以上の中年からシニア層がターゲットだとか。。。確かに大人の雰囲気を漂わせてはおりました。


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以上で、渋谷再開発計画・実践編。自分でじかに渋谷、渋谷駅周辺の進化を体感してこよう!はお終いです。


もう圧倒されました。なぜ従来の百貨店・デパートではダメなのか?それは先の日記でも述べた通り、この世界は、つねに時代のトレンドに合った場や空気、雰囲気を周期的に一変する必要があるからだと思います。


いつまでも同じじゃダメなんですね。その時代、その時代に合わせて衣替えをしていかないといけない。そういうビジネスのやり方をする世界なんだと思いました。


でもこれはべつにこの世界だけのことではありませんよね。我々技術の世界でも、世界の日々の技術の核心、流れはめちゃめちゃ速いです。うかうかしているとあっという間に置いてきぼりを食らって、うちの会社閉業ということになりかねません。つねに最先端の技術の流れ、動き、マーケット、他社動向などをウォッチしながら自分の会社のかじ取りをしていかないといけません。


これはどの業種、ビジネスでも同じことが言えますね。


でも今回のこの渋谷再開発計画のことを、ちょっと自分で勉強してみよう、ということで始めたシリーズでしたが、改めて東急グループの大きさ、巨大さ、パワフルさ、東急電鉄はじめ、この渋谷に影響を及ぼしている、そしてこの渋谷再開発計画を実質イニシアティブをもって誘導している、この影響力の大きさにもうびっくり驚きを隠せざるを得ません。


東急グループとは何者なのか?

かなりビッグな巨大企業体のように感じます。


自分はいまのおらが街に住んでもう30年近くですが、それ以来ずっと東横線ユーザーです。

東横線に乗って渋谷に出る。


東横線はまた改めて日記にしたいと思っていますが、東急の電車、東急電鉄です。東急線の各駅には、かならず東急ストアのデパートがあります。


自分はおらが街のとなりの駅の東急ストアでは、和食のご飯が食べたくなったときは、この東急ストアの大戸屋でかならずご飯を食べますし、ドコモショップもこの東急ストアに入っているお店を使っています。


いわば30年間、ずっと東急グループの傘下の中で暮らしてきたようなものです。べつにそれを不思議とは思わなかったし、たまたまそうだった、というだけではありますが。


電車というのは不思議で、各路線のその車両の中の雰囲気は、それぞれの路線でぜんぜん雰囲気違いますね。その路線の車両に乗ると、あ~オレはいまここにいるんだな、あの時代のことをよく思い出す、てな感じになります。


小田急や井の頭線の車両に乗ると、上京したての新人時代をどうしても思い出します。東横線はいまのリアルタイムなのです。銀座線とか南武線は、サントリーホールとかミューザ川崎に通うので、これもいまのリアルタイムなのです。


北海道の札幌の地下鉄南北線に乗ると、あ~オレはいま北海道にいるんだな~と実感します。このように路線の車両って、ほんとうに雰囲気がそれぞれの車両で違っていて、それに乗ると、その状況に自分の精神状態がフィードバックするのです。


自分は首都圏の路線の中では東横線がいちばん大好きです。いちばん明るい感じがします。そしていちばん年数を乗ってきた路線でもあります。


まっ東横線のことは、また別日記でゆっくりとお話ししたいと思います。


東急グループは、ほんとうに巨大な企業体。不動産までやってるし。いまはとてもその全貌を理解することはやりませんが、自分の頭にゆとりが出てきたら、改めて勉強したいとは思います。


今回のこの渋谷再開発計画では、この東急グループによって、大きなイニシアティブ、主導権を握って進められているプロジェクトなのだということは、今回の勉強で理解できたと思います。








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新しい渋谷を体感する! Part1 [街歩き]

渋谷再開発計画はどのように進められているのかは、よく理解できた。あとは自分で直接見て回らないとダメだろうと考えた。東横線に乗るために、渋谷ヒカリエ改札を使うにしろ、いつも渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルスクエアの目の前を通るだけで、1回も入ったことがないのでは、とやかく言う資格はない。
                                                                                                                                              
渋谷、渋谷駅周辺がどんなに進化を遂げているか、じかに体感してみないとダメである。
                                                                                                                                             
渋谷駅周辺の再開発はこのような感じで進められている。
                                                                                                                                           
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渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラス、そして渋谷マークシティのショッピングモール、商業ビル群が渋谷駅を囲む感じで一帯を形成している。
                                                                                                                                             
これを1日で全部廻って観てきた。
                                                                                                                                              
これから写真日記のオンパレードになるが、その前に結論を端的に言おう。
                                                                                                                                             
ショッピングモール、商業ビル、カフェ・レストランというのは、いわゆる百貨店、デパートの類と何が違うのだろう?そこにはなんら新しい要素、驚きの要素がないのではないか、と自分は考えていたのだけれど、その考えを改めたい。ひと通り廻ってみて、確かにやっていることは、ショッピングモールなのかもしれないけど、やはり新しい風、雰囲気というかその時代、時代に合ったトレンドのような雰囲気・空気とか装いが必要で、何年か周期で場を一新しないとダメな世界なんだろうな、ということがわかった。
                                                                                                                                             
老舗デパートも確かに味わい深いけど、売るものは変わっても、場の雰囲気がいつまでもずっと変わらないでは、この世界やっぱりダメなんだろうな、という感じである。この世界、やっぱり場の雰囲気、空気を何年か周期で変えないとダメなのである。
                                                                                                                                               
渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラス、そして渋谷マークシティとひと通り廻ってみて、まず感じたのはとてもピカピカに新しくていまの時代、トレンドに合っている感じがすること。そして空気、雰囲気が新鮮でいいので、必然と誘い込むように人の流れが出てくること。すごい活気づいていること。
                                                                                                                                              
これはやはり一新していまの時代に合ったものにしているから、人が寄ってくるんだろうな、とつくづくそう思いました。そういう新しいショッピングモール、商業施設ができましたよ~、というアナウンスとともに、人の流れが出てくる。もちろん人の動線も考慮した都市設計をする。
                                                                                                                                            
いつまでも変わらない、はなかなかビジネス的に難しいものがあるのだろう。もちろん記念的な建築物とかそういう貴重さもあるけど、そこはいつも争いの根源になりますね。
                                                                                                                                            
なんか、そのような勢いのようなものを感じました。
                                                                                                                                             
あと、これらの商業ビルの上階は全部オフィスになっていることですね。若者カルチャーの発信源の街だった渋谷が、オフィス、そしてショッピングモールと変貌していくと、やはり対象年齢層は高齢にシフトしていくことはやむを得ないと考えます。
                                                                                                                                           
でも、もう驚きとしかいいようがなかったです。
煌びやかで華々しかったです。
                                                                                                                                            
40年前からずっと渋谷は首都圏への交通のブリッジとしてずっとお付き合いしてきた街だけれど、あの頃の渋谷、東横線、いまでもよく覚えていますよ。あの頃からすると、もう激変と言っていいほど変わりました。ずっと付き合ってきて感慨深いものがあります。
                                                                                                                                             
そんな渋谷、渋谷駅激変ぶりの写真日記をお届けしたいと思う。
                                                                                                                                             
昔の渋谷、東横線は、”東横線”というタイトルでまたひとつ日記を書こうと思っているので、そこで懐かしのあの時代の写真を持ち出したいと思う。あの時代の東横線渋谷駅は、よく覚えていますよ。(笑)あの頃は東横線は地上にありました。
                                                                                                                                            
渋谷駅の激変は、なんといっても、渋谷ヒカリエ改札の整備と、そこに向かう大規模なエスカレータ群が整備されたことであろう。ここの大きな幹線が出来てから、各路線に向かうための動線が非常にスムーズになったような気がする。
                                                                                                                                             
渋谷ヒカリエ改札
                                                                                                                                          
自分の使っている改札です。東横線です。もちろん東横線以外にも副都心線、田園都市線、半蔵門線とかいろいろあります。副都心線はラーメン一番に行くときに使う路線です。
                                                                                                                                            
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この渋谷ヒカリエ改札に向かうために、3F/2Fと何重にもエスカレータを乗り継いでいかないとダメであり、このエスカレータの大幹線は、渋谷スクランブルスクエアと併立する感じで位置している。この写真はJR線、いわゆる地上から観た図である。銀座線は、さらにその上階にある。銀座線は、サントリーホールや京都銀閣寺ますたにに行くために使う路線である。
                                                                                                                                              
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JR線のある地上からさらに1F下がっていくと、大きな電子スクリーンが登場する。この連絡通路をまっすぐ行くと、渋谷ヒカリエである。
                                                                                                                                              
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まずは渋谷ヒカリエを散策。
                                                                                                                                             
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渋谷ヒカリエは、渋谷駅東口に位置する東急文化会館跡地に建設された東急グループの複合商業施設。東急百貨店や飲食店、事務所のほか、ミュージカル劇場「東急シアターオーブ」などが入居している。
                                                                                                                                             
2005年に渋谷駅周辺が都市再生特別措置法に基づく特定都市再生緊急整備地域に指定されて以降、同地域では東急東横線地下化に伴う複数の大型開発プロジェクトや区画整理事業(渋谷駅街区土地区画整理事業)が進められている。
                                                                                                                                             
そのトップバッターとして開業したのが、渋谷駅東口に竣工した高層複合施設・渋谷ヒカリエなのである。
                                                                                                                                            
渋谷再開発ではいちばん歴史が古いトップバッターだったんですね。
                                                                                                                                             
また明治通りの向かい側にある渋谷スクランブルスクエア(東棟)とは連絡橋を介して行き来する方が可能である。渋谷における情報・文化の発信拠点として、渋谷の新たなランドマークとなることが期待されている。
                                                                                                                                              
当初は仮称として「渋谷新文化街区プロジェクト」あるいは「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」と呼ばれていたが、正式名称を「渋谷ヒカリエ」とすることが2010年4月14日に発表された。2009年6月30日に着工となり、2012年3月に竣工した。
                                                                                                                                              
自分は申し訳ないですが、渋谷ヒカリエまったく縁がなかったです。(笑)つい先だって、11Fのミュージカルシアターの東急シアターオーブに初めて入ったくらいですから。
                                                                                                                                              
地上34階、地下4階です。
                                                                                                                                             
そのうち上階の17 - 34階はオフィスです。
5階くらいまではショッピングモールですね。
                                                                                                                                              
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6F/7Fは柴田陽子プロデュースのカフェ・ダイニングになってます。
                                                                                                                                             
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8Fはヒカリエホールになってます。
                                                                                                                                             
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11Fはミュージカルシアターの東急シアターオーブ。ここで先日、ブロードウエイミュージカルの「ウエストサイドストーリー」を観劇しました。
                                                                                                                                             
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このフロアには渋谷再開発計画の模型が飾られているのです。
                                                                                                                                             
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つぎに渋谷スクランブルスクエア。これはエスカレータの大幹線のすぐ横に位置しているめちゃめちゃデカいゴージャスな商業ビルである。
                                                                                                                                              
渋谷ヒカリエ改札を出た瞬間にもうその入り口がゴージャスに出迎えてくれる。
                                                                                                                                            
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渋谷スクランブルスクエアは、渋谷駅に直結した複合施設型超高層ビル(駅ビル)。東棟はセルリアンタワーを抜いて渋谷エリアで最も高いビル。東急(旧・東京急行電鉄)・JR東日本・東京メトロの3社の共同開発によって誕生した。1日の利用者数が約330万人を誇る渋谷駅に直結した大規模複合商業施設であり、商業施設、オフィス、交流スペース、展望施設などで構成される。
                                                                                                                                              
東棟ですね。
                                                                                                                                              
46Fまであります。渋谷で最大に高いビルです。2019年に開業ですから、まだできたてホヤホヤです。自分も東横線乗るためにエスカレータの大幹線に乗っているときに、つい最近できた印象しかないです。
                                                                                                                                             
                                                                                                                                              
17-44Fはオフィスです。46Fには、Shibuya Skyという展望施設があります。これがスゴイんだ!!!あとで説明しますね。
                                                                                                                                                
自分は、渋谷再開発計画の商業ビル・オフィスの中で、いちばんスゴイと思ったのは、間違いなくこの渋谷スクランブルスクエアです。商業施設、ショッピングモールのスケールの大きさ、ゴージャスさなど、一番凄かった。まちがいなく渋谷最大のランドマークタワー的な存在になると確信しました。
                                                                                                                                           
商業施設、ショッピングモールは14Fまであります。
                                                                                                                                                
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この渋谷スクランブルスクエアの最大の魅力は、自分は46FにあるShibuya Skyという展望施設だと思います。
                                                                                                                                           
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当日まで、自分はその存在は全然知らなかったのですが、なにせ展望台大好き少年ですので、せっかくあるなら、ぜひ登ってみたい。屋上から渋谷の街を一望したいと思ったのです。
                                                                                                                                             
Shibuya Skyに行くには、まず14Fまで上がる必要があります。
展望台行特別エレベータというのがあります。もうすごい大人気です。
                                                                                                                                             
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14Fに到着するとShibuya Skyに到着します。
                                                                                                                                              
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ここでチケットを購入します。
                                                                                                                                           
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自分は行き当たりばったりだったので、ここで当日券を買いました。でもふつうはネットで事前に買っておくものみたいです。スタッフに、すぐに当日券は売り切れますので、急いでください、と言われました。案の定、自分が買った後にすぐに本日のチケットは完売しました、とアナウンスが出ました。お昼の12:30頃のことです。
                                                                                                                                           
やっぱり事前にネットで買うことですね。
                                                                                                                                             
                                                                                                                                          
Shibuya Skyのコンセプトです。
                                                                                                                                            
展望せよ。渋谷。世界。自分。未来。
                                                                                                                                             
毎日30万もの人が行き交うスクランブル交差点。
喧騒。雑踏。多様な人々。
街頭ビジョンに溢れる広告。
そんないつもの風景から、空の舞台へ。
                                                                                                                                                
上空で聞こえる、渋谷の街の息遣い。
その先に広がる、まだ出会ったことのない世界。
視ることに、新しい物差しが与えられたとき、
初めて意識する自分。
新しいあなたの視点を、未来に。
                                                                                                                                        
ここから、すべてを、展望せよ。
                                                                                                                                           
カッコいい~~~。(^^;;
興奮を覚え、ドキドキしてきます。
                                                                                                                                         
14Fでチケットを買ったら、チケットは30分間隔での観覧チケットですので、自分の時間帯に来たら並びます。そのとき、14Fの屋内から下の渋谷の街並みを観ることも可能です。
                                                                                                                                           
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そして14Fから46Fに行くための最終の特別のエレベータに乗ります。いわゆるオフィス階を一気にぶっ飛ばして屋上に行くエレベータですね。
                                                                                                                                             
このエレベータがすごい洒落ているのです。
ぐんぐんと上に上がっていくにつれて、室内の照明がいっせいに落ちて、天井にこんな模様が現れて、いまエレベーターが屋上に向かってどんどん上がっているんだというデモ効果をサービスするのです。
                                                                                                                                            
これは凄かった~。
                                                                                                                                              
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そしていよいよ屋上です。
屋上に出るときは、ロッカーに荷物を全部預けます。スマホやデジカメなどの撮影機器だけOKというルールです。
                                                                                                                                          
                                                                                                                                          
なんか高所恐怖症で怖かった~。(笑)
意外や落下防止の透明の壁の高さが意外やそんなに高くないような・・・
この日はすごい風が強かったので、尚更怖かったです。
                                                                                                                                               
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ここは、Shibuya Skyのインスタの撮影スポットみたいですね。
みんな行列で順番待ちで、こうやって撮影していました。
                                                                                                                                             
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でも自分は最高だと思ったのは、なんとも言えない開放感があることです。すごいいっきに何もかもがなくなる感じで、障壁がいっさいなくなる。とつぜん解き放たれるような感じで、すごい気持ち的にスカ~とするというかすごい解放感です。気持ちいい~。空気が美味しい~、ってな感じです。
                                                                                                                                             
この屋上から見る渋谷の街は最高でした。
                                                                                                                                              
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これはきっと夜の夜景を観たほうがずっと綺麗で感動するな、と直感で思いました。よし!今度来るときは、深夜帯のチケットを事前にネットで買おうと思いました。そしてすでに購入済みです。
                                                                                                                                              
そうしたら、Shibuya Skyさんのインスタでこんな投稿が・・・。
                                                                                                                                             
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夜景と言っても、これくらい夕暮れ時のほうが綺麗なんですね。
このくらいのイメージのほうがオシャレですよね。
                                                                                                                                       
そうだったんだ・・・。
もっと早くに投稿してください~~~。(笑)
                                                                                                                                      
自分はもっと深夜帯の真っ暗の時にチケットを買ってしまいました。(笑)
                                                                                                                                             
                                                                                                                                             
                                                                                                                                           
屋上を堪能したら、つぎに屋内です。
展望台と言うことは、ほんとうの外気に触れる屋上ということと、屋内の屋上という2つの意味があります。その屋内の屋上という意味です。
                                                                                                                                           
ここはSKY GALLEYという展示ルームがあります。
ここから渋谷の街を展望できる以外に、部屋内に写真が飾られています。
                                                                                                                                               
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この写真がすごいカッコよくてお洒落なんだ~。
いかにも渋谷、SHIBUYA,Shibuya・・・という感じじゃないですか。若者カルチャーの渋谷は死んでない、という感じです。自分はこの写真のセンスにすごく感動しました。カッコいいです。
                                                                                                                                           
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渋谷、Shibuyaはやっぱり”少女”なんですよ。大人の女性じゃダメなんです。
このAgeの女性だからこそ、Shibuyaなんだと思うな。
                                                                                                                                               
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そして屋内から見る渋谷の街。
                                                                                                                                          
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この屋内の屋上には、ルーフトップバーと言って、バーの施設があります。
ここは予約制です。ドリンクもあるんじゃないかな。
                                                                                                                                          
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この屋内の屋上には、お土産屋さんもありました。
                                                                                                                                            
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このShibuya Skyは最高だと思います。この渋谷スクランブルスクエアの中で一番の売りのポイントだと思います。
                                                                                                                                           
夜景の渋谷、楽しみです。










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韓国の俳優さん [雑感]

最近、FacebookやTwitterの自分のTL(タイムライン)に流れてくる投稿は、かなり壊れていると思う。(笑)とくにTwitterはひどいですね。自分がフォローしている人の投稿が現れるんではなくて、おそらく、おそらく、だけど、プラットフォーム側がその人に見せたいコンテンツをプッシュしている感じである。これはアルゴリズムの改悪といっていいのではないか。自分がフォローしている人の記事が見れないので、わざわざその人の名前で検索して投稿をまとめて読んでいる感じだ。これじゃなんのためにフォローしているのか、さっぱり意味わかんない。


ぜんぜん自分のTLに現れないので、あれ~調子悪くてお休みしているのかな~とも心配したりするのだけど、いざ検索してみれば、ぜんぜん普通に毎日投稿している。な~んだ、である。


Facebookの最近のプッシュコンテンツもかなり劣悪だ。相当壊れているとしか思えない。(笑)昔と比べ、かなり劣化しているのではないでしょうか・・・


あのプッシュコンテンツって、みんなの端末に同じ画面が現れているものなの?

それともその人、その人に応じて、その人の嗜好に合わせて、カスタマイズされた画面なの?


Facebookの場合は、よくその人がネットで検索した内容のものと類似のカテゴリーのものを検索してきてプッシュするという広告のやり方をよくやる。


でもそれ以外にも自分が検索したものとは到底思えない内容のものをプッシュしてくる。これはおそらくプラットフォーム側がその人が好きであろう、いやその人に好きになってほしい、というそういう戦略があってプッシュしてきているとしか思えない。


そういうプッシュコンテンツは、最近のFacebookではかなり劣悪だ。

Facebookの品位の高さというか、精神性の高さを年々蝕んでいるようにとしか思えない。


自分の場合、あくまで自分の場合であるが、最近は韓国の俳優さんのプッシュコンテンツがかなり酷い。相当の頻度でTLに流れてくる。ここ1~2か月の間である。まったく突然に、そして急激に増えた。それまではいっさいそんなコンテンツはなかった。


ここ1~2か月で急激にそういうコンテンツをプラットフォーム側は自分にプッシュしてくるのだ。


これ?みなさんのところにも来てる?


オレだけ?(笑)


プラットフォーム側は、自分に韓国の俳優さんのことをもっともっと知ってほしい、興味を持ってほしい、ということなのか?洗脳したいのか?(笑)


この事象にどういう意味があるのか。


・・・ということでございまして、いま私のFacebookのTLは、韓国の俳優さんのプッシュコンテンツで溢れております。すごい量です。(笑)


自分にとって、韓国の俳優さんと言えば、2004年頃の冬のソナタ、チェジウ様がすべてです。チェジウ様にはそうとう恋焦がれました。出演ドラマは全部拝見しました。これが自分の韓流ブームでした。


その後、自然と自分の中からそのブームも去っていき、いまやほとんど韓流ドラマを観ることはありません。いまはもう観たいとも思わないかな。


でもこうやって毎日、自分のTLに流れてくる韓国の俳優さんの写真を見ると本当に驚くことがある。


それは男優さん、女優さんともにあまりに不自然なくらい人工的でアンドロイドみたいな美しさである、ということだ。韓国は、整形王国で有名な国だ。とくに芸能界で活躍する人は、ほとんど整形の経験があるという噂もある。


まさにそういう整形手術を施したあり得ないまでの人工的な美しさ、といおうか、自分からするとちょっと人間の顔として不自然極まりないように思う。


特に男優さんの顔はあり得ないだろう(笑)と思う。


ひょっとすると、これらの投稿は、人間実物ではなくて、画像生成AIによる成果物なのではないか、と思うほどの不自然さだ。


でも好きな人は好きなんでしょうね。まさに韓流ファンはこういう美顔センスが好きなんだと思います。そこは個人の嗜好ですから、とやかく言うことではないですし批判できないです。


ちょっと自分のTLの流れてくる韓国の俳優さんの写真を数枚ご紹介しますね。


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これっていかにも韓国の俳優さん、という感じですよね。

これは演技の世界だけじゃなく、音楽のK-POPSにも該当しますね。

K-POPSの歌手さんたちもこんな風貌ですよね。


これが韓国の美意識というか美顔の基準なんだと思います。


自分はなんかアンドロイドみたいに人工的で、まったくダメです。

若くて訴えかけてくる、迫ってくるような雰囲気、勢いはとてもじゃないけど、いまの自分の年齢では受け止められないし、迎えきれないです。


自分は、やはり日本の男優さん、女優さんのほうが、ずっと人間的で親しみがもてて、全然好きです。自分の美的センス、美顔基準としても、日本の男優さん、女優さんのほうが人間らしくて全然いいと思います。


でもK-POPSなどは、世界への進出はスゴイ。とても日本の芸能界は敵わない。自分はよく知らないけど、世界に送り出すその養成機関の仕組みはすごいらしいですよ。


世界を目指す、世界基準を凌駕する韓国人が考える、東洋人のハンサム、美人、美顔というのが、彼らの中でものさしとして存在するんですね。


・・・で、である。こういう写真の投稿が毎日、自分のTLに膨大に流れてくるのだが、これはオレにどうしろ?ということなのか?オレに関心を持ってほしい、好きになってほしい、ということなのか?


なんか、ほとんどの俳優さんの写真は、自分的には不自然で人工的で、ちょっと無理な感じなのだけど、1人だけ女優さんで、この方ならacceptableである、という女優さんを発見しました。


Son YeJin ソン イェジンさんだ。


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こういう感じなら、品格、気品があって、上品そうで、自分としても全然素晴らしいと思いました。経歴を調べてみたら、2004年に日本でも大ヒットした韓国映画「私の頭の中の消しゴム」でヒロインを務めていた女優さんだ。


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あ~そうなんだ!


驚きました。自分は当時、この映画を観てすごく感動して泣いた記憶があります。

確かに当時、日本では空前のブームで大ヒットした映画でした。


アルツハイマー病、認知症という病気を改めて、世間に認知させる、という意味でも大きな役割を果たした映画でもありました。その後、似たようなコンセプトの映画やドラマがたくさん作られたそのキッケカにもなった映画だったと思います。


そのときの女優さんだったとは!


すでに結婚されていて、お子さんもいます。旦那さんは、これまた絵に書いたような典型的な韓国男優さんの美顔という感じで、もういい!好き勝手にやってちょうーだい!という感じです。(笑)


Son YeJinさん、ページ、フォローしておきました。


数か月前から突然雨あられのように降って湧いてきた韓国の俳優さんのおすすめ投稿。私にどうしてほしいのか、よくわかりかねますが、またもとの平和な投稿、TLの状態に戻してほしい、とは思います。(笑)









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川崎大師 風鈴市 2023 [寺院・仏閣]

毎日暑いですね~。連日36度の猛暑ですよ。


今年も川崎大師では、夏の風物詩である”風鈴市”が開催されます。

7月17日(月)~23日(日)の7日間。


コロナ禍である2020年は開催中止。2年ぶりの開催の2021年、自分ははじめて川崎大師風鈴市に参加してみた。でもこのときはコロナ感染症対策のため川崎大師境内での風鈴販売は行なわず、仲見世にある協力店舗に風鈴を飾って販売するという異例の措置であった。


本当の風鈴市というのは、川崎大師境内の中に大きなテントを張って、その中で全国の風鈴をいっせいに販売する、いわゆる境内内に特設会場をつくる、そういうスタイルなのだそうだ。


自分は川崎大師風鈴市は、2021年に初めて存在を知ったので、そのコロナ対策用の風鈴市しか知らなく、本来の姿の風鈴市を知らないのだ。去年の2022年も行ってみたが、やはり店舗内のみでの販売であった。


今年の川崎大師風鈴市2023


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ついに4年ぶりに、もとのオリジナルの姿に戻すという。

つまり川崎大師境内内で、大きなテントを張って、境内内特設会場で、全国の風鈴を販売する、そういうスタイルを拝見できるのだ。これはぜひいかなきゃ!と思い、開催初日の7月17日に行ってきた。



川崎大師風鈴市


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川崎大師の境内に、全国各地から約800種類・2万個の風鈴が集結。

川崎大師オリジナルの『厄除だるま風鈴』をはじめ、金属、陶磁器、ガラスなどの各種風鈴が販売される。


川崎大師オリジナルの『厄除だるま風鈴』は、こうやってひとつひとつ職人さんが作っていくんですね。


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そして、その『厄除だるま風鈴』ひとつひとつに、ご住職さんがご本尊でご祈祷してくださいます。大護摩と同じです。


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これが川崎大師オリジナルの『厄除だるま風鈴』です。


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また、石・炭・金・銀などを素材とする珍しい風鈴や、かわいいキャラクター型の風鈴も並び、さまざまな風鈴が涼を奏でます。


古くなった風鈴を納める「風鈴納め所」も境内に設置します。風鈴市の期間だけ授与される「厄除開運だるま風鈴守」も例年人気があります。


風鈴市が始まりますよ~という”風鈴市開会式法楽”です。


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全国各地の風鈴が一堂に勢ぞろい。

福岡の博多風鈴、佐賀の有田焼風鈴、同じく佐賀県の伊万里焼風鈴・・・


風鈴って、ほんとうに全国の各都道府県でそれぞれ違うものなんですね。


この川崎大師風鈴市。


主催は川崎大師観光協会がやっています。


協賛として


大本山 川崎大師平間寺

川崎大師表参道商業協同組合

京浜急行電鉄株式会社

川崎大師仲見世通会


ですね。


川崎大師風鈴市は、やはり風鈴のあのちんちろりんという音色がなんともいえない涼を奏でるというか、ほんとうにあの音色は癒されますね。


どんなに暑くても、あの清涼感のある音色を聴くと、涼しく感じるから不思議です。ヒーリング、癒し効果のある音色だと思います。


自分が行ったのは、川崎大師風鈴市2023の初日、7月17日(月:祝日)でした。この日は、残念ながら無風に近くてほとんど風がなくて、あの風鈴のちりんちりんという音色がほとんど聴けなかったです。境内内のテントでは、さすがに音がしないのではまずいだろう、ということで、扇風機を回していました。(笑)苦労しているんですね~。


では川崎大師風鈴市2023の様子です。

この日は雲ひとつない快晴。気温36度の酷暑。無風で風がなかったです。(風鈴があまり鳴っていない。)


川崎大師の仲見世通り。


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店舗間をこうやって糸で結び、ここに風鈴を結び付けて、宙に飾ります。


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各店舗では、全国各地の風鈴を置いてくれています。


ここは従来通りですね。この店舗に飾るスタイルは、ひょっとしたらコロナ前はなくて、コロナ禍になって、このスタイルになったのかもしれませんが、コロナ明けになっても、このスタイルは残しましょう、という配慮なのでしょうかね?もとのスタイルに戻る今年でも、各店舗には、風鈴が飾られていました。


美しいですよね~。

仲見世通りのお店は達磨屋さんが多いので、だるまのあの赤い色と、この風鈴の色が妙に保護色的にマッチングしていて、すごく鮮やかな鮮烈な色調をわれわれに印象付けます。


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ここまではコロナ禍のときの開催と同じとして、ここからが本番です。

川崎大師境内内でテントで売られている本来のスタイルを拝見します。


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風鈴の吊るし方ですが、こういう感じで竹で碁盤の目状を作るやり方が多かったです。そこに風鈴をぶら下げていく感じです。


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テントの中で飾られているほかに、このように正方形の形で棒柱を組んで飾られている場合もありました。


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川崎大師ご本尊さまの厄除弘法大師をはじめ、不動明王や愛染明王などの諸仏が奉安されている大本堂です。お参り、祈願してきました。


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ここにも風鈴が飾られています。


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川崎大師風鈴市、しかと目に焼き付けてきました。境内内の特設会場での全国の風鈴、とても圧倒されました。確かにこの人の賑やかさですと、コロナのときはアウトだな~とは思いました。


また復活できてよかったです。


ここが風鈴納め所で、風鈴を納めるところです。

ふつうにゴミ箱に捨てちゃ罰が当たりますね。(笑)きちんと専用の納め所があるのです。

1年に1回なんですね。


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そして納め風鈴法楽が行われます。

風鈴のご供養を行うのです。


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川崎大師風鈴市2023。7月17日(月)~23日(日)までやってます。

ぜひ行かれてみてください。



さて、川崎大師に来たら、仲見世通りでどうしても寄らないといけないお店があります。


住吉さんの久寿餅です。

住吉さんといえば、川崎大師の市内に複数軒ありますが、やはりここ山門前でいただくのが王道ですね。


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「住吉」は、大正六年に創業、 以来一〇〇余年山門前で、 お大師様とともに歩んで参りました。 添加物は一切使用せず 厳選した素材と妥協なき職人の技で 伝統の味を守り続けております。古来より浄化や厄を払うという意味を持つ三角の形、その名の通り縁起の良い久寿餅が皆様へ倖せを運ぶよう当店の想いを黄色の包に重ねております。久寿餅をはじめ、お土産に好適な和菓子の数々を取り揃えて皆様のお越しを心よりお待ちしております。


山門前住吉 五代目当主


・・・でございます。


お土産用、持ち帰り用の販売だけでなく、実際食べていける甘味処もあるのです。


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天井には、これまた風鈴が飾られております。


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商売繁盛を祈願して、たくさんの方からの川崎大師の大護摩の木札が寄せられています。達磨もあります。


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さっそく、ここで久寿餅と抹茶のセットをいただきました。


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美味しんだけど、これは久寿餅を食べるたびに遭遇することなんですが、久寿餅にまぶしてあるきな粉のような粉末状のもの。これに甘みのあるあんみつがかかっているのですが、この粉末状のものを口に入れると蒸せるんですよね。(笑)ゴホゴホという感じで。粉末だからぜったいそうなってしまいます。


久寿餅って食べ方が難しいんですよね。長年に渡って食していますが、いまだに上手に食べれません。今回もゴホゴホ咳き込んでしまいました。


でも美味しかったです。


あと、川崎大師に来たら、必ず寄るスポットがあります。

それがこの奈良漬けの町田屋さんです。


奈良漬専門店、大正6年(1917年)、川崎大師の仲見世商店街に創業した老舗漬物屋「町田屋」さん。


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奈良漬け美味しいですよね~。

由来は、江戸の川崎宿までに遡ります。

東海道の宿場町であった川崎宿。


江戸期の大人気の滑稽本、東海道中膝栗毛で茶屋の万年屋で弥次さん、喜多さんが食べたことで有名になった奈良茶飯。この奈良茶飯に奈良漬けもついていて、この本のこの描写で、江戸期ではすっかり大人気になった。去年日記で盛り上がりましたよね~。(笑)


そこから伝統を受け継いでいる奈良漬け屋さんなのです。この町田屋さんというところは。



この「町田屋」さん店舗の奥に創業100周年記念事業として新飲食スペース・和カフェ「小さな奇跡の店 川崎大師松山」があるのです。


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本当に町田屋さんのお漬物がたくさん売っている商品陳列棚の横にひっそり入り口があるのです。


もともと川崎大師の商店街の店舗に無理やりカフェスペースを作ったという感じですから、応急措置という感は否めないのですが。。。


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ここで食すのは決まっています。



お漬物7種類のお茶漬けセット


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お漬物7種類によるお茶漬けセット。美しいですね。本当に美しい。

町田屋さんは奈良漬をはじめとするお漬物のお店。

本当にいろいろな種類のお漬物があります。


お漬物とともに、お茶漬けをサラサラとかっ込んでいく。なんか無性に懐かしい~。このスタイル。おフクロの食卓以来の感覚。


さっぱりしていて美味しかった~。

やっぱり日本人はこれです。


これで880円。なんとこの値段でこの一皿を二杯お替り自由なのです。



そして、川崎大師カレー


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川崎大師名物です。


ある意味この和カフェの一番の売りというか、看板メニューです。


川崎大師カレーは、完成の道のりは大変だったそう。200以上のカレー屋を回り、創作の日々。あまりの手間で工程のかかる製品のため工場委託も難航しようやく完成致したもの。2年以上の歳月をかけ、ようやく完成した苦労の賜物だそうです。



川崎大師カレーは三段階に変化する深い味わいカレー

甘さ→コク→辛さの三段階に変化するのは良質な素材とその配合の妙が秘密。


とにかくめちゃめちゃ手の込んだ研究に研究を重ねたカレーなのです。そんなカレーがこんなお漬物屋さんの隣にあるついでに作ったような(失敬)休憩所、和カフェで提供されているなんて、誰も意外や知らないことでしょう。秘かなる穴場なのかもしれません。


川崎大師カレー、いろいろなメニューがあるのですが、自分は一番人気のスタウトポークカレーにしました。初めての方はまずこちらを!スタウトビールで煮込んだトロトロのポークが2枚も乗った当店1番人気のカレーだそう。



これは美味しかったね~。第一印象はやっぱり甘いですね。とてもフルーティな味、フルーティなカレーだと思います。そしてコクもあって、辛さも十分。確かに三段階に変化するカレーです。


自分の味覚では、やはりこの”甘い”がとても印象的なカレーです。


本当に美味しいカレーだと思います。


川崎大師に来た際は、必ずと言っていいほど寄るこの和カフェ「小さな奇跡の店 川崎大師松山」。

そしてそのとき、かならず2つのメニュー


お漬物7種類のお茶漬けセット

川崎大師カレー


を食すこと。


これが決められたミッションなのです。

今回も無事達成できました。


今度来るときは、また年明けの初詣のときかな。

でもこれ食べたさに、これを食べるだけに、また川崎大師行っちゃうかも?(笑)


それほど美味しいです。







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マリクレール フェスティバル [フェスティバル]

毎年5月下旬になると、自由が丘南口のマリクレール通りと九品仏川縁道の2つの通りでお祭りが開催される。マリクレール・フェスティバルといって、自由が丘南口商店街が主催している。


マリクレール通りは、フランスと非常に親交が深いストリートで、このフェスのときは、フランスの国旗が飾られたりする。自由が丘南口は、自分が定期通院している病院があって、月2回はかならず通っているので、この季節になるとかならずこのフェスに遭遇するのだ。


あ~またやってるな~。みんな楽しそう~~~。ってな感じでほのぼのとして眺めている。このフェスがやってくると、自分の身体の中のカレンダーは5月を認識するのである。


でも、今年はじつはサプライズがあった。

今年のマリクレール・フェスティバルは、そのまま素通りではなく、一発奮起で日記に取り上げたいと思っていたので、その気で乗り込んだら、なんとお祭りは、南口だけではなく、北口にも大きく展開されていたのである。


なんなんだろう?と思い、これはそのときはわからなかったのであるが、後日、自由が丘南口商店街に問い合わせてみたところ、毎年マリクレール フェスティバルというのは、あくまで自由が丘南口のマリ・クレール通り、九品仏川縁道のお祭り、そこでのみ開催される、つまり自由が丘南口商店街が主催する自由が丘南口のためのお祭りなのに対し、今年は、なんと!自由が丘北口にも大きく店舗が増設されて、自由が丘南口だけでなく、北口も含めた”自由が丘マルシェ”JIYUGAOKA Marche”として自由が丘全体としてのお祭り、フェスティバルとなっていたのだそうだ。


いままではずっと南口だけのお祭りで、こうやって自由が丘マルシェとして自由が丘全体のお祭りとなったのは、長い歴史の中で今年が初めてだそうである。


自由が丘のことについての公式HPがあるので紹介しておく。


自由が丘オフィシャルウエブサイト



このHPの中に自由が丘マルシェのことが特集されている。


いままで南口だけでやっていたマリクレール・フェスティバルであるが、今年から自由が丘マルシェとして大きく生まれ変わり、今後は北口・南口連合の自由が丘マルシェとして開催を続けていく予定だそうである。


そして驚いたことに、いつも5月のお祭りなのに対し、今年は秋にもこのお祭りを開催するという。

またぜひ行ってみますね。


そういうことで、今回は北口と南口の両方のマルシェを体験してきたので、本来であれば、日記のタイトルを”自由が丘マルシェ”とするべきであろうが、悩んだ挙句、やはり”マリクレール・フェスティバル”にさせてほしい。最初の一発目だけである。やはり20年間ずっと自由が丘南口を歩いてきて、自分の身体の一部となっているこのエリア。初回はどうしても”マリクレール・フェスティバル”にしたかった。自分の拘りである。


自由が丘オフィシャルウエブサイトに掲載されている自由が丘マルシェの情報によると、お祭りのマップはこのような感じである。路上ライブもあったりするので、その時間割もある。


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北口は、自由が丘北口の真正面のエリア、そしてJ-SUNSETエリア、旭会マルシェエリア、Craft festivalエリア、そしてわがMarie Claireエリアで開催される。


南口の南口商店会の「マリクレールフェスティバル」の規模を拡大する形で、自由が丘ひかり街、旭会、自由が丘広小路会・しらかば通り会を加えた計5商店街がエリアごとに自由が丘の街の魅力を発信していく。自由が丘南口商店街はもちろんのこと、北口についても自由が丘商店街振興組合とか、いろいろなところがジョイントしてやっていたお祭りだったのだ。


今年から将来に向けて、自由が丘マルシェ、自由が丘全体のお祭りとして開催されていくことになり、南口のマリクレール フェスティバルはその中に含まれることになる。


いやぁ~~~とても華やかだった~。最高に素敵でした。

その模様をちょっとこの日記でご紹介したくて。。。


まず、北口エリアから紹介していきますね。


自由が丘駅北口。


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自分は南口専門の人なので、ほとんど滅多に北口には出ません。

でも自由が丘駅は、やはり北口がメインなんですね。



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出た~~~。自由が丘マルシェ。今年から北口・南口合同のフェス、マルシェです。


まず自由が丘駅北口の真正面のエリア。

ここはマルシェになっていました。マルシェというのは、テントで臨時に出店して、いろいろな雑貨、食材を出すイベント。そのことを日本ではマルシェと呼んでいます。もともとはフランスがルーツですね。マルシェとは、「市場」を指すフランス語。 フランスでは、市民が食材や雑貨などの日常の買い物をする場所として定着しています。


いろんなマルシェが出店していました。


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広場ではライブもやってます。通りかかったときは、ドラムのパフォーマンスがありました。


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自分的にいいなーと思ったのは、ここから離れたところにあるJ-SUNSET エリアにあるマルシェです。


J-SUNSET AREA

やはり自由が丘の街はお洒落ですね~。


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ここのマルシェがいいな~と思ったのは、おもに食べ物関係だったからです。(笑)


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ここはグリーン・マルシェ(Green Marche)と呼ばれているエリアのようでした。


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やっぱり自由が丘ってスィーツの街なんですよね。20年間通い続けてつくづくそう思います。スィーツの名店がいかに多いか!スィーツ関連の出店もいっぱいありました。自由が丘ワインも。


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でもやっぱりオレ的にはこっちなんだよね~。(笑)

焼きそば、焼き鳥、・・・こっちのほうがいいわ。(笑)


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以上が北口エリアで展開されているマルシェでした。


ではいよいよ本番の南口のマリクレール・エリアに突入です。

こちらがいままでのマリクレール・フェスティバルになります。


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マリクレール・フェスティバルの大きな特徴は、ふつうの日本のお祭りの出店のような食べ物を売っているところが少々。あとは、九品仏川縁道のあのベンチのあるフリースペースのところにテーブルと椅子をおいて、みんなでお酒や食べ物を食べて、わいわいおしゃべりしながら楽しみましょう!・・・というそういうお祭りです。


ですからマルシェじゃないです。マルシェは新しいですから北口専用ですね。南口は従来通りのフェスの仕様を踏襲しようということだと思います。


外で、みんなで飲食しながら楽しみましょう!というこのスタイルは、自分はまさにヨーロッパの街並みを思い出します。ヨーロッパってまさにこんな感じですよね~~~。


これがマリクレール・フェスティバルのいちばんの特徴だと思います。


食べ物を売っているところは、自由が丘ノーブルビルがある通りに集中しています。

自由が丘ワインとか、焼き鳥とか・・・


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こういうのもいかにも自由が丘らしいですよね。


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では、九品仏川縁道通りの様子をお届けしましょう!これこそがマリクレール・フェスティバルです!

まさにヨーロッパの街並みです。


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これ人間なんですよ。(笑)皮膚に色を塗って、まったくピタッと静止する感じで動かない。一瞬人形かと思いますが、じつは人間なんです。プロですね。道化師という感じでしょうか。マリクレール・フェスティバルでは有名な道化師さんです。毎年登場します。


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九品仏川縁道通りは一直線に走る通りですから、こういう風景がず~っと続きます。


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この中に主催者の自由が丘南口商店街の本部があったりします。


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路上のステージで、いろいろなショーや歌のライブが披露されています。


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この方も毎年恒例ですね。謎のアコーディオン弾きの方です。こうやってアコーディオンを弾きながら、各々のテーブルを廻っていきます。


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これはなんなんだろう?と思いましたが、世界のカブトムシやクワガタを集めた展示でした。日本ではお目にかかれない世界中の珍しいカブトムシやクワガタが見れます。子供の頃、外で捕まえて来ては、家の中でクワガタやカブトムシを飼ってました。


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以上が南口のマリクレール・フェスティバルの様子でした。


おっと、忘れてはいけないものがあります。このマリクレール・フェスティバルの時期はちょうど紫陽花の季節でもあります。このマリクレール通りでは、この紫陽花を植樹しているのです。ささやかながらの気持ち程度ですが。こういう美しい自然との調和が、街づくりには必要だと思うんですよね。近代化だけじゃダメだと思います。緑と自然との調和を大切にする。それが街づくりには必要だと思います。計画的で時間がかかりますよね。


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それで自分は病院に行く途中に、この紫陽花をスマホで記念撮影するのが、毎年のマイ行事なのです。美しい。最高だと思います。


けっして、北鎌倉の明月院ブルーに負けてないと思います。(笑)


まっ自分もこれからも病気とうまく付き合いながら生きていかないといけない。そのためには一生涯、病院に通い続けないといけない訳で、主治医の先生にもこれからずっとお世話にならないといけない。


そういう運命から縁があって通い始めた自由が丘という街ではありますが、20年余通い続けてきたとはいえ、つねに新しい発見があって、刺激的で楽しい街です、自由が丘という街は。


自由が丘大好き!









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渋谷再開発計画 [街歩き]

いつ行っても工事中の渋谷。(笑)まったく迷路のようで、開発責任者出てこい!と叫びたくなるような渋谷駅構内。もう何年前からだろうか。。。渋谷駅はずっと工事中が続いている。渋谷の再開発計画が進んでいるからだ。


国、東京都は渋谷をどうしたいのか?


先日の日記で、渋谷再開発計画をちょっとチクっと皮肉ったものの、渋谷ヒカリエとか渋谷スクランブルスクエアとかまったく入ったことのない分際で、単に批判だけするのはフェアじゃないと思った。


自分はすぐにその翌日、渋谷駅周辺の都市開発の象徴である渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラスを全部見て回ってきた。


もう驚きとしか言いようがなかった。

もう圧倒されてしまったと言っていい。

まさに驚異の世界がそこに存在していた。


いつも目の前を素通りして、そのまま渋谷ヒカリエ改札から東横線に乗っていたオレ。まったくその秘かに進んでいた街の進化を知らなかった。


オレの知っている若者カルチャーの発信源の渋谷は遥か彼方の遠きにありけり、である。


渋谷はどう変わろうとしているのか。

まずはそれを理解する必要があるのではないか?


渋谷再開発計画をまず勉強しよう!


ここが今回の目的とするところだ。


”渋谷再開発計画”を勉強しよう!


である。


もちろん先日、渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラスを全部見て回ったときに撮影してきたたくさんの写真や感想、経験談は、これはまた別途、”渋谷再開発計画 実践編”として後日お届けしたい。



渋谷駅周辺開発プロジェクトのコンセプトを確認しておく。


まさに100年に1度の渋谷の大改革。国や東京都も関わっているだろうが、主導権を握って進めているのは東急グループだ。(もちろん東京都主導のプロジェクトもある。)


渋谷駅周辺では、東急グループが2000年代に加速させた「100年に1度」と言われる大改造の主要プロジェクトが2020年までに次々竣工。同グループは「第1フェーズがおおむね完了した」と位置付けている。


そのなかで東急グループは、渋谷駅中心の半径2.5kmエリアを対象に「Greater SHIBUYA(グレーターシブヤ)」と呼ぶ広域圏を設定。長期的な視点で街をブランディングする取り組みを続けてきている。2021年7月、それまでの活動を「1.0」と位置付け、改めて「2.0」にバージョンアップしたコンセプトを公表した。


1.0段階では、スタートアップ支援などによる新たなビジネスの創出や、エンターテインメントの集積を強調していた。2.0で比重が高まるのは、「暮らす」というキーワードだ。「『遊ぶ』という渋谷最大の強みに、充実したオフィスが加わった。しかし、比較的近くに“住”の要素がある街なのに行き来は少なかった。それらの間の関係を強めたい」(東急渋谷開発事業部開発計画グループまちづくり戦略担当課長補佐の松原未佳氏)


東急グループは、これまで「エンタテイメントシティSHIBUYA」と「広域渋谷圏(GreaterSHIBUYA)構想」の2つのビジョンを掲げ、新しいビジネスの創出や、さまざまなエンタテイメントの集積、世界の人々を常に惹きつける街を目指し、渋谷駅周辺における再開発の推進や、官民一体で組成した「渋谷駅前エリアマネジメントの活動」や、地域イベントへの参画・協力など、さまざまな分野において関係者と協力して、駅の利便性・快適性とともに、自然の潤いと憩いが感じられる、居心地の良いまちづくりに取り組んできた。


今後はこれまで掲げてきた2つのビジョンをより強化し、「働く」「遊ぶ」「暮らす」の3要素の融合と、その基盤となる「デジタル」「サステナブル」に取り組むことで、相乗効果を生み出し、渋谷でしか体験できない「渋谷型都市ライフ」の実現を目指していきます。


・・・だそうです。(滝汗)


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渋谷駅周辺エリアでは、100年に1度とも言われる大規模再開発が進んでいる。渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷ソラスタ、渋谷フクラスに続き、2019年に渋谷スクランブルスクエア(Ⅰ期)が竣工した。引き続き、桜丘地区・道玄坂・宮益坂・渋谷二丁目などでオフィスビル・商業ビルの大型開発が予定されているのだ。


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渋谷駅周辺 近年のオフィス・商業ビル開発(竣工/開業年、規模)


2000年 2月 渋谷マークシティ(地上23階・地下1階、高さ約95.55m ※オフィス棟)

2001年 5月 セルリアンタワー(地上41階・地下6階、高さ約184m)※2

2012年 4月 渋谷ヒカリエ(地上34階・地下4階、高さ約182.5m)※3

2018年 8月 渋谷ストリーム(地上35階・地下4階、高さ約180m)※3

2019年 3月 渋谷ソラスタ(地上21階・地下1階、高さ約107m)※3

2019年11月 渋谷フクラス(地上18階・地下4階、高さ約103m)※3

2019年11月 渋谷スクランブルスクエアⅠ期(地上47階・地下7階、高さ約230m)

2020年 6月 MIYASHITA PARK(商業棟 地上4階建て/ホテル棟 18階建て)


これがいままでの分。すでに完成されて稼働されている分。いわゆる先日自分が観てきた渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラスなどのショッピングモール群である。


こんな感じである。新しいビジネスや文化を世界に発信し続ける「エンタテイメントSHIBUYA」の実現と、都市機能の課題解決を目指して、いま9つの再開発プロジェクトを進めているのだ。


先日自分が観に行ってきたのはこのエリア、建物のことです。



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そして以下が、今後これから2023年以降に竣工が予定されているオフィス、商業ビル群である。


2029年まで計画はあるのだ!



渋谷駅周辺 今後のオフィス・商業ビル開発(竣工予定年、規模)


2023年 3月 道玄坂通 dogenzaka-dori(地上28階・地下1階、高さ約118.8m)

2023年11月 Shibuya Sakura Stage 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業(A1棟 地上39階・地下4階、高さ約179m)

2024年5月 渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)(地上23階・地下4階建て、高さ約120m)

2026年度 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業(高層棟 地上30階・地下3階、高さ約155m)

2026年度 (仮称)MITAKE Link Park(地上14階・地下2階)

2027年度 渋谷スクランブルスクエア 第Ⅱ期(中央棟・西棟)

2028年度 宮益坂プロジェクト(A街区 地上33階・地下3階建て、高さ約180m)

2029年度 渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)(B街区 地上41階・地下4階、高さ約208m)


ではこれから2023年以降の渋谷駅周辺にさらにどのようなものが建てられていくのか、紹介していこう。


1.Shibuya Sakura Stage 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業(2023年11月30日竣工予定)


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渋谷駅南西部一帯の大規模開発。A街区にはオフィス主体の2棟が竣工予定。動線をつなぐ歩行者デッキの整備や、国際競争力強化に資する複合施設の整備、防災機能の強化などを担う、渋谷駅周辺の再開発と連携した大型都市再生プロジェクト。2023年2月9日、施設名称「Shibuya Sakura Stage」の決定が発表された。


これは先日自分が行ったときは、すでにビルは建っていた。渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームと並ぶ形で、おおよそビル完成の感じである。これがまさしく「渋谷サクラステージ」なのだろう。




2.道玄坂通 dogenzaka-dori(2023年3月)


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渋谷文化村通りに面す、ドン・キホーテ跡地とその裏の一帯の、大規模複合開発。地上28階・地下1階建てのタワー高層階11~28階には、外資系ライフスタイルホテル「ホテルインディゴ東京渋谷」を誘致。2階から10階が1フロア約526坪のオフィス、1・2階はショップ等で構成される予定。 大規模な敷地の中を通り抜けできる導線により“道(みち)”がきり拓かれ、街の新たな回遊空間が誕生する。


これはまさにいまやってますよね。あの渋谷文化村のところの東急デパートでしたっけ?閉店になりましたし、あの文化施設、自分は芸術系の映画館でずいぶんお世話になりました渋谷Bunkamuraもしばらく休業になりますよね。それがこの道玄坂通、渋谷文化村通りに面する大規模開発なのである。



3.道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業(2026年度)



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道玄坂の左手側、新大宗ビル1号館(1964年竣工)、新大宗ビル3号館(1971年竣工)など計7棟のビルを含む0.8haもの敷地の大規模再開発。オフィス中心の高層棟と、ホテル中心の中層棟で構成され、隣接する「渋谷マークシティ」とも接続。ホテルは、ラグジュアリーブティックホテル「トランク ホテル(TRUNK(HOTEL))」に決定。




4.(仮称)MITAKE Link Park(2026年度)


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東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園の一体的な開発。東京都と渋谷区が誘導する創造文化教育施設等とともに、民間複合施設を整備・運営するPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業として注目される。



5.渋谷スクランブルスクエア 第Ⅱ期(中央棟・西棟)2027年度


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2019年11月に開業した渋谷スクランブルスクエア(第Ⅰ期(東棟))は、地上47階・約230メートルの規模を誇り、渋谷の新たなランドマークとなっている。第Ⅱ期は、現在のJR渋谷駅の真上の中央棟(地上10階・地下2階、高さ約61m)と、東急百貨店東横店の跡地周辺の西棟(地上13階・地下5階、高さ約76m)が計画されている。




6.渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)(仮称)渋谷二丁目17地区市街地再開発事業(2024年5月)


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渋谷ヒカリエに隣接し青山通りに沿う一帯に地上23階建ての複合施設が誕生予定。 ガラス張りの印象的なファサード。5階~23階は、1フロア約400坪の環境負荷軽減対応型ハイグレードオフィス、1階~4階の低層部は、商業施設が計画されている。渋谷駅とつながる多層の歩行者ネットワークや広場も整備され東口エリアの利便性向上が目指される。



7.宮益坂プロジェクト(2028年度)


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渋谷駅東口すぐ、宮益坂下の交差点の道路を挟み左右にわたる、延べ20万m2の大規模複合開発。明治通りにも隣接するA街区には地上33階・地下3階建て・高さ180m2・延床191,150m2の大規模複合タワーとなる。


上層階に国際水準のホテル、中~上層に事務所、低層階には多様なイベントに対応するホールや商業施設、産業育成支援施設などが設けられる。現りそな銀行等が立地する、ヒカリエ隣接のB街区は商業ビルとなり、A街区とデッキで接続予定。計画概要によると、2024年度着工、2028年度竣工予定とされている。




8.渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)2029年度


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渋谷駅東側の青山通りや六本木通りなどに面した区域面積約2.9ha・敷地面積は約18,800m2もの大型プロジェクト。「Shibuya REGENERATION Project」と称され、渋谷エリア最大規模の再開発となる。宮益坂上のA街区には独創的な上空広場。B街区には地上41階建てのオフィス・ホテル大規模複合タワーが誕生。 各街区はデッキで接続され、渋谷駅から周辺市街地へつながる歩行者ネットワークも創出される。本体着工は2025年度、2029年度竣工の予定。



・・・・・・・


どうよこれ?(笑)


いつも工事中の渋谷駅周辺どころか、2030年あたりまでずっと工事中続くらしいですよ。(笑)


いったい渋谷をどうしたいのか?



コンセプトは「エンタテイメントシティ SHIBUYA」を実現し、渋谷を「日本一訪れたい街」にすること。ここで肝になるのが「Greater SHIBUYA(広域渋谷圏)構想」である。



●Greater SHIBUYA(広域渋谷圏)構想


渋谷駅から半径2.5キロ圏内をGreater SHIBUYAの範囲とし、「面」として街づくりを進めることで渋谷の魅力向上を図り、より回遊性の高い街にするというもの。「点」から「面」での街づくりが進められる。


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●大きく変わる渋谷の動線


渋谷の再開発はビルが建つだけではない。渋谷は名前の通り、「谷」地形。谷の地形の影響により、これまで渋谷の動線はかなりこみ入ったものだった。そしてその谷に流れていたのが渋谷川であった。


今回の開発では渋谷自体の動線も渋谷川も大きく変わる。すでに東口アーバン・コアや国道246号線にかかるデッキの設置が完了し、移動がスムーズになっている。


都市開発、エリア開発にとって重要なのが、この「動線」という発想だ。


「動線」という発想は、建築や都市における人や物の動きを示す線のこと。方向・頻度・時間的変化などを表示し、建築設計や都市計画の判断材料とする。動線とは、商業施設や都市における人や車の動きを示す線。方向・量・時間的変化などを表示し、出店計画の判断材料とする。。。というように使われるパラメータなのだ。


まさに100年に1度のこの渋谷の大改革によって、渋谷の動線も大きく変わろうとしているのだ。




まさに100年に1度の大改革!


どうりで昔から渋谷駅、渋谷駅周辺はずっと工事中だと思ったのだが、じつはこんなに大それた大改革なのである。ちょっとやそっとでは終わるはずもない。


自分が先日、観てきた渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラスで最高だと思ったのは、やはり渋谷スクランブルスクエアだと思う。間違いない。やはり出来た新しい順にゴージャスになっていく。新時代の渋谷のランドマーク的な存在になるだろうと推測する。


たしかに外国人、アジア系だけでなく西洋系もすごく外国人観光客が多かった。もう圧倒的なシェアと言っていい。ほとんど外国人観光客ばかりだった。(笑)もうすでにこの渋谷スクランブルスクエアは、そういう渋谷の観光名所、ランドマーク的な存在になっていると言っていい。


とくに渋谷スクランブルスクエアで圧倒されたのは、屋上にあるShibuya SKYである。


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屋上で渋谷を見下ろせる絶景とともに、ビルの屋上の爽快感、外気に触れる爽やかさ、そして高所恐怖症にとっては、かなり怖い感じ。(笑)もちろん屋内からも眺められるようになっていて、屋上にはルーフトップバーと言って、屋上でバーを楽しめたりする。


自分は、渋谷スクランブルスクエアでなにが一番感動したかって、文句なしこの屋上のShibuya SKYである。

これはぜひお勧めである。


これはぜひ夜景の渋谷の街をこの屋上、ルーフトップバーで味わいたいと思い、後日、深夜帯の鑑賞チケットを購入した。これも後日レポートします。


これはあとで詳細に実践編として日記にするので、あまりネタバレはしたくないが、どれもやはり自分にはショッピングモールの粋を脱していないような気はした。昔で言うところの百貨店デパートを、もっと現代風にsophisiticateした、そしてテナントに入っているブランドも最新のブランドであること、こういう点は違うとは思うけど、そこはやはりショッピング、カフェ・レストランのジャンルなのですよね。


まさに現在のこの状態に、さらに2030年までの再開発でさらに商業ビルが立ち並び続けることで、渋谷はかつてないほどの巨大なショッピングモール街、エンターティメントな街という位置づけを揺るぎないものにするに違いない。


渋谷の動線も大きく変わる。


渋谷はまさに生まれ変わるのである。


それに伴い、都市再開発にともなって、退去を命ぜられる建物も出てくる。


渋谷の街で90年余り、あの名曲喫茶ライオンも、この再開発計画にともない、取り壊しになるとのこと。


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なんとも悲しいこと。。。ラストショーのときはもう一回訪れてみようかな。こういうまさに渋谷の街の成長を見守り続けてきた昭和の遺産のようなものをどんどん廃墟にしていき、どれも区別のつきにくい新型ショッピングモールばかりになってしまい、それで渋谷はいいのだろうか?


現に先日自分が渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、渋谷フクラスを観に行ったときは、やはり圧倒的に外国人(アジア系、西洋系)と若者という客層であった。これらの商業ビル、ショッピングモールがひとつの観光名所となりつつあるのであろう。


でもそれは本当の文化、カルチャーといえるものなのであろうか?


自分が危惧している世界中の都市のどこにでもある景観と同じになってしまう、脱個性化というか、それが心配で、独創性のあるユニークな街づくりの意味合いとは、またちょっと違うのではないかともやはり思ってしまう。


あと自分が街づくり、都市づくりで重要だと思っているのは、緑、自然とが調和する美しい街景観。昔のSF映画に出てくるような近代都市の模範のような景観ではなく、かならず緑、自然とは調和するような仕掛けが必要だと思うんですけどね。SFっぽい近代的な景観ばかりだと、人間の心は疲れちゃうと思うんですけどね。


とにかく渋谷がどう変わっていこうとしているのかがよく理解できました。



情報引用元:


・東急グループの渋谷まちづくり戦略”Greater SHIBUYA 2.0”



・“100年に1度”の開発を継続 「広域渋谷圏」が新フェーズに



・渋谷駅周辺エリアの再開発計画・新築オフィスビル特集 TOKYO BEST OFFICE



・まだまだ終わらない!渋谷の再開発プロジェクト全部見せ→2027









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北海道大学 下巻 [大学]

●ポプラ並木


北大といえばやはりポプラ並木と連想される人も多いでしょう。ポプラ並木にも行ってみよう!と思いました。


風景画や絵葉書に描かれる北海道大学農学部の風景。ポプラ並木はそんな代表格。さきほど解説した銀杏並木と合わせてポプラ並木は北大の2大観光スポットです。


夏は力強い緑の木が並び、秋はさわやかな黄色い木が並ぶ。

この写真はそんな古き良き時代の写真です。


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もともとのポプラ並木の由来は、


北大の前身である札幌農学校の第2代校長・森源三の息子、森廣が1903年(明治36年)にアメリカから持ち帰った数本の並木である。これを南鷹次郎教授が農道のアカシア並木に続くように植えて育てた。1911年(明治44年)、新渡戸稲造に同行してアメリカにわたった南は、農場の風除けにするために多くのポプラを購入して持ち帰った。翌1912年(明治45年)、これを上田半二郎助手や林学科の学生たちが森のポプラに加えて植え、並木が出来上がった。


・・・ということらしいです。


それが景観とともに観光スポットになって行ったんですね。


・・・ところがです。。。


2004年の台風で約半数が倒木したそうで、また植樹してからもう相当時代が経過しているので、樹木が古くなりすぎて倒木する可能性が大きいということで、現在はこのポプラ並木、中を通れないように通行止めになっています。


そして現在、私が行ったときのポプラ並木はこんな感じです。


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なんか寂しいです。(笑)なんでこんなになっちゃったの?という感じです。もう絵葉書や風景画にあるような面影はほとんどないです。悲しい現実でした。(笑)



このポプラ並木のとなりには、花木園というのがあります。花き・造園学などの教育実習の目的で設けられているもので、北国に多く見られる花木が自然風に植えられているところだそうです。農学部付属の農場のようなところですね。


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ここの入り口に新渡戸稲造の胸像があります。


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新渡戸稲造って北大にとっては、とても重要な偉人なのでしょうが、なにを隠そう学生時代からいまの初期高齢に至るまで、この人が北大にどう関わったのかよくわかってないのです。


さっそくネットで調べてみました。



新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)は、日本の教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。札幌農学校に二期生として在学。国際連盟事務次長も務め、著書『武士道』は、流麗な英文で書かれ、長年読まれている。日本銀行券の五千円券の肖像としても知られる。


クラーク校長が米国に帰国したと同時に入れ替わりで、札幌農学校に入学したということらしいです。確かに素晴らしい経歴ですが、新渡戸 稲造が特に北海道大学、札幌農学校に対してどのような偉業を積んできたか、というよりは、札幌農学校の出身であり、その後いろいろ名声を得た、という関係なのかな、と理解しました。


新渡戸 稲造は、じつはいままでよく理解できなかった人なんですよね。いまでもちょっとグレーです。



ここで息抜き。


なんと!北大キャンパス内にセイコーマートが!!!(笑)


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おそるべき違和感と驚き。(笑)

いまの時代、大学内にコンビニができる時代なんですね。


コンビニ内はすごい劇混みで長蛇の列でした。たしかにちょっとしたドリンクだとか、お菓子類とか気軽に調達できるようになるんだから、学生のニーズは高いように思いますね。昔、自分らの時代は、やはり学生食堂の上にあった生協で調達するしかなかったですから。。。


●教養学部


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出た~~~という感じです。(笑)北大は、最初、理系であれば理Ⅰ、理Ⅱ、理Ⅲの区分けで入試を受けて入学する訳ですが、4年間のうち、最初の2年間は、教養学部で勉強します。いわゆる文系・理系・社会学そのほか諸々バランスよく教養を磨いていくという目的で勉強をします。(ちゃんと体育もありました。。笑笑。体育好きでした~。)そしてその成績次第で、自分の希望する学部へ移行できるのです。


自分は工学部の電子工学科に行きたかったので、教養学部時代はそれはそれはすごく勉強しました。当時は、電子工学科というと花形分野で、日の丸電機メーカー大全盛期の時代です。


電子工学科に入れさえすれば、あとはストレート式で電機メーカーに入社できる、というレールが敷かれていました。まさに世界の中で、ものづくりの日本として大全盛期の時代でバブル真っ盛りの時代です。日本の電機メーカーはそんな大学生をそのまま受け入れるというレールが敷かれていた時代でした。


ロスジェネ世代、氷河期時代の方からすると、本当に大変申し訳ないのですが、就職という点ではまったく心配のない競争率もなく、そのまま卒業したら形式だけの面接はするけど、そのまま教授の推薦で入社できる。。。そういう時代でした。


バブルの時代でした。


なので、電子工学科への移行は非常にレールが高く、教養学部時代の成績がかなり良くないと、トップ上位クラスでないと移行できなかったのです。花形分野なので。


だから教養学部時代は本当に勉強しました。大学受験ですごい勉強する訳ですが、大学入学後も最初の2年間は猛勉強なのです。教養学部時代は勉強していた記憶しかないです。でも大学受験の大変さから比較すると、やはりそこは精神的に気軽なんですね。楽しんで勉強していたような記憶があります。


そして願い叶って、無事電子工学科に移行できてから、自分は遊んだんだな。(笑)そこから大学の友達と大学生活をエンジョイしたというそんな感じです。北18条での東風荘で徹夜麻雀とか、ドライブとかお酒とかそして音楽、ロック。


昨今、世間では外国の大学と比較して、日本の大学は生易しすぎる。外国の大学は本当に勉強しないと卒業できない。卒業率がほんとうに低い。それだけ厳しい世界。だから外国の大学生は大学時代、ほんとうに勉強する。それに比べて、日本の大学は入るまではすごい勉強するけど、一度入ってしまえばもう単位をとったり、簡単に卒業できてしまう。そして結局大学時代よく勉強していないものだから、社会に出てもいまひとつ使えない、というか伸びない、というか・・・なんかそんなことを指摘されていると思います。


まぁぁ、確かにそうかもしれないけど。。。以下自粛。(笑)


教養学部時代、ブルース・スプリングスティーンがBORN IN THE USAで世界中で大ブレークしたときでした。同じ同級生の女の子は、そのスプリングスティーンのコンサートに行くためにアメリカのロサンゼルスかどこか忘れたけど、単独渡航で行ってきたという猛者話もあったな~。いまと違って当時の世相で、女の子1人で銃社会のUSA渡航というのは本当に勇気あるな~と当時感心しました。


いまどうしていることやら。


当時は米ソ冷戦の時代ですから、シルベスター・スタローンのロッキー4のような米国礼讃のようなのが受けた時代なんだよね~。洋楽ロックの世界では、MTVという新しいプロモビデオ全盛の時代になり、音楽産業の革命と言われました。夢中になりました。


それがいまやストリーミングの時代ですからね。時代、技術の流れはほんとうに速いもんです。


教養学部はそんな一生けんめい勉強していたことしか覚えていない。そして教養食堂、いまの北部食堂で、友人といまの海外ロックシーンについて熱く語り合ってたりするんですよね。もうこの教養学部の建物を一目見たら、もう走馬灯のようにそんな想い出が頭の中を駆け巡ります。



当時なくて、いま新しく建てられた棟もあります。時代を感じます。


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まさにこんな分野は最近できたものですね。やはり国立大学ですから国家予算のもと、国にとって最新の研究成果になるように大学の果たす役割は大きいですね。



フロンティア応用科学研究棟。


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こんな最新施設もできていました。いかにも最新研究っぽそうです。中にセブンイレブンが見えますね。(笑)いまの時代、大学内にコンビニって常識なんですね。



北海道大学情報教育館

放送大学北海道学習センター


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ここも自分の時代にはありませんでした。最新っぽいですよね。


そして、今回大学キャンパス内を歩いていて、一番驚いたのはこの建物です。


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なにをやっているところなのだろう。

もちろん自分の時代にはなかったです。


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こういうことをやっているところだそうです。医学関係ですね。


とにかく自分がいた頃から40年。そりゃ変わるよ。ほんとうに驚くことばかりでした。


40年ぶりに北大キャンパス構内を隅々まで歩いてみて、やはり緑が多くなったな、昔と比べて樹木が繁っている割合が多く緑が深くなっている感じに思います。



40年前はもっと建物が丸裸で見えていたと思うのですが、いまや樹木の葉っぱで、建物の全景がほとんど隠れてしまう感じで本当に緑が深くなったな、と思います。


南北を突っ切る大通りの両端もすごく緑が多くなって昔と雲泥の違い。


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自然を大切にした緑の中でのキャンパスライフ。これは北大ならでは、と思います。

東京都内の狭いキャンパスではまず無理なのことだと思います。


ここはすごく誉に感じますね。








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北海道大学 上巻 [大学]

わが母校、北大こと北海道大学をひさしぶりに訪れてきた。北大は広すぎる。日本一のキャンパスの広さだが、昔、大学生だった頃は、もう平気で札幌駅から徒歩でキャンパスの自分の学部まで歩いていた。帰りも徒歩である。


でも地下鉄(南北線)だと札幌→北12条→北18条と、もう地下鉄だけでも相当の距離走るのである。それだけ莫大な広さなのである。それを若い頃は毎日通学のため歩いていたんだよね。地下鉄で定期なんて親がぜったい許さなかった。


今回ひさしぶりに北大キャンパスを隅々まで歩いてみたんだが、もう死んでしまいました。(笑)ただでさえ、脳疾患で歩行障害があってたくさん歩けないのに、これだけ歩いてしまったもんだから、あの日以来3週間から1か月程経つわけだが、いまだに体の調子、絶不調が続いている。(笑)


最近の北大のニュースでうれしい報道を耳にした。


「北海道大学がTHEインパクトランキングで世界22位、4年連続国内1位に。」


英国の高等教育専門誌「THEインパクトランキング2023」の総合ランキングで、北海道大学が世界22位に入り、

国内の大学で4年連続してトップを占めた。


北海道大学によると、THEインパクトランキングは気候変動に対する取り組みやジェンダー平等、健康と福祉対策などを国際連合のSDGs(持続可能な開発目標)の枠組みで評価し、世界の大学を順位付けしている。2023年度は日本の91校を含む世界1,705校が参加し、日本の78校を含む世界1,591校が総合ランキングの対象になった。


・・・だそうである。北大はこんな分野でも力を入れているんだね。とてもうれしいニュースであった。


北大キャンパスを訪問するのは何年振りであろうか?

たぶん10年以上ぶりだと思う。


北海道の実家に帰省してもなかなか北大に行くということはないからね。


ひさしぶりに北大キャンパスを歩いてみて、昔のままだな・・・と思うところもあれば、昨今の脳科学、人工知能AIにかかわる研究、そして情報科学とあの時代にはなかった新しい分野を研究している棟が新設されていて、時代の流れを感じざるを得ないところもあった。


卒業して、もう40年経つわけだけど、あの頃と比べてより一層、緑、植樹によるキャンパス内の美しさに磨きがかかったようにも思う。ものすごく緑が多くなったと思う。


さらにはもっとぶっちゃけ驚いたのは、キャンパス内にセイコーマートができていることだ。(笑)ついにいまの時代には、大学キャンパス内にコンビニができる時代になったんだな、と驚きを隠せなかった。思わず笑っちゃったよ。(笑)


もちろんキャンパスで棟を見るたびに、あ~ここは工学部、ここは理学部、ここは文学部とか想像つくわけだが、やはり40年も経過しているので、キャンパス内での学部の移動は当然ある訳で、そこはまっあまり厳密に考えず、昔はここに~があったな~程度の感傷散策でいいように思う。


自分は、学生時代の頃からなんだが、大学に入るときはあまり北大正門からきちんと入った記憶がない。


大体は北12条の北大病院のところから入ることが多かった。


また2000~2003年の3年間は、毎月病気で北大病院に通っていたので、尚更北12条門から入ることが多い。


今回もご多分に漏れず、北12条門から入っていった。歩行障害のある身にとって、札幌駅から北12条まで歩くのも相当しんどかったです。普通に地下鉄使えばいいのにね。


●北大病院


北大の大学病院である。医学部はまた別棟である。ここに3年間通いましたよ。人生の中でも最悪の暗い時期でした。


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●銀杏並木


この北大病院の前を通っている通りが、もう観光スポットで有名な銀杏並木である。

北大キャンパスの自然の美しさを代表するような絶景である。


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でも素人の自分が撮るとイマイチなんだよね~。(笑)

銀杏並木はとくに秋の紅葉時期がいいですね。プロの写真での秋の紅葉時期の銀杏並木はこんな感じです。


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この銀杏並木を突っ切ったところに、キャンパス群があります。南北に突っ切る大きな通りがあり、その両側にキャンパスが並んでるのです。


南北に突っ切る大きな通りはこんな感じです。

本当に広大なキャンパス過ぎます。


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●工学部


銀杏並木を突っ切ったところに工学部があります。


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私が在籍していた学部です。工学部電子工学科に在籍していました。キャンパスは最新の新しい建物です。昔から変わってないです。懐かしのわがキャンパスです。いろいろ想い出いっぱいあります。


今回ひさしぶりに訪れて驚いたことは、工学部前に噴水があるのはよく知っていて、我々の世代からそうでした。でもいまや、こんな緑の中に包まれて、こんな木製のベンチ、腰掛もあったりするんですよね。これは素敵ですね。大学の景観づくりに計画性と自然に寄り添う気持ちがありますね。


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いまの東京の都市開発に見習わせたいものですね。(笑)



●理学部


工学部の隣は、ちょっと距離がありますが、理学部があります。


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理学部キャンパスは歴史のあるいかにも旧帝大という感じの建物で、昔はすごく憧れたものです。自分は北大キャンパスの中で1番好きなキャンパスは、この理学部でした。煉瓦色でいかにも歴史と伝統があってカッコいいのです。北大キャンパスの中で1番古い建物だし、一番歴史がある建物だと思います。


理学部というのは化学ですね。


でも今回ちょっとショッキングなことがありました。自分が通学していた頃は、このキャンパスは理学部キャンパスだったのですが、いまは総合博物館になっているのです。れれれ~?ここって理学部じゃなかったっけ?


確かに一番伝統があるキャンパスだからついに、理学部移動で追い出されて、総合博物館という感じになってしまったということなのでしょう。それだけこのキャンパスは、まさに北大元年時代のシンボルなのです。


自分は学生時代、本当にこの建物に憧れましたもん。


ちょっとネットで調べてみました。


外壁が茶褐色のスクラッチタイルおよびテラコッタ張りのモダーン・ゴシック風の建物で、昭和4年(1929年)11月に完成して北大に昭和新時代の到来を告げる新鮮な景観を呈した。北大構内にある鉄筋コンクリートの本格的建築としては最も古い建物であり、当初、理学部設置計画に基づき建設された。翌昭和5年(1930年)4月には念願の理学部が開学し、平成17年4月で理学部創設七十五周年を迎えた。


・・・ほらね~?やっぱりここは理学部なのです。




1999年(平成11年)に、ここ理学部本館に総合博物館を設置したそうです。理学部本館(1930年造)約9千平方メートルのうち約3千平方メートルを展示に充て設置されたとのこと。


つまりもともと理学部本館だったところを、総合博物館という形で明け渡したということ。


総合博物館は、札幌農学校の開校以来140年に渡る研究成果として生み出された学術標本を良好な状態で集約・管理し、学内外に情報を発信することを目的としている。


・・・なのだそうです。この総合博物館の設置を国から認可が下りるまで30年間の交渉だったそうです。


確かに堂々と表面から拝見すると、総合博物館となっています。

1999年、つまりおよそ2000年の頃にそうなったんですね。それは知らなかったです。


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自分はこの事実を知らなかったので、あれ~、ここ理学部じゃなかったっけ?理学部どこに行っちゃったの?と焦りました。そして総合博物館になってしまうなんて・・・やっぱり伝統ある古いキャンパスだから、ついにそうなっちゃたのかな?とその当日は悲しみました。(笑)


現在理学部は、この建物の奥の方にあるようです。

たとえばその一部としてこんな感じ。


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北大キャンパスは、本当に文学部・社会学部・経済学部・医学部・薬学部と国立大学らしく総合的にいろいろな学部がありますが、それを全部はとてもじゃないですが、歩けないし紹介できないので、自分に関係しているところだけ紹介しますね。


●北大農学部


そしてまた大通りをずっと歩いて行って、端のほう(札幌駅側)にある北大農学部にやってきます。旧帝大、国立大学は、大学のシンボルとしては、かならず時計のある棟がありますね。たとえば東大で言えば安田講堂のように。それに相当する北大のシンボルがこの北大農学部棟です。これは意外やあまりメディアに取り上げられることが少なく知らない人も多いかもしれません。


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なかなかシンプルでスタンダードでカッコいいと思います。


北海道大学は、もうご存じのように、1876年(明治9年)に設立された札幌農学校を前身とする総合大学です。やっぱり北海道の地は農業が開祖なんですね。だから北大は、札幌農学校、農業の学び舎としてがスタートなのです。札幌農学校は、当時国内で唯一学士号を授与する高等教育機関だったのです。誉れ高き。。


札幌農学校初代の校長がウィリアム・スミス・クラーク博士。米国帰国にあたり札幌近くの島松(恵庭市)で馬上から叫んだという「Boys, be ambitious.」(少年よ、大志を抱け)は、現在でも北海道大学のモットーとして受け継がれているのです。


なんか、懐かしすぎる~。すっかり忘れておったわ。(笑)


北大キャンパス内には、クラーク博士の胸像があります。


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これを見て、あれ?クラーク像と言ったら立って、指をさしていなかったっけ?と思われる人もいるかもしれませんが、その像は大学内にはありません。それは同じ札幌の羊ヶ丘公園の中にあるクラーク像なのです。


これです。


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このポーズとともに、「Boys, be ambitious.」(少年よ、大志を抱け)とクラーク博士は言った、と理解している人が大半なのではないでしょうか?自分はこの羊ヶ丘公園のクラーク像には、まだ1回も行ったことがないです。


自分は最初に紹介した大学内にあるクラーク博士の胸像で想い出があります。北大受験の3月に、このクラーク胸像の前ですってころりんと転んでしまったのです。まさにこれから大学受験というときに、なんという不吉な予感。。


いまでは笑い話になりましたが、当時はすごい凍りついたです。


このクラーク胸像のあたりには、一面の芝生が広がります。まさにこの風景こそ北大キャンパスのいちばん素敵なところではないでしょうか?いちばん自慢できるところでもあります。


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いまは自然を壊すということもあって、許されているかどうかわかりませんが、自分が学生だった頃は大学の研究室メンバーでよくこのキャンパス内の芝生の上でジンギスカンパーティをやるのがお決まりの行事でした。


お天気のいい日に、こういう緑の芝生の上で食べるジンギスカンとビールは最高でした。北海道民にとってジンギスカンというのは、本当に身近で日常的な食べ物なのです。いまは芝生を破壊する恐れがあるという理由で禁止されているかもしれませんね。



●クラーク会館


南北を走る大通りの突っ切った端(札幌駅側)にクラーク会館があります。


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北海道大学創基80周年の記念に、学生生活・課外活動の拠点となる学生会館として創設されました。最大510名の講堂や集会室(6室)の他、 和室、茶室、展示場などがあったりします。


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自分が学生時代にはありませんでしたが、いま行くとこのクラーク会館にクラーク食堂というのがあるんですね。


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そしてここ!この場所!


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いまは北大生協が運営しているクラークサービスセンターというのがあります。ルームガイドでは、学生たちに下宿とか住むところとかを紹介するような案内サービスです。


この場所には思い出があります。


自分が学生時代、このクラーク会館のこの場所には本屋さんがあったのです。自分は、当時、もちろんいまでもそうですが、猫が大好きで、ここの本屋で猫の写真集を眺めるのが当時の大の楽しみだったのです。


でも友達に知られると恥ずかしいから絶対言いません。1人のときに、こっそりこの本屋に来て、猫の写真集を立ち読みして心を癒されるのです。


ところがそこを友達に見つかったことがあります。


「なんだよ~おまえ。猫の写真集なんて見ているのかよ~。(笑)」と思いっきり笑われ、バカにされました。


そのとき自分はもう顔から火が出るくらい真っ赤になって恥ずかしい想いをしました。

当時の若いもんは容赦ないですね。


クラーク会館のこの端にあるこの場所にはそんな想い出が詰まってます。毎日とまではいかないまでも、かなりの頻度でこのクラーク会館の本屋で猫の写真集を眺めておりました。貧乏学生だから買うまでいかないし。。。


クラーク会館というと、自分にとって猫の写真集なのです。(笑)


●北大生協


クラーク会館の隣の奥のほうには、北大生協があります。


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1Fは生鮮品など日常生活品が売ってます。2Fは本屋さんになっています。


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ここもいろいろ想い出があります。


当時は、この生協の2Fには、家電売り場がありました。そこにVictorのカセットデッキのDD-V7だったり、TRIO(のちにKENWOOD)のチューナの名機KT-1010が売られていました。


昔日記にしたと思いますが、学生時代はこの2つの名機にずいぶん憧れました。学生だったからお金がなくて買えないのだけど、すごくカッコよくて欲しい~。当時の男の子にとって、カセットデッキやチューナー、アナログプレーヤーなどのステレオ製品は究極の憧れだったのです。当時はまだCDではなく、アナログLPの時代ですから、アナログレコードを買ってカセットテープにダビング、そしてFMチューナでラジオ番組で流れる音楽をカセットテープにエアチェック。そういう時代だったのです。この北大生協の2Fには、そんなステレオ製品がいろいろ販売展示されていて、喉から手が出るほど欲しいけど買えない~。でもほっすい~。てな感じでいつもこの展示コーナーの前でそのカッコイイフォルムを長時間眺め続けていたものです。


この北大生協にはこんな想い出が強いです。いまは書店になってました。





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北大学生食堂 [大学]

3月のときにも北海道帰省をしましたが、このときは3月でまだ路面では雪が積もっていて、足元が悪く、行きたいと思っていたスポットをなかなか廻れなかったという反省点がありました。


今回は6月。もうすっかり北海道は初夏というい感じで爽やか。


前回雪道の為諦めて、どうしても行ってみたいと思っていたところが、北大の学生食堂。


北大の学生食堂は、まさに自分の大学生時代の青春の場所。

もう40年以上も前のことだけど、40年後に訪れてみて、どんなセンチメンタルな気持ちになるか、ぜひ再訪してみたいと思っていた。


北大キャンパスには大学生協(北海道大学生活協同組合)が営業する食堂が8店舗あるのだ。なにせ広大なキャンパスなので、8つくらいないと全員の胃袋をさばききれないという事情がある。


肝は、食堂はすべて大学生協が運営しているというところだ。


札幌キャンパスにはクラーク食堂、農学部食堂、理学部横の中央食堂(1階と2階)、医学部食堂、工学部食堂、北部食堂(北18条にある旧教養食堂)、レストランポプラ(北21条創成研究機構内)、そして函館キャ ンパスの水産食堂である。


その中で、自分が今回どうしても訪問してみたいと思っていたのが、中央食堂と北部食堂の2つの食堂である。北大は、自分の場合、教養学部時代と工学部時代に分かれるため、食堂は2つの食堂にお世話になった。


教養学部時代は、北部食堂。当時は教養食堂と言っていた。近年には建て直したのだ。そして工学部時代が、中央食堂。この中央食堂は、自分が学生時代だったときから変わっていない40年前から存在する学生食堂だ。


自分は、この中央食堂を狙っていた。中央食堂は、大学生協が運営しており、学生以外の人でも自由に利用できる。


中央食堂


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懐かしすぎる~。(笑)

建物の外観は全然変わってないや。

まさに北大の中でも、一番古い昔から存在する学生食堂なのではないか。


じつは中央食堂は、大学卒業後、社会人になってからでも、2000年頃、北大病院に通っていたときの頃、病院仲間と1回行ったことがある。そのときは、中は自分が学生時代にお世話になっていたときから全く変わっておらず、あまりの懐かしさに涙した。



中央食堂に入ったところ。


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右側には、パン屋さんがある。

これは新しいですね。自分の時代には当然なかったです。


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そしていよいよ中央食堂に入ってみる。


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唖然とした。


もうガラ変である。自分が学生時代に通っていた頃、また2000年代に行ったときの面影はこれっぽっちもなかった。


やっぱり一番影響が大きかったのが2020年のコロナの影響ではないだろうか。テーブルには、パーテーションで仕切られ、感染症対策が施されていて、コロナ対策が敷かれていた。


それぞれの敷居には、”黙食”の注意を促すシールが貼られている。


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まっいい。まずは進んで学生ランチを食べてみることにしよう。


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昔は、メニューはガラスケースの中にサンプルを置くというスタイルであったが、いまやこのように壁に写真を貼ると言うコストダウン方式。でもやっぱり学食だよな~。学食ならではの価格設定が嬉しいですね。麺類、丼もの、カレー、単品物もある。カレーライスなんかは200円台である。



配膳の場所。学生たちに紛れ込んで、自分も並びました。(笑)

レジは現金のみかな。2つのレジでさばいていました。


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自分が頼んだのは、北大学生食堂名物の牛トロ丼。1番人気のメニューだ。


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牛トロ丼は、生食用の牛肉をミンチにして凍らせた「牛とろフレーク」を、温かいほっかほかのご飯の上でとろけさせる丼のこと。東京ドームで開催された「第12回 全国ご当地どんぶり選手権」グランプリを受賞している。


北大食堂の看板メニューどころか、大人気の北海道のご当地グルメでもあるのだ。

自分が学生時代にはなかったなー。


今回中央食堂に行くなら、ぜひこの牛トロ丼を食べてみたいと思っていたのだ。


ご飯の量は普通盛りにしました。甘めのたれがすでにかかっているので、そのままいただける。ねぎ、のりがトッピングされています。甘い。ちょっとこう甘い感じ。甘い牛肉のフレークご飯を食べているような感じである。


牛肉をミンチにして凍らせた「牛トロフレーク」だが、まっネギトロのもうちょっと牛肉っぽい感じで、とにかく甘い感じ。甘いのは上にかかっている甘めのたれのせいかのかな?


トロの甘さが引き立ちごはんに絡む。ネギトロと比べて水分が少ないので、旨さがギュッと詰まっている印象。でもさすがは一押しメニュー、おいしいと思いました。


北大学生食堂の看板メニュー、牛トロ丼、ここに制覇しました。


しかし、あの中央食堂。確かに建物の外観はまったく変わってないとはいえ、中はガラ変。そりゃ自分が大学生時代からもう40年も経っているんだから、それは衛生面からしてもリニューアルしますよね。


昔、この中央食堂は、工学部電子工学科時代の同じ同級生友人数人といっしょに昼ご飯は、かならずこの中央食堂で食べていたのでした。みんなでテーブルに固まってご飯を食べる。こういうスタイルは、やはり学生時代の仲良しこよしの時代だから可能なんじゃないかな?もちろん学生時代はそんなこと計算的に考える訳なく、ただ自然に友人といっしょに食べているだけなんだけど。。。


大人になって、歳を重ねていくにつれて、だんだんこういう仲間といっしょにご飯をたべて雑談する、という機会はだんだん減っていくような気がします。


高齢になっていくにつれ、孤食がだんだん当たり前になってきます。


自分も学生時代は仲のいい同級生とこの中央食堂でいっしょにランチして、食後にそのままそのテーブルでみんなで雑談。当時の洋楽ロックの話題で熱く盛り上がりました。


当時は、ポリス、U2、ジャム、スタイル・カウンシル・・・などなど、やっぱりオレらはブリティッシュ・ロック派だったから。自分は本当にロンドンに憧れていました。ロンドンこそ、ロックの発信源、震源地だと思っていた。尖った思想、過激なパンクファッション、すべてにおいてロンドン格好良かったです。


その後、仕事でロンドンに住めることになったときは、大喜びでした。


もう友人とこの中央食堂のテーブルで食後、本当に当時のロックシーンについて熱く語り合ったものです。


パーテションには、”黙食”というシールが張られていますが、いまの学生も誰も黙食なんてやってません。みんなテーブルに仲のいい友達同士で、楽しくお喋りしながらご飯食べてます。


これが学生時代、学生食堂の本来の姿なのではないでしょうか?


確かに食堂はガラ変で全然面影ありませんでしたけど、大学の学生食堂の雰囲気は思い出しました。40年前の自分がランチしていたときを十分に思い出して、感傷に浸れました。それだけでも大成功だったのでは、と思います。


中央食堂は、2Fにも食堂があります。

1Fと2Fではメニューが違うとか。2Fはスープカレーが看板メニューなんだそうです。それも北大限定オリジナルメニュー「スープカレー」なんだそうですよ。


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2Fには生協の購買部があります。

この日は閉まっていましたが、昔学生時代だった頃は、ここでよくたむろっていたな~。


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さて、もうひとつ教養学部時代の食堂、北部食堂にも行ってみます。

北部食堂は最近建て直され、リニューアルされたんですね。


40年前の自分の時代は教養食堂って言ってました。北部食堂は、もちろん初めての体験でしたので、場所がわかりません。なんとなく教養学部の近くなんだろうな~と思い、近くで学生の人に聞きました。


そうすると・・・北部食堂は、もう大変な行列でした。


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そしてここが北部食堂です。

さすがに立て直しただけあって、新しい感じがする食堂ですね。


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北部食堂、中に入ると、まず垂れ幕があって、希望のメニューごとにここ並べ、という感じで行列をコントロールさせます。入って右側がそのメニューに並ぶ行列スペースですね。奥には配膳コーナー、レジがあるんだと思います。


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自分は中央食堂ですでにお昼ごはんを食べてしまったので、ここ北部食堂ではただ、中がどんな感じなのかを確認するためだけに入りました。


そして左側にご飯を食べるテーブルスペースがあります。奥のほうにも、その部屋スペースがあるようで、これはたしかにすごい広いですね。




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北部食堂は、1,100席と学生食堂として日本一の座席数を誇るのだそうです。



昔は教養食堂と呼ばれていたが、2000年代に入って北部食堂と名称が変わりました。本格的な営業が始まったのは昭和40年代だそうです。徐々に 床面積、座席数とも拡大し、2010年頃には大規模なリフォームを施し、座席数が日本一の学生食堂となったのです。


一日の利用者は平均で3,300人、新学期には 約4,500人が訪れます。また、時間帯別では、昼食時(12:00~13:00)に約1,000人の学生さんたちで賑わいます。



教養学部時代って一番学生の数が多いところだからね。自分らの時代の教養食堂って呼ばれていたときもすごく大きかったけど、北部食堂が、日本一大きい大学学生食堂である、というのは至極自然なことのように思いました。


1987年に北大を卒業して以来、2000年代に1回中央食堂は訪れたものの、改めて自分の原点を確かめたいと言う意味で、今回どうしても北大学生食堂、中央食堂と北部食堂(旧教養食堂)を訪れたいと思ったのでした。


祈願成就いたしました。

また食べに来ます。










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北海道グルメの残されたミッション 第二部 [グルメ]

●スープカリーlavi
                                                  
帰京する日。また新千歳空港に戻ってきた。
                                                   
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CTS空港は、やっぱり最新で素晴らしい空港だと思います。もうこの空港だけで1日遊べると思う。いろんな北海道名物のお土産とかテーマパークがいっぱい。空活するにはもってこいの空港ですね。大好きな空港。自分の故郷の愛おしい空港です。
                                                   
CTS空港ではグルメワールドという3Fに食べ物屋さんがいっぱい集まっているのだが、ここで前回3月のときに寄れなかった札幌名物のお店があった。
                                                   
スープカリーlavi
                                                   
である。
                                                   
「スープカレーlavi」は札幌市内に5店舗構える有名店で、トマトの酸味とシナモンの風味が特徴的なスープカレーである。最近下北沢のスープカレーに嵌っている自分であるが、このスープカレーの発祥の地、本場の北海道札幌のスープカリーlaviはぜひ行ってみたいお店であった。
                                                   
空港にあるのは、「スープカリーlavi 新千歳空港店」である。
                                                  
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CTS空港の3Fの「市電通り食堂街」の中にある。
南国に咲く綺麗な花の色にちなんだ色使いの店内が特徴的なlaviは、かなり華やかで派手な感じ。もうCTS空港の中でも超人気店ですごい長蛇の行列で並ぶ。やはり女性が多いかな?
                                                   
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スープカレーで王道のチキンや野菜・角煮だけでなく、エゾシカやラビオリと言った変わり種スープカレーがあるのが特徴。
                                                   
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スープカレーの種類を選んだら、次はスープを選びます。
                                                   
オリジナルスープ
焙煎えびスープ(プラス230円前後)
ココナッツスープ(プラス230円前後)
ごまスープ(プラス230円前後)
                                                   
                                                   
最後に辛さとライスの量を選択かな。
追加トッピングもできるよ。
                                                   
laviのスープカレーには化学調味料が一切使われていないのが嬉しいポイントで、15種類以上のスパイスやげん骨・牛骨・丸鶏・道産野菜を10時間以上煮込んで作られているそう。
                                                   
自分はなにをオーダーしたのかよく覚えていないけど、チキンto野菜のスープカレー、オリジナルスープというlaviの王道メニューを頼んだかな。
                                                   
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これはうまかったね~~~。たぶん自分がいままで体験してきた浅い経験の中でも一番美味しいスープカレーの部類に入ると思う。これはうまいです。スープカレー独特のサラサラの液体状というよりは、ちょっとトロミがあるのが特徴で、具材も野菜がゴロゴロで、チキンもホロホロで柔らかい。これはウマいと思いました。
                                                   
いままでCTS空港に来たときは、かならず「けやき」の味噌ラーメンと決まってましたが、これからはこの「スープカリーlavi」も自分のレパートリーに入れたいと思いました。
                                                   
でもお昼時はほんとうにすごく混みますよ。フライト時刻含め、お昼時を外すというのがコツかもしれません。
                                                   
●ドライブインいとう 豚丼名人
                                                   
豚丼は北海道帯広発祥である。
                                                   
昭和48年創業で274号の十勝の玄関清水町の「ドライブインいとう」といえばぶた丼の隠れた名店なのである。「ドライブインいとう とかち清水本店」ですね。
                                                   
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オープン当初より人気の元祖二階建てぶた丼には、秘伝のたれで焼き上げた十勝産・ケンボロー種のやわらかロース肉がなんとご飯の間にも挟まっていてボリューム満点。
                                                   
確かに豚丼といえば帯広だよね~。
前回の3月のときにCTS空港でこの「ドライブインいとう 豚丼名人」の店舗があることはYouTubeで事前に知っていた。でもあのときは、3年ぶりの北海道帰省でひさしぶりにけやきの味噌ラーメンがどうしても食べたかったので、豚丼はちょっとヘビーすぎるかな、と思い、次回にということでパスしたのだった。
                                                   
そこでリベンジということで、ドライブインいとう 豚丼名人に挑戦である。
                                                   
十勝から北海道、そして全国へ
                                                   
「豚丼の原点である蒲焼のタレを基本に、もっと美味しい豚丼のタレはできないものか」
                                                   
今から30数年前、伊藤社長元来の食道楽の血が騒ぎ、試行錯誤を繰り返しながら、数年後についに究極のタレが完成しました。それが「豚丼名人」なのです。蒲焼のタレを基本に、独自の製法で作りあげた「豚丼名人」は甘過ぎず、辛過ぎず。丼の中の白いご飯とからまるときの味のバランスを最優先に考えて作りました。
                                                   
肉を焼くための余分な油は使わず、肉汁と肉脂をからめて焼き上げます。生姜とニンニクがたっぷりと入っているのに臭みがなく、身体にやさしいタレとして、十勝をはじめ全国のお客様に愛され続けています。
                                                   
・・・です!
                                                   
CTS空港の「ドライブインいとう 豚丼名人」は、3Fのグルメワールドにあって、スープカリーlaviからすぐ近くである。
                                                   
ここがドライブインいとう 豚丼名人(新千歳空港店)です。
                                                   
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やっぱり人気なんですよね~。結構長蛇の行列でした。
                                                   
並んでいるとき、ちょっと胸がドキドキするようなことがありました。ヒ・ミ・ツ・・・です。(笑)
                                                   
店内は、白樺の木の枝をうまく店内の模様にアレンジしていて、かなり特徴的な素敵なお店でした。
                                                  
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いよいよ豚丼名人、頼みました。
                                                   
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じゃ~ん。これはウマソ~。
大盛と行きたかったですが、さきほどスープカリーを食べたばかりですので、ちょっと普通盛りで抑えておきました。
                                                   
                                                   
いや~これもウマい!抜群にウマすぎる!東京に住んでいて、普段自分は豚丼を食べるかというと、意外や思い起こしてみるとそんなに食べた記憶がないんですね。東京で豚丼で有名なお店もリサーチしていないし。でも豚丼ってこんな味、というのは想像しやすいですね。
                                                   
この豚丼、やっぱりタレが最高に美味しいというか魅せどころかな~と思いますね。
                                                   
                                                   
「豚丼の原点である蒲焼のタレを基本に、もっと美味しい豚丼のタレはできないものか」
蒲焼のタレを基本に、独自の製法で作りあげた「豚丼名人」は甘過ぎず、辛過ぎず。
                                                   
・・・ですね。これは最高に美味しい豚丼だと思いました。いつの日か、「ドライブインいとう とかち清水本店」に行って本場の豚丼名人を食べてみたいです。
                                                   
でも新千歳空港ってほんとうに凄いところですね。北海道の食のテーマパークというか、北海道の美味しい食べ物が全部この空港に集まってますね。またそういうコンセプトでもありますよね。
                                                   
ラーメンもそうですし、スープカリーもそう。そして豚丼も。
本当に楽しいところです。
                                                   
これにて、北海道グルメの残されたミッション、すべて完遂です。
もう思い残すことないです。
                                                   
あとあれがあったなーというのは、いまのところ思いつかないです。
                                                   
あっ、みよしのギョーザを食べようと思いましたが、すすきので偶然通りかかったお店はお休みでした~。(笑)
                                                   
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また今度。







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北海道グルメの残されたミッション 第一部 [グルメ]

先日急用で北海道に急遽帰省した。なにせ突然だったので、1週間前にフライトをとる慌ただしさ。ANAマイレージクラブでチケットを確保したが、それはそれはもう大変な金額でございました。(笑)おそらく上京以来最高額の出費となってしまいました。夏休みのお盆休みとか年末年始のクリスマス、お正月は、当然航空券チケットも普段の月の軽く2倍に跳ね上がるのは、もうこれは常識のこと。それも予約を2か月前とかずいぶん前に取るときのことです。


でも直前にフライトを抑えるということは、もうこれらの金額をさらに凌駕するというか、もっとそれ以上で大変な出費でした。北海道に帰省する、という36年間の歴史の中では最高額だったかも?


やっぱり直前のフライトって高額なんだな、ということがわかりました。


今回もANAを利用しました。行路も復路も機材はボーイング777。通称トリプルセブン。ボーイングの中でももっとも歴史のある普及機材ですね。快適な空の旅でございました。



今年の3月に北海道帰省したとき、雪道のため断念した北海道グルメがあった。今回の帰省では、その残されたミッションを全部完遂しようと考えた。これでもうほぼ思い残すことはないと思う。


●けやき


札幌味噌ラーメン専門店けやき。札幌すすきのにカウンターのみの小さなお店なのだが、自分は2006年頃に、新横浜ラーメン博物館ですみれの後釜として同じテナントに入ったことでその存在を知った。とても個性的な味噌味で自分はすぐに虜になった。これは美味しい味噌ラーメンだと思った。いわゆる味噌味にとても重要なパンチがあって、クセになりそうな味で、しばらくするとまた食べたくなる。。。そういう中毒性があった。


1年間、月1回ペースでラー博に通った。それですっかり大ファンになった。そしてその後、新千歳空港(CTS)の北海道ラーメン道場にも出店していることを知って、帰省のときは、かならず空港でけやきの味噌ラーメンを食べることが日課になっていたのだった。


そしていつかは、すすきのにある、そのカウンターのみの小さな本店に行ってみたいとずっと願っていたのだ。ラーメンファン、ラーメンマニアにとっては、その本店はいわゆる聖地である。その聖地のすすきのにあるけやき本店に行ってみよう!


今回意を決してついに行ってみた。


地下鉄南北線ですすきの駅で降りて、ずっと南下していくと通りを左折すると、すぐに見つかった。


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おぉぉぉおおお~~~!ついに!ここか~!

ここが長年自分が愛し続けてきたけやきの本店なのか!


本当に小さなお店である。

よくこんな小さなお店が、ラー博にスカウトされるくらい有名になって、CTS空港にも出店したり、超人気店になったものだ。ラー博にデビューした時はかなり全国区になって、東京や札幌などいろいろ支店があったようだが、いまはこの本店とCTS空港のみだ。


「けやき」のラーメン


「けやき」は味噌ラーメン専門店である。味噌ラーメンだけを提供する。


1999年11月のオープン以来、行列の絶えないみそラーメン専門店。

開業以来すすきの本店はカウンターのみ十席、一杯一杯中華鍋で心を込めて創り上げるため、お客様をお待たせする心苦しさはあるが、 それでも常にラーメンをすする客たちでにぎわう。


店主のテーマは「五感に訴える一品料理としてのラーメン」だ。


店主は一杯のラーメンに、様々な要素を盛り込んだ。

「札幌はラーメンの発祥の地。だからこそ、自分が納得できる味を作りたかった。」

ラーメン店がひしめき合うススキノで、「けやき」の名はすでに全国区。

ある常連客の一人が言った。

「一杯、1杯魂を込めて作られたラーメン、これこそ味噌ラーメンの王道だな」と。


・・・である。


どんなに小さなお店でも、やはり美味しければ、束の間に口コミで広がっていく。そしてそれがラー博スカウト陣の耳に入ったのであろう。そして、そのおかげで自分も知ることができたに違いない。



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店内は全体的に黒色で統一されたシックな内装空間でL字型に形成されている本当に10人程度のカウンター席のみだ。店内の入り口のところに食券券売機があって、行列に並ぶ前に券売機で食券を買っておくことがルールだ。それを店内のおばさんが回収しにやってくる。


お店のスタッフは、調理をする若い男性とおばさんの2人だけだ。

おばさんが食券回収、そして給仕係だ。


カウンターで座って待っていると、至近距離なので、結構厨房の中が丸見えだったりする。

けやきの味噌ラーメンの作り方が丸見えだ。(笑)


ずばりひと言で言うならば、フライパンで全部作ってしまうやり方だ。まずフライパンで野菜をシャキシャキに炒め、そしてその他のそぼろ肉などの具材もどんどん放り込んでいって、いっしょにフライパンを振りながら炒めていく。そしてそこに、けやき秘伝で作ったラーメンの命のスープと、これまたけやき特製の味噌だれを加えて、もうフライパンで一気に味噌スープを作っていくのだ。フライパンには、さっき炒めた野菜などの具と、この味噌スープがチャンポンになった状態で、作り込まれるのだ。


つまりフライパンひとつで全部作ってしまうやり方なのだ。


そして麺は別にゆがく。丼に湯がき終わった麺を入れて、フライパンの具と味噌スープを注ぎ込んでそれで完成だ。


これはかなり時間がかかる工程である。1人分を作るのにもかなり時間がかかる。だから行列でかなり並ぶのだが、回転率もあまりよくなく、かなり待つラーメン屋さんだと思う。


自分は、まずいちばん最初は、余計なものをいっさい入れず、シンプルに基本の味噌ラーメンをいただいた。


これが、けやきのすすきの本店のみそラーメン。


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美味しかったね~。すみれと違って、本店と支店のスープの味が違うということはなかった。不思議とけやきはCTS空港でもラー博でもそうだけど、どこで食べてもスープは同じ味がする。期待を裏切らない。ラーメン屋さんにとっては、すごく難しいことだけど、この鬼のように難しい基本をちゃんと守っているお店なのだ。


ついに長年の夢であった「けやき」の本店に訪れることができた。


人気ラーメン店ほど、首都圏をはじめいろいろ支店を出すものだけど、ラーメンファン、ラーメンマニアにとっては聖地、その地元の本店を訪れることほど尊いものはないであろう。


それはいわゆる神本殿への昇殿参拝みたいなものである。

今回はそれを達成することができた。



●成吉思汗だるま


北海道、札幌といえばジンギスカン。

東京などの牛肉を使った焼肉とは違い、ジンギスカンは羊肉を使う。羊肉は臭みがあって、慣れない人は嫌がる人もいるが、自分は北海道育ち。子供の頃から家庭の食卓では、ジンギスカンは普通に食していた。家庭で食べるジンギスカンは、いわゆる味付けジンギスカンである。滝川市の松尾のジンギスカンがその発祥である。袋のパック詰めにされた状態で、もうあらかじめタレに付け込んだ状態でジンギスカン肉を漬け込む。家庭用で食べる味付けジンギスカンは、やはり松尾のジンギスカンと長沼ジンギスカンが二大巨頭ではないだろうか。うちの家庭は、松尾のジンギスカン専門であった。


ジンギスカンは、それを焼く専用鍋がある。いわゆるジンギスカン鍋である。黒くて丸い形で、外側に玉ねぎやもやしなどの野菜を置いて、そしてラードという脂の塊で鍋を拭いて、鍋の表面に脂を敷くのだ。そしてその上にジンギスカン肉を置いて焼く。味付けジンギスカンの場合、肉が焼けていくにつれて、タレや肉汁が外側に流れ出し、外側周囲の野菜とマッチングして野菜も美味しくいただける。


いつぞや、東京でもジンギスカンブームが起きて、いろいろなところにジンギスカンのお店が開店したが、ブームはあっという間に過ぎ去り、いまは東京でジンギスカンを食べることはなかなか難しい。


羊肉には、マトンとラムがある。マトンは大人の羊肉で硬くて臭みがあるのが特徴。

それに対してラムは子供の羊肉で臭みがなく、柔らかいのが特徴だ。


よく羊肉を敬遠されないようにラム肉を使うジンギスカンが主流だったりする。

でもそれは北海道民にとっては、邪道で、ジンギスカンはやはりマトンで食べるのが王道である。


これがジンギスカンという料理である。


札幌でジンギスカンといえば、やはり「だるま」。

昭和29年創業ススキノ名物。札幌でジンギスカンといえば「だるま」というだけの68年の歴史を刻んできた圧倒的知名度だ。ここは一度は体験しないといけないと思っていた。何を隠そう北海道民でありながら、だるまのジンギスカンを食したことがないのだ。それで、今回だるまのジンギスカンを体験しようと思ったのだ。


だるまはすすきのにあるのだが、本店、5.5号店、4.4号店、4.4号店 二階亭、6.4号店と4店舗ある。自分は体験するならぜひ本店で、ということで開店の17時と同時に店に直行した。


だるま本店はすすきの駅から歩き、ちょっと細道に入ったところにある。

17時開店と同時に行ったのに、すでに店内満員でこの行列である。


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今回、自分はだるまに並んでいて思ったのだが、ラーメンの長蛇の行列と違って、ジンギスカンの長蛇の行列は、恐ろしいほど回転率が悪い。かなり待たされる。自分はラーメン店の行列並びはプロなので、経験豊かなのであるが大体20分待てば、自分の順番がやってくる。ラーメンってどんぶり1杯だから食べるのが速くて回転率が速い食べ物なのだ。だから見た目すごい行列でも20分も待てばすぐに自分の順番がやってくるという予想が立つのだ。


ところがジンギスカンは全然違う。

自分はジンギスカンは、本来家庭で食べるもの。外のお店で食べるようなものとは思ってないので、行列に並んだことがなかった。ジンギスカンってお客さんが注文して満足いくまで食べ終わってお勘定済ませて、お店から出てくるまで、もうめちゃくちゃ時間がかかるのである。回転率のすごい悪い食べ物なのだ。


もう待つこと、長いこと。長いこと。45分~1時間待たされたような気がする。もうこれだけでグロッキー気味である。


はじめて入店するだるま本店。


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このように半円形のコの字型にカウンターがあって、その座席ごとにジンギスカン鍋が置かれるのである。カウンターの中に店員さんが注文を受けて肉を出したりする。店員さんはアジア系の外国人のようだった。自分の担当してくれた人は。


本店はちょっと狭くて、閉塞感がある。


そして注文する訳だが、まず驚くのがその値段の高さである。


成吉思汗肉で1,280円。上肉を頼むと1,680円である。

高けぇー。


東京の焼き肉ならば、カルビ、ロース、タンなどで大体一皿700円、高くても1000円以内であろう。でも叙々苑のような高級焼肉店だとひと皿1,000円以上行きますかね?自分は貧乏庶民なので、せいぜい牛角です。(笑)


それと比べると、ジンギスカン肉とはこんなに高いものなのか!

自分は、成吉思汗と上肉をそれぞれ一皿づつ頼んだ。


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だるまのジンギスカンは、タレはついていない。

そのままなにもついていない羊肉を焼くのである。


そしてここ重要!だるまのジンギスカンはマトンなのだ!大人の羊肉なのだ。


まずジンギスカン鍋の外側に玉ねぎなどを配置する。

そして固形の脂で表面を塗る。


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そしてジンギスカン投入である。


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いい具合に焼けてきました。


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思うのだが、だるまのジンギスカンはタレがついていないので、肉汁が出てくることはあまりない。なので、外側に配置したたまねぎがその肉汁で柔らかくなることもない。たまねぎはそのまま鍋の上で蒸し焼きにする感じなのである。(笑)生のたまねぎを蒸し焼きって、そりゃ焼けるまで時間かかるよ。(笑)なんかいつまで経っても固いままで待ってられないので、半生のまま食べました。たまねぎ、半生で食べると涙が出てきました。(笑)


さて、肝心のだるまのジンギスカン肉である。まずすごいと思ったところは、ものすごい分厚い肉厚なお肉なのだ。これは確かに高級だ。納得のいくところである。値段が高いだけあると思った。


焼けたお肉を口に含んで噛んでみるとかなり固い肉である。噛み応えがあるというか、かなり食べ応えのあるお肉である。そして驚いたことに、臭みがほとんどない。いやまったくないと言っていい。これ本当にマトンなのか?お肉が固いのはマトンらしいと思うのだが、この臭みがまったくしないのは、ぜんぜんマトンらしくないと思った。


だるまのジンギスカンの味の決め手は、すべてこのつけダレにあると言っていいと思う。肉自体はまったくの無味無臭。つけダレがないと味がしないと思う。


でもやっぱり美味しいと思うのは、この肉厚で分厚いところがすごい満足感があるのである。美味しいと思うのは、この肉厚感とこのつけダレ込みの総合評価というところであろうか?


マトンはもっと臭いと思っていたので、拍子抜けであったが、まっ美味しいとは思いました。今日は、他のジンギスカンのお店をもう一軒ハシゴしたかったので、これくらいにしておいた。


まっでも、あれだけ待たされて、この程度であれば、やはりジンギスカンは家庭で味付けジンギスカンを食べてた方が満足感あっていいかな、とは思いました。(笑)


ほろ苦いだるまデビューでございました。


●さっぽろジンギスカン


札幌ジンギスカンといえば、だるまと並んで名店なのが、「さっぽろジンギスカン」。だるまと違って隠れた名店のような感じで、自分は知らなかった。今回初挑戦である。


だるまからそんなに遠くない。すぐに歩いて行ける。ところが罠に嵌ったのが、さっぽろジンギスカンは移転しているのだ。ネットに上がっている地図情報は古い。移転という情報記載もあったので、あっ移転しているんだな、とは知っていたが、まさか自分がプリントアウトしていった地図が古い方とは思ってもいなかった。(笑)なんか地図ではここなんだけど、らしきお店が見当たらない。松田釣具店の2階にあるということだが、釣具屋さんがそもそも見当たらない。


散々彷徨った挙句、近くのローソンの店員さんに聞いたら、松田釣具屋さんなくなっちゃった。さっぽろジンギスカンも移転したんです。あっそっかー。オレの地図は古い方だったんだな。


そして移転先の場所を教えてもらい無事到着。


移転した「さっぽろジンギスカン」はビルの中の一番奥のところにあった。昔は、寂れたプレハブの2階にあってボロボロ(笑)の松田釣具屋さんの上だったのだが、いまはビルに移転された。


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「さっぽろジンギスカン」は、”さっぽろ”の部分を漢字で札幌と書いてネットで検索したら、まずお店情報は見つけられない。札幌ジンギスカンというのは、いわゆる札幌で食べるジンギスカンの総称のようなところがあるからだ。いちお店の固有名詞ではないのだ。


自分も事前にネットで調べたのだけど、公式HPをはじめ、あまりお店の由来だとかお店情報のことが書いてなくて情報がつかめていなかったのであるが、札幌に住んでいる札幌市民がこっそり教えてくれる、そういう隠れた札幌ジンギスカンの名店のようだった。個人的にはだるまよりプライオリティ高め、と食レポしている記事がすごく多かった。かなり期待度が高くなってきた。


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店内はだるまよりずっと広くて、かなりスペース的に開放感がある。

色調として店内は赤いお店であった。


ここはラム肉のジンギスカンのみである。

お肉が赤いのが特徴なんだよね。


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さっそく焼いていきます。


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焼けてきた、焼けてきた。ウマソー。


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さっぽろジンギスカンのラム肉の印象は、とても不思議な味だった。香りがついているのだ。なんというのかな?なんか独特の高貴な香りがする感じで、お肉にふつう付いているような味ではない。かなり独特の香りである。これはなんだろう?と思い、ネットでいろいろ調べてみたのであるが、自分と同じような意見を書いている人はほとんどいない。自分だけが味覚変わっているのか?肉は臭みがなくて柔らかい。美味しいと思うが、この香りの正体がわからず、やや不満。


特に〆のタレをジャスミン茶割りするスープが名物のようで、自分は事前にそのことを調べていなかったので知らずに注文しなかった。結局ラム肉2皿で引き上げてきた。


だるまでも食べたので、あまり食べれなかった。ハシゴはやはりキツイ。


「だるま」と「さっぽろジンギスカン」。

外のお店で食べるジンギスカン。


ジンギスカン、やっぱり家で食べるもんだな。(笑)味付けジンギスカンの松尾ジンギスカンが一番美味しいと思うよ。長蛇の行列に並んでまでして食べる代物ではないような気がしました。





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ブロードウエイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」 [ミュージカル]

渋谷の都市開発は凄まじい。特に渋谷駅中心地区の都市基盤整備。渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリーム、そして渋谷フクラス。渋谷は自分の居住地の横浜と首都圏を結ぶブリッジなので、かならず毎回通る。渋谷駅で東横線に乗るのだ。都市整備開発にともなう渋谷駅の改悪はもうみなさんよくご存じだと思うが、自分も最近ようやく迷わなくなって分かってきた。


自分が使うのは、渋谷ヒカリエ改札。そこを通るとき、いやがうえでも渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエアは目の前を通る。もう最新鋭のショッピングモールという感じで圧倒される訳だが、反面不思議とその中に入ってみたいとは思わないのが不思議だ。


なぜならば、そういう最新鋭のショッピングモールって、いわゆる新しいようで、新しくないからだ。もう内容が分かり切っているというか、お洒落な最新のブランドのテナント、煌びやかで派手なショッピングモール、そしてカフェ・レストラン街、そしてオフィス街・・・それはもう予想つくことで、なんら新しいものとは思えないし、観ていてもつまんない。なんか特徴がないのだ。そういう印象を自分は持つ。


渋谷がどんどん脱個性化というか、つまらない通り一辺倒の世界のどこにでもある街並みになって画一化されていくに過ぎないのではないか。そんな印象を持つ。東京の都市整備、都市開発ってなんなのか。先だっても神宮外苑の大規模開発反対問題。何百年と時間をかけて計画整備されてきた緑は一度伐採すると、それを元に戻すのは不可能だし、大変な時間がかかる。そうまでして造りたい大規模開発とはなんなのか。


それは結局、渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエアみたいな大型最新鋭ショッピングモールを作ることなのか。


ヨーロッパの街景観はすごく厳しい国のルール、規則があると聞く。何千年と過去の歴史が築いてきた伝統ある美しい街景観を、壊してはいけないという厳しい制限ルールが課せられているという。ヨーロッパの街はみんなそうだけど、かならず旧市街と新市街という2つの区分けがある。旧市街は手を加えてはいけないのだ。新しい装いは新市街のほうに追加していく。


都市開発していくのはいいとしても、もっと考えて個性のある街づくりをしてほしいと思うのだが、いまの渋谷の都市開発を見ていると、昔の若者カルチャーの発信源としての渋谷のほうが、ずっとオリジナリティがあってユニークだったような気がする。


どんどん脱個性化していき、世界のどこにでもある最新鋭のショッピングモール街になってしまう渋谷である。


自分にとって渋谷はこの40年間、非常に縁の深い街で、それは交通的にブリッジだったということもあるけど、若いときはプライベートでもよく渋谷の街を歩いていたので、ここ最近の都市開発の速さはほんとうに驚くし、その成長ぶりは度肝を抜かされる。


今回、この渋谷ヒカリエのほうを訪れた。

渋谷ヒカリエはもうすごい。最新のブランド・テナントがずら~と並んでいてもう圧倒される。渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエアの間のところのオフィスビルのところには、なんと!mixiやロッキングオンが入っているようだ。


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家賃高いだろう!(笑)

やはりオフィスは都市機能のあるところにないといろいろ困ることがあるんだろうね。


この日は、ブロードウエイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を観劇するために、渋谷ヒカリエ11Fにある東急シアターオーブという劇場にやってきた。もう2012年には開館していたようなので、自分はそれまで全然縁がなかった。なにせ渋谷ヒカリエに入ってみよう、という気もしないので。(笑)


渋谷ヒカリエ11Fは、それはそれは最新鋭の新しいフロアで驚いた。

綺麗でお洒落なカフェが印象的である。


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そして中には、LAWSONも装備されているし、オフィスもある。


その中に東急シアターオーブがある。


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渋谷ヒカリエの中核施設である「東急シアターオーブ」は、ミュージカル公演を主体とする劇場。自分はミュージカルってなかなか観劇する機会がないから、今回が初めての体験だった。


ホワイエは、もう最新鋭のデザインという感じで、かなりカッコいい。


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ウエスト・サイド・ストーリーの大型パネルもホワイエに展示されていた。


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終演後は、このパネルの前で記念撮影するお客さんでいっぱいでした。(笑)


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今日の公演は


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・・・だそうです。(笑)



自分は座席を選ぶとき、よく考えてみた。

ふつうのクラシックのコンサートであると、やっぱり音響重視で、そしていてオーケストラ全体のパフォーマンスが俯瞰できる場所を好むのだが、オペラはどちらかというと、舞台装置、舞台全体が上から俯瞰できる座席が好みである。そして通常オペラハウスって上階席のほうが音が上に上がってくる感じで音響がいいのだ。だから上階席でステージ全体が見えて、舞台装置が俯瞰できる席、そこを狙った。


ここが東急シアターオーブ。

渋谷ヒカリエが誇る最新鋭ミュージカル劇場である。


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驚くのは、その上階席の急こう配であること。


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もう怖くて怖くて。。。歩行障害のある自分にとって、それはあまりに怖すぎて、手すりにしっかり掴みながらヨーソローで踏みしめながら降りて行った。めちゃめちゃ怖いです。そして座席間のスペースの少なさ、窮屈さ。もう足が長い自分にとって地獄であった。クラシックコンサートの座席間スペースがいかにゆとりをもって設計されているかがよく分かった。東急シアターオーブの上階席は急こう配で前のスペースが狭い地獄のような場所であった。(笑)



ピットは、通常のオペラハウスのような上方が全開のピットではない。ピット自体は、ほとんどステージ下にある感じで、音を出すために、申し訳なさそうに、一部を開いている感じである。自分は思わずバイロイト祝祭劇場のピットを想い出した。あんな感じのイメージである。だから音は籠ると思われた。ブレークの時間になると、お客さんはみんなピットのところの隙間から中を覗いて見ていた。写真を撮っている人もいた。アナウンスでピットの中の写真は撮らないでください、と言っていた。


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こんなピット形状では間違いなく音が籠るだろう、と思ったのだが、ミュージカルは全編PAであった。オーケストラもPAだし、舞台役者さんたちの声、歌も全部PAだ。


オーケストラの音は、生音でピットから出てくる感覚もあるのだが、大半は劇場内のあるSPから音が出ているような感じであったからだ。役者さんのセリフ、歌は間違いなくPAだ。自分は視力が悪いのでよく見えなかったけど、おそらくヘッドマイクを顔に装着しているのだろう。



劇場内にどこにSPがあるのか、確認してみた。


ステージの真上


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ステージ側方


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劇場横上


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劇場天井


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こんな感じだろうか。

まっPAなので、それ相応の音質ということで、そんなに悪い音響ではなかったように思う。十分十分。レベルの高いPA音響だったと思う。外のドーム球場でやるロックコンサートのような割れた感じの耳にキツイひどいPA音響ではない。



さて、いよいよ観劇。


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ミュージカルの王道「ウエスト・サイド・ストーリー」である。

それもミュージカルの本場、ブロードウエイ・ミュージカルである。

ウエスト・サイド・ストーリー、通称WSSは、自分はやはり音楽を担当したレナード・バースタインのミュージカルというイメージが強い。バースタインのCDで一生懸命勉強してきたからだ。



ブロードウェイ は、アメリカ合衆国ニューヨーク州を南北に走る目抜き通りである。中でも、ニューヨーク市マンハッタンを走る区間が特に有名である。マンハッタンの繁華街を南北に貫き、タイムズスクエア付近ではその周辺に劇場街が広がっているため、「ブロードウェイ」という単語は「ミュージカル」の代名詞ともなっている。


このタイムズスクエア付近に広がっている劇場街。ここで上演されるミュージカルがブロードウエイ・ミュージカルである。ブロードウエイという広義の意味では、もっと違うエリアも含有することも多いが、ふつうにブロードウエイというと、このマンハッタンにある「ブロードウェイ」を指す。


ミュージカルファンであれば、一度でいいから本場のマンハッタンの劇場でブロードウエイ・ミュージカルを観劇したいだろう。自分も秘かにその計画を立てていたのだが、なかなか実現できそうにない。


今回のWSSでは、このブロードウエイ・ミュージカルでの上演なのだ。


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ブロードウェイ・ミュージカルの最高峰「ウエスト・サイド・ストーリー」。


2012年に、東急シアターオーブのオープニングを飾った記念すべき作品が再び日本にやって来る!

今回来日を果たすのは、装いも新たに上演されるニュー・バージョンだ。


この不朽の名作を生み出したジェローム・ロビンス(原案・振付・演出)と作曲家レナード・バーンスタインが遺した偉業に敬意を表し、ブロードウェイのベテラン演出家が、全編に躍動する鮮烈なダンスと、ゴージャスな楽曲の神髄を余すところなく伝える。


これぞライヴ・パフォーマンスの醍醐味!


2012年の東急シアターオーブ開館と同時にこのWSSのブロードウエイ・ミュージカルの上演が行われたんですね。自分は全然知らなかったです。(笑)この劇場の存在すら知らなかった。


今回は、最上陸。そして前回よりさらにバージョンアップしてご提供ということらしい。


舞台役者さんたちはこの布陣だ。


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自分は、いままでWSSは映画で観てきた。そしてバーンスタインのCDで音楽を聴いてずっと恋焦がれてきたのである。ミュージカルで生の観劇をしたことがなかったのである。


一度は生のミュージカルでWSSを観てみたいとずっと願ってきた。


去年、スティーブン・スピルバーグが自分の長年の夢実現ということで、このWSSの映画化を試みた。それはそれは素晴らしい出来栄えで、しかも高画質、高音質ということで、その華麗な躍動感溢れるWSSのダンスパフォーマンスなど堪能した。


でもそれを観た瞬間、一度でいいからミュージカルで観てみたいという想いが強くなった。


WSSをミュージカルで観てみたい!


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ずばり結論から言おう!


ウエスト・サイド・ストーリーは、やはりミュージカルが一番である。ミュージカルがいい!映画よりミュージカルのほうが断然いい。・・・である。


これが自分の感想である。


一番の理由は、WSSの魅力はやはりバーンスタインの秀逸な音楽と、それに伴う華麗で躍動感のあるダンス・パフォーマンスが一番の売りである。もう断然にミュージカルのほうが、その息遣いがわかるというか、その躍動感がダイレクトに伝わってきて生々しいというかその迫力がよく伝わってくるのである。


ステージ一杯に繰り広げられるダンスの競演、ダンスパフォーマンス。

格好いいな~とため息が出る。


そしてミュージカルのほうがいいと思うのは、やはりストーリー展開というか、物語が進んでいく上でテンポの良さというか、歯切れがよくて飽きないのである。テレビや映画の映像作品だと、どうしても2時間45分の大作なので、どうしても冗長的なところを感じてしまい、集中力が続かないところも出てくる。


でもミュージカルだとそういう集中力が途切れることなく、ずっと集中してのめり込んでいられるのである。それはやはりライブだから、ということと、そのライブが造りだすテンポの良さ、歯切れの良さだと自分は感じた。


舞台装置がよく出来ているのは驚いた。下手なオペラの舞台装置よりお金がかかってそうな感じで、WSSで必要なシーンの場面、家の中、ロミオとジュリエットを演じるあのベランダの場面、すべてのシーンをこの舞台装置で全部網羅するというか、ちゃんとそのシーンを想像できた、あ~あの場面なんだな、ということが想定できた。


大変よくできている舞台装置だと感じた。


家の舞台装置をこう人手でくるくる移動させるのだが、あの重い装置をどうやってあのようにスムーズにクルクル移動させているのか、とても不思議に思った。下のキャスターがついているのか、とか・・・。


舞台転換が非常に違和感なくシームレスで秀逸だと思った。これぞミュージカルだな、と感心するところである。


やっぱりウエスト・サイド・ストーリーは、ブロードウエイ・ミュージカルの最高峰だと思う。


そう確信した。


バースタインのトニーとマリアがデュエットする「TONIGHT」をはじめ、「AMERICA」、「I FEEL PRETTY」、「SOMEWHERE」など。もう素敵な珠玉の名曲ばかり♪


つぎからつぎへとこの名曲たちが流れてくるので、もう観ていてすごいリッチで豊かな気分になるし、あぁぁ~いま自分は、ブロードウエイ・ミュージカルの最高峰の名作を観ているんだな~という幸福感、しあわせ感をひしひしと感じる。


そしてこれらの名曲とともに、躍動感あふれるダンスパフォーマンス。


もう最高~~~!ってな感じである。


途中ブレークを入れて2幕構成で、けっして短い作品ではないけど、ミュージカルは進行にテンポ感が良く、集中力が途切れなく、つねに興奮している感じが続いて自分はとてもいいと感じた。


舞台役者さんたちはみんなよかった。

やはりトニーとマリアがよかったかな。


ブロードウエイ・ミュージカルの「ウエスト・サイド・ストーリー」を観劇できるなんて、そうそうなかなかチャンスはないと思いますよ。日本初演から12年経過した。いま逃すとまた10年以上は観れない訳だ。


ぜひ観劇することをお勧めしたいです。

ミュージカルの不朽の名作だと思います。


渋谷の東急シアターオーブでは7/5~7/23までやってます。

そのあと、高崎で、7/31~8/2、大阪で、8/5と8/6でやってます。



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うさぎ仮面さん [オーディオ]

うさぎ仮面さんのご逝去は、ほんとうに驚きとしか言いようがなかった。つい先日まで連射モードで毎日すごい勢いで発信されておられたので、その訃報はあまりに突然で信じられなかった。
                                                   
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心臓の大きな病気をなされてから、すこし養生されるというか投稿のインターバルが長くなったが、でもひとたび噴火すると、もうすごい勢いで連射するので、あぁぁ~すっかり元気になられたんだな~と安心していたのだ。
                                                   
つい先だってもLOVEGUNさんが復活した、ということで、ほんとうに嬉しそうで嬉しそうで大激射モードで発信されておられた。
                                                   
なんか人間の生ってあっけないな、と思ってしまう。
                                                   
自分はうさぎさんときちんと会ってお話したことはないし、うさぎさんの機竜も聴いたことはない。ゴローさんのお葬式で渋谷の会場でお会いし、そのときに自己紹介で挨拶した程度。たったそれっきりである。
                                                   
だからおまえにうさぎさんの想い出を語る資格あるのか、と言われそうだが、やっぱりけじめで書かないといけないと感じた。リアルなお付き合いはなかったけど、mixiの日記やつぶやきを通じて、ずっと付き合いがあった。
                                                   
ボクとうさぎさんは、ネットを通じての交友である。
mixiに入会したのが2009年だから、もう14年間のネット上のつきあいである。
                                                  
                                                   
ボクの日記で、自分のツボに入ったときは、よくいいねをくれたし、コメントをくれたりすることもあった。逆もである。ボクがうさぎさんの日記はかならず読むし、毎回いいねである。コメントもよく入れた。
                                                   
そして、おたがい道産子である。うさぎさんは夕張出身なんだね。札幌味噌ラーメンのことで意見が一致したこともあります。(笑)
                                                   
                                                   
うさぎさんの日記で、ときどき、タイトルに、”ノンノンさんの・・・”とか、日記の冒頭上で、”ノンノンさんが日記で言っていたんだが・・・”というのが結構というか、かなりあるんだよね。(笑)
                                                   
そのたびにボクはもうびっくりしてドキドキしながら読むわけだ。(笑)
                                                   
ありゃ~、なんかお気に召さないことでも語っちゃたかな?とか。(笑)
                                                   
それはいやそうじゃない、というのもあるが、同意の意思表示も多かった。
                                                   
そうやって自分の日記にボクの記事を引用してくれるのは、やはりネット上の交友関係として良好だったから、と言えるのではないかと思う。だから自分もちょっとは想い出っぽいことを書く資格はあるんではないか、と。
                                                  
2009年にmixiに入会して、hijiyanさん、教授、モモンガさんとか全国のオーディオ仲間と友達になり、オフ会交流もするようになり、いままで趣味は1人でやっていたのが、いっきに自分の世界が広がった。その中で、ゴローさん派というか、ここはゴローさん、エム5さん、うさぎ仮面さんが三大巨頭。この3人の音は絶対聴かないといけない、とよく言われたものだった。
                                                   
当時、最初の頃は、うさぎさんは尖っている印象でちょっと怖いイメージだった。でもメッセージで今度機竜聴かせにお伺いさせてください、とご挨拶のメッセージを出したら、快く快諾いただき、うちは堅気の仕事じゃないんで不規則なんで、来るときは事前連絡お願いします・・・みたいな返事だったと思う。
                                                   
結局それ以来、そのままになってしまった。
                                                   
それ以来日記を通じての交流となった訳だが、うさぎさんの日記は、ほんとうに感心するのは完璧なまでに自分軸を持っていること。自分の視点から書いていることだ。自分の価値観がしっかりあって、あまり世間の流れとかに左右されない人である。
                                                   
自分の世界がある。
                                                   
世評を酷評することも多かった。(笑)もちろん賛辞も多かったけど。
                                                   
うさぎさんの文章は、すごい短文でシンプル、余計なことはいっさい書かなく、核心だけを書いてくるので、非常に明瞭で、スカッとするし、山椒にピリリとくるような快感がある。
                                                   
非常に面白いな~と思った。
これも個性ですね。文体は個性そのものです。
                                                  
オーディオは、やはり生音へのこだわり、うさぎさんちの音は、すごい生々しくて、たとえば銃声の音をいかにリアルに再生するか、などずっと聴いていると心臓が痛くなってくるという感想をよく聞いた。音楽ももちろんだけど、それ以上に音へのこだわりがハンパない徹底したオーディオマニアだった。じっさい聴いたことのないオレが言うのもなんだが・・・(笑)長岡鉄男さんを信仰していて、よくその話も日記で読ませていただいた。
                                                  
やっぱりうさぎさんの日記は、音へのこだわり、いかに鮮烈な音、そういうものに拘っていた日記が多かったような気がする。
                                                  
最初の頃は、けっこう尖っていて、ゴローさんにも堂々と反論するような感じだったので、怖いイメージが自分にはあったのだけど、ゴローさんのお葬式で直接お会いしたときは、外見はとてもふつうの人に見えたので、この人がうさぎさんか~と思ったのも確かである。
                                                   
いま思えばうさぎさんは、すごく純粋な人だったように思う。自分が好きなもの、興味があるものを徹底的に語っていた。音楽はなんでもこい。クラシックも詳しかったりする。ボクの日記を引用して、禅にも興味があったりということがわかって、すごい引き出しが多い人だったね。
                                                   
もうひとつこれはうさぎさんの才能だと思うのだけど、mixiの日記のTLにうさぎ仮面マイナス1とあの少女のアイコンが流れてくる、と、思わず”オッ”と思ってしまうことだ。そしてかならず日記を読みたくなる気持ちにさせること。そういうオーラがあった。
                                                   
これは非常に重要なことなのです。
                                                                                                      
自分もどちらかというと発信する側なのだけど、TLに流れるときに、”オッ”と思わせるそういうなにかオーラがあることは、すごい大事なこと。うさぎさんの日記は独自の視点で面白い。山椒にピリリと辛い爽快感がある。そういう味があるから、流れてくると、思わず”オッ”と思ってしまうんだよね。
                                                  
発信する側は、読者側に対してこういうオーラがないとダメです。
                                                  
そういう感じで、mixiの日記上でずっとうさぎさんの日記を読んできた自分からすると、もうそれが読めなくなるか、と思うと、ひたすら悲しいです。
                                                  
Debbyさんも亡くなられたしね。Debbyさんも一度もお会いしたことがなかったのだけど、メッセージとかすごい頻繁にくれて、ボクの日記にも毎回いいねをつけてくれて、コメントもよく入れてくれた。
                                                  
いつも楽しい記事をありがとうございます。すごく勇気づけられます。これからもどんどんお願いします、とメッセもよくいただいた。当時は女性のオーディオマニアは非常に珍しい存在で画期的でパイオニア的な存在だったと思う。悲しいお別れ方だったが、ステレオサウンドがちゃんとDebbyさんの追悼の記事を書いてくれたのが、すごい嬉しかったです。
                                                   
こうしてみると2009年にmixiに入会して、ゴローさん、Debbyさん、そしてうさぎ仮面さんの3人が亡くなられた。なんか信じられないよ。ゴローさんはさておき、つい最近まで同じTL上でひんぱんにお見かけしていた人なのに、とつぜん逝っちゃうなんて。
                                                   
あらためて、人間の生ってあっけないな、と思ってしまう。
                                                  
ふだんとまったく変わらず連射モードで毎日発信していた人が、ある日突然他界してしまう。けっこうあっけないんだよね~。
                                                  
たぶんオレもそうだ。(笑)
間違いない。(笑)
                                                   
オレのように50代後半になると、テレビやネットで報道されている訃報の俳優さんとか、みんな自分の世代の人なんだよね。あれ~あの人が。。。てな感想を抱くことが多くなった。やっぱりこれは自分が歳をとったということなんだよね。
                                                   
若い頃はまったくそういうのに無関係なんだけど、ある年齢に達すると、そういう現象が身近に多くなります。そしてmixiや他のSNSでもそういう自分が知っている、自分の世代の人の訃報をこれから多く接することになるんだろうな。自分がそういう歳になった、ということだ。
                                                  
これから葬式に行くことも多くなるし、喪服を使うことも多くなる。
そういう歳になったということです。
                                                   
ビートルズが新しい新曲を出すらしい。1978年頃にデモってた音源で、ジョンの声をAIで正確に摘出して、もちろんジョージの声も、それを使ってビートルズとしての新曲を作ったらしい。ポールが発表した。”ナウ アンド ゼン”ではないか、と言われている。
                                                   
AIは使うが、AIで新たにジョンの声を生成したのではなく、あくまでデモテープ音源の中からノイズを除去しながら綺麗にジョンの声を摘出するのにAIを使ったとのこと。だから正真正銘の4人の声によるビートルズの新曲である。
                                                   
これを聴いて、日記で感想を書きたいと思う。そしてそれをうさぎさんに献呈したい、と思う。
                                                   
ビートルズ愛に溢れていたうさぎさんに贈ることで、こういうのがいかにもボクらしいと思うんだよね。
                                                   
うさぎさん、あの世でゴローさんと十分にオーディオ愛語り合って楽しんでください。
                                                   
現世お疲れ様でした。
                                                   
                                                  
                                                  
                                                  

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