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24時間サウナ [温泉・銭湯・サウナ]

昨日、灼熱の猛暑の中、東京・中野を歩いていたら、24時間サウナを見つけてしまい、思わずそのまま吸い寄せられるように入ってしまいそうになった。(笑)前職時代、もう24時間サウナというと、自分の唯一の憩いの場だったからだ。本当に好きだったねぇ。


前職時代は、山手線だったので、おもに出没エリアは、新宿・渋谷。花金(死語ですね。。笑笑。花の金曜日という意味です。これからウィークエンドということで、そのラストの日はそう呼んで、みんな羽目を外していたのです。)になると、新宿に出る。1週間お疲れ様ということでそのご褒美として、麺屋武蔵のラーメンを食べるのだ。(すごい行列で美味しかった時代です)


そして、その日は家に帰るのではなく、そのまま24時間サウナへ。新宿や渋谷の街をなにげなくぶらぶら歩いていると、あれ~こんなところに24時間サウナがある、よし今度入ってみよう!こんな感じの偶然に見つけた、というレベルである。


自分のいきつけの24時間サウナは、新宿だと伊勢丹のエリアか、あるいは歌舞伎町のいま話題の東急歌舞伎町タワーのある向かい側にあった。とくに前者は自分のお気に入りで、こちらのほうが圧倒的使用率が多かった。そして渋谷だと、道玄坂をず~っと登って行った頂点のところに、高いビルの建物の中に、24時間サウナがあった。


24時間サウナというのは、どういうところなのか、というと、いわゆる深夜夜通し営業と言う意味で、24時間入れる。そしてサウナとふつうのお風呂、そして冷や水のお風呂がある。そういうシンプルな構造である。そしてロッカールームも完備されていて、脱いだ洋服やバッグ、貴重品などはそこに格納して、裸の上にそこのガウンを着る感じである。タオル、バスタオルも付いている。シャンプーやボディシャンプーは浴場にある。


そして、これが非常に重要なことなのだけど、ちょっとした飲食をサービスするカウンターと、あと完璧な就寝用のベッドじゃないのだけど、リラクゼーションルームのようなところがあって、そこにリクライニングチェアみたいなものが多数完備されていて、それを横にすれば、そのまま寝れるのである。なにせ、時間制限がないので、朝までそこで寝れるのだ。


サウナでたっぷり汗をかいて、冷や水のお風呂で体を冷まし、そして頭を洗って、体を洗って、ふつうのお風呂に入る。そして上がってきたら、飲食をサービスするカウンターで、ビールを1杯グイグイと飲み干すのである。これがなんと!最高に天国なことか!五臓六腑に染みわたる、とはこのことである。


そして簡単な軽食なども頼めるようになっていて、そこでたとえばお茶漬けなどを頼んでサラサラと腹に掻き込む。


そうして、さきほどのリクライニングチェアのようなところで横になって、そのまま寝てしまい、朝まで過ごすのだ。もちろん新聞や、共用のテレビもある。また漫画などもあったかな。それぞれ個人で本などを持ち込むのもOKである。人それぞれの夜の過ごし方をすればいいのである。


そういう場所が東京都内にはあったのだ。


これにハマっていた時代は、1990年~1999年あたり。ほぼ30年前だ。たぶんいまもこの24時間サウナって、都内にはふつうにビジネスとして続いていると思うんですよね。自分は、2000年以降は、もうピタッとそういうところには行かなくなった。


いまから30年前なのだけど、自分の脳裏の記憶の中にあるそのイメージの写真を探してみたのだけど、なかなかドンピシャの写真がないんだよね~。そりゃそうだ。もう30年前だ。いま拾える写真って、もうみんなすごいお洒落な最近のシステムのものばかり。


自分がイメージしているのは、今で言うところのスーパー銭湯が近いかもしれませんね。


たとえば健康ランドみたいなところも、ある意味そういうところの一種だと思う。健康ランドは、とにかく規模がでかいですよね。


スポーツジムのようなものも付いているとこもある。


あんな立派なでかい感じじゃないんですよ。そしてなによりも健康ランドって宿泊できないでしょ?夜通しじゃないでしょ?


新宿とか渋谷とかの都会のビルの中に、そういう施設がある、という感じなので、ほんとうに小規模施設です。


そしていまの最新鋭の写真を見ると、温泉だったりしますよね。いやぁ~そんなにもすごくないです。ふつうのお風呂に冷や水のお風呂です。ジェット風呂はありましたね。


いまだとSPAもそういう類の一種かな?自分はSPAには行ったことがないのだけど、自分が言及している24時間サウナというのは、飲食カウンターがあること、新聞、共用テレビ、漫画などが置いてあること、そしてリクライニングチェアみたいな1人用の寝れるところがあって、そこで一晩過ごせること。こういう施設のことを言っています。


24時間サウナで一晩を過ごして、朝に新宿の街、まだどこのデパートやお店もやっていない早朝の時間。新宿プリンスホテルのブッフエに有料で使用させてもらい、アメリカン・ブレックファーストのモーニングを食べて、そのまま家に帰る。。これが自分の花金の過ごし方でしたね~。


ネットの写真はもうみんな新しくて、自分が言及している30年前の24時間サウナとは、ちょっとかなりイメージが違うのだけど、あえて近いものを探すとこんな感じかな・・・。


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ちょっと自分のイメージとは若干違うけど、こういう感じで1人用で寝れる場所が確保されているのです。


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2000年~2003年間、病気で北海道の実家で静養して、両親と暮らしていた時代。オヤジはほんとうに温泉とか、お風呂が大好きだった。とくに実家のある北海道のおらが街には、温泉があった。車でないといけないエリアにあって、オヤジは車を持っていたので、車で、1週間に3回くらいは自分を温泉に連れて行ってくれた。「よし!これから温泉行くぞ!」という感じで誘ってくれるのである。おらが街には、周辺の街もふくめ、たくさんの温泉があり、そのときそのときで、いろいろな温泉に連れて行ってくれた。


実家で療養していた3年間は、それは暇で暇で辛かったけれど、もうオヤジと温泉に行っている想い出しか残ってないんだよね。もう圧倒的にそういう想い出。あとは釣りですね。へらぶな釣り。へらぶな釣りに行くか、温泉に行くか。オヤジといっしょに過ごした想い出はもうそれが圧倒的だ。


でもそれってある意味普通の人では絶対経験できないことだ。ふつうの人は、大学卒業後、すなわち22歳になったら、親元から巣離れしていくだろう。親とは別に暮らす。これがあたりまえだ。でも自分は30歳代後半から40歳代にかけて、この年齢で両親と3年間暮らしたのである。


まさかそんなことになろうとは思ってもみなかった。


これは普通の人ではまず経験できないことだ。


だからある意味、すごい貴重な時間だったと思う。そんな暇な3年間は、ひたすらオヤジと温泉か、ヘラブナ釣りである。そしてときたま男の料理教室。(笑)


そんな北海道の実家の温泉の写真を見つけることができた。


岩見沢温泉なごみ


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そうそう!まさにここでした。

この雰囲気、懐かしすぎる~(笑)。


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ここは温泉だった。


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ジェット風呂もあったし、基本は温泉である。なんかどの写真もあまりに懐かしすぎて、自分の記憶に鮮明に残っている風景なので、自分にビビッと刺さってきます。ここでよくオヤジと背中の流しあっこをしたものです。



ここの温泉は露天風呂もできるようになっている。

そうそう、まさにここであった。


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自分の記憶に圧倒的に残っているのは、真冬の雪がしんしんと降り積もっているときに、この温泉によく行った覚えがあって、外は真っ暗で夜なのだけど、豪雪地帯なので、雪がすごい積もっている。。そんな中で、この露天風呂に入って体を温めるのだ。このギャップバランスみたいなものが堪らなかった。


自分は、この写真、露天風呂の写真を見ると、どうしても雪の中で入っていた記憶しか記憶に残っていない。

冬、雪のイメージが圧倒的だ。


先日の6月に北海道に帰省したときのこと。母親の施設が、じつはこの岩見沢温泉のすぐ傍にあることを知った。今度行くときは、母親のお見舞いに行った帰りに、ちょっとこの温泉に立ち寄ろうかと思っている。


オヤジとの濃厚な3年間を感傷に浸りたい。



そして、いまの横浜のおらが街にもこれに呼応するように温泉施設ができた。自分の街からはやや離れていて、歩こうと思えば歩けないこともない。でもかなり歩く。


ここはふつうシャトルバスが出ているのだ。

このシャトルバスで温泉施設に行くのがベストであろう。


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綱島源泉湯けむり庄


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ここはすごいですよ。びっくりするくらい最新鋭中の最新鋭の豪華温泉施設。もう最先端を極め尽くした感がある。まさにいまの首都圏内での温泉施設ってこんな感じのお洒落さなのでしょうね。1回だけ行ったことがあるのだけど、それはそれは度肝を抜かれるくらいゴージャスな施設でした。


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屋内風呂と露天風呂、両方あるのですが、えっすみません。基本はお風呂じゃないです。温泉でした。


露天風呂なんてこんなゴージャス。


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岩盤浴もできるようになっていて、こんな感じです。

とにかく空間の造りがすごい今風でお洒落。


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サウナもフィンランド式サウナだとか。


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あとスポーツジムなんかもありますね。


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そしてお風呂上りには、こんなゴージャスなロビーでひとときを過ごす。もちろん豆腐料理を始め、至れり尽くせりのレストラン、食事処でのお食事。


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なんか、自分がいままで経験してきた24時間サウナとか、オヤジと行っていた温泉とかなんだったんだ!それらの集大成というか、最高峰までに上り詰めた感じのデラックスバージョン仕様の温泉施設です。


残念ながら24時間ではありません。日帰り温泉ですね。


でもそういう前職時代の24時間サウナ経験、そして北海道の実家でオヤジと過ごした温泉三昧の毎日。そういうのを全部ひっくるめて、神様が、ご苦労さんと最終的なご褒美ということで、こういう最高にゴージャスな施設を、いまの横浜のおらが街にプレゼントしてくれたのかな~と思うようにはしています。(笑)


シャトルバスを使わないと無理ですが、また行ってみたいと思っています。











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