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新千歳空港(CTS) 後編 [航空関連]

それでは3Fのグルメワールドに行きます。3Fのグルメワールドは、まさにレストラン街、カフェなど飲食店が集まったフロアになります。自分のテレトリーとしてはこちらのほうが得意分野になります。


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3Fのグルメワールドで自分が一番贔屓にしているのは、北海道ラーメン道場です。新千歳空港に行ったなら、主に帰京のときですが、かならずここに寄って「けやき」の味噌ラーメンを食べるのが自分の普段の日課と言っていいです。


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北海道内で有名なラーメン店10店舗をこのテナントに集めているという感じです。新横浜のラーメン博物館の空港版という感じでしょうか。


このように縦にずらっとお店がオープンスタイルという感じで並んでいます。


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この北海道ラーメン道場で間違いなく一番人気なのは、「えびそば一幻」さんですね。毎日大変な人気でいつも長蛇の行列です。


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えびの頭から出るあの独特のしょっぱみある濃厚な出がらしと、味噌スープというのがすごく合うんですよね。それでやみつきの味になるようです。「えびそば一幻」さんは東京にもお店があるので、東京でも食べれますよ。自分も2013年頃にこの新千歳空港の北海道ラーメン道場で、この「えびそば一幻」さんのラーメン食べたことあります。


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そして、ここがこの北海道ラーメン道場の中でも自分のもっとも愛すべきラーメンである「けやき」です。すすきのにわずかカウンター5席くらいの小さな味噌ラーメン専門店ですが、ここの味噌ラーメンは絶品です。2007年に新横浜のラーメン博物館に出店して、その存在を知りました。あのときは衝撃でした。新千歳空港にも支店を出しているのです。すすきのの本店にはまだ行ったことがないです。今回の帰省でぜひすすきの本店に行く計画を立てていたのですが、無理でした。


けやきの味噌ラーメンは、詳しいレポートは、また後日の日記で紹介したいと思います。


北海道ラーメン道場の横には、松尾ジンギスカンのお店もあります。


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ここもまさに自分の常連、十八番の場所です。このお店も行きつけでした。まだ営業していたとは、感無量です。


北海道では、家庭の食卓で羊の肉をジンギスカンという形で食します。東京でいうところの焼肉とまったく同じ感覚で羊の肉をふつうに食べます。自分も子供の頃、家庭ではふつうによくジンギスカンを食べていました。母がよくやってくれました。本当にふつうにあたりまえの食事でした。


また大学時代、ビール園とかで友達みんなとジンギスカンを食べに行ったり、また大学の研究室では、ちょっとしたことでもすぐにキャンパスの芝生で教授や助手、研究室の学生みんなでジンギスカン・パーティをやるなんて日常茶飯事のことでした。


それだけ北海道民にとって、ジンギスカンというのはごくあたりまえに根付いた食文化だったのです。


ジンギスカン鍋という専用の鍋があって、そこにラードを擦りながら鍋に脂を敷きます。そしてもやし、野菜を周囲に取り囲むように配置して、真ん中で羊の肉を焼きます。


こんな感じです。


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この写真は、2013年に北海道の友人とサッポロビール園でジンギスカンを食したときに撮影した写真です。ジンギスカンってこうやって食べます。味付けジンギスカンのように肉にタレがついていると焼いていると肉汁が出てきてそれが周りのもやし、野菜のほうに流れていって相俟ってさらに美味しくなります。


でも北海道民の間では、サッポロビール園のジンギスカンは美味しくないという評判です。(笑)自分もあまり上質な肉という感じではなかったな・・・と感じます。東京でのおもてなしの北海道友人とは、よくこのサッポロビール園にでかけてジンギスカンを食べたものです。


いまは彼はどうしているのか・・・。


札幌・大通りにある羊羊亭もよく行った記憶がありますが、ここもいまひとつだったな・・・。意外や外食でジンギスカンを食べるとなると、ここはウマい!というのは自分はあまりお宝情報がないんですね。


やっぱり札幌でジンギスカンといえば、「だるま」なのでしょうか・・・。やっぱり北海道生活の中で一番ジンギスカンが美味しいと思ったのは、子供時代に母親が作る家庭での松尾のジンギスカンだったのです。これがなにより一番うまかった。外食であのウマさ、あのレベルは出せなかった。



羊の肉は、子羊のラムと大人の羊のマトンとあります。羊の肉はよく臭みがあると言われますが、ラムは臭みはあまりないですね。マトンのほうが臭みがあります。


でもジンギスカンを食べ慣れてくると、やはりマトンのほうが美味しいと思いますね、自分は。。自分は幼少の頃からふつうにジンギスカンを食べていたので、羊の肉を臭いと思ったことは一度もないですし、すごく美味しいと思っていました。みんな羊の肉は臭い、受付けない人はダメじゃないかとか言われますが、自分にはよく理解できませんでした。一時期東京でもジンギスカンブームというのが起きましたね。1998年頃でしょうか・・・。あっという間に消え去っていきましたが。


ジンギスカンは、タレ付きの肉を焼く場合(味付けジンギスカンといいます。)と、焼いてからジンギスカンのタレにつけて食べる食べ方と2種類ありますね。ジンギスカンのタレは、焼肉のたれとはまたちょっと違う甘い独特の味です。


ジンギスカンは、滝川の「松尾ジンギスカン」と長沼の「長沼ジンギスカン」が2大ジンギスカンではないでしょうか。滝川市は、懐かしいです。中学3年のときに、よく高校受験用の冬季講習セミナーを受けに通っていた町です。


この新千歳空港の松尾ジンギスカンのお店は本当によく利用していました。懐かしくなり、思わずジンギスカンについて熱く語ってしまいました。


じつは今回の帰省で、札幌でジンギスカンといえば、「だるま」とよばれるように、だるまを初体験しようと思っていたのです。なんと!北海道出身でありながら、だるまの成吉思汗を食べたことがないのです。


でも残念ながら、今回は無理でした。またの次回に。。。



ここの海鮮料理の「きたみなと」さんは、空港に迎えに来てくれたオヤジ、あるいは帰京するときに見送りに来てくれたオヤジとよくいっしょに入って食べたお店だと思います。


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海鮮丼やイクラ丼を食べた記憶があります。北海道といえば海鮮系、どんぶりに山盛りの一杯の海の幸、そしてイクラ。本当に贅沢ですけど、そして美味しいですけど、あっという間、こんなものなのかな・・・と思いましたね。よく。そしてお値段は高かったような記憶があります。



この3Fのグルメワールドには、”市電通り食堂街”という特別な雰囲気を醸し出しているエリアがあります。


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2011年にリニューアルオープンした新千歳空港の中に突如、昔ながらの街並が現れる。そこが「市電通り食堂街」。北海道のさまざまな海の幸や山の幸が楽しめるグルメテーマパーク。「千歳飛行場」行を掲げた路面電車のレプリカが中央に鎮座していて、石畳風の通路、レトロな提灯、屋台など、昭和の街並が再現されているのです。


なんか、新横浜のラーメン博物館を想い出しますね。(笑)千歳空港時代の、いわゆるいまの”千歳飛行場”行の路面電車というのがいいですね。


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ここにぜひお勧めの素晴らしいお店があります。

それがスープカリー専門店 laviです。


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スープカレー発祥の地、札幌。

その本場のスープカレーを新千歳空港の中で味わえます。

ここはぜひ体験するべきです。私の一押しの場所です。



南国に咲く綺麗な花の色にちなんだ色使いの店内が特徴的なlavi。この新千歳空港店は、安倍元総理が3度も足を運んだことで有名なのだそうです。これは自分は知らなかったです。



スープカレーとカレーライスは違います。どこが違うんだ?と思うかもしれませんが、カレーライスはごはんにふつうにカレーがかかっていてそのカレーの中に具材が少々と言う感じ。


でもスープカレーはまず具材が、野菜などもうふんだんでゴロゴロという感じで入っています。とにかく具沢山。そしてスープがトロミ系ではなくサラッとしたスープ系なんですよね。ライスは別盛ですが、カレーライスとスープカレーはぜんぜん別物です。スープカレーは薬膳料理みたいな感じですね。


スープカリーlaviのスープカレー。


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laviのスープカレーはもう具材からかなりメニューで細かく選択してカスタマイズできるようになっているそうで、オーダーするとき大変だそうです。


laviは現在、札幌に、ル・トロワ店、琴似店、平岸店、大谷地店、そしてこの新千歳空港店と5店舗あるようですが、自分は北26条あたりにある本店のスープカリーlavilavi本店に行って体験したことがあります。2013年頃ですね・・・。


自分が行ったlavilavi本店は、現在の公式HPでは、いわゆるこの系列の店舗にカウントされていないんですよね。店名もlaviではなくlavilavi本店ですし。


スープカレーのお店lavi。その原点でもあり出発点となったlavilavi本店は、なんか系列的に別カウントのようです。ちょっと不思議です。小民家を改装した隠れ家的なお店でした。


2013年に訪れたときに自分が撮影したlavilavi本店と、そのときに食したスープカレーの写真です。店内はすごい暗かったです。


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ふつう札幌のスープカレーは本当にさらっとした液体状なんですが、lavilavi本店のはちょっとトロミがあって、ふつうのカレーに近かったような記憶があります。


この2013年頃って、いわゆるスープカレーブームということで、その本拠地の札幌のスープカレーが注目されて大ブームになったときなのですが、そのときあまりにサラサラの液体状で、これどうなのかな~と疑問を抱いていたのですが、このlavilavi本店のはトロミがあって、いわゆるふつうのカレーに近かったので自分が称賛した、ということだったと思います。(この店、その当時tackさんから教えてもらった店でした。)


スープカリーlavi 新千歳空港店ですが、残念ながら、すでに朝に、けやきの味噌ラーメンを食べてしまい、この日お腹がもう一杯で無理でした。またの機会にしたいと思います。


自分は、スープカリーlaviのこの新千歳空港店は、まだ1回も経験がないです。


今回の帰省での北海道での宿泊は、なんと、恐れを知らない3年間誰も住んでいなかった放置されっぱなしだった実家に宿泊したわけですが(笑)、そのときにテレビで東京の下北沢の美味しいスープカレーを特集していて、あぁぁ~これはいいな~これは絶対美味しい、これこそまさに正真正銘のスープカレーと思ったので、今度チャンレジしてみますね。まさにスープカレーってこういうものをいいます、という感じです。4月の暖かい春になったら敢行したいと思います。


下北沢も本当に懐かしい街。


自分が上京して就職したとき、小田急の新百合ヶ丘に会社寮があったので、山手線に乗るまでの井の頭線での乗り換えが下北沢で、よくここで下車して日用品の買い物をしたりとか夕飯、この下北沢の餃子の王将にはほんとうによく通った。忘れらられないです。下北沢は自分の青春の街です。若い頃は金がないから、餃子の王将は美味しいし、安くて最高でした。自分の毎日のメイン食事でした。下北沢は青春の街。いろんな甘酸っぱい若い頃の想い出が詰まってます。先日久しぶりに下北沢行ってみましたが、あの頃の町影はほとんど面影残っておらず街としてガラ変でした。


新百合ヶ丘の会社寮。6畳の狭い個室に4台のED-βデッキとVHSデッキ、LDデッキ合わせて、8台くらい揃えていたビデオ事業部人生まっしぐらの頃でした。


自分がいま目標としているのは、下北沢本多劇場で役者さんによる舞台を観たいことです。下北沢の名所中の名所、本多劇場をまだ体験したことがないのです。これを、これまたあまり経験のない俳優さんによる生舞台で初体験したいのです。これも計画中です。


かなり脱線しました。。


3Fのグルメワールドのフロアーにはところどころにひと休憩できるようなスペースがあります。お腹いっぱいで、いろいろ見て回っているとどうしてもひと休みしたくなりますね。そういうときにとてもいいと思います。


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グルメワールドのお店はほんとうにたくさんありますので、とても全部は紹介できませんが、自分がふだん行きつけているお馴染みのお店、お勧めのお店を中心に紹介してきました。



つぎに4Fに行きます。

自分は長い新千歳空港歴の中でも4Fに行くのは初めてです。オアシスパークといいます。4Fにそんなエリアがあるなんて思ってもみなかったです。


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エスカレータで昇っていった先には一面広いスペースが広がっていました。


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なんと映画館があります。空港で映画が見れるんですね。まったく知らなかったです。


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そしてなんと!温泉まであるのです。新千歳空港温泉。自分は思わず入っちゃおうかな、と思いましたが、寸前でやめました。これは素晴らしいです。


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じつは、この新千歳空港にはエアポートホテルという直結している宿泊ホテルがあります。そこの最上階の部屋ですと、窓から滑走路が見えるようになっていて飛行機の大好きな人には堪らないような風景だとか。新千歳空港は、1日、2日そこにいるだけで、そこに全部北海道が詰まっているので、このエアポートホテルに1泊して、そのまま空港に繰り出す、そしてグルメ、空港内散策などで楽しむなどの楽しみ方ができるんですね。終わったらまた直結のホテルに帰るという感じで。


そしてこのホテルに宿泊するお客さんは、この温泉が無料で入浴できるのだとか。本当に驚きました。


4Fにこんなパラダイスの空間があるとは!!!


あと航空関係のグッズ屋さんもありました。


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あとこのような展示スペース会場がありました。これはシーズンに寄っていろいろ催しものが様変わりするのでしょうけど、いまは冬のシーズンに合ったアニメ関係の展示でした。(SNOWMIKU SKY/TOWN)


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でも空港ですからもちろん電子掲示板は欠かせないです。


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最後に空港の一番のミッションの搭乗手続き、手荷物カウンターです。空港ですから、横にずらっと長いです。JRからの連絡通路から最初に出るところがJALのカウンターになります。右側がJALで左側がANAです。LCCはずっと一番端にあります。


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新千歳空港(CTS)。本当に1987年以来36年間、長い付き合いですけど、本当にこのような最新の姿になったのはつい最近のこと。長い割には、自分の頭の中にうかぶイメージはつい最近の新しい建築物、テーマパークのイメージしかなかったです。まさにこの姿こそが完成された北の大地、北海道の玄関口、新千歳空港なのでしょう。


いまやお土産、グルメ、オアシスパークと、空港にいるだけで、北海道が楽しめる、空港にぜんぶ北海道が詰まっている、そういっても過言ではない素晴らしい空港になったと思います。


これからもお世話になります。

末永いご発展をお祈りしています。







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新千歳空港(CTS) 前編 [航空関連]

新千歳空港は、JRと直結しています。

新千歳空港駅というところからそのまま直結して空港内に入ります。


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新千歳空港ターミナルビルというのは、地下含めて5階の建物です。地下1階に地上4階という感じです。


1Fが到着ロビーです。

2Fが出発ロビーです。


JRで降りて、そのまま空港に直結して出発ロビーに出るとまず2Fに出る訳です。2Fはお土産屋さんやショッピングモールなどお買い物専門のお店が並んでいます。そして3Fがグルメワールドです。レストランや食べ物関係が全部ここに詰まっています。4Fがオアシス・パークというところ。ここは自分も行ったことがなく初めての体験でした。あとで解説します。


2Fの出発ロビーに行く途中に通路脇にいろいろなショッピングモールが並んでいます。ここも魅力的な北海道のお土産が買えるところですね。


まずANA FESTA。ANAの専門ショップですね。


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ここでぜひ買っておかないといけない北海道お土産ベスト1のものがあるそうです。はい。YouTube情報でスミマセン。(笑)


それがこのSNOWSとよばれるお菓子です。


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こちらはSNOWSビスケットというようなスタイルで中にチョコレートが挟んである感じですごく美味しいです。


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そうしてこちらが、SNOWSのチョコボール。


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自分はさっそくこのSNOWS、ビスケットとチョコボール両方買いました。家でチョコボールのほうを食べてみるとこんな感じ。パウダー状のチョコがまぶしてあり、中はアイスクリームというかクリーム状の感じですね。保冷必要です。買って7時間以内に食べるですかね。かなり美味しかったです。



いろいろなお土産屋さんが並びます。北海道本舗、北海道物産、・・・展示のお土産品にどんどん目移りします。こうしてみると白い恋人とか、六花亭とか、まさに北海道のおみやげ定番並びますね・・・大ベストセラーです。


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ここのカルビー(Calbee+)はポテトなどを揚げたてを食べられるということで人気なのだとか。このときはやっていませんでしたが、こうやってじかに揚げるところも見学できるようです。


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そしてここ美瑛選果!


ここは新千歳空港内でもっとも有名なお土産屋さんスポットでしょう。新千歳空港 国内線ターミナルビル 2階の、“どさんこ産直市場” の一角にお店を構えています。


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ここの豆パン、コーンパンを買うために朝早朝からずっと並んで買うのです。自分は9時半ごろ空港に着いたのですが、もうそのときでこんな行列。


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美瑛は北海道上川郡にある町。「日本で最も美しい村連合」加盟しています。北海道を代表する観光地の一つで、特に「青い池」や「四季彩の丘」の風景は、北海道を代表する風景として知名度が高いそう。自分はもちろん行ったことがないです。


「美瑛選果」というのは、食を中心としたそんな美瑛ブランドが集まる場所という意味合いがあり、いわゆる食を中心とした美瑛ブランド売り出していこうというショップのことですね。北海道・丘のまち美瑛町の価値を伝えます。オンラインストアでお取寄せも可能です。InstagramなどのSNSもやってます。


この「美瑛選果」新千歳空港店に名物「豆パン」と「コーンパン」があるのです。

「美瑛選果 新千歳空港店」限定!幻の「びえいのまめぱん・コーンぱん」


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いわゆる新千歳空港限定、ここでしか入手できないという美瑛選果ということで、もう幻なんだそうです。まずふつうに行ってもまず手に入らない。豆パンなんかは自分が行ったときは、朝8時で完売になっていました。そしてコーンパンも写真のような長蛇の列。自分は並ぼうか迷ったが、なんか大変そうなのでやめときました。


この限定の幻の「まめぱん・コーンパン」を買おうと思ったなら、朝6時とか早朝から空港に行って長蛇の列に並ぶしか方法はないと思われます。そうなるともう空港に泊まるしかない。新千歳空港にはホテルがあるので、そこに泊まって朝早朝に6時くらいからこの美瑛選果に並んで買うしか手に入らない代物なのです。


厨房の中で職人さんがじかに小麦粉を練りながらパンを作って焼き上げるまで全部手作業。そこに美瑛名産の豆やコーンを具材として入れ込んでいく。


新千歳空港おみやげとしては、本当に知る人ぞ知るという別格の貴重なしろものなのである。自分はこのことをYouTubeで知りました。(笑)



こちらが豆パン。


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「びえいのまめぱん」は 名前のとおり、美瑛町産の豆をたっぷりとつかった まめぱん。パンの表面を覆いつくすだけじゃあ あき足らず、パンの中にも豆がたっぷり! どこを食べても 豆・豆、豆!な、豆好き必見のまめぱん。


使われているのは 美瑛町産の 5種類の豆。

小豆、黒豆、手亡、金時豆、青えんどう



こちらがコーンパン。


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「びえいのコーンぱん」ですが、こちらも名前のとおり 美瑛町産のスイートコーンをたっぷりとつかったコーンぱん。最大の特徴は “水・砂糖” を一切使っていないこと!スイートコーンの水分と甘さで焼きあげた、とっても贅沢なコーンぱんです。


中にはこのようにコーンがびっしり!

これを食べるために朝6時から並ぶのは、自分には無理だな。(笑)



つぎにKINOTOYA(きのとや)。

ここは北海道札幌の洋菓子販売「きのとや」の新千歳空港店である。


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ミルククッキー「札幌農学校」もあります。札幌農学校というのは北海道大学、北大のことです。「きのとや」さんは、北海道大学と提携してミルククッキー「札幌農学校」を販売し、売上の一部を北大に寄付しているのだそうです。


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ここにも名物があります。それが新千歳空港限定の極上牛乳ソフトクリーム。


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この限定というのにみんな弱いですね。(笑)空港でしか味わえない、きのとやが提供するソフトクリームである。なんでも新千歳空港内には、ソフトクリームっていわゆる定番メニューで、いろいろなお店でソフトクリームを販売していて、それを集めて毎年、新千歳空港ソフトアイスクリーム総選挙というものを開催しているそうだ。


「きのとや」の牛乳ソフト・アイスクリームはもう3連覇など毎年優勝を飾る常連さんなのだそうです。これもYouTubeで知りました。(笑)


さっそく自分も食べてみました。


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これはかなり濃厚ですね~。相当濃いというか、かなりミルキーで濃厚な味です。それで時間が経っても溶けないというか、ほどよい固さを保ちながらいつまでも食感を楽しめる感じです。これは確かに美味しいソフトクリームです。こんな美味しいソフトクリームはいままで食べたことがないです。記念になりました。



KINOMOTO(きのとや)は、新千歳空港内では2か所あります。こちらがもう一か所のきのとやさんです、こちらのほうが大きいので本店でしょうか。


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近くにWorldWind Barという世界中のワインが楽しめるようなそんなバーもありました。


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つぎにスターバックス。


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スターバックスはもちろん世界中どこにでもありますが、ここ新千歳空港店限定のメニューがあるそうです。みんなこの”限定”という言葉に弱いですね。(笑)


世界中のスターバックスの中で、この新千歳空港だけしか味わえないメニューが、このホワイトチョコレート&エスプレッソというものです。自分はフラぺティーノにしました。


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クリームとチョコのミックス具合がたまらない美味しい味わいだと思いました。YouTubeの動画で紹介するときは、この”ここ限定””ここでしか味わえない”と宣伝するのがコツなんですね。(笑)そういうメニューを探してきて紹介するのが魅惑を伝えるひとつのコツなんでしょう。なんかよくわかったような気がします。



こういう素敵な休憩場所があり、ここでいただきました。


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その向かいには、新千歳空港3階にあるロイズ チョコレートワールドがあります。ここはチョコレートメーカー・ロイズがお届けするチョコレートのワンダーランド。見て、学んで、食べて、チョコレートをいっぱいに楽しめるようになっています。


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チョコ専門ですが、このようにチョコを絡めたパンもあります。


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このグテというのがお勧めとか・・・。


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もうここまで来ると、男の自分には無理というか、そろそろ限界という感じです。(笑)



北海道牛乳カステラ


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こうやってウィンドウ越しにカステラを作る作業が見学できるようになっています。


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なんか盛りだくさん過ぎて、とても1つの日記で収まらなくなりました。

mixiの日記字数制限は10,000文字なのです。


つづく。





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新千歳空港の想い出 [航空関連]

1987年の上京より36年間、夏のお盆休み、そして年末年始と必ず年には最低でも2回、あるいはいろいろな用事で2回以上北海道に行くことがあり、HND<--->CTSは本当にホットライン。単純計算でも72回以上はこの区間をフライトしている計算になる。
                                                   
もう想い出といっても思い浮かびませんね。あまりにあたりまえすぎて。。。羽田空港(HND)もいろいろお世話になりましたが、新千歳空港(CTS)もいわばベース、自分のベース空港のような存在。
                                                   
HND空港は先日いろいろ日記で紹介できたと思うので、CTS空港はぜひ次回かならず!と思っていたのでした。今回ひさしぶりに北海道に帰省するにあたって、新千歳空港を日記で紹介したいな、と計画しておりました。
                                                   
千歳空港ではなく、なぜ新千歳空港なのか。
                                                  
自分が子供の頃、千歳に母の妹のおばさんが住んでいたこともあって、千歳はとても身近に感じていた街でした。で、そのときに空港は千歳にあったのです。だから千歳空港だったのです。
                                                   
自分の子供の頃はずっと千歳空港。
それが新千歳空港になったのは、1988年の頃。
                                                   
千歳空港は軍用機の空港であると同時に民間機の空港でもある民共用空港だったんですね。1951年の民間航空再開後、自衛隊機と民間機が共用で使用してきました。
                                                   
しかし、1978年に千歳空港と東京国際空港(羽田空港)間の旅客数が世界最多となるなど旅客数・貨物量が増加。大阪や名古屋、福岡など全国の大都市や、道内各地を結ぶ路線が就航するなど、北海道のハブ空港として機能するようになりました。
                                                   
一方で、ソ連機の領空侵犯に対する自衛隊機のスクランブル出動は年間200回にも及び、その間、民間機は地上や周辺空域で待機を余儀なくされ、長い場合は30分にもわたることもあった。そのため、航空機の安全確保と航空需要の拡大に対応するため、新たに新千歳空港が建設されることとなり、1975年(昭和50年)11月20日に着工。
                                                   
1988年(昭和63年)7月20日に、民間専用の空港として開港した。
                                                   
いまは、旧千歳空港だったところは、軍専用の空港と言うことで、空港ではなく、”千歳飛行場”と呼ばれるようですね。そして民間専用の空港が、”新千歳空港”という訳です。
                                                   
だから自分の子供の頃の記憶では、ずっと千歳空港だったんだけれど、1988年以降は、もうずっと新千歳空港なんですね。上京したのが1987年なので、この最初の年は千歳空港で東京に来たと思います。でも翌年の1988年から今に至るまで新千歳空港。そんな歴史があります。
                                                   
新千歳空港は、航空業界のスリーレターコードではCTS。また通称チケット上の表記や電子掲示板での表示などでは、”札幌”と表記されることが多いですね。(札幌には別途、丘珠空港という空港もあります。自分は使用したことがありませんが。でも札幌といえば通常は新千歳空港のことをいいます。)
                                                   
新千歳空港に到着したら、そのままJRで札幌まで出ます。大体1時間くらいです。そこからさらに乗り換えて、おらが町まで1時間列車で行きます。エアポートとかスカイライナーの特急、急行に乗ると、そのまま新千歳空港から札幌経由でおらが町まで一直線で行くし、通常旭川までの行き先が多いですね。このエアポート、スカイライナーを使うと帰省には便利です。
                                                   
3年ぶりに新千歳空港の到着ロビーに降り立ちますと、いつも使っているJRへの乗り継ぎする通路のエスカレータを探すのにひと苦労しました。(笑)たかだが3年のブランクなのに。。です。
                                                                                 
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就職で上京して以来、羽田空港(HND)<--->新千歳空港(CTS)を行き来することを毎年続けた訳ですが、そこには今は亡きオヤジとの想い出もいっぱい詰まっていました。
                                                   
べつに新千歳空港からおらが町まで、列車で帰れる訳ですが、オヤジはわざわざ新千歳空港まで車で迎えに来てくれるんですよね。そして空港からおらが町、自分の家まで車は、ボクが運転する訳です。オヤジがわざわざ自分に運転を譲ってくれるのです。東京では普段なかなか車を運転することもないですが、唯一この新千歳空港とおらが町、実家までの間は、自分の最愛に楽しみにしているドライブタイムだったのです。ナビなんてついてないけど、北海道の道路は広いし、車の数も少ない。山の中の田舎道を走る感じで、まさに快適でした。車の運転っていいなーといつも快感でした。
                                                   
その車中でオヤジといろいろ話をするのが楽しかったです。東京での生活はどうだとか。。最近の状況とか。母親の状況とか。。。いろいろなよもやま話です。
                                                   
帰省の新千歳空港--->おらが町と、帰京のおらが町--->新千歳空港とこの往路は、つねにオヤジの車で、自分が運転してCTS空港までドライブしたものです。
                                                   
こういうのが、もう何年続いただろうか・・・。かなりの年数やってました。
だからいまも新千歳空港の到着ロビーを出ると、そこにオヤジが立って待っているような感覚があるんですよね。ちょっとこうセンチメンタルになる、というかグッとくるというか。この新千歳空港の到着ロビーはかなり自分的に涙がでる場所です。新千歳空港は、そんな自分の父親との結構しんみりとくるような想い出の場所でもありました。
                                                   
                                                                                                                                                         
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新千歳空港は、この36年間、ずいぶん変わったんではないかな。
自分の記憶の中では、上の写真のような現在の新千歳空港のこの風景は、つい最近のことだと思います。本当に最近。ネットで調べてみると2010年に入ってからですね。
                                                   
空港、滑走路としては千歳空港とは別に新千歳空港ということで別れたんだけれど、開港時は1963年に開設された千歳空港の空港ターミナルビルを使用していていて、それに代わる施設として1992年7月1日に供用を開始しました。
                                                   
いわゆる新千歳空港ターミナルビルというのは、この1992年以降新設されていって、2010年以降に現在のスタイルに落ち着いたという感じではないかな。
                                                   
自分の長年の記憶の中でも、新千歳空港がこんなに新しい施設になったという記憶は本当につい最近のことですから。昔はどうだったか、ってもうまったく覚えていませんね。
                                                   
新千歳空港の建設にあたっては
                                                   
「21世紀に向けて北方圏や北海道を代表する建築であること」
「動線が長大なため明快であること」
「自然光を考慮した大空間や吹き抜けで空間的余裕・安らぎが得られること」
「北海道らしさの特徴付けや演出が得られること」といったデザインの指針が示され、
                                                   
上空から見るとアメリカ合衆国テキサス州のダラス・フォートワース国際空港を模した半円周型をしており、円弧を滑走路側に向けた構造とした。。。だそうです。
                                                   
                                                                                   
2011年7月15日に第1期施設がオープンし、2012年3月16日に全面オープンした。事業費は約200億円で、増築面積は約2万9,330平方メートル。出発ロビーや商業施設などが拡大し、温浴施設や映画館などが新設された。
                                                   
就航便数の拡大や旅客数の拡大に伴い、混雑の解消と機能の向上を目指して2015年3月16日から施設整備工事に着手。約200億円をかけて、約4万7,000平方メートルを整備し、2018年8月に再整備を完了。LCCや全日空団体用カウンターを1階から2階への移設のほか、出発ロビー出発口の拡充・再配置、手荷物検査にインライン方式を導入した。
                                                   
いまの新千歳空港(CTS)は、ほんとうについ最近整備された最新鋭施設といっていいと思います。それも2012年~2018年のつい最近のこと。自分の記憶の中でも、CTS空港がこんなに新しいという記憶があるのは、つい最近のこととしか思い出せなくて、古い時代のことはまったく思い出せないです。
                                                   
ふだん、自分がHND<--->CTSを利用するときなど、本当に味っけなくて、CTS空港に降り立ったあとは、そのままJRに乗り継ぐし、東京に帰るときは、出発ロビーでチェックインする前に、3Fのグルメワールドでたくさんのレストラン街があるので、そこでいろいろご飯を食べることが唯一の楽しみでした。
                                                   
新千歳空港での楽しみは、もうグルメです!
                                                   
今回、そんな新千歳空港(CTS)の魅力をどう日記で伝えるか。普段ふつうに飛行機で行き帰りするだけにしか使っていない空港。自分もCTS空港は超ベテランだけど、意外や空港内の仕組みなどまったく知らないド素人だと思います。
                                                   
そこで明日帰京というその前夜にYouTubeでいろいろ調べてみたのです。新千歳空港の魅力、グルメをいろいろ紹介するYouTube、ほんとうにたくさんありますね~~~。(笑)もう無数にあります。
                                                   
それを拝見してみると、もう自分も驚き。新千歳空港ってこんなにすごい魅力がいっぱい詰まったところなの?
こんなにスポットがたくさんあるところなの?
グルメ的にこんなに売りの商品があるところなの?
                                                   
もう驚きとしか言いようがなかったです。
灯台下暗しというのは、こういうことを言うのでしょうね。
                                                   
北海道って自分は、やはり生まれ育ったところで、大学までいたところなので、意外やその有難みというのをよく実感できていないところがあるかもしれないと思います。
                                                   
北海道の自然の大地、食べ物が美味しい。。。すべてにおいて北海道ってやはり魅力全開なのだと思います。道内出身者は意外やそういう魅力に鈍感なんですよね。
                                                   
自分は、北海道というとずっと豪雪地帯で育ってきたので、あの雪のつらさがもう勘弁という感じで、もう冬は雪の降る所に住むのはいやだ、と思うくらい拒絶反応が染みついているのですが、やはり道外の人にとって、北海道の雪、雪はロマンティック、スキー、大自然、クリスマス、温泉、これまた魅力に映る訳で、素敵に感じるのでしょうね。
                                                   
北海道の湿度の少ない爽やかな夏、地平線に向かって一直線に消えていく道路、大草原、自然、ビール、ジンギスカン、ラーメン、スープカレー、豊かな海鮮系・・・すべてにおいて北海道って魅力的なのですよね。
                                                   
自分はそういう有難みによく感謝せずに生きてきたのかもしれません。灯台下暗しというのは、こういうことを言いますね。
                                                   
YouTubeを見て驚いたことは、新千歳空港には、この北海道の魅力がぜんぶここに詰まっているのです。新千歳空港をいろいろ見て回るだけで、もうそれだけで遊べるのです。新千歳空港で1泊して、空港内を1日、2日かけていろいろ見て回る。もうこれだけで十分すぎる観光といえると思います。
                                                   
もう自分も驚きました。
新千歳空港ってこんなにいろいろなスポットがあるのか。
                                                   
自分も前夜にYouTubeで勉強したにわか知識者ですが、それにもとづいて当日はその通りにいろいろ見て回ろうと思いました。そして紹介していこうと思いました。
                                                   
お楽しみに。

                                                   

                                                                                                      

                                                   


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ANA Lounge [航空関連]

空港ラウンジというのはふだんあまり使わない人なので、どのような空間なのか、とても興味がありました。昔ヨーロッパに住んでいたとき、出張でミュンヘンの空港で、有料という形式ですがラウンジを利用したことがあってそれははっきり覚えているのですが、それ以来国内含めて空港ラウンジを利用した記憶がないのです。


自分としては、空港ラウンジというと、いわゆるゴールド会員、修行などでマイレージ積算でステータス的に特権階級クラスの利用者だけが利用できる特別なサロン空間。。そんなイメージがありました。


ひさびさの飛行機を使う旅行ですから、ぜひ空港ラウンジを体験してみたいと思うようになりました。今回キャリアにANAを使うので、ANAラウンジを体験出来たら、と思って計画に入れていました。


ANAラウンジは、ANA Suite LoungeとANA Loungeの2つがあって、Suite Loungeのほうは、これはもうマイレージなどで特権階級のお客様向けですので、自分には無理だなと思っていました。ANA Loungeのほうは、基本はマイレージ積算のお客様対象なのですが、有料での利用というオプションもあって、3,000円(ただしその日の搭乗券があって、現金支払いのみ)を支払えば利用できるというオプションがあることを知りました。


この有料オプションという枠で利用しようと思いました。ただし、事前に予約が必要になります。ラウンジを利用したいと思い、実際行ってみたけれど予約がなくて入れなかったという事故に遭わないようにご注意ください。


今回行きと帰りでせっかくですからHND空港とCTS空港のANAラウンジを体験しようと思いました。その模様を日記でお知らせできればと思います。


●羽田空港(HND)のANA Lounge


空港ラウンジというのは、保安検査場を通過した後にあるものです。セキュリティチェックを終えて、通常の搭乗ゲートで待っているよりは、より快適な空間をご提供するというような意味合いがあるのでしょうか?そのような感じの空間になります。


HND空港の場合ですと、保安検査場を通過したすぐ隣にありました。


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かなり高級そうな感じで、ブルジュアな雰囲気が漂っていましたので、入る前にすごく緊張した覚えがあります。ゲートを通ると清楚なシンプルな空間が広がっています。エスカレータでこの3Fに上がります。


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受付で、予約している氏名とモバイル搭乗券などを提示します。保安検査場を通ったときに印刷される紙チケットの提示も要求されましたので、あ~やっぱりこの紙、ポイってやったらダメなんだな、と思いました。


その場で現金で3,000円を支払います。

そしてAMCのスマホにマイレージとしてチャージ加算もしてくれます。


これでANA Lounge利用可能になります。


HND空港のANA Loungeはかなり広い空間で横にず~っと長い空間でした。いろいろなタイプの空間があって複合型のサロン、ラウンジ空間と言っていいと思います。


ベーシックなコンセプトとして、ゆったりと過ごすデラックス・ゴージャス型から、いわゆるパソコンを持ち込んでそこで仕事をするというようなワークスタイル・カジュアル型のような2つのタイプの複合型だと思います。


こちらが、ゆったり過ごすタイプのデラックス・ゴージャス型。


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自分はこの空間がすごく高級感があって好きでした。


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こちらがワークスタイル・カジュアル型。


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コロナ対策ということで、隣と敷居がきちんとされています。

もちろん室内はWiFi完備ですし、このように電源コンセントも供給されます。


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モバイル搭乗券の場合、スマホはキーデバイスになりますので、バッテリー切れが一番怖い現象になります。自分もしっかりここでスマホ充電します。


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自分は空港ラウンジというのは、そもそも富裕層やマイレージ特権階級の方々がゴージャスな雰囲気で過ごす空間と勝手にイメージしていたところがあるのですが、こうやって実際の空間を拝見すると、もちろんそれもありますが、意外や出張などでパソコンで仕事をしているためにラウンジを使っている。。。そういう用途のほうが大きいのではないかと思いました。


ただ単にゴージャスに過ごすだけでしたら、ふつうの搭乗ゲートの椅子のところで待っていても全然構わないと思いますが、こうやって実際パソコンで仕事をする、そのためのWiFi完備、電源コンセント完備というメリットを考えるならば、もうこれはラウンジの利用しか選択肢はないように思うからです。


空港ラウンジってビジネスマンにとってはある意味仕事という点で必須の空間だったということだったんですね。自分はかなり誤解していました。


コロナのせいかどうかわかりませんが、ラウンジでの食事の提供はありません。ドリンクのみの提供になります。Suite Loungeのほうでは、おにぎりのような軽食を提供していることもあるようですが、通常のラウンジではドリンクのみになります。


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自分はANA Loungeで、JALの国際線サクララウンジでのJALオリジナルビーフカレーに対抗したANAチキンカレーをぜひ食してみたいと思っていたので大変残念でした。


オレンジジュースをいただきました。大変美味しかったです。


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つい調子に乗ってしまい、ビール(アサヒスーパードライも逝ってしまいました。)すぐに真っ赤になって頭ガンガンになりました。


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空港ラウンジの特等席はやはりこの窓際の席だと思います。ここはいつも超人気スポットです。航空ファンにとって、大好きな機体を眺めながら、ドリンクを飲みながらゆったり過ごせる最高のシチュエーションなんだと思います。第2ターミナルのANA Loungeですので、ANAの機材のみが見えるシチュエーションですね。


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翼の王国のような機内誌の紙媒体のものはここに展示されていました。


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またなぜかよくわかりませんが、コピー複合機もありました。ビジネスマンがパソコンで仕事をするためにラウンジを利用している場合、やはり仕事関係でコピーなどをやる場合も想定してのことでしょうかね。納得がいきます。隣にある青いマシンは、予約・空席情報の確認マシンやANA Payなどの支払い関係の専用マシンのようでした。


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もちろん空港ラウンジですから、電子掲示モニターの存在も必須です。


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喫煙者用の専用ルームも端のようですがありました。


羽田空港(HND)のANA LoungeはBGMとしてクラシックのピアノが流れており、静寂で静謐な空間であることを要求されているかのような高級感と上品さが佇んでいました。ガヤガヤ雑談する人はまったくいません。お喋りも基本はあまり推奨されていないのではないでしょうか。


素晴らしい空間でございました。

自分は体験できて大変満足でした。



●新千歳空港(CTS)のANA Lounge


羽田空港のラウンジが体験できたなら、ぜひ帰り道ということで、新千歳空港(CTS)のANA Loungeも体験してみたいということで、じつは最初から予約を入れておりました。


CTS空港も、保安検査場、セキュリティチェックを通過した後にあります。ただ、搭乗7番ゲートの付近にあるのですが、その入り口が目立たないというか、一見わからなくてそのまま素通りしてしまうこと間違いないです。Suite Loungeのお客様は、そのままセキュリティチェックからラウンジに直結されている通路もあるみたいですが、自分にはよくわかりませんでした。


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CTS空港でのラウンジ利用の受付もHND空港のときとまったく同じです。


CTS空港のANA Loungeは、HND空港のラウンジと比べると、やや小振りで庶民的な装いでした。やはり横に細長い空間でした。ここもゆったりすごすゴージャス空間と、ビジネスマンの仕事用のワークスタイル・カジュアル空間とに分かれます。


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ここもドリンクのみの提供となります。


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ここもやはり窓際が特等席になりますね。


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この日はなんと!ANA Green Jetも滑走路にいて、お目見えすることができました。まさか遭遇できるとは思ってもおらず大変うれしかったです。いつの日かぜひ乗ってみたいものです。


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以上、空港ラウンジとしてANA Loungeを体験してみました。

自分が想像以上だったのは、やはりビジネスマンの出張時の仕事場として使われているケースが結構多いのではないかという事実を理解したことでした。


でもとても上品で高級感あふれる空間で、やはり特別な空間であることは間違いないようです。

体験できてよかったと思います。







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ANA復活プロジェクト [航空関連]

北海道に帰省するのは3年ぶり。コロナ禍もあり、飛行機に乗ることもままならなかった3年間。ひさしぶりにANAに復活することに決めた。理由はいままで書いてきた通りである。やはり空の旅というのは心の豊かさというか、そういうゆとりがあるべきと思い直したのだ。


1987年に上京して以来、HND,<--> CTSのホットラインはつねにANAにお世話になっていた。自分はANAファンである。


近年は、AirDoやLCCのような格安航空チケットがもてはやされるようになり、その波に乗ったこともあったが、やはりANAに戻すことにした。


そんなひさしぶりの飛行機による帰省。そしてANAへの復活。そんな旅程をしっかり日記にして書き留めておきたいと、旅行前からずっとそのように計画していたのだった。


遊びに来たことは何回かあったけれど、今回は正真正銘の旅行のための羽田空港第2ターミナル。


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自分が昔利用していた時代と違って、その搭乗スタイルに大きな技術革新が見られるようになった。1番大きいのは、ANAが最先端にアナウンスしたモバイル搭乗券というか、スマホでのチェックインである。それまでは、古くはカウンターでの人によるチェックインは昔からあるものの、最近はほとんどが空港に設置されている自動チェックインマシンで、予約時に通知される予約番号や確認番号を入力して、本人確認として生年月日を入力すれば、そのまま航空券が発券される。。そんな発行手続きが圧倒的だったと思う。


自分もここ数年、ずっとそれである。これはいわゆるスタンダードな搭乗手続きとも言えた。でもANAは、今期からこの自動チェックインマシンを徐々にであるが全国の空港から全部撤去していく方針なのだそうだ。


これには心底驚いてしまった。スマホの操作にあまり縁のないご高齢の方々にはかなり厳しい状況に追い込まれそうだ。容赦ない感じである。


自分もスマホチェックインは、いままでまったく経験がなかったのでやはり不安である。


スマホチェックインをするには、ANA便を利用することが前提になるが、スマホにANAアプリをインストールしておく必要がある。


そしてAMC(ANAマイレージクラブ)にもである。ANAの航空券予約はAMC経由でネットでおこなう。そうするとAMCにその記録が残るし、予約番号も通知される。ANAアプリやAMCのメール通知先はかならずスマホのメールアドレスにすることである。


そして搭乗時間のちょうど24時間前になると、かならずスマホにオンラインチェックインのお知らせが届くようになっているのだ。そこには確認番号も通知されている。


そのメールにあるURLをクリックして、そのまま指示に従ってどんどん進んでいけば、1クリック、2クリックで、あっという間にオンラインチェックイン終了である。


そうするとANAアプリ上、AMC上でモバイル搭乗券というスタイルで、いわゆるスマホ上で2次元バーコード表示が現れて、それをゲートのところにかざすだけでそのまま通過して終わり。飛行機に搭乗するだけである。


もちろんその前に保安検査場で荷物のチェックがあるので、そのときも従来であれば航空券をバーコードリーダーにかざしていたが、いまやモバイル搭乗券のバーコードをかざせばそれでOKである。


ただ、自分は行きも帰りもなぜかモバイル搭乗券をゲートにかざしても1回では通らずエラーになり、2回目以降で通ったのであった。原因は謎です。


ちなみに保安検査場を通過するときに紙チケットが印刷されてくるが、これは旅行が終わるまでちゃんと保管しておくことをお勧めします。セキュリティチェックさえ通過すればあとは用なしという感じでポイっと捨ててしまわないように。あとで提示を要求されることもありますから。


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もうこれは簡単!そして便利!スマホに通知が来て、1クリック、2クリックでそのままモバイル搭乗券生成なんだから、こんな楽ちんなものはないと思う。チェックインした時点で、マイレージもAMCに加算されていく。


しかもモバイル搭乗券、ANAアプリ上には、搭乗ゲートナンバーや機内への搭乗グループナンバーも記載されている。搭乗ゲートナンバーはかなり重宝する。


我々のような古い世代の飛行機利用者は、ゲートナンバーは、空港の電子掲示板、あるいはモニターで確認するものというすり込みがあるものだが、スマホアプリにしてしまえば、スマホ上でゲートナンバーが確認できるので急なゲート変更でもまず慌てることはない。手元のスマホを見るだけなんだから。


自分は海外の空港、ヨーロッパの空港でこの急なゲート変更には散々悩まされてきた経験の持ち主なので、手元のスマホでゲートが確認できる、という有難みは痛いほど痛感する。


これは素晴らしいと思う。


もうひとつ自分が今回便利だな~と思ったのは、搭乗グループという情報である。ボーディングのときに、ご高齢、お子さん持ち、身体障害者・・・などなどのいわゆる優先搭乗で、さらには機内の混雑を防ぐためにふつうは機体の最後尾の座席から搭乗させるのかな?いわゆるそういう搭乗順番というのが決まっている。


自分はもちろんそれはわかっているのだが、いつになったら自分が搭乗できるのかよくわからないところがあって、大抵は、つぎは〇〇列以降のお客さんどうぞ、とか、そして最後に残りのお客様全員の搭乗を開始します、というアナウンスがされたら搭乗するようにしていた。それが安全だからである。


でもスマホのモバイル搭乗券にはグループナンバーという情報が記載されていて、そのグループナンバーというのがいわゆる搭乗優先の順番のことなのである。


グループ1の方はご搭乗ください。・・・グループ10の方はご搭乗ください。・・・というようにその座席番号に応じた形で搭乗の順番をグループ分けしていて、そのグループがアナウンスで呼ばれらたら、自分が登場していいんだな、と分かるのである。


紙の航空券チケットのときもひょっとするとそういうグループ番号ってあったのかもしれませんね。自分が気づいていなかっただけかもしれません。


今回、自分はモバイル搭乗券にすることで、その搭乗グループの番号という情報の存在を知って、これは便利になったな~と思った次第である。


スマホアプリでのスマホチェックインにしてしまえば、かなりの利便性を感じる。これは電子掲示板を廃止して、自動チェックインマシンも全部撤去しようというANAのもくろみもあながち無理筋でもなく将来を見据えてのことだという理解が得られるような気がする。


あくまで自分は、ということであるが、それだけもうめちゃめちゃ簡単。便利である。最初はなんと!無謀なことを・・・と思ったものだが、いざ自分が体験してみれば、じつに納得いくというか合理的と思うものである。


ANAはスマホアプリにそのほかANA MallのようなEC機能とかANA Payのような支払い、MaaSとかあやゆる機能を持たせてスマホ1台あればぜんぶなんでもできてしまう・・・そういうソリューションに進んでいくんでしょうね。


こういうソリューションに進んでいるのは目下ANAだけなのであろうか・・・。CTS空港で、空港アナウンスを聴いていたら、AirDOもモバイル搭乗券のようなアナウンスをしていたように聴こえたので、あ~これはもうどこのエアラインでも進んでいる方向なんだな、と思いました。


きっとJALもそうに違いない。


こういうスマホソリューションはANAのキャリアだけでなく、海外のキャリア、海外の空港でも同じように使えれば、もういままでのような航空利用するときの手順などの概念がガラ変するような気がしますね。


羽田空港第2ターミナルの電子掲示板はたしかに撤去されていました。


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羽田空港第2ターミナルに来たら、かならずこの東京食品館によって母親のためにお土産として”ひよ子”というお菓子を買うのが常なのでした。


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HND--->CTSの行きもCTS--->HNDの帰りも機材はB787、愛称ドリームライナーで航空ファンにとってはとてもうれしかった。行き(上写真)はスクリーンがついていなかったが、帰り(下写真)はスクリーンがついていた。昔は、座席の前のほうの下の部分に翼の王国とか機内雑誌が挟んであって、フライト中に機内で読んでくださいね、という心配りがあったものだが、もういまはそんな紙媒体の雑誌はない。


行き。B787  HND--->CTS


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帰り。B787  CTS--->HND


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いまはANAの場合であるが、もう完全にスマホでe-styleで電子雑誌媒体という形でスマホ、iPadなどのタブレットで読めるようになっている。


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ひさしぶりにFSC(フルサービスキャリア)の機体の中はすごく快適であった。やはりLCCの機体と違って内部にスペース的にゆとりがあってゆったりできる。変に体を窮屈にちぢめることもない。スペースがゆったりなのもいいし、機体が大きいので視界的にも精神的にもすごくいい。


やっぱりこれからはFSCで行こうと自分は決意を新たにした。

とにかくうれしくて、うれしくてはしゃいでしまった。


なるべく臨場感ある機内写真を撮りたいと思い、CAさんが図に入るような写真を撮っていたのだが注意されてしまった。CAは一般市民なので、肖像権から撮影は禁止とのこと。これはまったく意識になかったというか気づかなかった。ふつうにアーティストのような感覚だったので、言われてみれば正しい。まったく予想もしていなかったので、すごく驚いたし動揺してしまいました。以後注意ですね。


ANAの機内には、葉加瀬太郎さんのAnother Skyが流れておりました。搭乗して離陸前のちょうど座席に座って揃ったときと、あとは着陸で降りるときですね。記念にちゃんと聴けて良かったです。


残念ながら機内食はありませんでした。行きも帰りも14時代のフライトですから、とうぜんかもしれませんね。ドリンクのサービスはありました。LCC時代にはなかったので、じつにひさしぶりの感覚がしました。


もうひとつ楽しみにしていたことに機内WiFiというのがどれくらい使えるものなのか、確認してみたことでした。ANAの場合、ANA WiFi Serviceというのがあります。


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JALが2013年頃に機内WiFiサービスを始めて、フライト中に機内でもインターネットが使えるというのはかなり大きな利便性を感じるものだと感動しましたが、機内WiFiってどれくらいのものなのだろう?という関心はありました。


自分のスマホで確認した程度ですが、スマホの場合、まずキャリアの電波は”通信はありません”になりますね。で、WiFiネットワークを検知するとスマホ側で自動で、○○WiFiネットワーク有効という形で自動で表示されるものなのですが、なぜかそういうアクティブにはなりませんでしたね~。


WiFiがオン、アクティブになっているようにも見受けられなかったし、サイトをクリックしてもつながらりませんでした。ここはよくわからなかったです。自分の設定方法になんか問題があるのかもしれません。ふつうは、なにもしなくてもWiFiネットワークがあれば自動検知するんですけどね・・・不思議です。


HND <---> CTSのフライト、片道で1時間半ですが、ひさしぶりのFSC,ANAでのフライト。大変快適でした。これからはやはり空の旅はFSCを使おうと決意を新たにしました。またANAさんにお世話になりたいと思いますし、またJALのほうにもぜひ挑戦してみたいと思っています。


3年ぶりのCTS空港。まさに自分のベース、ベース空港なのに、3年間ブランクがあるだけで、JRへの乗り継ぎ、どこから降りていくのかかなり迷ってしまいました。(笑)


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ANA 羽田空港のデジタルサイネージ撤去 [航空関連]

浅田真央さん、JALのCAに挑戦!制服着用でテンションMAXに!(笑)


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JALはスカーフが素敵です!制服はすごく動きやすいって言ってます。(笑)


JAL「安全・安心な新しい空の旅にむけて」WEB動画に抜擢されて、JALの職場に潜入!という取材のYouTubeプロモビデオでした。普段カメラの入らないJAL職場や、訓練用の機内客席のシュミレータールームで、本物のCAさんのようにカートを引っ張りながら、飲み物いかがですか?にチャレンジしてましたよ。(笑)最後はスケートのようにくるりと1回転してみなさま、お待ちしております~。



こちらは、2018年と5年前になりますが、綾瀬はるかさんもANA CAに就任しています。


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素敵ですね~。CAさんはやはりスカーフ姿が素敵ですね。女性ならではの特権ですね。


2018年当時のANAの新サービスのプロモーション「乗るたび、ワクワク。FEEL THE NEW SKY」についてANAで発表会があって、そのときに綾瀬はるかさんがANA CA制服姿で登場したものでした。同じCAでも「Cabin Attendant」ではなく、「Communication Attendant」としてだそうですよ。(笑)新サービスは、国内線における機内Wi-Fiサービスの完全無料化というものでした。


ANAも昨日2023~2025年の中期経営戦略を発表しましたね。

2030年に向けた新経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」。


航空を中核事業としつつ、「世界中のヒト・モノ・コトの新たな出会いやつながりを創出」し、航空事業から次世代モビリティ、非日常から日常、リアルからバーチャルへと領域拡大を目指すという。


非航空事業も収益性を高める。機材では主力のボーイング787型機を2030年度に100機超と、現状より21機以上増やす。


・・・だそうです。コロナ禍では固定費削減のため飛行機の墓場行になったボーイング達。またコロナ前の水準に戻すんですね。コロナのときはお客さんがいないから仕方ない処置でしたが、旅行者が戻ってくるならまた足りなくなりますね。


非航空事業は、最近ECサイト「ANA Mall」が新オープンになりました。使ってみたいです。


そんな中で、衝撃のニュースがありました。


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全日本空輸(ANA/NH)は、羽田空港第2ターミナルに4カ所ある保安検査場上部に設置している大型デジタルサイネージ(電子看板)を2月9日に撤去する。出発便などを表示しているもので、今後は同社のモバイルアプリ「ANAアプリ」で情報提供するという。


これはショックですね~。大型電子掲示板って、いわば空港の看板風景ではないですか!!!この電子掲示板を見て、あ~空港に来たんだな、と条件反射的に思いますね。


これがなくなるなんて、寂しいな~。空港らしくなくなりますね。殺風景になってしまいますね。


そして自分のような古い時代の航空利用者の人にとって、電子掲示板って自分の搭乗する飛行機のゲート番号を確認する大事な役割でした。


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これからは、スマホでのANAアプリで全部やってもらうらしいです。確かにANAのスマホアプリでは自分の飛行機のゲートナンバーも簡単に分かるようになっている。みんなそうしてくれ、ということなんですね。


昨今の電気代高騰の世相、この電子掲示板にかかる電気代は大変なものなんでしょう。これをなくすだけで相当のコストカットできそうです。


いまやスマホで全部できてしまうのだから、電子掲示板なくしちゃえ、というところなのでしょう。


国内はそうかもだけど、海外の空港は電子掲示板は外せないですね。今回は国内のANAだけですね。ANAアプリが使える範囲ですね。ANAアプリって国内はもちろんですけど、海外も使えるのでしょうか?ANAのエアを使うならば、海外の空港でもゲートナンバー確認使えるんだったら、便利だと思います。スマホチェックインはまだ難しいかな?


スマホを使えない高齢者もたくさんいると思うんですが、思いっきりましたね。このニュースを発信されたとき、みんな驚きと反対の声で溢れかえってました。それだけ衝撃でした。


しかもなんと!


51空港に437台設置している国内線用の自動チェックイン機は2023年度、つまり今年。。。に廃止し、1年かけて全機を撤去する。


・・・だそうです。


これか?


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自動チェックイン機もなくしてしまうんですね。これも思いっきりましたね。

一方、オンラインでチェックインできない人向けに有人カウンターは全廃せず継続する。

とのことですから最低限の救済策は残しておく、という感じでしょうか。


自動チェックイン機をなくすということは、チェックインも全部スマホでやれ、ということですね。(笑)


いままでANAの場合、チェックインするときって、以下の4通りがあるようなのでした。


AMC(ANAマイレージクラブ)経由で航空券を予約。4桁の予約番号と9桁の確認番号を入手。4桁の予約番号はすぐに携帯メールに送られてくる。9桁の確認番号は、予約したAMCページで表示される。搭乗前日にスマホメールに9桁確認番号がスマホメールで送られてくる。


①9桁の確認番号を空港のチェックインマシンで入力して航空券発券。

②AMCのバーコードを空港のチェックインカウンターにかざし、航空券発券。

③24時間前にスマホに自動チェックインメールが来て、その端末上でチェックイン作業をして、バーコードが表示されるので、それでそのままゲートを通る。

④AMCページの二次元バーコード送信をスマホにして、スマホで二次元バーコードを表示させて、ゲートを通過する。


自動チェックイン機がなくなるということは、もう自動的に③と④しか残らないということですね。本当にスマホ1つあればすべてが完結するという感じになっちゃうんですね。


スマホでしかチェックインできない。ふつうに航空券の発券ができない、というのは、もう高齢者置き去りは間違いないのではないでしょうか?容赦ないです。(笑)


たぶん全廃したときの切り替わりタイミングでそうとは知らないで空港に来たお客さんが、はて?と困ってしまい、そのまま有人カウンターに駆け込むという事象が起こるのではないでしょうか?


おそらく有人カウンター大行列ですね。(笑)


自動チェックイン機は自分は結構使っていたので、全廃なのは、なかなか勇気がいるな、と思います。ここも高齢者が置き去りになる可能性がありますが、それを言っていたら進まない、ということでしょうか。


国のDX化と同じですね。

ANAはDX推進を加速しています。


近々に北海道に帰省しますが、なんかドキドキです。ひさしぶりにANAに復活しますが、ANAアプリを使うのは初めてだし、ゲートナンバー確認、チェックインを全部スマホ1つで済ませるのも初体験かも?


ドキドキしますね。


スマホ1つですべて完結するようにするということは、スマホの充電には十分気を付ける必要があるということですね。(笑)自分のスマホはバッテリーがもういかれてきているので、すぐに消耗します。


空港の待ち時間などで使っていたら、肝心のチェックインのときにスマホ電池切れということになりますね。出発から機内、そして到着の空港に至るまでスマホ・バッテリー残量に気をつけろ!です。


これは気をつけないといけないな。


一方、羽田空港のJALの第1ターミナルの電子掲示板はいままで通り残すらしいですよ。


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日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港第1ターミナルの保安検査場上部に設置している大型案内表示について、廃止せず継続して使用する。大型案内表示を巡っては第2ターミナルで撤去が進んでおり、SNSなどでは2タミでの継続を求める声も見受けられる。



いずれにせよ、北海道帰省のときは、ここら辺十分体験してきたいと思います。いまから楽しみですが、初体験となるANA Lounge(HND/CTS)では、ANAのチキンカレーを食べてみたいです。(笑)


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あの、成田国際線のサクララウンジでしか食べられないJAL特製オリジナルビーフカレーに対抗して、ANAはチキンカレーなのです!(笑)


ぜひ体験してみたいです。


いまからとっても楽しみですが、仕事や予算などで、その当日にならないと本当に行けるかどうかもわからないので、今回は慎重に。あまりつぶやきの嵐を吹かせて、はしゃいだりはしないようにと思っています。


帰省の目的も結構しんみりとくることなので、はしゃぐ気分になれないです。


無事帰省できて、ミッションを全部こなして無事帰京できた暁に、後日に”ANA復活プロジェクト”と題してその模様を日記にしたいと思います。










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Road to サントリーホール [航空関連]

12.10(土)にANAの高松-羽田線就航60周年を祝して、ANA Team HND Orchestraが高松空港で演奏されたそうです。SNSのコミュニティの投稿でその模様が上がっていたので大変興味深く拝見しました。


今年ANA創立70周年ということで、それぞれのメンバーがいままでの初代から現在の10代目に至るまでの制服を着ての大サービスだったようです。


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いいですね~~~。

素晴らしいです!


この投稿の中で、結構ドキッとするというか、ホントに~~~!?というようなびっくりした情報を発見しました。


この投稿者の方と、ハネオケの創始者でもあるベースのキャプテンとお話させていただく中で出てきた話だそうで、キャプテンのハネオケ愛に胸が熱くなったので、同じようにハネオケを愛する皆様にぜひ共有させていただきたいということでした。(キャプテンには御快諾をいただいているそうです。)



「俺の夢は、いつかサントリーホールで、歴代のメンバーを集めて、いつも応援してくれているファンの皆さんの前で演奏することなんだ。昔から“いつか葉加瀬太郎さんと一緒にやりたい”って言っていて、そんなこと叶うわけないとバカにされても言い続けたら夢が叶った。だから、サントリーホールの夢もいつか叶うと信じてる。そのためには皆さんの力が必要なので、これからもぜひ応援してください。合言葉はRoad to サントリーホール!!」


これ最高じゃないですか!!!

もう自分はうれしくてうれしくて、最高のアイデアだと思いました。


ぜひ実現させましょうよ!!


さすがハネオケの創始者、ベース、キャプテンです。


自分はANA Team HND Orchestraの存在を知ったのは、つい最近ですが、まさかハネオケがサントリーホールに登場することになろうとは、自分の長いサントリーホール通い人生の中でも予想だにしなかったです。(笑)

夢にも思わなかったです。


あまりに面白過ぎる!(笑)

そして楽しすぎます!


最高です。


ぜひ実現させたいと思います。


このコミュニティの投稿を拝見して、自分もぜひ、この”Road to サントリーホール”プロジェクトを応援していきたい、自分なりに力になれることがあれば協力したいと思い、この日記でなるべく多くの人に知ってほしいということでぜひ日記で取り上げることにしました。


あくまで自分ベースですが、こんなことが課題として挙がってくるのではないか、というようなことを勝手に想像してみました。想像は無料です。勝手に盛り上がってしまいスミマセン。(笑)



●ANA Team HND Orchestraがサントリーホールでコンサートをやるにはどのようなことが課題としてあるか?


(1)ANA本社に、そのプロジェクトの実現を要望し、申請する。

これは当然必要ですね。勝手にはできません。ANAの許可が必要になります。でもANAは明るいノリノリの社風の企業ですので、反対する理由はまったくないように思います。逆によし、それぜひドンドンやったれ!という感じではないしょうか。。。


そのときに事業計画書とか事業明細書とか提出する必要があるのではないでしょうか?コンサートのコンセプトであるとか、コンサートにどんな効果があるか。あと費用面ですね。これ重要ですね。かかる費用としてどれくらい支出が見込まれ、そしてもし収益があるなら、結局、収支として黒字が見込めるのかとか・・・。


ハネオケの空港ライブは、基本ボランティアではないか、といつも思っています。準備の費用の支出はあっても、ファンのため、コンサートは無料なので、収益はないのではないか。ANAのプロジェクトの一環でのボランティア・イベントなのだと思っています。


とにかくこの特別なコンサートに関する企画書を提出する必要があるのではないでしょうか。


(2)コンサート


やっぱりせっかくサントリーホールで演奏するならば、いつも空港でやる空港ライブと違って、なにか祝祭的な特別な意味を持つコンサートにする必要があるのではないでしょうか。


ベース、キャプテンが仰っていた歴代メンバー全員集合で、11周年ファン感謝イベント的なコンサートにするとか。。。自分もよく認識できていないんですが、ハネオケはもう11年の歴史がある訳ですから、メンバーはその時代、その時代でその都度変遷していくわけですので、現在のメンバー含め、歴代のメンバー全員集合。そしてみんなでファンの方に感謝を伝える。。。


いいじゃないですか~。


せっかくだから葉加瀬太郎さんにも参加してもらいましょうよ!

葉加瀬さんも断る理由もなし。喜んで参加してくれると思います。



(3)演奏曲


これはある意味、メンバーにとって大変になりますね。なにせサントリーホールでの特別コンサートです。いつもの空港ライブでの30分くらいで終わらすわけにはいきません。


最低でも1時間、いややはり2時間は必要でしょう。いつもやっているレギュラー・レパートリーだけでは持ち駒が少なすぎます。新しいレパートリーをどんどん増やしていかないといけません。


もちろん演奏だけではなく、ちょっとしたコーナーを挟んで時間をつぶすという手もあります。各メンバーのインタビューとか、お話とか素顔紹介。そういうのも挟んでいく。


だってメンバーはみんな社員なのですから、普段平日は自分の仕事を持っている訳です。練習する時間など、なかなかお互いスケジュールが合わず、大変なのではないか、と思います。


いままでの歴代メンバーを全員参加させるということになるとますます大変ですね。これは結構大事な問題ような気がします。


(3)PAなしで、楽器の生サウンドで。


空港ライブでは、やはり野外だし、周囲の環境音などありますから、原則PAが必須ですが、サントリーホールで演奏するならPAは必要ないですね。生サウンドでいいですね。楽器は、ヴァイオリン、サックス(アルト、テナー)、フルート、ピアノ、ベース、ドラムス、トランペット・・・こんな感じでしょうか。


ベースはPA必要かもですが、それ以外はあえて、PAである必要はないですよね。クラシック音楽専用のコンサートホールですので、楽器の生演奏でいいと思います。ステージ上で奏でられた音は、ホール内で反射され、直接音、反射音がミックスされた楽器の生の音で聴衆に届き、楽しめます。


コンサートホール自体が楽器になります。


ピアノは、いつもの電子ピアノではなく、せっかくサントリーホールなのですから、クラシック仕様でホール常備のグランドピアノがいいのではないでしょうか。


いつもハネオケのメンバーは、楽器にマイクを装着して演奏しますが、それもいっさい不要になりますね。


(4)集客


自分がこれは大丈夫かな~とやや不安になったのが、集客です。空港ライブですと、そのステージの周りにお客さんが集まってくるという感じですので、それでいつも熱心なファンがたくさん集まってきて大変な黒だかりになります。


でも今度はコンサートホールです。

やはり規模が違います。


サントリーホールは、2006席です。


2006席を満員にするには、やはりそれなりの広告宣伝、集客戦略が必要になるように思います。ちゃんとそういうプロモートをした方がいいと思います。もちろんANAがプロモートします。


せっかくのファン感謝デー・コンサートですので、ホール内は超満員にしたいものです。


航空マニア、航空ファンはきっと熱心で若いファン層が多いので、なにもしなくてもきっと満員御礼になるとは思いますが、やはり広告宣伝費はかけたほうがいいです。きちんとプロモートしたほうがいいです。


広告費はどこまでかけるかによりますが、サントリーホールの前にあるここに貼るフライヤーはぜひ制作してほしいです。これがないのはあまりに寂しすぎます。


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あと各メディア、WEB系や雑誌媒体にかける広告費ですね。通常は音楽雑誌に、その公演の広告を載せるのが通常ですが、今回は、航空雑誌になりますかね?(笑)航空雑誌に、ANA Team HND Orchestraの11周年ファン感謝デーコンサートのお知らせを載せるのがよいのではないでしょうか。もちろん音楽雑誌も受け入れてくれるところは大歓迎です。新聞メディアにハネオケの特集記事が掲載され、この祝祭コンサートの広告掲載も効果大なんですねけどねぇ・・・


結構、広告費だけでもいい出費になりますかね?(笑)


やっぱりこうやって広告、宣伝していってANAや航空業界がそのイベントに対してどんどん気運を盛り上げていくような流れにしないと、集客ってなかなか難しいと思います。


でも航空マニア、航空ファン層は、とても若くて熱心だし、すごい熱いので、全国からこのコンサートを目指してやってくるファンの方も多いかもしれませんね。そんな心配なんてどこそとやら、という感じで、あっという間に満員御礼になるかも?


クラシックでは、高年齢層が圧倒的な客層で、今後の先行きがかなり心配されている業界なのですが、航空業界の場合は、きっと年配の方はもちろんのこと、若いファン層も多いので元気が違うのではないか、と思います。


もちろんサクラじゃないですが、一般客以外に関係者もどんどん招待します。もうたくさんいると思います。普段の空港ライブでANA Team HND Orchsetraと親交の深い各地方の空港関係者、もう自分では予想がつかない航空業界の人脈と言いますか・・・。


一般客の入りがあともう一息のところまで来た場合は、あとは関係者招待で残りの客席を埋めます。


言いたい放題の無責任発言でスミマセン。(笑)


(5)収益


やはりコンサートは有料にするべきです。見込み集客数、広告費、出演料、そのほか経費もろもろを換算してチケット価格設定することになると思いますが、あまり高価にすべきではないと思います。クラシックの外来オケではないのですから。(笑)良心的な値段設定で。あまり高いと売れないです。満員にできないです。


さらにANA本体からの融資もあると助かります。ANAにとっても社のイメージアップ、広告塔になるわけですので、メリットあると思います。


チケット販売による収益が前提にないと成り立たないプロジェクトだと思います。


ぴあ、イープラスやあるいは電子チケットteketなどのチケット販売業者のお世話になる必要がありますね。


(6)サントリーホールのホール貸し料金やコンサートスケジュール


サントリーホールがこの申し出を断るということはあるでしょうか?クラシック音楽専用のコンサートホールですが、べつにクラシックに限らなくてもコンサートを開くことに問題はなさそうです。大いに喜んでくれるものだと信じています。


ホールをひと晩借りるには、ホール貸し料金がかかりますね。これも大きな必要経費になります。あと、コンサートのスケジュールをどこに入れ込むか、というカレンダーの問題。


普段は、ホールは、シーズン内はクラシックのコンサートで日々埋まっていますので、空いている日に入れるとしたら、相当先に予定を抑えて空きに入れておく必要があるのではないでしょうか。



(6)プロモーター


いままで説明してきたことは、ある意味、所属事務所に属しているアーティスト、演奏家がコンサートホールで演奏するためのコンサートを開くということを、プロモーターに委託してやるビジネスですね。


かかる諸経費の計算、チケット販売、収益の管理、広告・宣伝。。。これはまさにプロモーターといわれる方々の領域です。


もうこれはANAからプロモーターの方に依頼してしまい、丸投げするのがいいのかもしれません。


(7)クラウドファンディング


かかる諸経費を捻出するには、やはりクラウドファンディングがいいでしょう。もともとこのコンサートは、ファンのためにやるコンサートですから、ファンの熱望によるもの。その費用もファンから調達するのがいいと思います。


きっとすぐに集まると思います。自分もぜひ投資させていただきたく思っています。

そのためにもこのプロジェクトでかかる諸経費の総額を見積もっておく必要があります。



(8)収録


このファン感謝デー特別コンサートは、ぜひ収録してほしいと思います。

それもプロの機材で。高画質・高音質で。

もちろんそれに伴う必要経費かかりますが。



せっかくの一世一代のサントリーホールでのコンサートです。

これは絶対ライブ収録として後世に記録として残しましょう。


ANA Team HND Orchestraの一番の魅力は意識的に作られたプロモの領域の世界よりもあのざっくばらんに楽しんでいる空港ライブのときだと思いますので、ぜひあの調子で普段通り楽しんでほしいと思います。


YouTubeでももちろん流しますが、もっと高画質・高音質の素材としてユーザーに届けられないか、考えたいところです。パッケージメディアとして販売してくれるといいなーと思います。もちろんBlue-ray HD/HiRes(96/24あるいは48/24)のフォーマットで。



スミマセン・・・ベース、キャプテンがふっと漏らした夢なのかもしれませんが、頼まれてもいないのに、勝手にシュミレーションしてしまいました。(笑)


しかもペーパー上での無責任な発言でスミマセン。(笑)こうやって書いてみても、インとアウトを考えると、やはりアウトの規模感、ボリューム感が大きいなと思いますが、出費はなるべくクラウドファウンディングでカバーできるといいですね。そこにインを重ねる感じでしょうか。。そのためにはかかる経費の費用を事前に精度よく分析することが重要だと思います。


やはり実現してほしいです。


これが実現出来たら、なかなか自分の一生の想い出になるな、と思います。

もちろん実現までにはハードルあるかもしれませんが、夢はあきらめないで、いつかは実現すると思っていましょう。


いやかならず実現しますね。

そんな気がします。








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私事ですが... [航空関連]

10月6日夜、名古屋上空を飛ぶスカイマーク国内便で、機長のアナウンスが始まりました。目的地までの飛行ルートなどを一通り説明し、「私事ですが」と断って話し始めたのは、14年前の少年との出会いでした。「どうしたらパイロットになれますか」という会社宛てのお便りに返事を書いたこと、手紙やメールのやり取りが長く続き、その後航空大学校に進んだこと。その彼が夢をかなえ、今この便に乗客として搭乗している、と。


「これからは同じ職業の仲間です」。アナウンスを終えるころ、祝福とエールの拍手が機内に響きました。


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157便を思い出してほしい


「機長とパイロットを夢見る少年」という間柄は14年後、大空を舞台にした先輩と後輩に。浅井機長に聞きました。


〇ツイートした乗客の方も感銘を受けていました


「航空大学校を卒業してエアラインパイロットへのスタートラインに立てたことへのお祝いと、「後輩と先輩」の間柄になれた喜びを、お客さまと共有したいと機内アナウンスをさせていただきました。しかしながら、一日のお仕事終わりの後にご搭乗いただいたお客さまもいらしたと思います。お疲れの中、個人的なお話で貴重なお時間を頂戴してしまったことには、申し訳なく思っています」


〇拍手が起きたそうです


「スタートラインには立ちましたが、これから待ち受けている厳しい訓練期間中、自信をなくしたり、落ち込んだりすることが必ずあると思います。そんな時にこそ今回の157便でたくさんのお客さまからいただいた拍手を思い出し、一日も早く副操縦士として大空を羽ばたいてほしいと思っています」


小学生から届いた手紙


〇きっかけは


「彼は鹿児島在住で、小学6年生の時、将来なりたい職業の会社3社に手紙を出したそうです。当時、総務の部署から依頼があり、彼へのお返事を書かせていただきました。私が引き受けたのはたまたまでした」


〇そこから14年間のやり取りに


「実は手紙の末尾に私個人のメールアドレスを記しました。最初は手紙のやり取りでしたが、彼が高校進学以降はメールでのやり取りになりました。彼からの最初の返信時に『メールアドレスがなければ今はなかったと思います』とありました。」


機長からのメールに勇気


2人の間ではその後、折にふれメールがやり取りが続きました。文面から人としての成長とパイロットへの強い気持ちが伝わってきました。浅井さんは「夢を叶えてあげたい、その一助となりたい」と強く思うようになったといいます。


〇夢への挑戦は順調だったのでしょうか


「挫けそうな時は励ますメールを送ったこともありました。迷った時、航空大学受験の直前、さまざまな場面では私からのメールを読み返してくれたそうです。パイロットへの道を諦めていたかも知れない時期もあったと後から知り、本当に感無量です」


〇夢が次第に目標に


「普段のフライトで、時折「元気かな?今頃何してるかな?訓練は順調かな?」と思う時がありました。そんな時に限って、必ずといっていいほど彼からメールが来たことを覚えています。そして彼から「無事に航空大学を卒業しエアラインに内定が決まりました」とのメールが届きました」


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メールの文面から鹿児島までの帰省で、仙台から神戸にSKY157便で移動することが分かりました。浅井さんは居ても立っても居られなくなり、会社に157便の乗務を申し出て、かなえられました。


「もちろん彼には内緒ですし、プチサプライズのつもりでした。だからこそ純粋に、たくさんのお客さまと彼の門出をお祝いしたいという気持ちが一番でした」と浅井さん。「君が目指すべき場所、それは今私がいるコックピットです。早くここまでやって来い!待ってますよ!」というメッセージを伝えたかったといいます。


浅井さんは神戸到着後、彼とがっちり握手しました。顔を見るのも声を聞くのも初めてなのに、これまで思いがこみ上げ不思議な気持ちとともに涙が止まらなかったそうです。「神様だけがこの物語を知っていたのかも知れません。これからは先輩後輩として大空を舞台に仲良くさせてもらいます」と話しています。



機長の浅井さん(左)とパイロットの夢をかなえた男性


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ニュース引用元:まいどなニュース・竹内 章




うぉぉぉおおお~~~。めちゃめちゃ泣けました!なんて素晴らしい話なんだ!こんな話、ちょっとやそっと偶然にしてはあまりにできすぎというか、神様が与えてくれた感動ストーリーですね。


自分はこの殺伐とした世の中に、こんなに美しい話があるんだ、と驚きました。


パイロットの夢をかなえた男性、ぜひこれからも頑張ってほしいです。


パイロットっていかにすごい職業なのか、自分もパイロット・シュミレータで体験したことがあります。そんじょそこらにあるおもちゃ用、ゲーム用のパイロット・シュミレータじゃないですよ。本物のパイロットもよく練習に来るという本格的な航空学校用のシュミレータです。千葉県のほうにあったと思います。


北海道の友人をおもてなししたときに、連れて行ってあげました。友人は怖がって近づきませんでしたが、自分は体験したのです。


自分は左の機長席に、右隣の副操縦席に本物の教官が座って指導しながら操縦するのです。コックピットは、あの本物のごちゃごちゃ感です。


とにかく怖かった。なんというのかな~。あの巨大なサイズの乗り物の中での自分の位置感、自分の収まり感が、自分なりにコントロールできないのです。空間を捉える感覚的に、under controlできないのです。


すごい恐怖に感じますよ。ちびりましたよ。


そして自分の操縦桿の動かし次第で、その巨大な機体が横に傾いたり、左に傾いたり、右に傾いたり。。。


シュミレータの画面は、空港への着陸です。本物サイズのリアルなCGで構成された東京の街並みや東京羽田空港の滑走路が見えてくるのです。


教官が「さぁ、あれが東京タワー、あちらが東京スカイツリーが見えてきましたよ。」。自分が普段、飛行機の客席に乗って窓側から見下ろしているあの米粒のような街並みの風景が、今度は自分が機長席に座りながら、そこから見ている状態なのです。


そして自分の操縦桿の動かし次第で、その巨大な機体が大きく揺れる。もうびびりまくりですよ。


高度を下げて、滑走路がどんどん近いづいてきます。

教官、「よ~し、そのまま、そのまま、ゆっくり、ゆっくり。」


なんとか無事ランディング成功しました。もうちびりまくり、失禁してしまいました。(笑)


教官に上手でしたね。って褒められました。


そのとき、そのコックピット内で、自分は機長席、教官は副操縦席に座っているところを記念撮影しました。記念の一枚ということで、そういうサービスがあるのです。自分のデジカメのSDカードの中に眠っていると思います。


自分はあの体験で、こりゃ本物のパイロットがいかに大変な職業なのか、あのバランス感覚、あの巨体の中での自分の位置感、収まり感をきちんとコントロールできるってすごい能力なんだな、と思いました。


自分には絶対無理だと思いました。

自分にはパイロットは無理です。


そんな体験をしているので、パイロットがいかに凄いか、を自分の身をもって体験しているので、少年の頃から夢をかなえた男性は、本当にすごいことだな、と思いました。


パイロットは、男性ならみんな憧れる職業ですが、それは外見の格好良さのみの夢の次元で憧れるのであって、現実はすごく厳しいと思います。


自分の子供の頃の夢って教えましょうか?オヤジに「お前、大人になったら何になりたいんだ?」と聞かれたとき、自分は「学校の先生」と答えてオヤジをたいそうガッカリさせました。(笑)


オヤジは学校の先生だったので、「なんだよ!お前、ガッカリさせるな~。もっと夢のあること言えよ。」と怒られました。てっきり、プロ野球の選手(自分の子供の頃は圧倒的な人気職業でした。)だとか、パイロットとか夢のある職業を言うんだと思っていたらしいです。


自分は小学校の作文文集にも、将来の夢ということで、「学校の先生」と書いています。

理由は、「頭がよいから。」。。笑笑。


夢のない子供でした。







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航空ファンはなにに興味を持つのか。 [航空関連]

もういま航空関連、絶賛マイブーム中である。(笑)つぎからつぎへと溢れ出る知的欲求。飛行機はほんとうに縁があって自分の人生にとってなくてはならない交通機関で、長年に渡ってずっと身近に接してきた乗り物なんだが、こうしてみると飛行機のことをよく知らなかった。


なぜか突然降ってわいたように、航空業界、飛行機のことを取り上げたい衝動に駆られ、その溢れ出る知的欲求を処理するのが大変である。


航空マニア、航空ファンの方々の”好き”という気持ちを理解してみたい。みんなはなにが好きなのか、なにに興味があるのか。


それは人さまざまであろう。飛行機の機体に興味を持つ人、そしてその機体の離着陸を一眼レフの超高解像度のカメラで撮影したい人。航空界、空港で接する航空英語の略語に興味を持つ人・・・。


そんな航空マニア、航空ファンが何に興味を持っているのか分類してみたい。


1.搭乗


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搭乗が好きな人が一番人口が多いような気がする。飛行機が好き=飛行機に乗るのが好きというのは自然なことである。


しかしおそらくお金をかけ始めると一番きりがないタイプのマニアでもある。初対面の人には「旅行好き」と言ってごまかす場合がほとんどである。(笑)


●修行


飛行機の世界に「修行」という言葉がある。寺や山にこもって修行することでは、もちろんない。簡単に言うと、一定期間にひたすら飛行機に乗って「搭乗実績」を作り、上級会員と呼ばれる高いランクを目指す行動を指す。


誰もが一度はやってみたいと思うのが「修行」だそうである。しかしお金がものすごくかかる・・・ 


彼らは無駄に羽田-那覇を往復したり、シンガポールに0泊で行ったりして楽しみます。(笑)


そんな修行もストイックさでさらに細分することができる。


①毎年ダイヤモンドを維持するマニア

②毎年JGCプレミアを維持するマニア

③JGC,SFCを取得するだけのマニア


SFCとは「Super Flyers Card(スーパーフライヤーズカード)」の略称。所有しているだけでANAの上級会員(ANAプレミアムメンバー)と同等の扱いを受けることができるとってもステキなカード。


JGCとはJALグローバルクラブ。JALグローバルクラブは、JALグループ便をいつもご利用いただいているお客さまへ格別なサービスをお届けする会員組織。ご入会には、各種条件があります。


こりゃ、自分には無理だわ。(笑)


●初便


初便はその名の通り、新機材や新路線の初便に乗ることに快感を覚えるマニアです。修行マニアでもある場合が多い。


●最終便


初便の同類が最終便です。最終便と初便はセットであることが多い。こちらは哀愁を伴っていますね。印象としては若者というより引退する機体や航空会社に愛着を持ったおじさん世代の人口が多いそうである。


●ビジネス・ファーストクラス


ビジネス・ファーストクラスはとにかくいいクラスに搭乗しようとするマニアである。お金持ちじゃないとできないのでみんなに羨ましがられます。このタイプのマニアはなりたくてなれるものではない。


2.空港


空港と聞いてもピンとこない人が多いと思うが、簡単に言えば空港の施設や雰囲気が好きなマニアである。空港は特に用事もなく空港へ行きます。だいたいは撮影や無線、機体を兼任している場合が多いです。


これは自分がまさに間違いなくそうかもしれない。(笑)


空港はさらに分類される。


●音響


音響中とは、空港の様々な音を楽しむタイプのお金のかからないマニアである。様々な音とは具体的には、ボーディングコールなど空港内の環境音やエンジンの逆噴射の音、チャイムなどがあります。


そういった音は、YouTubeに挙げられていることが多いです。例えば「羽田空港 環境音」などと検索してみるといい。1時間以上ただ空港内の音を収録し続けたものがアップロードされています。(笑)


空港内のアナウンス、ボーディングコールに魅かれるのはなんか気持ちがわかるような気がする。空港ってただでさえ、非日常感たっぷりなのに、あの空港内アナウンスで一気に興奮するというか、非日常感MAXになりますよね。ここは自分はその気持ちがよくわかるような気がします。


マニアはこれを聴きながらPCで作業をすることも多いとか???


●ラウンジ


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修行を兼任している場合がほとんどである。様々な国のラウンジ(特に香港)に行くためにたくさん海外旅行をするマニア。半日前からチェックインしてラウンジを楽しむマニア。(これはオレだ。。笑笑)より良いラウンジに入るために毎年ダイヤモンド修行をするマニア。


などがいる。


う~む。自分はこれに入る可能性がきわめて大きい。(笑)


3.路線


「〇〇線に乗りたいから△△へ行く」ということを言うタイプのマニア。


4.撮影


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撮影は分かりやすいですよね。鉄道で言う「撮り鉄」と同じです。空港(展望デッキ)に行くと撮影マニアが沢山います。彼らはすごく高そうな望遠レンズを持っています。


自分は、これが航空マニアとして一番身近に感じ、親近感を感じます。撮り鉄さんと比較して、相手が飛行機なので危険な行為に及ぶことはないと思います。


5.収集


彼らはあまり目立たない存在だと思います。どういったところで活動しているのでしょう?彼らは主に年に数回行われる航空ジャンク市に行っています。ここでは飛行機や空港に関する様々なものが売っています。


6.無線


航空無線(エアバンド)を傍受するタイプのマニアである。様々な趣味の中で一番変態認定されやすいタイプなので周りの人にはあまり言わないほうがいい。(笑)


航空無線が聞けると飛行機の運航状況などが瞬時に分かるようになる。


7.機体


機体に興味を持つマニア。撮影マニアと兼任している場合が多い。


8.マイル


彼らは様々な方法でマイルを貯め、特典航空券をゲットすることを生きがいとしているマニアです。これは結構頭を使うので難しいです。


クレジットカードなどに精通している場合も多いんだそう。


9.軍用機


民間機ではなく軍用機に興味をもつマニア。ミリオタである。



10.航空英語の略語


これは空港コード、都市コードなどのスリーレターコード、航空用語の略語全般に興味を持つマニア。




う~む。どうでしょう?


病的だとか思ったりしちゃいけない。だって好きなんだから。これはしょうがない。好きはぜんぜん罪じゃないし、好きに勝るものはないです。本人が好きであることに、誰も責めることはできないです。好きは誰にも迷惑かけないです。その人の中だけで完結します。その人の中に広大な宇宙を築き上げて、自分の中だけで完結します。


オレも似たような人種です。(笑)


幸せな気分になれるコツは、自分の周りを自分の好きで固めることです。これは間違いなく幸せになれます。


航空ファン関係のSNSのコミュニティもいろいろ細分化されていて、プレミアクラスになると、やっぱり修行を楽しまれる方が多いし、機内食専門のコミュニティもある。そしてやはり一番庶民的でお金のかからない善良なイメージは撮影マニアですね。これが一番ほのぼのとしますね。


修行はほんとうにお金持ちの道楽という感じですが、コミュニティには実際いっぱいいるんですよ。ANAマイレージカードがプレミアム、ダイアモンドになりました!とアピールする人いっぱいいます。


しかし、旅行でマイレージがたまるならまだしも、ただ往復するだけとか、0泊で搭乗するだけで稼ぐというのは強者すぎですね。(笑)


自分も、そこまで熱狂してみたいけど、お金かかりすぎる、無理。(^^;; あくまで旅行を通じて、飛行機の機体、空港、空港ラウンジを体験する、そんな慎ましやかな航空ファンがせいぜい自分の限界かな、と思います。貧乏人だから・・・。







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エアバスとボーイングの違い [航空関連]

航空マニア、航空ファンとして1番肝になるところ、知っておかないといけないのは、飛行機の機体、型式のことである。


航空ファンはいろいろなことに興味を持つが、やはり機体の型式を知ることが1番基本線なのではないか、と思うのである。


これを知らずして、航空マニア、航空ファンとは言えないと思うのである。


自分もコミュニティで写真と機体の型番の書き込みを見かけるが、この機体と型番の関係がどうも自分の頭にロックしない。


またかねてよりエアバスとボーイングの違いについて、ずっと知りたいと思っていたところがあって、これを機会に勉強したいと思う。


まず、自分が常日頃、空港のアナウンスで遭遇する「機材」という言葉。空港などでは、運航する「機材」の変更や「機材」の到着の遅れなどが案内されることがある。


機材とはなんだ?機体となにが違うのか?


「機材」と「機体」はどのように使い分けられているのか、ANAに聞きました。


―「機材」と「機体」はどのように使い分けているのでしょうか?


「機体」は飛行機そのものを指す大きな概念として使っています。「機材」は、それよりも意味合いが狭まります。


―「機体」はどのような用例がありますでしょうか?


たとえば飛行機には1機1機、「機体番号(識別記号)」が付与されていますが、このように飛行機そのものの個体を指すような場合にも使います。「機体のメンテナンス」とはいいますが、「機材のメンテナンス」とはいいません。


―「機材」はどのような用例がありますでしょうか?


営業、運航するための「資材」を指す言葉です。「シート数が250席以上の機材」「シカゴ線に就航する機材」などという場合に使います。「ボーイング787で運航」など、飛行機の種類を説明する場合には「機種」を使うこともあります。



ANAによると、厳密な決まりは特にないものの、何を指すのか、何を説明したいのかを意識し、文脈に応じてそれぞれの言葉を使い分けているのだそうだ。


う~む、アマチュアの自分には難しいが、なんとか理解できました。


●ボーイングとエアバス


世界中を飛んでいる旅客機を大きく分けると、ボーイング社製とエアバス社製に分けることができる。


ボーイングは、言わずと知れたアメリカの超巨大航空機メーカーである。一方のエアバスは、ボーイングの旅客機独占に危機感を抱いた、ヨーロッパの主要国が立ち上げたメーカー。フランス、ドイツ、イギリス、スペインの国際共同会社である。



エアバスは、フランスのアエロスパシアルと西ドイツ(当時)のDASAが共同出資して1970年12月に設立された会社で、フランスのトゥールーズ(TLS)やドイツのハンブルク(HAM)に製造拠点がある。

 

対するボーイングは、アメリカで1916年に創業された。

 

それから数々の合併を重ねて、現在に至る。

 

日本においては、双日が販売代理店となっているようである。


飛行機のことはアマチュアな我々にとってボーイングは昔から馴染みがありますが、エアバスというのはあまりよく知らないのではないのでしょうか。エアバスは比較的新しい機材なんですね。

 

エアバスとボーイングは飛行機の設計思想から異なる。

 

エアバスは徹頭徹尾コンピュータに任せるようになっているが、ボーイングは離着陸は操縦士が行うもの、という思想のもとマニュアルで操縦する余地が残っているのだそうだ。(パイロット談)




歴史がわかったところで、両社の代表的な機材を見てみる。

 

エアバスはA380というように頭文字がAで始まり、ボーイングはB747のように頭文字がBで始まる。

 

エアバスといえば、A380機材が有名である。


現在は運用している航空会社は非常に限られているが、2階建でそれぞれのウィングに2つエンジンがついている、とても大きな機材である。

 

ボーイングは、B747機材が有名である。

 

20年以上の歴史があり、こちらも運用している会社が非常に少ないが2階建でそれぞれのウィングに2つエンジンがついている、とても大きな機材である。


面構え的にはこんな比較である。


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確かにエアバスとボーイングでは面構えのデザインが違いますね。エアバスは丸い感じ、ボーイングは三角形という感じ。操縦席の窓のついている高さ位置も違いますね。


A380もB747もエアバス、ボーイングの中では最大級クラスの大きさなのだろうけど、こうして比較してみるとエアバスのほうが大きいんですね。そして太いんですね。


2階座席について、A380は頭からお尻まで座席があるのに対し、B747は機体の途中までしか座席がない。ウィングレットの形も異なる。B747-8という機材には、ウィングレットがない。


2階建ての機体って、ボーイングでいえば、昔でいうところの「ジャンボ」ですよね。でもいまジャンボってありますか???


自分は、2階建ての飛行機というのはほとんど経験がないような気がする。記憶にないのだ。欧州行フライトのような長距離は、大きな機材を使うと思うのだが、それでも2階建てではなくほとんどが1階建てだったような気がする。


A380, B747以外の機材についてはエンジンも2つで2階席はない。(A340除く)

 

ではどこで見分けるのがいいかというと、やはりその機材の「顔」である。つまり、操縦席の窓の形や鼻のデザインである。(先述のとおり)

 

また、ウィングレットで見分けることもできる。B767機材のウィングレットはL字型になっているので分かりやすい。


ウィングレットというのは、昨今の航空各社の旅客機を見てみると、主翼の先端が垂直方向に立っているものが多く見られる。そう!あの翼端の立った部分が「ウィングレット」である。


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自分も北海道に帰省するとき、数年前から飛行機の主翼の先端がL字型にみんな立っているので、あれはなんなんだろう?とずっと不思議に思っていた。きっと浮力や安定性のためにそうしているんだろう、と思っていた。


じつは、この「ウィングレット」の意味、主翼の先端を立てただけで、燃費が5%も改善するというのだ。


もう驚きである。


なぜ、ウィングレットで燃費が5%改善するのかは、詳細はこちらを読んで欲しい。


飛行機の主翼、端が立っているのはなぜ? 重くなるのに燃費改善のカラクリとは。




つまり欧州のエアバス、そして米州のボーイングというように飛行機の機材を開発・製造する2大メーカーがいる。まずこれが大前提である。そのうえで、日系、外資系の各航空会社は、この2社から機材を購入するのである。(日本においては、双日が販売代理店)


そしてその輸入された機材には塗装がなく、それぞれの航空会社のデザインを各航空会社ごとに塗装するのではないか。ANAがマリーンブルーの塗装をすれば、エアバス、ボーイングの機材もANAの飛行機になるし、JALが鶴丸の塗装をすれば、エアバス、ボーイングの機材もJALの飛行機になる。また外資系の飛行機についてもしかりである。


また機体の表面の塗装だけではない。機内の座席シート、機内配色デザインなども各会社の独自性のデザインで特徴化できるところなのだろう。


逆を言えば、ひとつの航空会社には、きっと偏りがなく、エアバスやボーイングがそれぞれ平等に搬入されているに違いない。


自分の飛行機体験の大半はボーイングだということがわかりました。でも数年間、北海道帰省にLCC=JetStar(JALのコードシェア便)を使っていた時期があって、それはエアバスのようです。


そしてその飛行機が退役するときは、米国カリフォルニア州のロサンゼルス市内から北へ車を走らせて約2時間、荒涼としたモハビ砂漠の中にポツンとあるモハビ空港の「飛行機の墓場」。


そこでその一生を終えるのであろう。飛行機の人生というのが産まれた揺りかごから墓場までがよく理解できた。



そして機材の製造会社と、航空会社の関係性もまたよく理解できた。


ちなみに、エアバスもボーイングもいろいろなクラスの機材があるのだが、それぞれにおいて、そのRunway (飛行機が離着陸時に加速または減速のために地上滑走する「滑走路」)の距離の比較をした図である。大変興味深い。


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こちらが、エアバスとボーイングのコックピットの違いである。


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最後にエアバス、ボーイングのそれぞれの機材、機体について紹介していこう。航空マニア、航空ファンの方々が、離着陸写真とともにコメントしているのは、この機体・機材ナンバーだと思います。


・・・すみません。下記情報は参照しているページが古い情報なので、いまとは若干違うところもあるかもしれません。


●超巨大旅客機部門 


ボーイング B747


1度は目にしたことのある機体ではないでしょうか。機体前方にコブがあり、その部分は2階建てになっている、通称「ジャンボ」。残念ながら、昨年度、日本の航空会社会社からは全て退役してしまいました。


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エアバス A380


総2階建ての世界最大の旅客機。残念ながら、こちらの機体も日本の航空会社は導入しておりません。スカイマークが導入予定でしたが、キャンセルとなった事件は最近のことです。


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~この情報は古いですね。ANAはハワイ・ホノルル線でFLYING HONUというA380を導入していますね。これです!ユーモアありますね。(笑)可愛いですね。


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●大型機部門 


ボーイング B777


通称「トリプルセブン」です。ANAやJALの長距離路線のメイン機で、羽田や成田に行けばたくさん見ることができます。


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最近のボーイング777では、ANAの映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の公開を記念して、こんな塗装機材「C-3PO ANA JET」(ボーイング 777-200型機)がありますね。


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みんなコミュニティで”たくあん”と呼んでいて、その意味がわかんなかったんですが、オレンジ色の機体が、あのお漬物の”たくあん”という意味ですね?(笑)



エアバス A340


日本の航空会社は導入しておらず、また日本への飛来も少ない機体。エンジン4つの細いエレガントな容姿から、航空マニアはA340が好きが多いのです。


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●中型機部門


ボーイング B767


ANA、JALともに、国内線や国際線で多く飛んでいます。比較的古い機体が多いため、口の悪いマニアからは、ボロロクなどと言われてしまうことも。


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エアバス A330


日本では、スカイマークだけが運航させています。エアバスらしいエレガントな機体で、性能のバランスも良いため世界的にも人気の機体です。


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●小型機部門  


ボーイング B737


ANA、JALとも所有し、スカイマークやソラシドエアのメイン機材。マイナーチェンジを繰り返しつつ、世界的にも多く飛んでおり、日本の空港でもよく見ることができます。


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エアバス A320


エアバスのヒット機材。大手キャリアだけでなく、ローコストキャリア(LCC)にも多く導入されています。日本では、ANA、スターフライヤー、ジェットスター、ピーチ、バニラ等が運航中です。


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エアバスとボーイングの違い、理解できました。日本の航空会社で使われている機体、機材も理解できて、ようやく自分も航空マニア、航空ファンの仲間入りができそうな予感がしてきました。



参考引用文献


1.飛行機は「機材」「機体」? どちらも飛行機そのものを指す言葉 使い分けは?



2.エアバスとボーイングの違い



3. ライバル旅客機、ボーイングvsエアバス!機体の違いと飛行機の種類一覧






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航空略語のスリーレターコード [航空関連]

旅行会社で航空チケットや宿泊宿などの旅行の予約をするとき、たとえば飛行機では、羽田発で新千歳着で〇〇時〇〇分~~~てな予約をするとき、旅行会社のスタッフはなにげなく、ホントにさりげなく、


HND → CTS


なんてサラッと書いてしまう。


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昔、自分はこれを見てなんてカッコいいんだろう!と感心したことがあった。(笑)


なにげなくサラッとやるところが大切である。カッコいいな~~~。(惚れ惚れ)


それで時代が経過するにつれて、いろいろ理解が進むにつれて、それは航空略語、通称スリーレターコードと呼ばれるものだということが理解できてきた。


いろいろネットで調べると、面白いのだ。そうだったのか~~という感じです。


航空英語の世界~都市・空港コードはおもしろい。


エアラインは、じつに英語をよく使う業界です。これは、航空がもともと英語圏から輸入された輸送手段であることに由来します。航空機材もほとんど欧米で開発されたものが多かったため、航空関連の複雑なマニュアルを読むためにはまず英語に習熟する以外に道がありませんでした。


実際、エアラインで使われる専門用語は特殊な表現や略語が満載で、航空会社に入社すれば、入社式の翌日から研修が始まり、分厚い百科事典のようなバインダーファイルを渡され、非常に短期間でマスターすることが求められます。


国際線、国内線ともに通信語も書類もすべて英語で、俗に言う「航空英語」もそのなかに含まれ、航空業界に携わるからには、否が応でも専門的な航空英語を使わなければならないのです。


航空業界では、国際航空運送協会(IATA)の定めにしたがい、都市や空港を3つのコード(スリーレターコード:three-letter code)で表します。日本の主要都市・空港コードでは、たとえば、


東京:TYO

横浜:YOK

大阪:OSA

函館:HKD

高松:TAK

徳島:TKS


などがあります。空港コードは、主要な空港を例にとると、


羽田(東京国際空港):HND

成田(成田国際空港):NRT

伊丹(大阪国際空港):ITM


といった感じです。これらは何となくローマ字記述の短縮から推測できるコードですね。


一般的に、旅行関係や航空関係で「3レターコード(スリーレター)」と言うと、IATA(国際航空運送協会)が空港ごとに割り当てた3文字のアルファベットを指します。


羽田なら「HND」、ホノルルなら「HNL」といったように空港ごとにコードが付いています。


では都市コードとは何でしょうか?


例えば、羽田空港は東京にある空港ですね。では「東京」という都市のコードが「HND」かと言うと実は違います。東京の都市コードは「TYO」という3文字になります。


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ちょっと海外の有名な都市コードと空港コードを列記してみますね。


●ロンドン


都市コード:LON

空港コード


ヒースロー空港:LHR

ガトウィック空港:LGW


●パリ


都市コード:PAR

空港コード


シャルル・ド・ゴール空港:CDG


●ローマ


都市コード:ROM

空港コード


フィウミチーノ空港:FCO


●ミラノ


都市コード:MIL

空港コード


ミラノ・マルペンサ空港:MXP

ミラノ・リナーテ空港:LIN


●ニューヨークシティ


都市コード:NYC

空港コード



ジョン・F・ケネディ国際空港:JFK

ラガーディア空港:LGA



●シカゴ


都市コード:CHI

空港コード


シカゴ・オヘア国際空港:ORD


●ヒューストン


都市コード:HOU

空港コード


ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港:IAH


●ワシントンDC


都市コード:WAS

空港コード



ワシントン・ダレス国際空港:IAD

ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港:DCA


●トロント


都市コード:YTO

空港コード


トロント・ピアソン国際空港:YYZ


●ソウル


都市コード:SEL

空港コード


仁川国際空港:ICN

金浦国際空港:GMP


●北京


都市コード:BJS

空港コード


北京首都国際空港:PEK



どれも馴染みがありますね。空港の搭乗口のゲートの電子掲示板には、かならずこの都市コード、空港コードが書かれているような気がしますね。また航空チケットや荷物のタグにこれらのスリーレターコードが書かれているのも思い出しました。


長年いままでなにごともなく素通りしてきたこの事実を、今になって知るこの感動。(笑)



航空英語の略語は、これだけではない。いろいろなジャンルですべてこういう略式の単語があるのだ。


国交省が定めている航空略語は以下の通りである。


航空用語集



凄すぎる!


頭がクラクラしてきました。


他にもありますよ~。


●ATC


ATC=Air Traffic Controlとは航空交通(air traffic)の管制業務のことです。これを行う施設である管制塔をControl Towerといいます。管制官は状況に応じて航空交通の整理を行います。例えば、ある飛行機が前の飛行機に続いて離陸する場合、管制官は最低2分の間隔をおいて離陸の許可を出します。これは、先行機による乱気流の影響を防ぐためです。


●Runway, Taxiway


飛行機が離着陸時に加速または減速のために地上滑走する「滑走路」はRunway:ランウェイといいます。そして、飛行機が駐機場と滑走路の間を移動するための通路、つまり「誘導路」はTaxiway:タキシーウェイです。


●INT, OVS, DOM


国際線はinternationalを略してINT:インター、あるいはoverseasを略してOVS:オーバーシーと呼んでいます。一方、国内線はdomesticを略してDOM:ドメ/ドメス といいます。


●Ferry Flight


お客様を乗せないで飛行機を移動させることをFerry Flight:フェリーフライトといいます。天候不良で欠航が相次いだ時などに機材のやり繰りのためにフェリーフライトが発生します。新しい機材を輸送する時もフェリーフライトといいますが、このときには航空マニアの方が写真を取りに空港にやってきます。



カッコいいな~。(笑)(^^;;

航空会社での職場ではこのような航空英語の略語があたりまえに飛び交っているんですね。冷や汗ものです。プロフェッショナルさが漂ってますね。素晴らしいです。



航空マニア、航空ファンの方々は、どのようなところに興味を持つのか、というところに自分は関心があって、それは電車の世界の「撮り鉄さん」のように飛行機の機体そのものに興味があって、その離着陸を一眼レフの超解像度カメラで写真に収める趣味と、そしてこの航空英語の略語にすごく興味を持つ人がいる、ということ。


自分は、この歳になって、ようやくその意味がわかってきました。航空マニア、航空ファンの方々の”好き”の気持ちが理解できるようになりました。


確かに格好良いし、好きな気持ちになります。


最近、自分もようやくボーイングの機体の型式ナンバーがうっすら理解できるようになったところです。


持続可能な航空燃料、“SAF”のこともわかってきました。


SAFとは?


SAF(サフ)とは「Sustainable Aviation Fuel」の略で、日本語では「持続可能な航空燃料」を意味します。次世代の航空燃料とも呼ばれるSAFの最も注目すべき点は、化石燃料と比較して二酸化炭素の排出量を大幅に削減できるということです。


化石由来の燃料に代わる、持続可能な燃料「SAF」


最近、ANAやJALファンによるコミュニティを拝見するのが楽しみなのですが、そこには長らく航空マニア、航空ファンのしきたり、というか暗黙のルール、表現があるような気がしてきました。




成田国際空港・午前の出発便。

””特別塗装機・TOMODACHI””

JA792A/Boeing777Takeoff@NRT。

NRT,Terminal-1。


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カッコいい世界です。








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BAビジネスクラス [航空関連]

自分が自慢できることに、外資系のエアラインはかなりいろいろな国の飛行機を乗った経験があることです。すみません、自慢させてください。(笑)鼻持ちならないやつで申し訳ありません。(笑)


これはヨーロッパに住んでいるときの出張のときと、それから海外音楽鑑賞旅行のときの両方の経験によって積み重ねたものです。とくに海外音楽鑑賞旅行のときが一番バリエーションが多かった。わざと自分で意識していたところがあります。


その頃、自分自身がいろいろな国のエアラインに乗ってみたいと思っていて、旅行会社のスタッフにお願いして、毎年、その訪問する国に合わせて、原則直行便を希望してその国の航空会社を希望するのです。


乗り換えは、トランジットの面倒くささや時間的なせわしなさやドキドキ感、そしてロスバケ(ロスト・バッゲージ)の危険性があるので、なるべく避けていました。


でもやはり乗り換えしないといけない場合もあって、そうすると体験できるエアラインの種類が増えるのです。


もちろん複数の国を掛け持ちするので、帰国の便は、違う国からなので、またその国のエアラインということで種類が増える訳です。


こうやってみるみるうちに、いろいろな外資系のエアラインを体験できてしまうのです。


これは自分の財産と言っていいかもしれないです。


いろいろな国の飛行機に乗ってみたいとずっと思っていて、航空チケットを予約するとき、わざと意識してそのように画策して、地道に数年かけて体験できたお宝体験かもしれません。


BA(ブリティッシュ・エアウエイズ航空)


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AF(エールフランス航空)


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KLM(KLMオランダ航空)


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OS(オーストリア航空)


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LH(ルフトハンザ航空)


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こんな感じですね。いま思い出せるのは。

こうしてみると、やっぱりヨーロッパ系ですね。


これらはいわゆる長距離間のフライトの場合で、たとえばヨーロッパの大陸の国間を移動するための飛行機はもっと本当に小さな機体で、いわゆるプロペラ機みたいなもので移動することが大半です。(このニーズも大きいのです。もちろん電車で移動する場合もあります。)


もちろんこういうプロペラ機の場合は、ターミナルのゲートに横付けされるのではなく、バスでその飛行機のところまで運ばれて、乗り込む感じになります。(到着の場合も同じでバスです。)


小さなプロペラ機は大半がそうですね。


そんなプロペラ機もたくさん経験してきましたが、残念ながら航空会社はほとんど覚えていないです。


それぞれのエアラインって、やはりその国の特徴があるというか、機内のカラー、色の配色とか、デザインとかいろいろ個性豊かだな~と思います。


たとえばKLMはやっぱりブルーなんですよね。すべてにおいて。そしてオーストリア航空は赤なのです。もう機内に入った瞬間、うわぁ、いいなーいいなーってな感じになります。


オーストリア航空は日本からウィーンの直行便がなくなってしまったのはショックでしたよねぇ。音楽の都ウィーンに行く人はすごく多かったろうに、なんて勿体ないことをするんだと当時思っていました。


その後、また直行便復活したんですかね?ウィーンに行く際は、ぜひオーストリア航空、赤一色の世界で行ってみたいと思っています。


ルフトハンザはよくストをやることで有名な航空会社で、我々の中では危険な航空会社というイメージでした。お客さまのことを第一に考える日本と違ってヨーロッパの労働者階級は、自分の権利が会社側に認められないと平気でストしますからね。旅客サービス業にとってストほど会社側を困らす手段はない訳で、そこをよく知っての上ですね。よく言えば人権意識、自分たちの権利をきちんと主張すると言えますが、旅客業としてはいかがなものか、お客さまがどれだけ迷惑をこうむるのかわかっているのか、というのはありますね。


だから自分のように1年も前から綿密に計画を立てて、コンサート、オペラのチケットも争奪戦で高額チケットを獲って、さぁ!というときに、ストで飛行機が飛ばないということになると、もうダメージ多過ぎです。


そういう意味でルフトハンザは怖くて使えない航空会社でした。


でも1回ほど使ったことあります。


そして、やはりいろいろな国の飛行機に乗る楽しみは、やはりCAさんの制服姿を拝見できることではないでしょうか?やっぱりみんなの憧れの職業。みんなこの制服に憧れます。


ちょっと上記の外資系エアラインのCAさんの制服の写真を集めてみますね。


BA(ブリティッシュ・エアウエイズ)


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AF(エールフランス)


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KLM(KLMオランダ航空)


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OS(オーストリア航空)


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LH(ルフトハンザ航空)


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KLMがブルーで、OSが赤なのは、機内のカラー配色だけではないです。このCAさんの制服も圧倒的にそうなんですよね。もうあまりにVividなので、毎回鮮烈に目に焼き付けられるのです。


とくに自分は帰国の便は、いったんアムスを経由して日本に帰国するというパターンが多かったので、帰国便がKLMだったことがすごく多かったと思います。


外国人のCAさんはみんな美しくて素敵ですが、やっぱり体格大きいんですよね。(笑)そして声の発音もかなりダイレクト感があって、迫力があります。


また外資系のCAは、男性もすごく多かったです。日系よりも外資系のほうが男性CAの採用が進んでいるのではないでしょうか。


自分は、やはり日本人のCAさんの優しい感じで声も奥ゆかしさで腹式発声というかあまり圧迫感を与えない引いた感じの奥ゆかしさの方がいいです。


体格も日本人である自分に合っていて安心します。


外国人のなんかこう迫ってくるアピールする美しさよりも、日本人の奥ゆかしさ、優しさのほうがやっぱり自分に合う感じで好きです。


ANA


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JAL


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やっぱり日本人CAさんのほうがいいです~。(笑)


ANAは今年12月に創立70周年ということで過去の制服(初代から10代目)をいっせいに披露という写真をよく見ますが、現在の10代目の制服が一番いいですね。自分はいまの制服が一番好きです。パッと明るい感じで、爽やかな感じがあってすごく素敵だと思います。ANAの明るい爽やかな社風イメージに合っていると思います。この現在の10代目の制服は、初めて外国人デザイナーを採用して、その外国人デザイナーによるデザインだそうです。


外資系の航空会社で欧州行に乗りますと、現地に着陸するときは、かならず機内アナウンスは英語と日本語の両方流れます。ということは、外資系エアラインの中にはかならず日本人CAさんがクルーの一員として入っているんだな、といつも思っていました。



毎回、海外音楽鑑賞旅行でいろいろな国に行くと、最後の帰国のときに、ゲートの掲示板でTOKYOの文字を見ると、ホントに安堵します。そしてANAやJALの制服を着たCAさんを見かけると、本当にホッとするというか、すごい安堵感が出てきて、よかった~、気持ちが和むという感じで、あ~ようやく自分もこれから日本に帰れるんだという気持ちになります。


さて、話を元に戻して、外資系の飛行機の体験談です。機内食はよく覚えていないのですが、やはりその国の食文化にあった食事が出てきたような記憶があります。そんなに美味しいかというと、そんな記憶があまりありません。(笑)


まっ外資系だから仕方がないかな。やっぱり機内食に関しては日系のエアラインのほうが全然いいな、といつも思っていました。


外資系に乗っていて、これは美味しい!と思った機内食の記憶はほとんどないです。(笑)でもどこの国の飛行機だったか覚えていませんが、日本食も併用して用意していたところがありましたね。確かに覚えています。


あと、外資系に乗ると、かならず出会う事象が、搭乗客の客層の大半が外国人のお客さんだということです。これはある意味あたりまえのことですよね。


そうすると欧州までの12時間のフライトで、なにが一番切実的か、ということになりますと、なにせ12時間ですから途中何度もトイレに行きたくなることです。


そうすると飛行機ってやはり窓側が人気ではないですか?機内から外を眺められるというのはとても素敵な光景です。


でもトイレに立つときは、横に連なって座っているお客さんの前を、すみません、と言いながら狭いところをグリグリくぐり抜けながら通路にでないといけないのです。


これがかなり面倒です。


だから自分は欧州までの12時間フライトの場合は、なるべく通路側の席を取るようにしていました。特に機内が消灯して、みんな寝ているところを、トイレに行きたくなり、申し訳なく思いながら、すみません、Sorryと言いながら寝ているところを起こすのは本当に忍びないと思ってしまいます。


そういう意味で、やはりそんな気兼ねがいっさい必要ない通路側の座席のほうがいいのです。


自分はトイレが近く、夜中に何回もトイレに行くので、もう通路側はmandatoryな条件でした。


またお客さんに外国人が多い外資系の場合、もうこのトイレに行く外国人が多く、外人さんはとにかく体がデカいので、Sorryと言われながら、自分の前を通っていくとかなり大変なことなのです。


狭いところをデカい外人さんがギュウギュウ押し込みながら通っていくので。(笑)


外資系の場合は、そんな記憶がやたらと残っています。


自分がロンドンに住んでいたとき、日本への出張は、必ずBAだったです。ロンドンのオフィスのほうで、秘書にチケットを取ってもらうのですが、そうすると日本への行き返りは、かならずBAにしてくれるのです。


これはある意味愛国心というか当然のことですね。だからBAの搭乗回数はかなり多かったと思います。当時のBAの機体はいまとデザインが違っていて、全体的に紺・白・赤との組み合わせで尾翼が青かったです。


これです!


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1980年代のBAのデザインを復刻ということで、塗装し直されたBA 747-400だそうです。古のファンを喜ばそうという狙いなんですね。


いまのデザインのほうが、全然洗練されてますね。(笑)


でもBAといえば、自分はやはりこの80年代のイメージしか頭に浮かばないです。まさに女王の国、ロイヤルのイメージというか気品の高さが漂っています。自分にとってのBAはまさにこれです。ステレオ・タイプというやつです。


驚いたのはエコノミークラスではなかったんではないかと思うことです。普段は自分は、もう完璧平民、庶民ですのでエコノミーしか乗らない訳ですが、この日本に出張するときのBAは、なんかファーストクラスだったのではないのだろうか、と今思うとそう予想するのです。


あきらかにエコノミーとは違う。席にゆとりがあって、かなりゴージャスな造りです。当時の自分は、うわぁっこれはすごい!エコノミーじゃない。ひょっとしてファーストクラス?


秘書の思いやりに感謝したものです。でもそんなこと恥ずかしくて聞けることではありませんので、誰にも言わなかったです。自分の中で秘かにしまい込んでいたホッコリ想い出です。


それがファーストクラスだったかどうかも不明です。でもエコノミーとはあきらかに違います。


いまのBAの国際線ファーストクラスというとどんな感じなのか?写真を探してみました。


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うわぁっ!これは凄すぎですね。(笑)

こんなに凄くないです。


やっぱり時代は進化しているというか、いまのファーストクラスって本当に凄いんですね。


・・・で、もうちょっとBAのファーストクラスということでほかの写真を探してみました。


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これは自分の記憶、イメージにかなり合います。こんな感じだったと思います。これはファーストクラスではなくビジネスクラスですかね?



いまのファーストクラスは、それこそ機内WiFi、映画スクリーン、下手したら40型スクリーンみたいに家庭ホーム用の仕様だったりして完全な個室状態です。そしてゴージャスな食事、ワイン。


お値段も信じられないです。とても公表できないくらい。

こんなに払うんだったら、吉野家の牛丼、いったい何杯食べれるんだ?(笑)

ハイエンドのオーディオ機器買えるんじゃない?


そんなすごい値段です。いまのファーストクラスは。


やっぱり時代が違いますね。自分の体験はもう30年以上も前のことですから。


たぶん秘書が手配してくれたのは、BAのビジネスクラスだったんだと思います。ビジネスクラスであれば、ファーストクラスほど凄くないにしろ、エコノミーよりはゴージャス。一流の企業戦士が使うにはビジネスクラスは最適だと思います。



自分の想い出は美しいままに残しておきたいので、BAのビジネスクラスだった、ということにしておきたいです。(笑)


夢を壊さないように・・・。

想い出は美しいまま、永遠に心の中に残しておくように・・・。



PS:


いまは国際線はもうかなり違っているようですね。特に最近は、イギリスがEUでなくなったことから、気軽に大陸側に行けなくなったこと、入国審査,Immigration checkなど面倒になってしまったこと。またウクライナ紛争でロシア上空を飛べなくなりましたから、欧州へのフライトも昔よりさらに長時間で、トランジット必須になりましたね。


そこに来て、一時よりはもうだいぶ良くなりましたが、コロナPCRの検疫。海外への渡航は、自分が行っていた時期に比べると、すごく敷居や障害の壁が高くなったような気がします。








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コンコルド [航空関連]

AFやBAといえば、いまでも思いだすのがコンコルド。その当時から憧れていて、1度でいいから乗ってみたかったですねぇ~。


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コンコルドは計20機が生産された。うち量産機は16機。



最終的にはエールフランスと、英国海外航空を継いだブリティッシュ・エアウェイズの2社のみによる運航に留まった。


コンコルドは巡航高度5万5,000から6万フィート(およそ20,000m)という、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度(成層圏)を、マッハ2.2で飛行した。定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機でもあった。


超音速を除く旅客機としては過去最速の記録を有しているのである。


でも低迷していた航空需要下で、やっぱりふつうに旅客で稼ぐわけでもなく一部の航空マニアのみ熱狂させるものであって、何で利益を上げるのか難しくて、収益性改善が望めなくなったとのことみたいです。わかるわぁ~。


2003年5月にエールフランス、同年10月24日にブリティッシュ・エアウェイズが営業飛行を終了、2003年11月26日のヒースロー空港着陸をもって、同日までに全機が退役した。


超音速飛行を追求した美しいデザインや、数少ない超音速旅客機だったこともあり、全機が退役した現在でもなお根強い人気を持つのである。


航空圏では、機体としては抵抗が少ない方がいいと思うのだけど、確かに、より流線形なのだけど、この翼のデカさはどうなんでしょうね。


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マッハ2.2の超音速の世界。


窓もついているみたいだから、機内から外の様子なんかも見れる訳で、マッハ2.2の音速に近い世界とはどんな感覚なのか、体験してみたかったです。


当時、すごく乗ってみたいと憧れていたです。


その禁断のコンコルドの機内の写真あります。(笑)


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うわぁ、これは快適とほど遠い感じですね。(笑)

こんなに狭いとは!確かに外観のあの細い機体からすると、この機内の縦の細長い狭さは納得いきます。


でもこんなに狭いと客室乗務員とか通れませんね。CAのサービスなどなかったのではないのでしょうか。


この機内の狭さで、マッハ2.2の超音速で飛行する様子は、窓から外を見てもあまり味っ気ないかも?


じつは、JALも昔「ボーイングの超音速旅客機」を発注する計画もあったらしいですよ。「コンコルド」超えの高スペックだそうです。でも結局挫折だったようです。


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超音速旅客機のことをSSTというらしいです。SST開発は、まさしく米国などはじめ国家レベルでのプロジェクトだったようです。



なぜこのJALの計画が挫折したか、というとそれはコンコルドの退役と同じ理由でした。超高音速で旅客するというのは、航空業界ではとても夢のあることなのかもしれませんが、現実実現に向けて進もうとすると様々な問題があって無理みたいでした。



コンコルドが退役した、その採算ラインを大幅に下回る製造数の不人気の理由は、以下の4つだそうである。


①通常よりも長い滑走距離を必要とすること、またその雷鳴に近い音圧の騒音およびソニックブームの影響を避けるために、航路や乗り入れ先を選ぶコンコルドは、限られた航路に就航できたにすぎなかった。さらに「ソニックブーム(衝撃波)を発生させる」理由でアメリカ合衆国を始めとするいくつかの国家では、超音速飛行を海上でしか認めなかった。


②航続距離が短いことに加えて、上記の諸事情から、大西洋は飛び越せても、無給油では太平洋を越えられず、西ヨーロッパやアメリカ合衆国本土から日本や香港への無着陸直行便という、当時需要が伸びていた極東路線への就航ができなかった。


③乗客の定員が100人と少なく、運賃は他機種のファーストクラスの約20%増しと高額であったため、利用者はごく限られていた。経済的にも収益が上がらなかった。


④旅客機による飛行が、エグゼクティブ層向けから運賃が安くなることで大衆化するにつれ、航空業界はボーイング747のように低コストでかつ大量輸送が可能な機体を重視するようになった。


これはよく納得できますね。コンコルドはすごい夢があったけど、ビジネス的に難しかったんですね。やっぱり世の中、収益を上げる、ビジネスにするということが大事なことですね。


カーの世界も夢のある世界はとても魅力的で格好良く感じるものだけど、実際それで採算が取れるかどうか、というと難しいものなんですね。うちの会社もやはり夢のある世界ということで、あのレーシングの世界のマクラーレンのビジネスに関与したことがあったのだけど、きちんと収益が上げられなくて、赤字だったので、さっさと撤退しました。


夢のある世界と収益性のビジネスを同伴させることってなかなか現実的に難しいです。


コンコルドのチケット代金もファーストクラスの20%増しということですから、いかに自分が乗ってみたいと思っても、果敢ない夢に終わっていたかも・・・。



でもきっといずれやSST(超音速旅客機)の時代がやってくるに違いない。

宇宙への旅も考えられているくらいですから。


コンコルド復活である!!!





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AFの深夜便とCDGの想い出 [航空関連]

話のついでに、CDG、シャルル・ド・ゴール空港について、ちょっと自分の体験記含め思い出しながら書いてみますね。


クラシック音楽で海外のコンサートホール・オペラハウスを体験すべく、海外音楽鑑賞旅行と称して盛んにヨーロッパに行っていた頃、エールフランス、通称、AFの深夜便というのが流行りだった時期がありました。


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NRT(成田)発なのですが、深夜の1時頃に出発なのです。


普通の欧州フライトだと、朝10時ころ離陸して、欧州着は夕方の4時、5時くらいに到着。そのままホテルで1泊して翌日から行動開始というタイムスケジュールです。


欧州現地時間は、日本より8時間遅れ(サマータイムで7時間遅れ)ですが、それでもこれだと到着した1日が無駄になり、実質行動開始は翌日からということになり勿体ないです。


ホテル代も勿体ないし、会社の休みもその予備日のために1日余計に取得しないといけなく、無駄な1日なのです。


でもAFの深夜便を使うと、夜中の1時頃離陸で、欧州現地には朝の4時ころ着きます。そうすると、時差を考えると日本を出発したその日に、欧州現地では、そのまま朝を迎えて即行動できるというものです。


日程感として1日得するのです。


しかも深夜便ですから夜中だから機内でも寝れるだろうということで、機内で寝れる、到着したらすぐに行動。1日無駄にしなくていいなど、そんなに身体の生活リズム感を壊さなくて普通通りでいいというものです。


このAFの深夜便、自分は結局2回ほど体験しましたが、自分にはあまり効果がないというか、有難みなかったですなぁ。(笑)いくら夜でも機内では寝れなかったです。自分は欧州行の12時間のフライトは機内ではまず寝れない人でした。それは別に通常のフライトでも深夜便のどちらでもです。基本、機内では寝れない人なのです。毎回のことでした。


だから12時間のフライトというのは、ひたすらいざ現地に着いたらこんな感じで進めようという瞑想の時間、そしてiPodで音楽を聴いている、そんな感じです。機内の映画もあまり観ない人でした。


もちろん機内は途中で消灯しますね。

毎度のことながら12時間は長いよね~。(笑)


現地に着いてからは、もう時差ボケが怒涛のように襲ってきます。時差ボケとの闘いは、その旅行を成功させるかどうかのひとつの鍵を握っています。時差ボケを早く解消させないと、次から次へと毎日のようにコンサート日程を組んでいる訳ですから公演中に爆睡してしまうこと必須になってしまいます。


海外音楽鑑賞旅行の成功の鍵を握っているのは、この時差ボケ解消をしていかに早く普段の自分の体調リズム、生活感覚に戻すかの体調管理にある、と言っていいのです。


ふつうの観光旅行だったら、多少の時差ボケが何日が続いでいてもいいですが、コンサート、オペラになると、とたん爆睡する可能性高いので、より完璧な復調をしないといけません。


ところが深夜便を使いますと、自分の場合、いくら夜でも機内ではまったく寝れない、そして不眠のまま、到着したらすぐにその日から行動開始ですから、鬼のような行程でした。


初日からコンサートやオペラを日程に組んでいると、その最初の初日は地獄のように辛かったですなぁ。


また深夜便を使うと、朝4時頃に現地に着きますので、そこから市民の人々が起床して動き出す朝までの間、結局時間を持て余すのです。


一度、朝4時にCDGに着いて、そのままタクシーでゴローさんから伝授されたコンコルド広場のホテルまで直行して、降ろしてもらったら、なんとホテルが室内が暗くなっていて閉まっている感じで、自分はえぇぇぇぇえええ~~~。


朝の4時、こんなパリの早朝、まわりはまだ真っ暗。しかも寒い。こんな寒空の中で1人外で佇んでいたら死んでしまう。どうしよう~とパニックになったことあります。


結局、玄関のところの呼び出し鈴みたいなものを偶然発見してそれを鳴らすと、ホテルの夜勤の人が気づいてくれてドアを開けてくれて、無事チェックインできました。


このときは相当焦りました。(笑)



ホテルのグレードが高いと、フロントも深夜番の人がいて、全然困らないですが、ゴローさんホテルはボロッちいパリ地元のホテルなんですよね。


朝食もアメリカンではなくコンチネンタルで硬いフランスパンとハムと卵、牛乳、コーヒーのみ。冷たいブレックファースト、コールドミールでした。


部屋のWiFiも突然ブチっと切れるんだな。(笑)もう2度と泊まんないです。


以来、自分にはAFの深夜便は向いていないと思い、体調管理的に深夜便は使いたくないと思うようになりました。


AFの深夜便は、いまでもやっているんですかね?


さて、パリの玄関口、シャルル・ド・ゴール空港、以下CDGについての想い出です。まさにお洒落国家フランスを代表する、じつにお洒落な内部構造を持った国際空港です。空港規模としても欧州随一ではないですかね。


もう自分は出張、そして海外音楽鑑賞旅行と数えきれないくらいCDGは経験してきましたが、なかなか苦手意識があるというか、非常に巨大な空港で、複雑な構造をしているので、迷うんですよね、毎回。(笑)


パリに住んでいて、日常茶飯事にCDGを使っている人であれば、慣れっこなのかもしれませんが、自分のようにたまに旅行で使うくらいで毎回1年ぶりというくらいだとなかなか慣れません。


とにかく巨大で複雑な構造をしているので、自分の乗るフライトのゲートまでたどり着くのがひと苦労なのです。

やっとこさ着いたぜ~ぜいぜい。でな感じです。


結構遭遇する事象として、1回の海外音楽鑑賞旅行では、かならず複数の国を掛け持ちして回るので、早朝タクシーでCDGに向かうときに、タクシーの運ちゃんからターミナルはどこだ?と聞かれて、慌てふためくことです。(笑)


航空チケット取ったときに、その空港のどのターミナルなのかまでちゃんと確認していない場合が、自分の場合多いです。ずぼらで行き当たりばったりの性格なので。(笑)行けばわかる、みたいな変な安心感がある。


タクシーの運ちゃん曰く、CDGはすごい広いんだから、変なところで降りたりしたら、後で大変だよ。自分は、そりゃそうだ、と思い、チケットを確認して、このフライトなんだけど・・・と運ちゃんに見せる。


そうすると運ちゃんは、・・・んとちょっと悩んだ後に、第〇ターミナルだな、と了解して、そこまで運んでくれる。。


そんなやりとりです。


パリのCDGの場合、もうこのタクシー運ちゃんとのこのやりとり、CDGに向かうとき、いままで何回やりとりしてきたか数えきれないです。いつも思うことは運ちゃんがスペシャリストでよかったということです。


そのたびに自分でちゃんと確認しておかないとな、と反省します。でもすぐに忘れちゃうのです。



適切なターミナルに着けば、あとは電子掲示板で自分のフライトのゲート番号を調べるだけです。ようやくそのゲートに着いて、のんびり座って待っていると、搭乗時間近づいているのに、なかなか搭乗開始にならない、10分前でもそうなので、さすがにおかしいと思い、掲示板を見るとゲート変更になっている。



うひゃ~~~(^^;;これは自分の場合、もうしょっちゅうの日常茶飯事でした。もう汗だくりになりながら、あの広いCDGの中で、変更後のゲートまで猛ダッシュで走るのです。


間に合うか!!!

心臓に悪すぎです。


自分にとって、CDGはなかなか余裕を持って接することのできなかった空港でした。近年になってから大分そういうハプニングも少なくなりスムーズになったと思いますが。


CDGはいろいろ想い出多すぎです。


CDGはなぜ自分にとってそんなに分かりずらい複雑な空港に感じるのか?空港の規模で言えば、LHR(ロンドン・ヒースロー)もデカいですが、あそこは住んでいたこともあって、自分はまったく悩まなかったです。そんなに複雑とは思わなかったです。ただターミナル間がかなり離れているので、自分が乗るフライトのターミナルをきちんと事前に把握しておくことが必要です。


ほかにもアムスのスキポールとか、ベルリンとか、もう空港の規模が小さすぎですよね。だから悩みようがない。


CDGが悩むのは、やはりひとえに空港規模がでかいことと複雑な構造をしているからだと思います。


CDGの空港マップです。


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ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3とあります。


ターミナル1はリング状になっています。ANAはターミナル1ですね。ターミナル2は、かなり数が多いです。ターミナル2でも2A/2B/2C/2D/2E/2F/2Gと7つに分かれます。ターミナル3は小規模です。


やっぱり難解なのはターミナル2ではないでしょうか・・・とにかく規模がデカいです。AF(エールフランス),BA(ブリティッシュ・エアウエイズ)など主要な航空会社はみんなターミナル2に集まっています。日本のJALもターミナル2です。


各ターミナル間は「CDGVAL」というシャトルシステムが運行しています。ターミナル間はかなり離れているので、重いカートを引っ張りながら徒歩で移動するにはかなり大変のような気がします。CDGVALを使ったほうが早くてスムーズです。


自分がいつも気を付けているのは、これは空港の場合はいつもそうですが、フライト時間よりも何時間も前に空港に到着して心に余裕を持って動くことです。これは飛行機を使う人であれば常識ですが、とくにCDGの場合は、もう信じられないくらい自分は何時間も前に乗り込みます。広くて複雑なので。


自分の場合、トランジット(乗り継ぎ)として、LHRやCDGを経由することは、なるべく避けたいといつも思ってます。LHRもそうですが、CDGの場合もかなり時間食います。かなりリスキーですので、トランジットの間隔はかなり何時間も余裕を持って次のフライトを取ったほうがいいです。


自分は心配症なので、CDGの場合、いつも4時間とか間をあけたりしたりします。でも意外やそんなに時間がかからなくて、結局リング状のターミナル1で、何時間も時間を持て余して待ち続けるということも実際多かったです。(笑)


でもそれくらいでいいのです。気持ち的にそれくらい余裕を持てた方が、旅としては成功します。



CDGの場合、入国審査通過までが大体50分です。人が多いのにパスポートセンターを増やしてくれません。なので、飛行機降りたらダッシュで入国審査へ向かう事をおススメします。EUやアメリカのパスポートは優先されます。やっと審査を通過したら慌てないように行く方向を確認したほうがいいです。自分の場合、よくここで慌てて全く異なる区域に入ってしまうこと多いです。迷子です。ここはどこ?ってな状態です。(笑)


あらかじめ、CDGの空港マップでターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の位置関係は頭に入れておきますが、そうしたとしてもこれが実際その現場、空間に自分の体が放り込まれたら、やっぱり地理的に感覚が麻痺してしまうというか、わかんなくなっちゃうんですよね~。ここはどこ?ってな感じで・・・。


リング状にゲートが並ぶターミナル1。自分はANAを使うことも多く、ここはよく使いました。


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現在ターミナル1として使用されているこのビルは、これまでの世界の空港ターミナルビルでは類を見ないドーナツ型をしているのです。通路を歩いてゆくと当然のことながら1周できてしまいます。



建物がドーナツ型をしているため、吹き抜けの中央部にはガラスに覆われたエスカレーターが通るチューブが縦横無尽に走っていて、そこを通ってフロアを移動する。チューブの中から見た景色は未来のの宇宙ステーションのようでもあり、SFアニメに出てくるようなワクワクする空港です。


ここは凄いですよ。この空港がフランス人による設計、芸術家肌のフランス人らしい空間センスだということが、よく理解できるような摩訶不思議な空間です。


でも実際自分の体がこの場所に放り出されたらわかんないんだよね~。(笑)この縦横無尽に走るエスカレータ・チューブは確かに斬新でカッコよいけど、実務的に考えた場合、自分がどこのゲートに行きたいのかというのを明快に教えてくれるものではない。カッコよさ、デザイン優先を求めるばかりに、返って複雑にしているとしか思えないんですよね。


空港のミッションとしては、見た目は単純でシンプルのほうが、意外とわかりやすいような気がします。



ドーナツ型をしたターミナル1はデザインはカッコよく斬新ではあるが、日本の空港のように展望デッキはないので全容が見づらい。そして、ドーナツ型であるがゆえに旅客数が増加すると隣にビルを作り建て増しして延長するわけにもいかない。空港の利用者が増え続けたことから、今から約20年前に、少し離れた位置にターミナル2がオープン。


こちらは2A~2Gまであり、サテライトの2Gを除いて、曲線を描いたデザインとなった。建築はターミナル1と同じポール・アンドリュー氏。。。だそうです。


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まっそんな自分にとっては使い勝手の悪い苦手意識のあるCDGなのですが、発案内表示や搭乗ゲート付近もアバンギャルドな楕円形を多用したデザインになっていて、建築やアートにそれほど興味がない人でも「こんなカッコいいターミナルビルは見たことがない」と思うくらい斬新。屋根、窓、案内表示、昼間の外光を取り入れたライティング、夜間の照明の美しさなど、見ておいて損はない最高峰の現代建築だと思います。


空港は、旅や飛行機に乗ることがなくても十分に楽しめるということは先日の羽田空港散策で立証されましたが、このフランスのCDG、パリ=シャルル・ド・ゴール空港は、さらにその上をいくお洒落なフランス人のセンスが際立った、ただその場所にいるだけで、空港内を散策して観て回るだけで、すごい楽しめるのではないか、と思います。


自分もパリに住んでいたら、毎日でもCDGに通っているかも?


ちなみにパリ市街からCDGはかなり遠いです。

いつもホテルからのタクシー代、バカにならないくらい高かったです。(笑)








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空港で暮らす人々 [航空関連]

パリの空港で18年間も暮らしていた男性がいる。イラン人なのだが、その方が5日前に亡くなったニュースを拝読しました。


この空港で暮らすイラン人難民は、その後スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ターミナル」のモデルにもなった。主役はトム・ハンクスが演じています。


スピルバーグ監督映画「ターミナル」のモデルになった故メフラン・カリミ・ナセリさん

Christophe Calais/Corbis/Getty Images


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フランス・パリのシャルル・ドゴール空港で18年に渡り暮らし続け、2004年のスティーブン・スピルバーグ監督映画「ターミナル」のモデルになったイラン難民の男性が12日、同空港内で死去した。


同空港の広報によると、亡くなったのはメフラン・カリミ・ナセリさん。第2ターミナルで空港の医療班が死亡を確認した。自然死だった。


1945年にイラン・クゼスタン州に生まれたナセリさんは当初、母親を探しに欧州へと渡航した。


ナセリさんは1988年、ベルギーとフランスを経由して英国に向かう途中で書類をなくし、航空機に搭乗することも空港から出ることもできない足止め状態が2006年まで続いた。


正しい渡航書類を持っていなかったことから、イギリスやオランダ、ドイツなどで国外追放を受けた後、数年をベルギーで過ごした。その後、フランスへと渡り、シャルル・ド・ゴール空港の2階ターミナルのベンチを住居にし始めた。


トロリーに乗せた寄せ集めの持ち物に囲まれながら、ナセリさんは自分の半生を日記に書いたり、本や新聞を読んで過ごしていた。


一時は介護施設に滞在していたが、今年9月半ばから、再び同空港内の公共エリアでホームレスとして暮らしていたという。


ナセリさんは同空港のシンボル的存在だったと広報は話し、職員たちが長年、できる限りの面倒を見ていたと説明した。


ナセリさんの境遇は国際メディアの注目の的となり、スティーヴン・スピルバーグ監督による映画化が決まった。映画が公開されると、ナセリさんは1日に6本もの取材を受けることもあったと、地元紙ル・パリジャンは報じている。


映画「ターミナル」はトム・ハンクス主演。空港広報担当者は、「スピルバーグ監督は彼が乗り継ぎロビーに閉じ込められているように描いていたが、実際には何度かそこに滞在したものの、いつも空港の公共エリアにいて、いつも自由に動き回ることができていた」と打ち明けた。


1999年に難民認定され、フランスへの滞在が認められたものの、ナセリさんは病気で病院に搬送される2006年まで空港で暮らしていた。地元紙リベラシオンによると、ナセリさんはその後、映画からの収入を元にホステルで暮らしていたという。


一時はフランス当局がフランス居住を打診したこともあった。しかしナセリさんは最初の目的地の英国へ行きたいという理由でその申し出を断ったと伝えられている。亡くなった際、ナセリさんは数千ユーロを所持していたと、空港当局は説明した。




もう自分には衝撃である。(笑)


そもそも空港って暮らせるところなのか?


空港に18年間も暮らすって驚きとしか言いようがないのだが、そもそも空港って24時間開いているものなのか、追い出しを食らったりしないのか、夜中など暖房などの空調は、食事はどうしていたのか、シャワーなど体は洗っていたのか。。。もうあらゆる疑問が湧いてくる。


パリのシャルル・ド・ゴール空港、以下CDGは、24時間眠らない国際空港である。


世界中の国際空港の中で24時間眠らない空港はかなりの数に上り、その空港で暮らす人々というのが実際存在するのだ。なにも今回のCDGのイラン人ナセリさんだけではないのだ。


実際、Wikipediaにその名簿・空港リストが掲載されている。


空港に居住した人物の一覧_Wikipedia



空港に滞在する理由としては何らかの抗議であったり、亡命や難民申請を行うためであったり、休暇中に降って湧いた災難であったり、様々である。


24時間眠らない国際空港にはトイレやシャワー室があるので暮そうと思えば暮らせるのだろう。彼らの中には、政治的主張や何かに抗議している人がいることも事実なのである。



このリストの中には、いまも居住を続けている人もいて、


トルコ人のバイラム・テベリは、1991年からアタテュルク国際空港からサビハ・ギョクチェン国際空港に移って、のべ30年以上いまに至るまで空港で暮らしている。理由は他に住むところがなかったから。(笑)


またブラジル人のデニス・ルイス・デ・ソウザは、ブラジルのグアル-リョス国際空港で、2000年頃からのべ20年以上いまに至るまで空港で暮らしている。家族内での喧嘩の末、家を飛び出し空港へと向かった。飛行機に乗る意図はなかったのが理由。現在も滞在中だが、たまに外出している。(笑)おいおい。(^^;;


そして中国人の魏建国。北京首都国際空港で2008年から、のべ14年以上空港で暮らし続けている。理由は、飲酒、喫煙問題による家族との不和。


しかし何十年も空港にずっと暮らし続けることってできるんですかね?通常、空港内で暮らそうものなら、不審人物として、強制退去処分、強制送還になるのがオチだと思うのですが、なぜ彼らがそうならないで住み続けられるのか、それが不思議です。


万が一住み続けることができたとしても、毎日の生活費、たとえば食費とかどこから捻出していたんでしょうね。トイレ、シャワー、洗顔、歯磨きなどはトイレの洗面所などそのまま空港のを利用できるとしても、食費はなんとかせないかんでしょう!


先述したイラン人のナセリさんはCDG空港のシンボル的存在だったらしく、職員たちが長年、できる限りの面倒を見ていたということだから空港で暮らすことを容認して世話をしていた、ということですよね。


いつも空港の公共エリアにいて、いつも自由に動き回ることができていたそうです。


ナセリさんの場合、映画「ターミナル」が大成功して、映画からの収入もあったようですので、それで生活費を賄っていたんですね。


亡くなった際は、ナセリさんは数千ユーロを所持していたとのことですから、結構困ってはいなかったのかも?


まさか空港で暮らすとは!(笑)

同じホームレスになるなら空港のほうが、自分にはハイテンションでいられるからいいかも?勉強になりました。参考にします。


ちなみに、ナセリさんが暮らしていたCDGについて、実際空港泊ができるかどうか検証した人のレポを紹介します。


「シャルル・ド・ゴール空港で眠れる場所」としてトライしてみた人の体験アドバイスである。


●ターミナル2の駅出入り口は寝やすいが…


ターミナル2の駅の券売機前のベンチで寝れます。


他にもたくさん寝ている人がいたからです。


ただおすすめはできません。

誰でも入れるスペースなので

スリや盗難に遭うリスクがあるからです。


寝ている人も3割くらいはホームレスのようでした。


僕は到着した翌日、

パリ市内で置き引きにあって、

この街の盗難のリスクの高さを痛感しました。


空港は監視カメラがあることや、

立地の孤立性から、危険性は市内ほどは高くないでしょうが、

リスクはあると思います。


ちなみに、朝5時半ごろに、

警備員に起こされます。


平らで冷たくなくて寝やすい。でも周りにはホームレスも。


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●マットレスと寝袋があれば、ターミナル内のどこでも。


ここでいう「ターミナル」は、

それぞれのターミナルの航空会社のカウンターがある場所を指します。


ここはそれぞれの入口にセキュリティがついていて、

チケットを持ってなさそうな人はチェックされます。


シャルル・ド・ゴール空港は広大で難解な建物ですが、

その分搭乗口はたくさんありますので、このスペースはたくさんあります。


そして空港泊の人もたくさんいます。


ですが1番の問題は、僕ら空港泊の敵、

肘置きがついた椅子なんですね。


横になって寝れる椅子は皆無です。

いろんな空港で出会う宿敵。


でも空港で一般的なこのような椅子はひじ掛けが邪魔で寝るには難しい椅子です。

空港側もそれを意識してそういう造りにしているのだと思います。


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でもその椅子群をこのように寄せ集めて、寝床を作ってしまう強者もいるんですね~。(笑)もう根性としかいいようがないです。


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映画「ターミナル」では、トム・ハンクスがこの椅子のひじ掛けを強引に全部取り外して壊してしまい、それらの椅子をよせ集めて半ば強制的に寝床を作ってました。


トム・ハンクスは映画では乗り継ぎロビーの67Gateで暮らしていました。


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そのせいか、たくさんいる空港泊の皆さんはかなり辛そうでした。


僕はシュラフを持っていたので、

地ベタで寝てみました。

持っている人はやっていました。


しかし冬だったせいか、底冷えがして断念。

マットレスが必要でした。


深夜2時、椅子に座って過ごすみなさん。朝まではキツイだろうな。


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●ターミナル1なら、手荷物受場もありかも。


一番寝心地が良さそうなベンチは、

ターミナル1の手荷物受取場にありました。


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ターミナル1に到着の方限定にはなりますが。

実際、寝ている人も1人いました。

途中で起こされたりするのかは不明です。


荷物をとって外へ出てしまうと、

この場所には戻れないので、

他の場所の可能性を捨てる決断は必要です。


この時に決断していれば間違いなく安全で快適ではあった。


この方は、なんらかの理由でCDGの空港泊をせざるを得なかった理由で、寝れるところをCDG内で探してみたというそういう体験レポートなんでしょうね。


よく考えてみれば空港のフライトで深夜便ふくめ、なんらかのトラブルで空港泊をせざるを得ないことって普通にあり得ることですよね。そうすると空港って大概が24時間オープンにせざるを得ないのではないでしょうか?


そして驚くことは、CDGではホームレスがふつうにいるという事実ですね。ちゃんとそこに住み着いているんですね。強制退去にしないんですね。


CDGは24時間眠らない国際空港。そして寝袋さえあればふつうに寝ることはできそうです。実際かなりのホームレスの方がいらっしゃることも初めて知り驚いています。



このCDGで18年間暮らしたイラン人メフラン・カリミ・ナセリさんがモデルとなったトム・ハンクス主演の映画「ターミナル」も、さっそくAmazon Prime Videoで観てみました。


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これは面白かった~~~。


空港に軟禁される理由は、映画では祖国が政情不安でその国の存在が亡くなり、アメリカに入国することも帰国することもできず、その移動ターミナルから1歩も出れない空港軟禁状態になってしまった、という設定でした。いわゆる法の隙間という感じで、入国もできなければ、強制送還もできない。ただ空港にいないといけない、そういう状況です。


そういう環境下で、主役トム・ハンクスが空港内でいろいろな人と出会い、ドラマができ、軟禁状態での空港内での生活がリアルに描かれていきます。


客室乗務員との淡い恋も描かれたりして、ほっこり気分になれます。それはさすがに映画ですからナセリさんの空港暮らしのような素気のないものではなく、映画らしいいろいろな脚色、面白おかしく演出があってドラマあり、悲しさあり、楽しさあり、いろいろな起伏があってストーリー全体を豊かにしています。


最後は思わずホロッと泣けるところも・・・


彼は空港(そこ)で待ち続けた。

約束を果たすために・・・


思わずラストはじ~んと泣いてしまいました。

きちんと泣かせ処があるのです。


そういう映画のトリックがあるのです。

さすが、スピルバーグ監督作品です。


いい映画でした。


う~む。。。空港で暮らす・・かぁ・・・(^^;;






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ANA 苦闘の1000日 [航空関連]

ANA(全日本空輸)は、来月の12月で創立70周年を迎えるということで、大きな節目を迎える。このコロナ禍の2年間は、まさに航空会社にとって悪夢のような大変な時期だったことは想像に難くない。


でもこの2022.2Q(7月~9月)の決算発表をおこなったところ、業績(純損益)は、195億円の黒字。営業利益・経常利益・四半期純利益のすべてにおいて、2019年度以来3年ぶりの黒字となったとのこと。


よかったですね~~~。


2019年と言ったら、まさにコロナ前ですよね。創立70周年の12月を前に、とてもうれしい吉報、よかったです。


国内線や国際線も、かなり戻ってきているようで、2022年度の航空需要を、国内線はコロナ前の水準まで回復、国際線は55%まで回復すると予測。


よかったです~。


ちなみにうちの会社も2022.2Qの業績は超よかったです。(笑)


先日、日経記者が書いた「ANA 苦闘の1000日」という本を読ませていただいた。



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ANA 苦闘の1000日 2022/9/22

高尾 泰朗 (著)




自分は驚いてしまった。


航空業界の経営とはどういうものなのか。航空会社なので、航空1本と思っていたANAがじつはかなり多角的な経営を目指している企業だったんだ、ということ。



自分は北海道の帰省では、この35年間ずっとANAを使ってきて、ANAファンであるのだが、それは飛行機にただ乗っているというだけであって、意外や企業としてのANAのことはよく知らないことがわかった。


企業としてのANAという実態を勉強させていただいた。かなり驚きました。


そういう面で、自分はANAのことを知っているようでじつは全然知らなかったと認識できたし、非常に興味深い著書だったと思う。


そしてなによりコロナ禍で空前の大危機となったANAをどうやって維持しつつ、それを乗り越えていったのか。これはもう読んでいて涙なくしては語れないほどよくわかる。


コロナ禍は別に航空業界だけでなく、飲食業界、音楽業界、旅行業界すべてにおいて暗黒の時代だったわけで、航空業界だけ、というわけではないけど、航空業界はもろに打撃をうけた業種ですね。空港に突然人がいなくなる。飛行機だれも乗っていないなど、悪夢の状況。


雇用は守る、と社長は宣言するも、パイロット、客室乗務員、グランドスタッフなど社員たちの一時自宅待機や休業状態。政府との調整で、雇用調整助成金。そして他社出向・・・


自分も企業社員なので、こういう先行き不透明な不安定な精神状態は、本当に痛いほどよくわかるし、辛い2年間だったのではないかとよく理解できます。


自分も病気で3年間会社を休業したとき、休職扱いで、給料がなくなる代わりに、健康保険組合から出る傷病手当金が給料代わりになり、それで生活していましたから。


そして自分はもとに復職できるのであろうか。また普通の生活に戻れるのだろうか。ある意味病気よりもその精神的な不安との闘いだったです。


それとまったく同じ状況だったと思うので、その気持ちが痛いほどよく分かります。


そして経営層ですね。やっぱり。この未曾有の危機をいかに乗り越えるべく、経営的に手を打っていかないといけない、徹底的なコスト削減などなど・・・拡大路線を続けてきた体質を急に筋肉質な体質に変えていくなど。さすがだなぁ、と驚きました。


やっぱり会社って経営です。


そんなANAの苦闘の1000日間の血が滲むような奮闘記を回顧録のように日経記者が取材し、まとめたのが、この「ANA 苦闘の1000日」という本である。


ぜひご一読をお勧めします。


意外やANAのことはよくわかっていなかった訳だが、今から52年前(1969年)の9月2日、全日本空輸(ANA)は全機種の機体塗装を「モヒカンルック」にすると発表した。


このモヒカンルックとはどういう意味なのか。


それはこれなんですね~。懐かしいですね~。この機体。子供の頃よく覚えていますよ。こんな時代もありました。


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この前方から見た姿が、モヒカンに似ているからモヒカンルックといわれるようになったそうです。

モヒカンに見える???


あとANAの航空券チケットを見ると、かならずその番号がNHで始まりますね。これも意味があるのです。ANA、全日本空輸は、その元祖の名前が日本ヘリコプターだったそうです。そこからNHという文字を取っているそうです。


日本ヘリコプターだったんですね。(笑)これまた勉強になりました。


ANAのイメージカラーはブルーですが、先月の10月に、グリーン色に塗装したグリーンジェットがお目見えしました。


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「ANAグリーンジェット」は、ANAグループが持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し立ち上げたプロジェクト「ANA Future Promise」の取り組みをアピールするもの。塗装をまとうのはボーイング787-9国際線仕様機「JA871A」。おもに欧米路線を担当する機体。


また外装には、CO2排出量削減に向けた取り組みの第一弾とし「サメ肌効果」が期待される“リブレット技術”を用いた縦35cm×横45cmのフィルムを、数か所に貼り付けて、その効果を検証する。この取り組みは、国内の航空会社では初とのこと。



ぜひ体験してみたいけど、欧米路線だとなかなか難しいですね。いずれは乗ってみたいと思っています。


先述した「ANA 苦闘の1000日」の中で、勉強になったことがありました。

それは「飛行機の墓場」です。


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米国カリフォルニア州のロサンゼルス市内から北へ車を走らせて約2時間、荒涼としたモハビ砂漠の中にポツンと空港がある。


「飛行機の墓場」


航空業界でそう呼ばれているモハビ空港だ。ここには、現役を終えた旅客機や貨物機が世界各地から集まってくる。



カンタス航空、タイ国際航空、エバー航空、ルフトハンザ航空……広大な砂漠の真ん中に各国の機体が並ぶ姿は絶景である。現在、モハビ空港に発着する定期便の就航はないが、ロサンゼルスなどから出発して空港周辺を観光するツアーが開催されており、世界中の航空ファンに大人気だという。(笑)


集まった機体は多くが解体されて部品だけがリサイクルされるが、中古航空機として売却先が決まる場合もある。一方でエンジンなどの主要部品だけが抜き取られた後、数年間、放置されることも珍しくないようだ。


コロナ禍の中、各航空会社は大幅な減収減益が避けられず、固定費の削減を迫られた。そのために旅客機が予定よりも早く引退せざるをえないケースが続出。たとえば日本の全日空では、長距離国際線の主力機であった「ボーイング777-300ER」が昨年から今年にかけて、一挙に13機も退役したと報じられた。


「たしかに現地では全日空機の姿が目につきました。4年前はわずかに1機しか見つけることができませんでしたが、今回は十数機が確認できました。トリトンブルーの尾翼にある「ANA」のロゴが消されていたのが印象的でしたね。」


う~む。まさに苦闘の1000日である。経営層の苦渋の決断がよくわかる。


このモハビ空港の観光ツアー、ぜひ参加してみたいです。(笑)


そうして、もうひとつ勉強になったのが、LCCに対して、ANA/JALのような大手航空会社のことをFSC(Full Service Carrier)と呼ぶこと。FSCに対してLCC。


自分は以前の日記で、LCCはもう嫌だ。やっぱり空の旅というのは、心の豊かさ、心のゆとり、気持ちの贅沢さ、そういう人間としてあるべき最低ラインのものを守るべきなのではないか。


いくら格安チケットとはいえ、小さな機体、機内食なし、コスト削減による徹底的なサービス排除。これではあまりに素っ気ないというか、味気なさ過ぎて、楽しめない。ただ単に飛行機に乗って移動しているというだけである。


それに、さらに自分の経験から、LCCでも夏のお盆や年末年始は、やはりチケット代はFSCとほとんど変わらないという事実を知っている。


そういう経験からもとのFSCに戻そう!と決意した。


これはある一定期間、LCCをかなりの回数搭乗してきた自分の偽らざる経験値からくる意見である。だからいまさら変えるつもりはない。


でも「ANA 苦闘の1000日」を読んでみると、LCCには、FSCにはない客層がある、という。それもかなり大きなパーセンテージで。その顧客マーケットはFSCとはまったく層の違う、考え方の違う客層で、FSCにとってもFSCの客層とはまったく違うLCCの客層も取り込んで、航空全体としてビジネスを把握していきたい、という戦略が経営層にはあるみたいである。小回りの利くLCC戦略は、FSC戦略ではカバーできない、そういう市場があるのだ。


だからFSCとLCCがタッグを組んで、コードシェア、共同運航便などフルネットワーク化を目指すということなんですね。


なるほど~と思いました。経営目線でいくと、そういう現実があるんですね。ずいぶん勉強になりました。


もうひとつ勉強になったこと。それはANAは航空1本だけのビジネスではなく、いろいろな分野で多角的な経営を目指している企業である、ということである。


自分的には、ANA/JALといえば、飛行機でお客さんを地方に運ぶ、それだけのような認識しか持っていなかったけれど、じつはそれだけではいけない、本当にいろいろなビジネスを考えている。


こういう副業的なビジネスは、本職の航空業と比べると売り上げ高はそれほど大きくないのが課題で、いかにそのシェアを本業の助けになるように育てていくかが大きな課題だとか。


その中で昔からANAの大切なビジネスとして存在しているのがマイル・ビジネスである。コロナ禍の絶不調の時期も、このマイルビジネスと貨物輸送事業は、好調な業績だったそうです。


マイルは、JALもそうだけど、昔から航空ファンにとっては根強い人気を誇っていますよね。搭乗回数を増やし、マイルをためて、次回の航空券をゲットする。そんなマイルをためていくのが楽しみだったりします。


ANAの場合、ただ飛行機に乗ってマイルをためるというだけでなく、ANA関連店でショッピングをしたり、ANA系ECサイトでネットショッピングをしたら、それでもマイルがたまる、あるいは使えるなどの工夫をしています。


マイルの守備範囲をぐっと広げていく感じですね。


ANAマイレージクラブ(AMC)。


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いまそのマイルを管理するには、ANAの場合、ここに入会する必要があります。


自分は大昔、AMCに入会していて、そのマイレージカードを持っていました。マイレージカードにはクレジットカード機能がついているバージョンと、単にマイレージカードのみの場合があって、自分はクレジットカードは、すでに6枚も持っているので、これ以上は作れないので、あきらめ、マイレージカードのほうを作りました。ずいぶん昔の話です。


ANAマイレージカードはこんなカードです。


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でも大昔のことなので、なくしちゃいました。(笑)もう1回AMCに入会しようと思い、ネットで入会手続きをしましたが、その情報はすでに登録されています、というメッセージが。あっそうだった、とAMCに連絡をして、身分照会作業をしたうえでお客様番号を教えてもらい、再入会登録をしました。


いまのAMCはマイレージカードのみ、というのはなくなっています。いやあるんだけど、テレフォンカードみたいなペラペラなカードらしく、自分は迷わずスマホでのデジタルカードにすることにしました。これからはスマホの時代ですね。


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今後、ANAの航空券を買うときは、AMC経由で買うと、そのままマイレージが格納されていきます。そして搭乗して、目的に着いたと同時に正式にマイルとして成立します。


スマホのANAスーパーアプリはすごく便利で、スマホ経由で航空券が買えるのはもちろんのこと、スマホでそのままチェックインできるし、搭乗ゲート情報やゲート変更のときもお知らせしてくれます。


いままで空港で、(特に海外の空港ですが。(^^;;)電子掲示板を見ながらゲート番号を把握し、途中でゲートが変わったら大慌てということも今後はなくなりますね。(笑)


便利な時代になったものです。スマホひとつあれば、すべてが完結するのです。


ANAの中には、こういうアプリを開発する部隊も要るんですね。もちろん実際の開発設計は外注なのかもしれませんが、ビジネスとして推し進めていく部隊がANAの中にはいるのです。それも航空ビジネスの中でとても大切な部署になります。


ANAの中には、本当にいろいろな部署があるのですが、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する部署もあります。その一例をニュース記事で見つけたのでご紹介します。



空港では、客室乗務員や空港内のグランドスタッフ間の業務連絡では無線機を使うことが常だったとか。たしかに空港内でスタッフがトランシーバーを使って話をしているのをよく見かけたことがあります。


でも無線機だとコストが高いので、1人1台という訳にも行かず、ある台数を共用する仕組みだったとか。でも無線機の世代交代のタイミングを見計らって、BONXのシステムを導入することを決定したそうです。


自分は、自分の仕事柄、こちらのニュースはとても興味深く拝読しました。


BONX WORKの仕組みは、スマホやタブレットと、BONXイヤホンを連動させて使うシステム。


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スマホやタブレットにBONXのアプリをインストールしておく。

スマホとタブレットとBONXイヤホンとの間の通信はBluetooth。

そしてスマホとタブレットを使って、WiFiでインターネットを経由して会話する。

いわゆるVoIP(Voice over IP)を使う。


なんかハンズフリーみたいな感じですかね?


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BONXイヤホンは、耳にかける小規模なもので、ここで話すと、その会話情報は、VoIPでスマホ、タブレット経由で相手とキャッチボールができる。ふつうに通話、会話ができる、というシステムである。もちろん端末を使ってのチャットもできる。


またアプリはメンバーをグループ化することも可能で、グループメンバー間でのみのチャット、会話も可能である。またスマホやタブレットなど画像表示デバイスを持っているので、機内の落とし物など、いままでは無線で口頭説明していたものを、BONXだとその場で写真を撮って、そのまま写真データを送るだけ。


確かにこりゃ便利だ!


まさにDX化ですね。


問題は通信品質にどれくらいの強度があるかですが、空港内および機体内でのWiFi環境次第という感じでしょうか・・・


無線は電波強度が強いところが強みですので、それに対抗できるかですね。


しかし、こんなアプリを開発しているベンチャー(BONX WORK)がいるんですね。大変勉強になりました。


これは別に空港業務だけの問題ではなくて、普通の画像表示デバイス付ハンズフリーなわけですから、どこにでも応用できるというか、いろいろなところで活躍できそうですね。


ANAはこのBONXのシステムを4000台導入することに決定したそうだ。


そしてこのBONXのシステムをANAに導入するということを推進し、管轄した部署もANA内にはあるのです。


だからANAには本当に、日頃の業務を推進していく上で、本当にいろいろな部署が存在するんだな、と思いました。われわれ普通の会社とまったく同じ。ある意味、そりゃあたりまえのことなんだけど、一般庶民からはあまりそういうところが見えないんですね。飛行機のことしかイメージが湧かないのです。


ANA 苦闘の1000日を読了して、ANAはふつうに我々と同じ企業だったんだな、ということを強く意識し、理解できるようになりました。とても勉強になりました。この本、お勧めです。


最後に、航空関係の写真雑誌「航空旅行」を購入しました。季刊誌ですが、今回はANA特集だったので買ってみました。


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いまのANAの最新情報が全部網羅されています。写真がすごいので、すごく楽しめます。


来年の夏休み、3年ぶりに北海道にANAを使って帰省する予定です。そのとき、羽田、新千歳の空港で、ANAラウンジを体験したいと思っています。ただし有料のお金を払って。(笑)自分にはそんなステータスがないので。


楽しみです。そのためにはわざと搭乗時間より数時間早く空港に行く必要がありますね。ラウンジのためだけに。(笑)


ANAのラウンジには、ANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEとANA ARRIVAL LOUNGEの3タイプがあるようですが、ANA SUITE LOUNGEが最高級で素晴らしいですね。ぜひ体験して観たいですが、無理みたいです。(笑)


次回はぜひJALを特集してみたいと思います。航空旅行の先号はJAL特集だったのです。なので、それもすでに購入済みです。


JALに関する書籍も買って、JALについて勉強してみたいと思います。JALは一度経営破綻しているんですね。まったく知らなかったです。JALはナショナルフラッグの立場として、日本に君臨してきましたが、いろいろ苦労の道も歩まれているようです。


JALにはJALならではの魅力があります。

ANAとは正反対の魅力だと思います。


そういうのもぜひ勉強してみたいです。

そしてJALの北海道行航空もぜひ体験してみたいです。








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羽田空港・空の日・フェスティバル [航空関連]

自分も今回初めて知ったのであるが、1年のうち、「空の日」と国が決めている日があるのだ。


空の日というのは、


我が国の航空は、昭和27年(1952年)の民間航空再開以来、半世紀の間に目覚ましい発展を遂げ、今や国民生活にとって不可欠の交通機関となるとともに、空港は地域発展の核となっている。


民間航空再開40周年にあたる平成4年(1992年)、より多くの皆様に航空に対するご理解と関心を高めていただくとの趣旨により、9月20日に「空の日」、9月20日~30日に「空の旬間」を設けました。



・・・とのことだそうです。


つまり1年のうち、「空の日」を設けて、航空業界のことをもっとも市民のみなさまに関心を持ってもらいたいという特別な日なんですね。


羽田空港では、空港をもっと身近に感じていただくことを目的に、普段では見ることのできない施設の公開など、「空の日」を記念したイベントを開催しているのだそうだ。


それが、「羽田空港・空の日・フェスティバル」というイベントなのである。


「空の日」とか、「羽田空港・空の日・フェスティバル」とかもちろん自分は初めて知りました。


とても興味深いです。


今年の羽田空港・空の日・フェスティバル2022は、9月17日(土)に開催された。


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羽田空港第1,2,3ターミナルの各々のターミナルにおいて、体験コーナーや展示コーナーがあって賑わっていた。


その中に、ANA Team HND Orchestraの空港ライブもイベントとしてあったので、ぜひ自分はこのフェスに参加しようと考えたのである。


羽田空港を2日間に分けて訪問しようと思ったのは、9月17日が空の日フェスティバルなので、空港ライブや展示コーナー見物含め、あまり各ターミナルを散策する時間がないだろう。


それだったら2日に分けて、フェスの前日に探検・散策を堪能しようと思ったのだ。


これはある意味大正解であった。


なので、空の日フェスティバルの日は、空港ライブがメイン・イベントのため、第2ターミナルのみの滞在とした。


空の日フェスティバルの各イベント・コーナーは、やはり小さなお子さん連れの家族が多く、お子様向けに喜ばれる内容のものが多かったように思う。


やっぱり子供にとって飛行機って憧れの乗り物なんでしょうね~。子供って飛行機が大好きに違いない。自分も子供の頃はとても飛行機に憧れていたけれど、空港が近くにある訳ではないので、小さいときはこんな体験はとてもできなかった。だからここに親に連れてきてもらっている子供たちは、ある意味、本当に幸せで恵まれた環境なんだろうと思います。


親が車でわざわざ遠出して、空港に連れてきてもらっているに違いない。


あるコーナーでは、整備士さんたちが、パネルをあげて、「~~~~のときは、高度〇〇〇メートルのときでしょう?」と三択質問すると、子供たちはいっせいに大声で「〇〇〇メートル!」と答えるのだ。


ここにいる子供たちは、飛行機が好きなだけではなく、本当に飛行機のことに詳しいのだ。大人もタジタジである。(笑)



グッズ販売、折り紙ヒコーキ教室、着ぐるみ登場・行進、ワークショップ、飲食・物販ゾーン、空の日限定グッズ・プレゼントなど、楽しいイベント、展示がいろいろな場所で開催されていた。


第2ターミナルの場合は、Market Placeの最上階5Fの展望デッキのガラス越しに見るところのエリアで、たくさんの展示会をおこなっていた。それを五月雨式に写真を撮影してきたので、紹介しよう。


たくさんの子供たちの熱気に押されている雰囲気がよくわかると思う。


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このように機内食の展示もおこなっていた。様々な趣向に対応した特別機内食。宗教に対応した特別機内食など。


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さきほどの説明にあった整備士さんによる子供たちへのパネル質問はこのコーナーです。


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B1Fのモノレール、京成線乗り場のエリアでも物販コーナーありました。


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いままで紹介してきたものは、比較的、お子様向けというか内容が軽いものが多いが、もっとビッグ・イベントの体験コーナーもある。こちらは、事前予約申込制だ。自分はこの空の日イベントの存在を知ったのがギリギリだったので、この事前予約申し込みには間に合わなかった。


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こちらはかなりマニアックでスゴイ。格納庫見学(ANA/JAL)、グランドハンドリング見学、UnderJETクルーズ、入国審査官体験ツアー、タワー展望室見学・・・


これはかなり自分的にはソソられます。次回チェレンジしたいですね。


空の日フェスティバルは、ハネオケの空港ライブが必ずあるので、できれば空の日フェスティバルを2日制にしてほしいです。ライブを見ると、かなりの時間が費やされるので、これらの体験コーナーの時間がないと推測します。



そして・・・自分にとっては、この空の日フェスの中でのメイン・イベント。ANA Team HND Orchestraの空港ライブを生体験である。まだつい最近存在を知ったばかりなのであるが、こんなに早く、生演奏を体験できる日がやってくるとは思いもいませんでした。


ANA Team HND Orchestraの空の日ライブは、2Fの出発ロビーの一番端で行われます。かなりの大音量なので、おそらく空港業務の邪魔にならないように、という配慮だと思われます。


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ハネオケは、非常に熱心なファンが多く、こうやって空港ライブのときは、最前列に陣取って撮影するファンで囲まれます。終演後、YouTubeに上げるのでしょうか?


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自分は本当に驚いたのですが、確かに事前告知だったということもあるのでしょうけれど、これだけのファンが集まってくる、これだけたくさんの熱心なファンに認知されているなんて、本当に素晴らしいことだと思いました。演奏場所の周りは、大変な黒山の人だかり、そして上階ロビーまでずらっとすごいファンで囲まれていました。


結成後11年という長い道のりの賜物ということでしょうけど、これだけ熱心なファン層の心をきちんと掴んでおられるというのは、本当に素晴らしいことだと思いました。


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空港ライブは、13:00~と15:30~の2回行われました。でも午前中の10時半からリハーサル、PAチェックなど準備の時間があって、そこからすでにメンバーによる演奏は始まっていました。自分はもちろんそこから参加です。


要は、大事なサビの部分だけとはいえ、本番を3回くらいやっている感じです。リーダーの崔さんが、ユーモラスな本番とは違って細かな指示をメンバーに伝えています。


今日のショーでは、ANAブルーモンスターズだったかな???キッズ、子供たちによるダンスもメンバー演奏といっしょに披露して華を添えます。


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Another Sky、情熱大陸、風になりたい・・・コンサートで常連の18番はもちろんのこと、貴重な新曲披露などそれはそれは盛り上がりました。13:00開演で終了が結局13:50くらいだったでしょうか。


空の日のライブは、じつに3年ぶり。本当に久しぶりにホームグラウンドの羽田空港に戻ってきたハネオケのメンバーたち。本当に活き活きとしていて、うれしそうでした。


ANA Team HND Orchestraの空港ライブの生演奏で体験した印象。


もちろんもう最高です!

やっぱり生が最高です。


クラシックの演奏家でもそうですが、実演を体験せずに、オーディオや映像素材だけで何回も繰り返して、そのアーティストを理解しようと思っても無理がありますね。オーディオだけでそのアーティストの評論をしようとするのは無謀です。それをやったとしてもそれはかなり信頼度のない低い評価、実態とかけ離れていると言っていいでしょう。


オーディオマニアが陥りやすい最大の欠点です。


やはり生演奏、ライブを体験しないとダメです。生を体験するだけで、もう一瞬にして、そのアーティストのことが全部わかってしまいます。余計な理論武装いっさいなしです。実演を体験すれば、もう彼らのすべてが一瞬にして、全体像がすべてわかってしまいます。


やっぱりライブありきなんです。


自分の場合、大抵オーディオで研究していたときの感覚よりも、実演で体験したほうがよいイメージの方向にブレます。逆の場合は、ほとんどないです。でもこれは評価する人によって個性様々ですね。



ハネオケは演奏力は非常にプロフェッショナルの領域で、もう数えきれないほどの空港ライブをおこなってきていることもあって、コンサートの盛り上げ方、演奏のグルーブ感など慣れてるな~という印象でした。


そしてなによりも、あまり形式ばらずに、ファンのみなさんといっしょにざっくばらんに楽しみましょう!という庶民的な雰囲気が最高ですね。


実演と普段、家で視聴しているときとの徹底的な差があります。


それはサウンドです。


普段は、彼らの空港ライブを、YouTubeでスマホで観ている場合が圧倒的なのですが、実際の生ライブを聴いたときのなんとリッチなサウンドであること!!!


やっぱりスマホはダメだな。(笑)

問題外。


オーディオオフ会でオーディオマニアが好みそうな、じつに聴いていて心地よい気持ちよい電子音サウンド。じつに素晴らしいPAサウンドだと思いました。


やっぱりコンサートホールで聴く楽器の生音とはかなり違いますね。


PAの世界は、これはこれでじつに素晴らしいサウンドだと思いました。野球場でのロックのコンサートにつきものの歪まくりのPAサウンドとは違い、雲泥の差で上質な気持ちのいい音でした。


とにかくサウンドのスケール感が全然違う。エレキベース、電子ピアノ、シンセサイザーのあの低音が全体のサウンドの土台、屋台骨を下支える感じでじつに低域のボリューム感、量感が素晴らしい。それがサウンド全体として、非常に豊かでリッチな感覚を兼ね備え、全体としてすごくスケール感の大きいサウンドにしているんですね。


あのスケール感、低域はスマホじゃ絶対無理ですね。スマホで視聴していたんでは、絶対わからない世界だと思います。


オーケストラ再生でもそうですね。オーケストラのようなダイナミックレンジの大きいサウンドを収録・再生するには、やはり器の大きさが必要ですね。小型のブックシェルフのスピーカー、ミニコンポやスマホじゃその再現は絶対無理ですね。とくに低域再生は。


ANA Team HND Orchestraはこんなにリッチなサウンドをだすバンドだったんだ、ということをその場で知りびっくりしました。


と、同時に、こんなすごいサウンドを出すバンドなのに、YouTubeにアップした途端、映像・音質両方において、著しく画質・音質が損なわれれるのはあまりに勿体なさすぎる!と思いました。


みんな大半の人が、スマホでYouTubeでその演奏を観ているのでしょうから。


このサウンドの凄さがじかにファンに届けれないものだろうか。


この空港ライブを、プロ仕様の収録機材で録ってあげたいと思いました。この生演奏の素晴らしさを、じかにファンに届けたいという主旨で。



彼らの素晴らしいパフォーマンス、サウンドをちゃんとした録音機材で収録してあげたいです。アマチュアの域なのかもしれませんが、全然商用としても最高だと思います。航空マニアには、絶対受けると思います。



ハネオケのプロ仕様のプロモビデオも拝見し、素晴らしいと思いましたが、やっぱり彼らの一番の魅力は、空港ライブの即興演奏だと思うんですよね。


この空港ライブを、高画質・高音質のコンテンツとして制作できないか、そんな要望をファンとして抱きました。


たしかにプロ仕様の機材を使うとなると、製作費含めお金がかかる。お金がかかるコンテンツは、やはり雑な即興演奏ライブではなく、きちんとした型にはまった丁寧な綺麗なコンテンツを制作したい。そういう制作者側の気持ちはよく理解できます。


でもじつはファン心理からすると、丁寧に作られたプロモビデオよりも、雑な感じがする即興演奏のライブ演奏のほうがファンにとって面白いというか惹かれるものなんですよね。


昔から音楽業界にはそういう定説があります。


クラシックの世界では、あのカラヤンが作ったカラヤンの遺産というDVD集があります。カラヤン指揮によるオーケストラ演奏の総大成みたいなものです。当時、オーケストラのコンサートを映像で録るというのは初めての試みでした。


カラヤンは、ライブを録ることを徹底的に嫌いました。

ライブみたいなあんな雑な映像のどこがいいんだ?


カラヤンは、もうスタジオやホールを貸し切り、徹底的に造られた、一糸乱れないプロモビデオのようなオーケストラ演奏を映像化したのです。一発録りではなく、何度も何度も編集を重ねて。


いわゆる作られた映像です。


でもこれって面白くないんですよね。ファンにとってまったく面白くない。観ていて飽きるというか、もう何回も繰り返して観たいとは思わないです。


カラヤンが作ったオーケストラの映像はみんなほとんど観ていてつまらないです。カラヤンの遺産は大半が1回観ればそれでもう十分という感じです。


でもその中ですごく心揺り動かされる演奏があるんですね。それがベルリンフィルハーモニーで収録されたベルリンフィル創立100周年記念イヤーのベートーヴェンの3番、英雄です。


これはまさに素晴らしい映像です。

これはまったく完璧なまでのライブ映像なのです。


まったく作られた要素のない、ライブをそのまま録った映像なのです。


ライブならではの臨場感、リアル感などそのまま伝わってきます。


これこそが本物のオーケストラの映像だと思うのです。


プロモビデオのように意識的に造られた映像は、観ていてまったくつまらないです。リアル感、臨場感、実在感のあるライブ演奏だからこそ、ファンは面白いのです。そこにファンは惹かれるのです。


ファン心理というのはそういうもんです。


たしかに、カラヤンの時代は、オーケストラ・コンサートをどう映像化するか、その黎明期だったわけですから、正解がまだわからなかった時代。その中でカラヤンはライブ映像が好きではなく、映像に関してもカラヤン美学、カラヤン哲学というのがあったというだけなのですが。


そしていまの現代になって、ライブ映像の素晴らしさが認識されてきて、それに準ずるようになってきたというだけだと思います。時代の変遷ですね。


それとANA Team HND Orchestraの空港ライブを結び付けるのは、あまりに極端すぎるかもしれませんが、彼らの造られた美しさのプロモビデオよりも、リアルな即興空港ライブに彼らの本当の魅力があるように思います。


だからこそ、この素晴らしい生サウンド、パフォーマンスをYouTubeだけでファンが楽しんでいるのはなんかもったいないなと思ったのです。


なんとか、このパフォーマンス・サウンドを高画質・高音質でファンに届けられないか、楽しめないかそんな想いを深く感じたひとときでした。









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羽田空港・第3ターミナル (国際線) [航空関連]

●第3ターミナル(国際線)


ここもずいぶんお世話になりました。


今回、羽田空港の各ターミナルを探検してみて、気づいたことはTurry's Coffee(タリーズ・コーヒー)が必ずあることです。少なくとも第2、第3ターミナルには、必ずありました。空港と提携関係なんでしょうね。


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国際線を扱う第3ターミナルは、一気に国際色豊かになります。コロナ入国時の規制条件緩和などでインバウンド需要が戻ってこれば、また復活しますね。


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到着ロビー


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出発ロビー


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国際線も自動チェックイン、無人化は完璧装備です。もう時代はこちらですね。


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第3ターミナルの出発ロビーの出発ゲートへの入り口はこんなに地味でしたっけ?(笑)成田空港のように、大きな大きな電子掲示板が、まさに海外渡航の象徴のようなイメージを持ちますが、羽田空港第3ターミナルの国際線の出発ゲートへの入り口は、案外かなり地味です。(笑)電子掲示板もすごく小さいです。


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第3ターミナルに来たら、どうしても体験したいスポットがありました。


それが、この「We are Tokyo」のオブジェ。


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日本の首都であり、世界から注目される玄関口「東京」。その東京で唯一の国際空港が「羽田第3ターミナル」。そんな第3ターミナルには、この「We are Tokyo」が置かれています。国際線スタッフたちの誇りを象徴するメッセージとして生まれたこのオブジェは、今やSNS映えスポットとしても人気。多くの人がここで写真を撮り合っているんだそう。


この記念オブジェを自分のカメラでも収めることができました。


そのオブジェのそばにも他にも、自分の顔をそのままそこに当てはめて記念撮影する仕掛けがたくさんありました。


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出発ロビーの上階には、休憩処、レストラン、ショッピングなどのストリートがあります。このエスカレーターを上ったところにあります。


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ここはなかなかすごいですよ。江戸小路とか、おこのみ横丁、江戸舞台、そしてはねだ日本橋、など時代は江戸時代にワープ。日本の江戸時代の趣の街並みやシーンをここに再現して、おそらくは海外からの外国人観光客のみなさんに喜んでもらおうというコンセプトなんだと思います。外国人観光客には喜ばれるでしょうね~。日本にやって来たという絶好の記念撮影スポットの役割も兼ねているのかもしれません。


来たときは、早朝でしたので、大抵のお店はまだ閉店していましたが、ちょっといろいろ歩いてみました。


江戸小路。


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おこのみ横丁。


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はねだ日本橋。


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江戸舞台。


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伊藤園の茶寮なんかもあります。


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最後に展望デッキですが、このレストラン、ショッピングモールからそのまま行けます。ここも他のターミナルと同じく、ガラス越しに見る室内からの展望と、外に出て金網越しに見るダイレクト・ウォッチングがあります。


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国際線はまだコロナで本運用ではないのかもしれませんが、大半はANA/JAL便でしたが、Lufthanza(ルフトハンザ)が見えますね。ルフトハンザはストをすることで有名なので、我々の間ではもっとも危険な航空会社と言われ、ずいぶん昔から綿密に計画してきた海外旅行ではルフトハンザを使うのは危険ということで、避けていたところがあります。知る人ぞ知る、ということなのかもしれませんが。。。



以上、羽田空港(東京国際空港)第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルを散策してみて、自分が抱いた印象とそこへの想いの紹介です。


やっぱり羽田空港は素晴らしいですね。我らが日本人の誇れる、世界第2位ランクのインターナショナルな空港なのだと確信しました。


こんな素晴らしい空港を持っていることを、我々日本人は誇りに思わないといけませんね。


羽田空港アプリ、さっそく自分のスマホにインストールしました。


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羽田空港・第2ターミナル (ANA) [航空関連]

●第2ターミナル(ANA,AIRDO)


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自分にとって、羽田空港といえばこの第2ターミナルのイメージしか記憶にないです。北海道への帰省で、この35年間使い倒させていただきましたよ。自分のホームという感じで、いつものスペースに戻ってきた感じです。


ここ数年はしばらくLCCで成田空港第3ターミナルを使わせていただきましたが、もう経験年数でいえば圧倒的にこの羽田の第2ターミナル。この空間を見て、もう懐かしすぎるくらいホーム感覚です。


到着ロビー


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出発ロビー


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自動チェックイン、Baggageの無人化もこちら第2ターミナルでも完全装備です。もうこれが空港の現在のあたりまえの姿、状況なのでしょう。そして間違いなく、世界のどの国の空港でもそうなんだと思います。(昔は、海外の空港に比べ、日本は遅れていたんだけどな~~~(笑))


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もちろんANAのほうでもマニュアルのカウンターもあります。


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そしてSPECIAL ASSISTANCE。


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AIRDOのカウンター。


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AIRDOって知ってますか?


AIRDOというのは、東京(HND)⇔北海道間を運航する格安航空券チケットの走りのような航空会社です。LCCが世の中に出る前に、まさにその先駆けとなったのがこのAIRDOだったのです。


AIRDOの登場は、それこそ衝撃でした。庶民にとって高嶺の花であった航空券ビジネス、それをいっさいのコストを排除して、格安の航空券を実現した。まさにLCCビジネスの模範、走りとなったのがこのAIRDOなのです。


どれだけこのAIRDOの登場が衝撃だったか、というと、すぐにANAがそれに負けじと航空券チケットの値下げに踏み込んだことです。北海道行のお客を取られてはたまらないからです。


それ以降、ANAとAIRDOで、その航空券チケットの値段競争が続きました。


自分は、北海道への帰省を長年、ずっとANAを使ってきましたが、待ってましたとばかりAIRDOに切り替えました。しばらくの数年間、AIRDOで北海道に帰省していたのです。


ANAとAIRDOは、コードシエア便、共同運航便の関係なのです。


コードシェア便、共同運航便というのは、2社以上の航空会社で共同運航している便(飛行機)のことで、一つの便に対して、複数の航空会社の便名が付与されています(例えば、A社123、B社4567など)。


共同運航については、大手航空会社とLCC(いわゆる格安航空会社)だけではなく、大手航空会社同士、日本の航空会社と外国の航空会社間のこともあります。


消費者は、共同運航をしているそれぞれの航空会社と契約をすることになるため、運賃はそれぞれ異なります。実際に飛行機を運航しているのは機材を提供している1社であり、荷物の重量制限やサービス等は、原則としてその会社の規定が適用されます。


コードシェア便のメリットとしては、共同運航することで一つの航空会社で直接就航していない都市までの航空券が購入できるため、利用区間、航空会社ごとに別の航空券を探して購入する必要がないことが挙げられます。


AIRDOは必ずANAと共同運航便だったのです。


でもAIRDOは北海道行のための運行路のビジネスなのです。あくまで東京(HND)⇔新千歳間を運航する飛行機のみのビジネスなのです。自分のような北海道に帰省する人にとってはありがたいビジネスですが、日本中の各都市、いろいろな都道府県の都市にも同じ需要が望まれるようになりました。


その結果、登場したのがLCCビジネスだったのです。LCCはAIRDOのコンセプトをそのままに、全国いろいろな都市に格安航空券チケットで行けるようになったのです。


LCCの登場は、いったんこのAIRDOの登場があって、それがクッションになって、それを模範に全国版という形で登場したという経緯だと自分は考えています。そういう歴史があるんですね。


帰省するためには、飛行機を使わないといけない状況、立場にある者にとって、自分も35年間の北海道帰省生活を、航空券チケットの高額の問題は目の上のたんこぶ問題で、長年ずっとANAを使っていて、それからAIRDOに切り替え、それからLCCと切り替えてきた経緯、歴史がありました。


でも以前の日記でも宣言しましたように、空の旅には、心の豊かさが必要。初心に戻る、という意味もこめて元のANAに戻したいと思うようになったのです。


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Market Placeは最先端の空間・建築デザインで新しさを感じます。サークル状に通路が設計されていて、5Fまでお土産屋さんや、飲食店などのレストランがひしめいています。でも値段がもうべらぼうに高いんですよね。さすが空港ビジネスです。稲庭うどんでも2,800円ですよ!(笑)




こういう世界のワインバーというのもあったりします。ここで世界中のワインが楽しめるというコンセプトなのでしょうか。


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羽田空港第2ターミナルの出発ロビーでは、自分は必ずある儀式をおこないます。それは帰省するたびに母親におみやげとして買っていってあげる”ひよ子”というお菓子。


ひよ子本舗吉野堂さんの銘菓で、大正元年(1912年)、当時の店主・石坂茂の想いから生まれたひよ子のかたちのお菓子である。まさに想いのかたち、愛されて100年です。


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非常の素朴な味で、いわゆるお饅頭ですね。甘い白あんが中に詰まった本当に素朴なお饅頭。なかなか美味しいです。


両親が、東京に自分のところに遊びに来た時に、その帰り際、羽田空港で見かけたそのひよ子のお饅頭がとても気になったそうで、それ以来、自分が実家に帰省するときは、必ず羽田空港でひよ子を買ってきて!と要望するようになったのです。


それ以来、北海道へ帰省するときは、かならず羽田空港第2ターミナルの出発ロビーで、ひよ子を母親のためにおみやげとして買っていくという習慣ができたのです。


夏のお盆と年末年始の冬に年2回帰省するので、そのたびにこの儀式は続いたのです。数年間、おそらく10年以上は続いたのではないでしょうか。


そのひよ子を買っていたのが、この羽田空港第2ターミナルの出発ロビーにある東京食賓館さんだったのです。ここで毎回、ひよ子を買っていました。ここも懐かしいな~。


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ありました!ひよ子。


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豊島屋さんの鳩サブレーもありますね。


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有名な東京ばな奈もあります。


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羽田空港といえば空弁ですね。電車でいうところの駅弁のようなものです。それの飛行機版です。空港内で発売される空弁は、空の旅の楽しみのひとつですね。機内や空港で食べる空弁は、美味しさも格別!羽田空港には、全国から集められた選りすぐりの空弁が揃っているのです。


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空弁工房というのもあります。


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展望デッキで飛行機の離着陸のシーンも見学しました。第2ターミナルの場合は、Market Placeの最上階の5階にありますが、おそらく第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルの中ではもっともゴージャスな造りになっていると思います。


飛行機の離着陸シーンをカメラに収めようとするならば、もう断然第2ターミナルの展望デッキをお勧めします。ここがなぜ素晴らしいか、というと滑走路の後ろが、東京湾になっているからです。


東京湾をバックに、飛行機が離着陸するのは、写真的に、構図的に最高の被写体になるのです。


展望デッキは、まず室内からガラス窓越しに眺めます。


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STARWARSのデザインが入った話題の機体もありますね。


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でも最高なのは、外で見ることです。金網越しに眺めます。この日は平日で青天でした。やっぱりここから眺めるのが最高です。


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でも翌日は少し曇っていましたが、休日で空の日・フェスティバルということもあって、こんなに大人気です。


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展望デッキには、こうやって休憩するところもあります。


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興奮しますねぇ・・・


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電車、列車などの鉄道を撮影することを趣味とする「撮り鉄」という方たちがいますね。それの航空版という人たちもいるのです。


鉄道ファンは、かなりメジャーになってきたのでそれなりに分類化されてきていますが、航空ファンも中では分類されているそうです。


例えば、航空無線を聞く人(レシーバーと言ったかと思います。)飛行機や空港の記号などに興味を持つ人、航空会社の種類に興味を持つ人、あとは旅客機ファンか戦闘機ファンかなどにも分けられます。


一般的に航空機の写真を撮る人は、空港などでその飛行機を撮る人と考えられるので、一般的には「スポッター」と呼ばれるそうです。


空港で航空機が待機している場所を「スポット」といいますのでそれをみることから名づけられたそう。航空機が離着陸しているところならまだしも、実際に飛行しているようすを撮影するのは不可能に近いですから、鉄道のように景色のよいところで鉄道+風景というわけにはいかないですね。たまに雲海の上や、富士山を背景に飛んでいる航空機を撮影した写真やビデオはありますが、さすがにそれは市販品ばかり,その多くは航空会社の提供による映像のようです。


撮り鉄さんは、撮影に熱中するあまり、電車を止めたり、事故を誘発したりで、昨今問題視されていますが、航空マニアのスポッターさんたちは、そんな問題性は少なさそうですね。



そういう意味で、羽田空港第2ターミナルの展望デッキは、背景に東京湾があるので、飛行機+風景という絶景を楽しめる最高の構図なのです。


この航空マニア、スポッターさんが撮影する飛行機の写真は本当にすごいですよ。その写真を拝見して、よし!オレも撮るぞ!と意気込みましたが、自分では、もう全然あのようには撮れないことが今回わかりました。



まずは、こちらが自分が撮影した離着陸の写真です。もうこれは成功したうちの何枚かです。大抵は飛行機の高速の動きにブレた写真ばかりです。


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・・・それで航空マニア、スポッターさんたちの写真はこんな感じです。(お写真お借りしています。)これ、いったいどうやって撮っているの???もう驚きとしかいいようがないです。


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思うにスマホは問題外、コンデジのデジカメでも、やっぱりかなり無理なのではないでしょうか。望遠レンズで一眼レフの本格的なシャッタースピード、連写可能な本格的なプロ仕様の機材でないと難しいような気がします。


やっぱり航空マニアの方々にとって、こういう機体それぞれ全部どんな型番かを覚えているんでしょうね。そして、今回身に染みてわかったことは、ターゲットの飛行機が離陸する時刻をきちんと事前に把握していることですね。展望デッキでいつ離陸するか、いつ着陸するかわからないで、そのまま待っているのはかなり苦痛で無理です。


やっぱりプロのマニアは、時刻を事前に調べて臨んでいますね。


江ノ電の旧車両355/305型車両を撮影する場合も、撮り鉄さんたちはあらかじめ、この線路、ポイントを通過する時刻を徹底的に調べて臨んでいます。


飛行機の世界もそれくらい徹底しないといい写真が撮れないのだということが理解できました。







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羽田空港・第1ターミナル (JAL) [航空関連]

2日間かけて羽田空港(東京国際空港)を探検してきた。ふだん空港は、国内、海外へ旅に行くときに使うのが目的だから、出発ロビー、到着ロビー、入国審査、出国審査、それぞれのゲートで待機、時間があればレストランで食事。。。この程度の活動エリアであろう。


旅行とは関係なしに、あらためて空港というところを、いろいろ歩いて見て回ると、これはこれでとても面白いのだ。普段の行動エリアでは絶対わからないような、いろいろなものを発見し興味深い。そしてなによりも、ものすごい興奮する。コロナ禍になった2020年から、飛行機は使っていないので、じつにひさしぶりなのだが、あぁぁ~空港ってこんな感じで、非日常感、ワクワク感が溢れるところだったな~とつくづく懐かしく思ってしまった。


ここに来ると、みんなその非日常感の空間に、ついついエアポートおじさん化(空港に来ると、ついついパスポートなどをSNSに、空港にいることを投稿してしまうおじさんたちのこと)してしまうのは仕方がないのではないだろうか?


カートを引っ張っていく旅人たち、空港スタッフが歩いているのを眺めているだけで楽しい。空港の空間にいると、気分がすごい高揚してハイテンションになる。ただ空港にいるだけで、その風景を眺めているだけで何時間でもいられる。まったく飽きない白いご飯みたいなものだ。


自分はやっぱり空港が好きなんだな~。空の旅が好きなんだな~と実感した。


これから気が向いたら、旅とは関係なしに、空港に遊びに来たいと思う。新しい遊び方を覚えた感じである。


こういう楽しみ方があったのか!という新しい発見である。


羽田空港(東京国際空港)は、成田国際空港(新東京国際空港)と並ぶ、首都圏の「空の玄関」である。


2014年、スカイトラックスが実施した「Global Airport Ranking 2014」において、日本の空港として初めて世界最高水準の5つ星を獲得した。2019年3月、スカイトラックスは、世界の空港を格付けする「ザ・ワールズ・ベスト・エアポーツ・オブ・2019」において、2018年の第3位から順位を上げてシンガポール・チャンギ国際空港に次ぐ第2位として選出し、「世界一清潔な空港」「世界一の国内線空港」「世界一バリアフリーな空港」にも選出した。


米情報サイト「Flight State」で、世界35カ国の国際空港のうち、定時運航率の高かった空港2位に選ばれた。


羽田空港は、国際的にも圧倒的な評価を得ている。自分は、この世界一清潔な空港にとても共感している。自分がつくづくそう思うからだ。世界の名だたる空港と比較して、トイレなんて最高に綺麗だと思う。


われわれ日本人として、羽田空港は大きな誇りと思っていい。


また、羽田空港は成田空港より都心に近く、沿道の警備が容易なため、天皇・皇族や内閣総理大臣などが政府専用機を使用する場合や、国賓や公賓が専用機や特別機で訪日する際はほとんどの場合、羽田空港を使用する。このため、専用施設としてVIP機専用スポット (V1、V2、VN、VS)や旅客ターミナルビルとは別棟の中に設けられた貴賓室があるのだそうだ。



第1ターミナルがJAL,SKY系列(1993年開始)。第2ターミナルがANA,AIRDO系列(2004年開始)、そして第3ターミナルが国際便(2010年開始)である。


この順番に運用開始した。


今回、新たな発見だったのは、自分は第1ターミナルは、ほとんど利用したことがなかったのではないか、と思ったことだ。第1ターミナルを見て回ったとき、この景色が自分の記憶にないのだ。思い出せないのだ。


自分はANA派で、北海道への帰省は、この35年間ずっとANAだったのだが、何回かJALも利用させていただいた記憶があるのだが、この第1ターミナルはほとんど記憶になかった。


すごく新しく新鮮に感じてしまった。自分にとって羽田空港といえば、第2ターミナルのイメージだったことがこのときわかった。


各ターミナルではその空間はぜんぜん印象が違います。もう全然空間の雰囲気が違う。


第1ターミナルは、伝統、歴史がある重鎮さというか重みがある。由緒正しい血統の良さというか、そんな気品に溢れている。風格がありますね。第2ターミナルは、やっぱり近代的で新しいというかなんか勢いがある。


国のエリアにたとえるならば、第1ターミナルはヨーロッパの国々にあるような歴史と伝統のあるセピア色ののようなロマンティックさがある。それに対して第2ターミナルは、アメリカの24時間眠らない街ニューヨークといったところであろうか。第3ターミナルは一気に国際化しますね。


こうやって空港を、旅行とは別にして、空港だけを楽しむって面白いな~と思いました。きちんと探検という形でないと、こういうことは気がつかないな~とも思いました。


今回2日間、羽田空港の各ターミナルを散策させていただいて、思ったことは、国内線に関しては、かなり客足が戻ってきているのではないだろうか、という印象を持ちました。平日はもちろん、休日の土曜日になると、かなりの混雑ぶりである。コロナ以前に戻ったといっていいのではないか。


あとは国際線ですね。コロナ検査規制が緩和され、インバウンド需要が戻ってきたら、もっと賑やかになると思います。もう少しの我慢ですね。


それでは各ターミナルごとにいろいろ印象を紹介していこう。


まずは浜松町でモノレール。羽田空港へのアクセスは京急線を使うこともあり得るが、自分はやはりずっと昔から浜松町でモノレールを使う。ひさしぶりにモノレールを使うと懐かしくて涙が出てきた。


ANA,JALの広告が浜松町に出てました。これをみて、一気に空の旅への高揚感が増しますね。


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●第1ターミナル(JAL,SKY)


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まず北ウィング、南ウィングという名称が懐かしすぎる。(笑)一時期、世間を一世風靡しましたね。


到着ロビー


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出発ロビー


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自分は全然この空間、記憶にないです。すごい新鮮でした。新しい出会いというか。。。やっぱり空間のカラーが赤が散りばめられているという色の印象があります。それはやはりJALのカラーだからだと思います。


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そして自動チェックインとBaggageのシステムの無人化。JALも完璧に対応していました。


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これは正直ショックでした。あとで紹介する第2ターミナルも完全に無人化で整備されていて、もう日本の航空業界はすでに世界の最先端を進んでいることがわかりました。おそらく世界のどの国の空港も、もう完全に無人化へのシステム移行は進んでいるのでしょう。自分の感覚は、もう完璧に浦島太郎状態だったことがよくわかりました。これは正直驚きとショックでした。


なんで、こんな浦島太郎状態だったのか、考えてみましたが、コロナ禍の2年間はまったく空港に来ていなかったこと、そしておそらくそれより以前の数年間はLCCを主に使っていて、成田空港の第3ターミナルのあの貧弱なロビーだったので、空港のメインフレームのほうでは、もうとっくに無人化が進んでいたことに気づかなかったのだと思います。ひょっとすると成田空港第3ターミナルもすでに無人化が進んでいたりして・・・


これは本当に驚きました。


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でもきちんとこうやってマニュアル受付のカウンターも残っているのです。無人化の怖さは、なにかあったときに人に聞けないことですね。でも無人システムの傍には、必ず空港スタッフが待機していますので、そんな心配もないのでしょう。


共同運航便のSKYのカウンター。ここも自動チェックイン、Baggageの無人化はすでに導入されています。


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JALファーストクラスのエントリー


ファーストクラス専用のお客様のエントリー入口だと思います。

高級感漂っていました。


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SPECIAL ASSISTANCE

ベビーカーでのお子さん持ちのお客様、ご高齢、障害者など特別の手助けが必要な場合はここに相談するのだと思います。


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Market Place


羽田空港では、ショッピング・レストランのエリアをMarket Place(マーケット・プレイス)といいます。第1ターミナルのMarket Placeは、本当に歴史と伝統があるヨーロッパの街並みのような気品の高さがあります。三越、高島屋のような日本の昔からある由緒正しいデパートのような雰囲気がありますね。まず自分はそんな印象を持ちました。


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展望デッキのほうも体験してきました。ここで生のジェット機のお姿、そして離着陸の姿を拝もうということです。これは素晴らしかったですね~。自分は初めての体験です。


展望デッキは、Market Placeの最上階にあることが常で、まずは室内からガラス越しに見るのと、外に出てリアルな空間で見るのと、両方体験できます。外で見るほうは、もちろん危険ですから金網が張られています。


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まず驚くのは、その音ですね。あのジェット機のエンジン音にはびっくらたまげると思います。迫力あります。昔ロンドンに住んでいたとき、F1レースを見に行ったことがあります。はじめて体験するカーレーサーの世界。なにが一番驚いて衝撃だったかというと、あの爆音なのです。あの音はテレビで見ているだけでは絶対わからない世界です。これが本物のF1のレースかぁ~とその爆音とともに自分の記憶に深く刻まれています。


今回ジェット機の爆音を聴いて、そんなことを思い出しました。


展望デッキは、自分は今回初めての体験でしたが、これは空港に来た場合はぜひお勧めスポットです。



自分はこの35年間の北海道への帰省は、完璧なANA派(ANAが好きだという理由だけです。)だったのですが、今後はJALも使わせていただきたいと思います。やっぱりJALにはANAにはない雰囲気もありますし、二大巨頭で偏るのはよくないですね。自分はJALをよく知らないだけなのです。もっとたくさん知るべきだと思います。JALとANAではやっぱり全然社風、カラーも違いますね。


社のイメージカラーはJALは赤、ANAはブルー。JALはやはり日本航空界の重鎮というか第一人者だと思うんですよね。なんかJALのイメージは、日本古風の伝統を慮る、大人の落ち着いたイメージ、森英恵さんデザインによるJAL CAさんの制服にもそんな気品が溢れていますね。


(逆に、ANAの社風は西洋風で新しい若い躍進あふれるイメージですね。)


ちょっとお借りした写真で失礼しますが、こういう世界はJALでしか出せないと思うのですよね。やっぱりJAL=日本なのではないでしょうか。


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ANA Team HND Orchestra [航空関連]

ANA(全日空)には、社員によるオーケストラ・バンドが存在するのだ。もう驚きとしかいいようがない。2011年頃に結成されて、もう11年のベテランである。全然知らなかったです。


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ANA Team HND Orchestra。(和称で、ANAチーム羽田オーケストラ)


もう全員ANA社員なのだ。社員の中で楽器ができる人を募集して、そして結成されたチームらしい。現在は111名にも昇るそうだ。


これがプロ顔負けのめちゃめちゃウマいバンドなのだ。YouTubeで彼らのライブを片っ端から見ているんだが、もうびっくらたまげた、という感じである。


みんなパイロット、CAの制服をカッコよく着こなしながら、華麗な演奏姿を披露するのだ。


もうカッコよすぎる!(笑)


思わず惚れそうになります。



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●メンバーは現役CAや機長!音楽でお客様との絆を結ぶ「HNDオーケストラ」10年の軌跡



軽快にフルートやサックスを奏でるのは、普段は空港・機内でおもてなしをするグランドスタッフとCAたち。トランペットを吹き鳴らすのはベテラン整備士、ドラムやベースはなんと機長! 実は、彼らはANAグループ社員有志による「ANA Team HND Orchestra」(通称・ハネオケ)のメンバーたち。


それぞれの業務をこなしながら演奏活動を続け、今年10周年を迎えた。今年は葉加瀬太郎さんやTUBEとのコラボ演奏も実現するなど、活躍の幅を広げている。リーダーの崔さんは「活動の優先順位は、まずお客様のため、次に会社のため、最後に自分たちが楽しむため。この順番が重要なんです」と語る。常にお客様の笑顔のために。



きっかけは2011年、東日本大震災で多くのイベントが自粛になる中「何か自分たちにできることはないか」と発足した。20代~60代まで、多種多様な職種のメンバーが集まり、イベントなどで年間15、6回の演奏をしている。


崔さんには、忘れられない出来事がある。それは、2012年、南三陸町での復興イベントで演奏を披露したときのこと。いつものように演奏を終えると、ある観客の女性が近づいてきた。その女性は、当時のフルート担当の手をぎゅっと握り、涙を浮かべてこう言った。


「私たちのためにありがとう。これからも活動を続けてくださいね」。


「『復興のお手伝い』で参加したつもりだったのに、自分たちの方が温かい気持ちにしてもらえました。決して上手とは言えない演奏だったと思いますが、一生懸命な思いが伝わったのかもしれません」と崔さんは振り返る。演奏でお客様を笑顔にでき、その笑顔で会社も、自分たちも嬉しくなれる。メンバーの中には、ハネオケでの演奏活動が働くモチベーションだという人も増え、初めは7人だったメンバーは、111人にまで増加しました。」


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こちらがハネオケのリーダー、崔さんだ。


ライブでは中央の真ん中に陣どり、ヴァイオリンを担当。MCを交えながら演奏会を進行していく。これがユーモアなど交え、笑いをつねに誘い、なかなか上手でサマになっているのだ。バンドが崔さん中心に進んでいくのがよくわかる。


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ハネオケは、基本はオーケストラという形態なのだが、もう限りなくバンドと言っていい。ヴァイオリン、フルート、トランペット、サックス、チューバ、ドラム、ベース、そしてピアノ。吹奏楽がメインと言っていいかもしれないが、それも演奏会に応じて、クラシック風アレンジのヴァイオリン、フルート中心であったり、あるときはジャズ風でアルトサックス、テナーサックスの吹奏楽中心であったり。もうそのときで様々である。


演奏会・ライブの活動エリアの中心は、やはり主に空港である。羽田空港を中心に、地方のいろいろな空港に出向いて、そこでイヴェントを設け、即興演奏をその場で披露して楽しんでもらう。そういうケースが多いように思う。


新千歳空港での千歳視覚障害者福祉協会ご招待演奏

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羽田空港第1ターミナルでのクリスマス・コンサート

鳥取砂丘コナン空港・クリスマスツリー点灯式

ソラミフェスタ_広島空港

旧吹屋小学校開校記念コンサート

羽田空港整備工場内での演奏。


などなど。


YouTubeのそんな動画では、ほとんどが地方の空港でライブを演奏して、来客のお客さんに楽しんでもらっているというそんな感じである。


とにかくYouTubeに演奏がゴロゴロ転がっているのだが、もうこれが格好良すぎるのだ。最高に行けている。


それも、格好良い制服姿で、演奏がうまいもんだから、これがあまりに絵になり過ぎてイケている。もう惚れてしまいそうです・・・。


思うのだが、全員ともANA社員ですよ。いわゆるみんな楽器演奏に関してはアマチュア。でも学生時代とか、楽器をやっていた人たちばかりなんだろう。そんな驚きの経歴を持っている異色な人たちが集まったのがこのハネオケなのだ。


また普段自分達の仕事を持っている人たちなんだから、どうやって練習の時間なんかを捻りだしているのか本当に頭が下がる思いだ。でもこのハネオケが生き甲斐という社員も多いそうだから、万事幸せなのだろう。


ANAも、このANA Team HND Orchestraを十分、社のイメージアップ戦略として利用していることも確かだ。


葉加瀬太郎さんとのつながりがあり、ANAのグループイメージソング「Another Sky」は葉加瀬さんの曲でANAに捧げられている。ANAの機内で必ず流れている曲だ。


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またおそらくCMでも流れていたのであろう整備工場内でANAメンバーといっしょに演奏する葉加瀬太郎さんの演奏姿もプロモビデオという感じに作られており拝見した。


美しく綺麗なイメージで作られているプロモビデオもいいのだが、ANA Team HND Orchestraの1番の魅力は、やはり空港内でのライブ即興演奏だと思う。


どのイベントも、40分から1時間くらいの尺で、4~5曲を演奏する。この中で1番盛り上がるのが、これまた葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」なのだ。TBSの番組「情熱大陸」用に葉加瀬さんが書き下ろした曲だが、もうこの曲はこのバンドの最強の切り札といっていい。


18番のオハコである。


この曲をやるときが、そのライブが1番盛り上がるときなのだ。もう最高ですよ!


ANAにこんなオーケストラ・バンドが存在するなんて夢にも思わなかったです。じかに生演奏を体験してみたいです。


チャンスがあるとしたら、自分の場合、羽田空港のクリスマス・コンサートかな、と思います。12/24、世間と違って、どうせヒマだから(笑)、ぜひ羽田空港に体験しに行ってみたいです。


最後に何本も見まくった彼らの空港でのライブ演奏のYouTubeでの動画。最高に気に入った動画2本を紹介しよう。これは素晴らしいです。


米子鬼太郎空港と羽田空港第1ターミナルでのクリスマス・コンサート。


羽田空港のほうは、編成や曲アレンジからして全体的にクラシック風。米子鬼太郎空港は、完璧なジャズ風である。どちらも最高に盛り上がるのが「情熱大陸」。


米子鬼太郎空港の情熱大陸はカッコいいですよ~~~。途中でメンバー紹介を兼ねながら、メンバーのソロが演奏の途中に挿入されてどんどんまわされる感じで、まるでジャズのライブレストランでジャズ演奏を聴いているかのよう。もうスウィングする感じで懐かしい進行のやり方だな~と涙がでてきました。


CAによるアルトサックスのソロは、もう超カッコいいです。

メロメロに惚れてしまいました。(^^;;


ANAのグループイメージフラワーはひまわりなのだそうだ。ひまわり~2010年下期 NHK連続テレビ小説ドラマ「てっぱん」広島を舞台にしていたドラマで流れていた音楽。で、これも本当に美しい曲で素晴らしい演奏。


またこの米子鬼太郎空港での空港ピアノ、保育園で30年使われていたピアノが保育園が閉鎖になって米子鬼太郎空港にやってきたものらしい。すごくピアノの音色が綺麗だと思いました。米子鬼太郎空港は、2022年6月のライブだから最近の近影である。


リーダーの崔さんの「みなさん、シートベルトはありませんよ~~~、電子機器は使えます。」という合言葉で演奏は始まる。(笑)


自分は、この米子鬼太郎空港の演奏がなぜか好きだな~~~。


ANAって本当に面白いですね。















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ひさしぶりの成田空港第2ターミナルは・・・ [航空関連]

さきほどの続きなのだが、飛行機の世界、空港・航空ライフというのは、ある意味、心の豊かさ、旅立ちへの非日常感、そういう世界を前提にシステムが作られているのではないかと思うのだ。普通に飛行機を使うだけの話のことなのに、それを、航空界の世界なんていう風に、わざわざ杓子定規に考える必要はないのかもしれないけど、なんかそんな風にあらためて思う。


本当に上を目指すなら本当にキリがない世界。そんな富裕層のリッチな世界を夢見れる、それをステータスと見なすような貧乏庶民からすると溜息と妬みも感じる世界。


本当に上を目指せばキリのないそんな世界。航空の世界、空の旅はそもそもそんな風にゴージャスに作られているものなのではないか。


やっぱり男性ならばパイロットは格好いいと思うし、女性であればCAやグランドスタッフは憧れの職業だ。男性や女性であれば、パイロットやCA・グランドスタッフのあの制服を着れることは、きっと憧れであることは間違いない。


航空業界はそんな憧れの職業に違いない。


そのアンチテーゼとして出てきたのがLCCビジネスなのだろう。


贅沢の極みを尽くした感じだった飛行機の世界を、徹底的にコストカットして、いままでの航空ビジネスの価格では想像もできなかった低価格帯で実用を可能にした。一般庶民に優しい実用的な世界を提案した。


LCCビジネスは、爆発的な人気を呈した。


でも自分も海外渡航では使わなかったが、そのLCCブームに則って、北海道への帰省にLCCをよく使った。でもここ最近、やっぱり考え直したほうがいいような気がしてきている。


経済的な事情が許すなら、そこまでお金をケチってまでして、小さな機体、機内食なし、空港内のロビーの貧弱さ、徹底的なサービス排除によるコストカット、確かにコストはかからないかもしれないけれど、それって旅って楽しいか、楽しい気分になれるか、である。


なんか心まで貧乏くさくて、寂しい気持ちになり、惨めになるような気がする。


やっぱり空の旅って本来のゴージャスな気分、そのような世界に戻るべきなのではないか、と自分は思ってしまう。


そのように確信するのも、じつはLCCを使っていても、あまりコストメリットを感じないとずっと思ってきているからだ。


ご存じのように、国内便の場合、航空業界ってずるくて、お盆の夏休みとか、年末年始の休みになると、突然航空券の値段が飛び上がるように上がるものなのだ。シーズンオフとそういうシーズンインとでは、もう全然違います。


知らない人は、きっともうびっくりすると思いますよ。


これはLCCでも結局変わらないことがわかったのだ。どんなに格安航空チケット、東京⇔札幌間、往復で1万円、とか8,000円とかの告知。もう全然詐欺である。(笑)実際自分が北海道に帰省するときにLCCを使う場合、やはり夏休み、年末、お正月にチケットを取った場合、もう全然高額なのである。これじゃ、もう全然ANA/JALと全然変わんないんじゃんか!と文句たらたらである。


ずっとそういう経験を続けてきたのである。


LCCを使うメリットを昔からあまり感じなくなっていたのだ。それで環境、コスト、サービスすべてにおいて貧しい思いをするなら、もうやめたほうがいいんじゃないか、とずっと思っていたのだ。


これだったらANA/JALで全然いいし、そのほうが心豊かなリッチな空の旅ができる、というものだ。


だから、本来であるゴージャスな気分で空の旅を、というように自分の考えは変わろうと思っているのだ。


LCCも登場のときはすごいブームでしたが、いまや経営難で苦しい台所事情で、合併など大変なやり繰りなのではないでしょうか。


それが自分がいま考えていることである。


2020年にコロナ禍になって以来、そして家庭の事情もあり、海外渡航もなし、北海道にも帰省していないから、あれだけ常連だった空港・飛行機もまったく縁がなくなった。自分の心はそんな風に心変わりしているのが最近である。


JAL国際ラウンジの特製オリジナルビーフカレーを食べることが目的であったが、ひさしぶりに空港に行ってかなり興奮した。昔のあの感覚、すごい興奮状態でハイになってしまった。


成田空港第2ターミナルに行ってきた。ちょっとそれを自分の記録として残しておきたい。


渋谷から成田エクスプレス。早朝ということもあるし、まだコロナの影響もあってガラガラでした。


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成田空港の場合、第1ターミナルがANA、第2ターミナルがJALである。あと海外のエア含め、いろいろあるだろう。JALのレストランだったから、第2ターミナルに近いのだろう。


レストランの予約時間まで大分時間があって5時間くらい持て余したので、今回はたっぷり第2ターミナルを散策した。


到着ロビー


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到着ロビーには、帰国する人を出迎える人用のため、このように待合ベンチがいくつも用意されている。


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そして上に上がると出発ロビー。やっぱり成田というと海外渡航。この出発ロビーが一番胸がキュンと来ますね。やっぱりここなんだよ。


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ずいぶんと成田に来ていなかったので、様変わりしているところもたくさんあった。それがこれ。自動チェックインマシン。


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自動チェックインマシンはヨーロッパの空港のほうが全然進んでいて、どこの国の空港でもあった。チケットのナンバーを打ち込んだり、パスポートを読み込ませたりして、無人でチェックインするもの。海外では、自分の場合、もちろん英語表示でやる訳だが、なかなか慣れないと手こずるが、鳴れると便利である。日本はまったくそれが進んでいなくて、このようなマシンはあまりなかったのであるが、ひさしぶりに成田に来たら、ずいぶんそのマシンが並んでいるので驚いた。もう完璧に海外に追いつきましたね。


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自動の荷物預け。(・・・と思われる?)これもアムスだったか、パリだったか、どちらかだったと思うが、初めて体験したときはカルチャーショックであった。進んでいるな~と思ったものだ。でも荷物預けの場合、意外やその段取りをその場で理解して、そそくさと進めるには意外に戸惑うものだ。やっぱり人がいるほうが安心する。無人だと困ったときに人に聞けない。



でも従来通り、ちゃんとこうやってマニュアルのチェックイン、荷物預けもありますね。(笑)


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これはよく覚えていないのだが、このような電子ディスプレイがたくさんあったかどうか。これは結構キュンと来ましたね。これから海外に旅に出る、日本のおもてなしのデモンストレーションの広告がエンドレス再生されていて、否が応でも気分が高まるというものだ。


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SPECIAL ASSISTANCEと書かれている。これは障害者など特別な手助けが必要な人など、ここに相談するとスタッフがいろいろ助けてくれるのだろう。ここは第2ターミナルなので、JALのSPECIAL ASSISTANCEであった。


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このエスカレーターを登っていくと、AIRPORT MALLというストリートがある。ちょうど出発ロビーの電子掲示板の真上にある感じで、4Fにある。ここには、ショッピングモール、お土産屋さん、飲食店街が並んでいるのである。


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ここの一番端側に空港ラウンジがある。IASS Executive Lounge。


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成田空港第2ターミナルの空港ラウンジには、有料ラウンジ、クレジットカード会社ラウンジ、航空会社ラウンジの3種類があるのだが、いま成田では、コロナの関係で、ほとんどのラウンジが閉鎖中で、やっているのは、このIASSだけだった。富裕層感が漂っていた。IASSはクレジットカード会社ラウンジで、原則ゴールドカード以上が必須である。


驚いたのは、若い男女のカップルが次々とゴールドカードを提示して中に入っていくことだった。(笑)最近の若者はすげえな、という感じ。(笑)


自分も三井住友VISAのゴールドで入ろうと思ったが、原則搭乗券がない人はダメなのでした。(笑)受付のところで問答をしているときに、中をちょっと垣間見たが、薄暗い照明で高級感が漂っていました。


ネットの写真を拝借すると、成田のIASS Executive Loungeってこんなところだそうです。


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フロアには、こういうスマホの充電装備がある。スマホの充電設備は絶対必要ですね。スマホ側の接続端子は、そのスマホに依存するが、充電する側の端子はどんなタイプなのだろう?と覗いてみたら、USBでした。両端がUSBのケーブルを持っていないとダメなんですね。


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情報端末機。ここでいろいろな情報を入手する。端末に触らずに、スマホでQRコードを読ませたりで非接触化が進んでいた。


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こんな感じでじつにひさしぶりの成田空港第2ターミナル、隅々まで楽しみました。なんか空港内でこんなにいろいろなところを廻ってみるなんて、普通の旅のときなんか時間がなくてまずやりませんね。


展望デッキがあるならば、滑走路で飛行機が離陸するところも見たいな、と思ったのですが、第1ターミナルまで行かないとダメだそうで諦めました。


この日は本当にすごく楽しかったです。


今度は羽田空港を探検したいです。 









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JAL国際ラウンジの特製オリジナルビーフカレー [航空関連]

羽田空港(東京国際空港)と成田空港の「JALファーストクラスラウンジ」または「JAL国際サクララウンジ」でのみ提供されている「JAL特製オリジナルビーフカレー」。


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いわゆる日本航空のラウンジカレー、空港カレーとよばれていて、自分はその存在を最近知った。とにかくうまそーなのである。1度食べてみたいと思うものの、ふつうでは食べられないカレーなのだ。


JAL国際ラウンジでしか提供しない空港カレー。


これはJALさん、すごいビジネスがお上手だな、と自分は感じる。・・・でしか食べられない。ここでしか食べることができない。こういう限定条件をつけることで商品のブランディングというのをすごく高めているように思えるからだ。


ブランド価値の上昇はもちろんのこと、希少価値、神秘性などうなぎ上りに上げていき、その空港カレーが原因で、「JALファーストクラスラウンジ」や「JAL国際サクララウンジ」を利用したい、と思うような人も出てくるかもしれない。そういう連鎖反応、ビジネスが連携していくのだ。


あくまで結果に過ぎないのかもしれないけれど、素晴らしいと自分は感じる。



「JALファーストクラスラウンジ」または「JAL国際サクララウンジ」


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これらのラウンジは、JALカードの会員ステイタスが上位の人、またはファーストクラス、ビジネスクラス、事前予約したプレミアムエコノミークラスに搭乗する人しか利用できない。


おまけに海外旅行専門である。


ラウンジは無料で使え、カレーを含むビュッフェスタイルの食事も無料。おまけにシャンパンやビールなどのお酒も無料で飲み放題なのだそうだ。


ラウンジを利用できる会員ステイタスを持った者に限られている。


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まさに富裕層の証ともいえるJALのラウンジカレーはSNSにアップされ、話題になっている。一見、普通のカレーの写真だが、このカレーの存在を知っている人には、自身のステイタスを証明できるアイテムであるからだ。


この空港カレーをSNSにアップするということは、すなわち自分が富裕層であることの証、そしてこれから海外出張に行くことを意味していて、この写真を上げるという行為そのものが、マウンティングのツールとして使われているところもあるだろう。(笑)



うっ・・・。


自分はやはりもうLCCを使うのはやめようと思っている。もちろん海外のフライトは長時間であるからLCCはとても体力的に無理なので絶対使わないが、北海道への帰省はときどき使っている。


でも最近思うのだ。そんなにお金をケチってまでして、小さな機体で、機内食なし、搭乗だけのシンプルよりも、やっぱりフライト、航空ライフには、それなりのステータスでゆとりをもって楽しむのが人間らしいのではないかと。やっぱり人間的な心の豊かさですね。飛行機はそもそもそういう贅沢さ、心の豊かさを感じてもらうことを前提にシステム全体が作られている。もともとそういう世界だと思うからだ。空港や飛行機にはそういう豊かさがないとダメなんだと思い直しました。


もちろん経済上の事情もあると思うのだが、フライト、航空ライフにはそういうのがないと、人間的に心が貧しくなってしまうのではないか、と思ってしまう。



だから、自分はもうLCCを使わない。LCCは成田空港第3ターミナルも貧乏くさいし。(笑)


やっぱり元に戻そうである。


そうなると、空港、フライト、航空ライフは、やっぱり上には上があるというか、青天井的にもう富裕層専用とも思われる世界であることを再認識させられてしまう。ひさしぶりに戻ってきたら、あ~~~やっぱりこういう世界だったんだな~という感じでキリがない世界。一般庶民の自分にはとても手が届かない世界。


空港、航空ライフには、まさにそういう世界があるのだ。


今回成田空港第2ターミナルにひさしぶりに行く途中の成田エクスプレスの中で、空港ラウンジのことをいろいろ調べてみたら、航空券のステータスが原則ファーストクラスの以上とか、クレジットカードはゴールドカード以上、マイレージのグレードであったりとか、はたまたプライオリティパスといって、年会費(USD$400)を払えば,世界各国の130都市500か国、1000箇所の空港ラウンジ使い放題というのもあったりして、うわぁ、これはひさしぶりに戻ってきた空港、航空ライフの世界。飛行機の世界って、こういう世界だったな~と再認識した次第である。


飛行機の世界は、上には上がある。それも青天井的に突き抜けるぐらい富裕層対象の・・・。そんな世界だった。


JALのファーストクラスラウンジとか、国際サクララウンジとかまさにそういう世界なのだろう。


そんな富裕層、超一流の証であるJALの国際ラウンジでしか食べられないJALの特製オリジナルビーフカレー空港カレーとはどんなものなのだろう?


カレーのことが大好きなライターさんが、この空港カレーを食べたい。でもステータス的に食べられない。でも自分はライター、ジャーナリストである。そうであれば、JALに正式に取材、インタビューという形式をとってこの空港カレーのことを取材すれば、この空港カレーが食べられるのではないか、そしてその目的を見事に果たした、まさに体当たり的な取材を紹介する。ぜひ読んでみてください。


商品・サービス企画本部開発部で、空港・ラウンジサービス統括の相原光さんにインタビューをおこなっている。このJAL特製オリジナルビーフカレーの由来など、いろいろ詳しく知ることができます。


また、普通の人では入れないJALファーストクラスラウンジとかJAL国際サクララウンジの中に潜入して取材できたりとか、まさに体当たりレポートという感じで、かなり読み応えありますよ。


●ネットでなにかと話題の「空港のラウンジカレー」はどう撮ればイヤミに見えないのか。



空港・ラウンジサービス統括の相原光さんは仰る。


特別、カレーだけに力を入れているわけではないんですよ(笑)。お客さまに最高のサービスを提供するために、カレーをメニューに加え、お客さまの声を反映しながらマイナーチェンジをくり返していたら、なぜか一番の人気メニューになっていました。



黒いお皿を使うと、美味しそうに見え、SNSでの写真映えするだろう、というところまで研究なされていたそうだ。



そんな話題のJAL国際ラウンジの特製オリジナルビーフカレー。自分も体験するのは無理だろうとあきらめていた。


ネットでなんとなくググっていたら、大変な記事を偶然にも発見してしまった。


この秘伝のJAL特製オリジナルビーフカレーを普通のレストランで出しているところがあるというのだ。


それも成田空港の近く。


よし!これは、この空港カレーを食べに千葉県・成田までいっちょ行ってくるか!自分は即決である。


このレストラン、成田空港の第2ターミナルからアクセスするのが1番近く、さらにアクセスが車でしか選択肢がないので、第2ターミナルからタクシーを使うしかないだろう、と判断した。


渋谷から成田空港第2ターミナルまで成田エクスプレスで3,250×2(往復)=6,500円、第2ターミナルからそのレストランまでのタクシー 2,600×2(往復)=5,200円。合計11,700円の交通費をかけて、1,700円のカレーを食べに行くのだ。(笑)


食事後、そのレストランから空港へは、お店の人にタクシーを呼びたいのだけれどとお願いすれば、名刺サイズのタクシー会社の連絡先をいただけるので、安心である。



成田空港第2ターミナルからタクシーで10~15分くらいであろうか。


DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)に到着する。JALグループの会社が経営するレストランだそうである。


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2020年にオープンしたばかりなのだが、6月から新メニューとして羽田空港と成田空港のJAL国際線ラウンジ(サクララウンジ)でしか食べられなかった伝説の「JAL特製オリジナルビーフカレー」や7月からの期間限定新メニューとして「御料鶴でフライト気分」としてJALの国際線で実際に提供されている機内食を食べられるというJALらしいスペシャルなレストランになっている。(2020年当時の情報。JAL特製オリジナルビーフカレーはもちろんいまもメニューにあります。)


 

機内食は、国際線に乗った人であれば誰しもが食べたことはあると思うが、JAL特製オリジナルビーフカレーは、JALの国際線ラウンジでしか提供されておらず、ラウンジに入ることのできる人しか食すことを許されていないものである。


まさに伝説で、秘伝のレシピであるあの空港カレーがこのレストランで食べられるというだけで、まさにここの看板メニューと言っていいだろう。



古民家を改装してレストランにした、ということで、そんな趣が十分にうかがえる。


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お店は結構混みます。なにせ場所が場所なだけでに、いざ行ってみれば満員で入れませんでした、ということではあまりに悲しすぎるので、事前予約をしていくことをお勧めします。


WEBで事前予約できます。その予約状況を見ても、毎日かなり混んでいるのがよくわかります。



古民家を改装してオープンしているので、店内はとても綺麗で、モダンでシックな内装がとてもおしゃれな感じでいいお店だと思います。


店長と思われる初老の男性と若い男性スタッフ。全員黒の半袖シャツ。そして制服を着た現役のJALのCAさんも接客されていて、こんなお店があるんだな、とただただ驚くしかなかったです。


JAL CAさんは、コロナ禍真っ最中のときは、仕事がなくなった状態でしたので、毎日お店に手伝いに出ていたそうですが、いまはお休みの土日限定でお店を手伝っているそうです。


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JALの飛行機のミニチュアなんかも飾ってあります。


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自分は、もうこのときかなりドキドキで動揺していた。なんか心臓がバクバクするのだ。初老の店長さんがメニューを持ってきてくれて、メニューをいろいろ説明しようとするのだが、それを遮るように「JAL特製オリジナルビーフカレー」でお願いします。


店長さん、「あっもう決まっていらっしゃいましたか?」「無料でご飯大盛にできますが、いかがなさいますか?」


「はい。大盛でお願いします。」


もうここからが、さらに心臓バクバク加減が収まらなくなってくる。かなり危険な状態であった。


いつ来るか、いつ来るか・・・もうそんな感じでバクバクで過ごしていた。


そしてついにキター!


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これがあのJAL国際ラウンジでのみ提供されているJAL特製オリジナルビーフカレーである。JALの国際ラウンジで提供されているカレーは、もっと小さな小振りな黒い皿に盛られているが、こちらはかなり大きな普通のカレー皿サイズで、食べ応えという点では、もう断然こちらのほうがいいだろう。


やや慌てるような感じで、さっそくひと口食べてみる。


もうこれはまさにこの写真で見た通りの味がします!まさにこの写真を見て、みなさんが脳内で想像されるであろう、そのままの期待を裏切らないそのままの味がします。自分がまず思ったのは、そういう印象でしたから。


黒カレーでものすごい濃厚でコクのあるカレー。これは確かにウマい!ちょっと甘みを感じる感じで、フルーティな味が隠し味となって入っている感じもする。この甘みがちょっと他にはないこのカレーの特徴かな、と思います。


香辛料的にも特別な香りがするわけでもない。まさに王道のカレーの味で、やはり濃いんですよね。すごく甘くて濃厚なカレーの味。


そしてなによりもすごいと思うのは、味がすごい複雑なのである。単調で単一的なカレーの味ではなく、もう何種類のいろいろな素材の隠し味がブレンドされているようなかなり複雑な味がすることである。


これはどの料理でもそうですね。フランス料理にしろイタリアンにしろ、日本料理にしろ、高級料理になれば、なるほど、自分の味覚で感じるときは、すごい複雑ななんとも表現し難いいろいろ混ざった美味しさを感じるものである。この感覚は高級料理にしか出せない感覚である。


それのカレー版と言っていい。


カレー自体もサラサラ液体状でもないし、固くもない。トロリとした粘着性の感じで、どちらかというとブツブツ感があるようなカレーだったであろうか。このブツブツ感はなんだろう、とも思ったが、絶妙なとろみ感と相まって最高な舌触りだ。


とにかくめちゃめちゃ濃厚。


そして売りの牛肉のゴロゴロ感が堪らない。牛肉は、食べたらホロッという感じで口の中で溶けてしまうほど柔らかい。


自分はカレーはもちろん大好きであるが、でもカレー博士というほどカレーのことを極め尽くしている訳でもなく、詳しい訳でもないが、人生でこんなウマいカレーを食べたのは初めてかもしれない。


それくらい最高に美味しいカレーだと思いました。


まさにJAL国際ラウンジでしかか食べられない空港カレーというブランディング戦略の巧妙さから話題になったJAL特製オリジナルビーフカレー。


その名の通り、最高のカレーだと思ったことと、あのSNSのJALの広告に出てくるあのプロの写真家が撮影したいかにも美味しそうなあのカレーの写真も真実だと思いました。


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料理の写真の場合は、よくプロの写真では最高に美味しそうに見えるのに、実物、現物を見たらがっかりした、ということはよくあることだが、今回はまったくそんなことなし。


まったく嘘偽りなく、あの写真のとおり、いかにもうまそうなあの脳内イメージのままの美味しさがあります。あの写真は完璧なまでに本物でした、ということをここに宣言したいと思います。



交通費1万円以上かけて、千葉県・成田までやってきて、またいつ来れるかわからなかったので、2杯目のお替りオーダーもしました。(今度は普通盛りで。)


一生の記念になりました。


ちょっと気づいたのですが、箸置きがJALらしい赤い鶴になっているのですね。


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まさに日本航空JALのこの赤い鶴丸マークの意匠。


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日本の歴史ある航空業界を背負ってきた第一人者であることは間違いないところでしょう。尊敬の念と敬意を表します。


自分の世代ですと1985年のあの御巣鷹山のことは、当時思春期の子供心にも大変な傷心として生々しく記憶に残っていますが、あれから見事に立ち直り、復活していまの軌道に戻られていること、コロナ禍で大変な航空業界ではありますが、これからも頑張ってほしいと心から願っております。



最後に、レストランから成田空港に帰るタクシーの中で運ちゃんとの会話で、


「御料鶴さんは、お食事に行かれたんですか?」

「ええ、あのJAL国際ラウンジでしか食せないJALの空港カレーを食べてきました。」


そうしたら、運ちゃん、「ワハハハ・・・」と笑いが止まらい様子。(笑)


そうかー、やっぱり有名だったかーと思ったのと同時に、そんなに可笑しいことなのか、首をかしげてしまいました。(笑)










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空港が好き [航空関連]

前回大好評だった(?)世界各国の空港の写真を紹介しましたが、その後コロナ禍で、投稿者が外国の空港に行くこともほとんどなくなり、いまやそのサイトは、国内の飛行機の機体を写すのみの投稿ばかりという過疎った状態になっているようです。(笑)


しかたがないけど、悲しすぎる。。。


でも自分は、やはり空港がとても好きです。

一種独特の高揚する気持ちになりますね。

ここに来ると、非日常感がいっぱいです。


特に海外旅行のときのあのハイテンション、さぁこれから旅の始まりだ!というなんともワクワクな気持ち。


カートを転がしながら歩いている旅人たち、航空会社のCAやグランドスタッフたちも通りすがる。最高の絵柄ですね。


自分は、昔から空港が大好きです。


自分は実家が北海道なので、帰省には必ず飛行機を使うので、飛行機に乗ること自体、すごく普通のことでした。上京して以来35年以上、ずっと空港、飛行機にはお世話になってきました。


そして海外への旅行とか、空港はすごく身近な存在でした。ヨーロッパにいるときとか、出張や旅行とかで、いろいろな国の空港に行きました。


自分の大切な想い出。


でもコロナ禍になった2020年から、まだ1回も飛行機に乗っていない。実家への帰省も訳あっておこなっていない。来年夏に帰るつもりです。(オヤジの墓参り)


空港は、自分にとって、そんなワクワクなスポットなのだが、コロナ禍になってから一変しましたね。海外からの入国に際してのPCR検査などの検疫で、長蛇の列とか、もうくぐり抜けるまで何時間も待っていないといけないとか、ホテルでの待期期間。一時期のひどさからだいぶ緩和されているみたいですが、なんか気が萎えますね。


国内は行きたいけど、そこまでして海外にはまだ行きたくないという感じです。


そんな負のイメージが先行している昨今の空港ですが、そんなの関係なしで、空港の素晴らしさを語ってみようという主旨です。


空港好きな自分の昨今のうっぷんを晴らす狙いがあります。


海外へは行けないので、国内の空港、羽田空港についてその素晴らしさを紹介していきたいです。


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羽田空港は、成田空港ができる前からの日本の玄関だった歴史ある空港ですが、成田ができた後でも、羽田空港に国際便ができるようになってから人気が再爆発しましたね。


それ以来、羽田空港の正式名称は、「東京国際空港」になりました。


自分も海外は、なるべく羽田を使います。成田遠すぎます。でも海外の航空会社によっては成田を使うので、頻度はケースバイケースです。



羽田空港は世界空港の中で総合評価が2番目にランクされていることを知っていますか?



世界中の航空旅客に対するアンケート。評価項目はアクセス、旅客ターミナルビル、出入国管理、保安検査、チェックイン施設、サイン、搭乗コール、フライト情報システム、空港スタッフ、エアラインラウンジ、洗面所とシャワー設備等々、40を超える項目による総合評価だそう。


ちなみに第1位は例年、シンガポールのチャンギー国際空港だそうです。



羽田空港、総合評価では2位だけど、部門別の評価では、ベスト国内線空港、ベスト清潔空港、ベスト移動サポート空港という評価を受けています。


世界で最も清潔な空港という評価は、これはすごいわかる!羽田空港旅客ターミナルビル会社のビル運営に対して与えられた素晴らしい評価だと思います。特にトイレの清潔さは際立っていますね。


自分は結構海外の空港のトイレと比べると、羽田や成田のトイレはすごい清潔感を感じます。やっぱり日本は清潔だな~と誇りに思います。




羽田空港は第1ターミナルから第3ターミナルまで3つのエリアに分かれており、第1ターミナルは「JAL系」の航空会社が発着するのに対し、第2ターミナルは「ANA系」の航空会社が発着します。そして、第3ターミナルが国際線です。


第3ターミナル国際線、本当にお世話になりました。


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普段、飛行機に乗るためだけに空港に行くなら、チケットカウンター、荷物預け、出発ロビーの待合ベンチで時間待ち、たまにレストラン街で食事・・・そんな感じでしょう。



飛行機に乗るために使うことはあっても、空港自体を目的として訪問することは少ないのではないでしょうか。しかし羽田空港には、さまざまなおすすめスポットがあるんです。


羽田空港って、そんな飛行機に乗らなくても楽しめるスポットがたくさんあります。


じつは羽田空港ってもう全然、デートスポットになるくらいロマンティックなスポットが多いです。自分も調べてみてびっくり驚きました。


ふつうに飛行機で移動するだけなら、とても時間が取れないけれど、彼女とデートのためだけに羽田空港に行くのも全然ありです。そんなスポットがたくさんあります。



この日記を書くために、自分自身が羽田まで行って、自分で取材して自分のカメラで撮ろうと思いましたがやっぱりやめときました。(笑)




●「We are Tokyo」でSNS映え写真を撮ろう


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日本の首都であり、世界から注目される玄関口「東京」。その東京で唯一の国際空港が「羽田第3ターミナル」。そんな第3ターミナルには、この「We are Tokyo」が置かれています。国際線スタッフたちの誇りを象徴するメッセージとして生まれたこのオブジェは、今やSNS映えスポットとしても人気。多くの人がここで写真を撮り合っているんだそう。


これはぜひ記念に撮りたいわ~。




●都内有数の絶景スポット「羽田空港国際線ターミナル 展望デッキ」


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羽田空港の各ターミナルには滑走路を見渡せる展望デッキがあります。ここでは飛行機の離発着を眺められるほか、夕方には真っ赤に染まる街並みと飛行機を、夜にはビルと飛行機のライトが輝く夜景を一望できます。


夜間はデートスポットとしても人気が高いんですよ。


滑走路を見渡せる展望デッキって、ふつうじゃまず行かないでしょう?これはもう全然ロマンティックですね。



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第1ターミナルからは天気が良い日には富士山を見ることができるとか。



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第2ターミナルからは東京湾やスカイツリーを見ることができます。また、夜間の第2ターミナル南側展望デッキは「星屑のステージ」と呼ばれていて、幻想的なライトアップが楽しめます。


レストランもあるため、夜景を眺めながら食事をするのもおすすめです。


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第3ターミナルは、国際線がメインのターミナルなので、海外のエアラインを観賞することができます。また、24時間空いているので、遅い時間や朝早くからでも飛行機を見ることも可能。




●江戸時代にタイムスリップ!?「江戸小路」


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第3ターミナル内には、江戸の街並みを再現した「江戸小路」と呼ばれるショッピング街があります。ここでは人気スイーツや伝統工芸などのお土産もが購入できます。


ここには「江戸黒」と呼ばれた黒漆喰壁で建築された建物や、お茶席のような場所があり、日本の文化と伝統を感じられるので、外国人観光客からも高い人気があります。



ここは全然知らなかったです。ぜひ行ってみたいです。




●パイロット気分を味わえるフライトシュミレーター


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羽田空港国際線旅客ターミナルには、自分がパイロットになった気分を味わえる本格的なフライトシュミレーターがあります。


ここにあるフライトシュミレータがどのくらい本格的なものはわかりませんが、自分はじつはパイロット養成機関学校のフライトシュミレータを体験したことがあります。


これはもう本格的なフライトシュミレータで、右隣に本職のパイロット教官が一緒にいてくれて、教えてもらいながら、操縦するのです。


これは本当に怖かった~~~。


あの操縦席から見える風景って、本当に高所恐怖症というか、自分がいま乗っている機体の巨大観と、自分が舵をとらないと機体が思うように航路を安定させることができない、そんな感じであの恐怖感はハンパないです。


本物のパイロットってこんな中で操縦をしているんだな、と本当に尊敬の眼差しでした。終わった後、自分はヘロヘロでした。





●日本でここだけにしかないプラネタリウムカフェ


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羽田空港国際線旅客ターミナル5階には、日本でここにしかないプラネタリウムカフェ「PLANETARIUM Starry Cafe」があります。ロマンティックな星空を見ながらカフェタイムを楽しめるということで、子供から大人まで大人気となっています。




羽田空港は、ふつうにトランスポートも便利で清潔で素敵な空港ですが、こんな飛行機と関係ないスポットもあったんですね。やっぱり王道は展望デッキですかね?


ほかにも羽田空港と合わせて観光におすすめの人気スポットには、城南島四丁目バス停から徒歩3分のところにある城南島海浜公園や洗足池公園、平和島駅から徒歩約15分の平和の森公園なんかも素敵かも?




情報引用元:


飛行機だけじゃない!羽田空港おすすめスポット5選




【羽田空港の楽しみ方】飛行機に乗らなくても行く価値アリ!空港へ遊びに行こう




自分は、ANA派かJAL派か、と言われれば、もう完璧なまでにANA派です。北海道への帰省は、必ずANAを使います。


なんとなくANAが好きなんですよね。


空港ラウンジって利用したことありますか?


じつは自分は、空港で空港ラウンジを使うのがすごく夢なのです。


空港ラウンジって誰もが使えるわけではないのです。ある限られた特権階級のブルジュアの人だけが使えるところなのです。


空港ラウンジご利用基準というのがあるのです。(笑)


ちなみにANAラウンジの場合、



1 ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーか「スーパーフライヤーズカード」を所有する。

2 グレードの高い搭乗クラスを選ぶ

3 「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券を入手する

4 クレジットカードの「ANAカードプレミアム」を作る

5 スターアライアンスのゴールドメンバーになる

6 ANAミリオンマイラーの資格を取得する

7 利用料金を支払って利用する


が、ご利用基準になります。なんか目がクラクラしてきました。貧乏庶民の自分は、間違いなく7ですね。3,100円払うと利用できるみたいです。


昔、ドイツでミュンヘンだったか、フランクフルトだったか覚えていないのですが、空港ラウンジを体験したことがあります。もちろんそんなステータスなんてないですから、利用料払ってのことだと思います。


そのANAラウンジ、どんな感じかちょっと紹介してみますね。ブルジュア~~~。


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今度羽田空港に行ったときは、ぜひANAラウンジ体験したいと思います。


じつは、最近なのですが、JALの空港ラウンジでとても気になることがあるのです。


それは羽田空港や成田空港のJALラウンジで提供されているJAL特製オリジナルビーフカレーです。


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JALが羽田空港ならびに成田国際空港の国際線サクララウンジ・JALファーストクラスラウンジで提供する特製ビーフカレー。いわゆるJALの国際線ラウンジのみの提供である。海外出張のときに、この空港カレーをやたらとSNSに写真アップするのをご覧になることも多いだろう。海外出張できる人だけが楽しめる味なのだ。


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こ~れは美味しそうすぎる!

これは絶対うまいよ!


プロの写真はとても上手なので、実際の実物はどうなのかも興味ありますが、この黒カレーでお肉ゴロゴロ、いかにもコクのありそうなカレー。これはウマいだろうな~。


実際のところ、とにかくうまい。ラウンジのオマケとか飾りではなくて、本当にうまい。そこらのカレー屋に行くくらいなら航空チケットを買ってパスポートを持って食べに行きたくなるくらい、よくできている、のだそうだ。それくらいうまいらしい。わかるよ、それ。



まさにカレー屋も真似できない“カレー”作りは、JALの本業とは違ったところで魅力全開である。レシピはもちろん秘密。お米は、山形県産の「はえぬき」という「特A」ランクのお米を使用している。


あのカレーを食べないと海外出張が始まらない! という方も多いのはよくわかる話だ。



このJALラウンジのJAL特製オリジナルビーフカレー、ずいぶん昔から有名なんですかね。自分は最近知ったのです。


自分が知ったのは、このJAL国際ラウンジでしか食べられないJAL特製オリジナルビーフカレーがご家庭でも楽しめるようになりました、という広告で初めて、この空港カレーの存在を知ったのです。


これがJALカレーの宅配版だそうです。買ってみようかしら?


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このカレーを食べたいがために海外旅行するときの飛行機にJALを使って、JALラウンジを体験しますかね?JAL国際線ラウンジで食べてみたいのだが、海外旅行しないといけないというのは、敷居が高すぎるし、なんかどっかのレストランで体験できるといいですね。


空港ラウンジでしか体験できないなんて、JALさんビジネスうますぎると思います。



以前の日記では、海外のいろいろな空港を紹介しましたが、今回は、自分が海外旅行のときに、よく使った空港を想い出に語ってみたいです。主にヨーロッパです。



●ロンドン・ヒースロー空港


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ヒースローってこんなに綺麗でしたっけ?(笑)最近ロンドンに行ったのは2016年ですが、やっぱり大陸からヒースローに到着するとホッとするんですよね。掲示板がすべて英語だから。(笑)自分が住んでいたときから、ヒースローっていまもそんなに変わってなかったです。


ヒースローは、ターミナル間の交通の便、アクセスがやたら不便で、トランジェント、乗り継ぎとかすごく困ります。そのインターバルに相当時間を見積もっていないと、乗り継ぎに間に合わないです。最低でも1時間半は取っておかないとダメですね。入国審査、途中のセキュリティ・チェックとか、やたらと時間かかって、つぎの乗り継ぎまで大変な思いをします。自分はヨーロッパ旅行でも、かなりの頻度でLHR(ロンドン・ヒースロー)経由を使ったことがあるので、これはひとつの経験値でした。


ターミナル間がすごく離れていて、地下鉄とかバスとかで移動します。そしてやたらと連絡通路長く歩きます。とにかく大変だったような思いしかない。


昔、出張で大陸に行くときに、ターミナルを間違えてしまい、離陸までに間に合うかどうか、という試練を汗びっしょりになりながら移動した記憶あります。(ギリギリ間に合いました。)


空港の駐車場も広くて、自分がどこに車を留めておいたのかわからなくなります。昔、会社のスーツケースをこの駐車場に置いたまま、車で自宅まで帰って、スーツケースがないことに気づき、また空港に戻ったら、ちゃんと置いてあったという武勇伝もあります。


ヒースローもいいけど、ガトウィックの空港もよく使いましたね。




●パリ・シャルル・ド・ゴール空港


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自分はこの空港がかなり苦手でした。(笑)なぜそうなるのか、分析したいんだけど、この空港は、必ず迷子になるというか、方向がわからなくなってしまうんですよね。乗り継ぎにこの空港使うと危ないですね。方向感覚を失いやすい、迷子になりやすい、そういう空港構造をしていると思います。ゲートもかなりの数あって、電子掲示板で自分の乗る飛行機のゲートを確認し、そのゲートまで辿り着くのがもうひと苦労なのです。(笑)ゲートを探しているうちに、ヨーロッパではあるあるの、ゲートが突然変わってたりとかで、いつもとんでもハップンです。


でもさすがフランス人らしいモダンでお洒落な空港デザインでそういう点では自分はとても好きな空港でした。空港バスで凱旋門まで行って、そこからメトロでホテル最寄り駅までか、あるいは最初からタクシーでホテルまで、とかですね。




●アムステルダム・スキポール空港


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ここはもう自分の故郷といっていい郷愁の匂いがする空港です。空港のデザインって、やはりその国の国民性がよく表れていますね。ヒースローはロンドンらしいし、シャルル・ド・ゴールはパリらしいし、そしてこのスキポールは本当にオランダ!!!という感じです。あの空港内、特にオランダ語で書かれているあの黄色の掲示板を見ると、そう感じます。


住んでいたとき、アムスに同期の友人がいたので、オランダはよく遊びに行ってました。でもいつも自分が悩むのが、荷物引き取りのベルトコンベアーの場所までたどり着くのが苦労するんですよね。なんか自分が乗ってきた飛行機の荷物が流れるベルトに辿り着くのに、いつも迷ってしまう。


必ず、空港スタッフに聞いていたような記憶しかないです。スキポールというとそんな記憶が何回も鮮明に残っています。この空港に美味しい日本のラーメン屋さんがあった記憶あります。




●ウィーン国際空港


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ここは、ザルツブルクへの乗り継ぎとしてよく使っていた空港ですね。日本からVienna航空の直通便でウィーンまで来て、そこから電車でザルツブルクですね。Vienna航空はオーストリアらしい赤が貴重なお洒落な航空会社です。ウィーンの空港もそんな赤が基調のお洒落な雰囲気が漂う空港でした。いかにも音楽の都、お洒落なウィーンらしいカラーが溢れています。ウィーンに音楽旅行できる日はもう来ないのでしょうか・・・あまりに悲しすぎます。




そのほかにも、もう新空港が出来てしまい、閉鎖されてしまいましたが、ベルリンのテーゲル空港は想い出一杯あります。世界の大都市ベルリンであるにも関わらず、それに似合わないいかにも地方都市の地方空港という感じで、あの空港の狭さ、掲示板のローカルさ加減など微笑ましかったです。


自分がベルリンフィルを聴きに、何回も行ったときも、そのたびに新空港ができる、できると言われながら、なかなか開通しなかったベルリンの新空港。自分はベルリンと言えば、やはりテーゲル空港です。


ベルリンの新空港体験してみたいです。あまりに広すぎてまた迷子になりそうです。


あとは、ベルギーのザーベンタム空港とか、いろいろありますね。


このパスポートは、自分がヨーロッパに住んでいたときに、いろいろなすべての国に行ったときのパスポート。いろいろな国の空港での検印が押されていて、自分の想い出で絶対捨てられないです。


なんでパスポート、赤(10年)じゃなくて青(5年)だったのか、覚えていないです。


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最近の飛行機は、このような翼の端が上に向かって曲がっていますよね。昔はそうでなく、つい最近から、みんな飛行機はこうなりましたね。たぶんこう折り曲げることで、空中での浮力と安定性を増すためなのだと思います。


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はぁぁぁ・・・(溜息)、いまはコロナでとても海外に行きたいとは思わないけど、また自由にいろいろ旅行できる日が来るといいですね。


空港のことを書いたら、すこし気分が明るくなりました。最近、仕事が大変なので。(笑)毎日、頭がプライベート時間への切り替えがうまくできないでいました。


楽しかったです。



私たちもみなさまのご利用、ご搭乗を心からお待ちしております。


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