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新宿東口 [街歩き]

上京して社会人スタートした1987年からの7年間。小田急新百合ヶ丘の会社寮に居たとき、かならず休日の遊び場として徘徊していたのが、新宿東口エリアの界隈である。自分的には新宿というと、この東口エリア界隈のことを指す。


十数年ぶりに新宿中村屋の純印度式カリーを堪能して、建て直しリニューアルした新宿中村屋ビルと、新しいレストラン&カフェ マンナも経験することができた。


お腹がいっぱいになったところで、ひさしぶりに出てきた新宿東口エリア。ちょっと懐かしさのあまり散策してみようかな、と。あの頃からどんなところがガラ変しているか。。


新宿東口を歩いていると、やっぱり胸キュンとするよね。なんか人間として青かった(いまでも不完全人間ですが。。笑笑)若かった頃の自分をど真ん中に投影している街で、あの頃の想い出がいっぱい詰まっている。


東口エリアを歩いていて何をするか、なのであるが、北海道の田舎育ちの人間にとって、あの当時は、とにかく東京という街が新鮮で、いろいろ東京のことを知りたい。休みの日には寮の部屋でくすぶってないで、どんどん歩き回って東京を実感しよう!というのが自分の考えにあった。北海道の田舎もんにはすべてが新鮮であった。


自分の中には、東京=新宿(東口)という方程式が成り立っていた。


だからただ街中をぶらぶら歩いているだけなのである。街の様子とか、こんなところにこんな建物があるのか、そしてショッピングとか。そしてメインだったのは、やはり食べ物関係ですね。新宿東口でいろいろな食べ物屋さんを発見するのが楽しくて、いろいろ食べ歩きました。


だから今回のじつにひさしぶりの新宿東口散策でもどうしても食べ物中心の探し物になりました。また先日ご紹介した24時間サウナもよく利用した。伊勢丹の近くと歌舞伎町のいまの東急シアターの向かいにあった。花金のウィークエンドに24時間サウナで宿泊して、翌日は新宿三丁目にある西武新宿プリンスホテルのブッフェでモーニングをいただいて、そこから寮に帰るという日々の繰り返し。


人生、つねに新しいことにチャレンジ、習得するだけじゃ疲れるんじゃないでしょうか。自分のように長年人生やってくると、振り返りのほうがエネルギー消耗しなくて楽です。(笑)懐かしさを楽しむ、ということも人生必要なのではないでしょうか。気持ち的にもキュンとするものです。


自慢ではないですが、自分は新宿にはかなり土地勘があります。

自然と土地勘を養うぐらい新宿の街は歩き回った自負があります。


新宿東口といえば、やっぱりまずここである。スタジオALTA。一時代を一世風靡したタモリさんの「笑っていいとも!」のスタジオでした。自分の世代ど真ん中のロングセラー番組でした。


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自分はじっさい生放送のスタジオには行ったことはないけれど、あ~ここでやっているんだな~といつも思っていました。


いまスタジオALTAのビルの横には、こんな猫の3Dオブジェクトの試みがあるんですね。いま話題です。15分に1回の間隔で、猫が3D的に飛び出してくるんですよね。現場にいるとほんとうにそう感じます。新しい新宿東口の観光スポットですね。


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そして、なんといっても新宿東口と言ったら、この東口から新宿通りを眺めたこのシーンではないでしょうか。新宿東口を代表する風景だと思います。


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交差点の角にあるお店は変わっているかもしれないけど、ビッグカメラは昔からありますね。いまは白い壁で覆われて、デパートみたいな趣になってますけど、昔はここは出店というか外にどんどん商品を展示していて、そこに売り子さんがいっぱいいて、お客さんがその外の売り場にたむろっている、というそういう風景でした。


そして新宿通り。ここは新宿東口の自分のメインストリートですね。


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この通りには小さなカジュアルな洋服売り場があって(いまはもちろんありませんが。)、自分はかなりの頻度で買っていました。あの頃は洋服にお金をかけていました。



紀伊国屋書店。

まさに新宿東口といえば、紀伊国屋書店ともいうべき絶対的存在でした。この本屋さんもよく入りました。


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新宿東口は、この新宿通りのメインストリートから1本駅側に入ったところのエリアがかなりマニアックで自分は愛好していました。ちょうど新宿通りから、新宿南口の甲州街道に行くまでの間に存在しているエリアで、なんかアングラな雰囲気でいいのです。このアングラエリアは飲食店関係が充実していて名店が多いですね。なんか食べ物関係などかなり自分に所縁のあるお店がいっぱいあります。とくにこのエリアにある喫茶店はよく通っていました。喫茶店通いが趣味みたいなところもありましたので。


このアングラエリアに行くのに、いまこういうゲートができているんですね。驚くと同時に笑ってしまいました。(笑)


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アングラエリア


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この新宿ライオン会館も昔からありますね。


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ここで、ステーキのレアを頼んだことがありましたが、もう中身が冷え冷えの生肉という感じで、美味しくないな~と思い、それ以来ステーキはミディアムにすることにしています。レアは頼まなくなりました。それがここの新宿ライオン会館で学んだことです。




アングラエリアに昔から存在する天ぷらの名店「つな八」。ここはまさに老舗で天ぷらとしては名店中の名店です。お値段もすごく高いです。そしていつも劇混みです。予約しないと長時間待たされます。


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昔、北海道の友人のおもてなしに、この新宿つな八を利用したことがあって、天ぷら定食を堪能しましたが、なんか高い、劇混みの割にはあっけない瞬殺だな~と思ったことを覚えています。



そして、これも日記で紹介しましたが、名曲喫茶「らんぶる」。


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ここはお話した通り、自分の新宿におけるたまり場みたいなところでした。ここで長時間時間潰しているみたいな。店内はクラシック音楽が静かに流れていて、店内の内装がとてもクラシックで素敵です。かなりハマりました。名曲喫茶というのは、こういう喫茶店のことを言うんだな、と最初に知ったのが、この新宿の名曲喫茶「らんぶる」でした。



アングラエリアでは、いまはこの場所に新宿東口横丁というのができていますね。(笑)これは驚きですね。もちろん昔は存在していなかったです。


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昔このビルには喫茶室ルノアールが入っていました。よく使っていましたが、喫茶室ルノアールは基本高いんですよね。コーヒー1杯だけでもすごく高い。そして長時間居続けると、天下のお茶をどうぞ!がやってくるし。(笑)いまは喫茶室ルノアールはもうありませんね。かわりに椿屋珈琲というのが入っていますね。自分はまだ椿屋珈琲は1回も入ったことがないです。1度は入ってみたいです。



アングラエリアには、もうひとつじつにクラシックでこれぞ、純喫茶!カフェではなく喫茶店。という名店があります。


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それがここの珈琲タイムスです。ここはかなりクラシックで素晴らしいですよ。まさに純喫茶のお手本のような喫茶店です。けっしてカフェではないです、あくまで喫茶店です。当時からあまりに老舗なのでいつ潰れてもおかしくなかったですが、まだ存在していたとは驚きでした。(笑)ここは自分は愛好者でした。


自分は喫茶店愛好者なので、こうしてみると、この新宿東口、とくにアングラエリアは、喫茶店の名店が多いことがわかります。



当時は、名曲喫茶「らんぶる」の隣、近くにあったディスク・ユニオン。移転したことは知っていましたが、こんなところに移転していたとは!今回初めて知りました。


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当時、珍しいCDをここで漁って夢中になっていました。いまでは貴重な音源探しという行為ですが、これからは、そういう行為自体も少なくなりそうですね。ひさしぶりに中を覗いてみたら、やはりアナログ中心になっていました。やはり漁るという行為はアナログですかね。


あと、アングラエリアでは、落語の寄席をする芝居劇場というかそういう建物があったように記憶しています。毎回大相撲の旗みたいに、その寄席のやる落語家の掛看板みたいなものが壮麗に並んでいた建物がありました。いま行ってみるとなくなっていますね。いつか入ってみたいと思っていたのですが。



このアングラエリアを突き抜けていくと、新宿南口、甲州街道にぶち当たります。

その甲州街道沿いにあるうなぎ屋さん。「登亭」

正直、店の名前は憶えていませんでした。たしかここに、よく通っていたうなぎ屋さんあったな。それもお店全体が黄色だった。いまここに再会して、お店の名前を思い出しました。でも全然覚えていませんでした。


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懐かしすぎる~。(笑)

まだ潰れずに存在していたとは!自分の時代からずっと生きながらえているうなぎ屋さんです。ここでよく、うな重、鰻の蒲焼定食食べました。ここはとても美味しかったです。値段も当時は控えめでしたね。


いますごい鰻の値段が高騰しているではないですか?そのときに自分が頭の中に思い出したのは、新宿のあそこのうなぎ屋さんも高くなっているのかな?と思ったことです。それくらい自分にとって、うなぎ屋=新宿のうなぎ屋「登亭」というイメージがはびこっていた。。。それくらい通っていたお店です。


ここから、また新宿通りのほうに向かいます。



伊勢丹。


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まさに新宿に昔からある老舗百貨店。中に入ったことは数回しかありませんが、まさに伝統の百貨店です。外観に威厳があります。


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丸井〇I〇Iも昔からありますね。でも丸井と言えば、自分としてはやはり渋谷のほうがメジャーだと思います。自分は渋谷のほうの丸井をよく使っていました。



新宿通りをすこし東口に向かって歩くと、ビッグカメラが見えますね。


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これは自分の時代にはなかったものですね。こんな大きな変貌があったんですね。ビッグカメラは東口付近のほうは昔からありました。




新宿通りを東口沿いに歩いていくと、そこから枝道に入っていくと、カレー「ガンジー」があります。


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ここはカレーの隠れた名店で、欧風のカレーを堪能できます。いまネットで調べると、ここは欧風カレーということになっているのですが、自分の記憶ではもっとユニークなちょっと普通では味わえないような特殊なカレーだった記憶があるのですが。だからこそ、こんな枝道の入ったところの目立たないお店なんだけど、宝物を見つけたみたいな、そんなお店でした。


なんのカレーだったか、覚えていないです。欧風カレーってあまりに普通っぽくて。そんなのに自分が興味を示して通うかな~と思うのですが。5回くらい通い詰めました。



また新宿通りに戻って、今度は紀伊国屋書店から歌舞伎町方面に向かう枝道に入ります。ここもいろいろ怪しげなアングラな飲食店がいっぱいあります。自分はアングラな雰囲気が好きなんですね。(笑)




うなぎの「こばやし」。


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ここは新宿に昔からある老舗の名店で、新宿ではかなり有名なうなぎ屋さんです。自分は2、3回入ったことありますが、まさに暗くて狭くて、いまに潰れそうな伝統ある老舗なのですが、年老いたお婆さんが切り盛りをしていて(当時はワンオペでした。)うな重、うなぎの蒲焼定食を食べたことあります。美味しかったです。お値段は高かったような。



その隣には・・・


出た~~~。桂花ラーメン。(笑)


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東京で革命を起こした本場熊本ラーメン、桂花ラーメン。

社会人スタートの頃、アムスの同期友人に教えてもらったのが最初に知るキッカケ。

この桂花ラーメンがウマいんだよ、ということで。その最初に教えてもらって入ったのが、この新宿東口エリアにあるこのお店だったです。


アムス友人といっしょに入って食べたこともありますし、自分1人で入ったことも何回もある。熊本ラーメンらしい豚骨ベースのこってりしたラーメンで、これはこれで美味しいな、と思いました。


でも、いまや熊本県、福岡県、新宿、渋谷、池袋で店舗を構える桂花ラーメンだが、自分が桂花ラーメンを食べるために入ったお店はこの新宿東口店しか経験がないのです。他店舗は入ったことない。


だから自分にとって、桂花ラーメンといえば、ジャストでこのお店のことを言います。見ての通り、店内は超狭いです。(笑)


よく調べていないが、入社時期だった1987年だから、おそらく桂花ラーメンも東京に進出したばかりではなかったのかな?その第一号店がこの東口の店舗じゃなかったのかな?



沖縄料理ってどんなものなのかな?初めて食べてみたいと思って、沖縄料理食べさせてくれるお店をいろいろ探して入ったのが、この「沖縄食堂 やんばる」。沖縄料理店をいろいろネットで調べたのですが、やはり自分は新宿にすごい土地勘があるので、アクセスに有利な新宿のお店にした、ということです。さっきのうなぎ屋「こばやし」や桂花ラーメンの斜め向かいにあります。


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もうだいぶ前の昔のことなので、どんな沖縄料理のメニューを食べたか覚えていませんが、これが沖縄料理か~という感じで楽しみました。




つい最近見つけた金沢カレー「ゴーゴーカレー」の新宿歌舞伎町店。

新宿通りから歌舞伎町に向かう途中にあります。


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ここは地下にあって、かなり狭いアングラ色いっぱいですが、金沢カレー、あの独特のテイストを十二分に楽しめて美味しいです。金沢カレーには、ゴーゴーカレーとチャンピオンカレーの二大勢力があるのですが、東京ではチャンピオンカレーを経験することは難しく、もっぱらこちらのゴーゴーカレーになると思います。



まっあまり長時間は歩けないので、こんな感じでしょうか。

やっぱり自分の想い出に残っているのは食べ物関係が多いですね。(笑)新宿東口といえば、自分の頭の中にずっと記憶として残っているのは、やはり食べ物関係と喫茶店関係なんですね。


以前紹介しました高層ビルの新宿西口、そしてダイナミックオーディオ、そしてこの新宿東口というのが、自分の青春時代を謳歌した場所でした。


ひさしぶりにその想い出の場所をいろいろ巡って楽しかったです。こんなに変わっていたのか、と驚いたところもありますが、総じてあまり変わっていないという印象のほうが大きかったです。












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