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美食倶楽部 [グルメ]

いまグルメ系のことを書いているとすると、世界の朝ごはん、日頃自分が通ってみて美味しいと思っているお店、そしていま話題のお店、そして旅行先のグルメ、こんなところであろうか。


これだけでも十分だとは思うのだが、食いしん坊の自分は、もっと高尚なところを狙いたいという想いが日頃からふつふつを自分の中に浮かび上がっていた。


自分のようなB級グルメ専門の貧乏庶民なら、普段は、なかなか通えなさそうな高級料理、それは日本料理ではあれば、政治家が通うような赤坂の割烹、料亭のような類のお店、フレンチならトゥール・ジャルダン(パリと東京の両方、経験したことあります。。笑笑。いずれお話します。)のような高級フレンチ・レストラン。


こういうところを体験してみたいと思うようになった。もちろん貧乏人だから、頻繁には通えないけど、何か月に1回かはこういう贅沢をしてもいいのではないか、と思うのである。


食は人間の最大の楽しみである。


物欲にお金をかけるより、食や旅行にお金をかけたほうがいい、というのが歳をとってからの自分の偽らざる嗜好である。


さて、このような一流のグルメ日記になんというタイトルをつけようか。。。


かなり悩んだのだが、いろいろ考えた末、”美食倶楽部”と名付けることにした。


美食倶楽部といえば、北大路魯山人の会員制食堂。そして我が愛してやまなかった漫画「美味しんぼ」の海原雄山が主宰する会員制料亭のことである。海原雄山のは、魯山人の美食倶楽部がモデルであると言われている。


北大路魯山人


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画家でもあり、陶芸家でもあり、美食家でもあり、書家でもある北大路魯山人


北大路魯山人・・・この名を知らない人はあまりいないと思う。が、同時に、「では、魯山人とは何者だったのか?」と聞かれると、正確に答えられる人も、あまりいないのではないだろうか?


37歳のときに大きな転機が訪れ、友人の中村竹四郎と共同で古美術骨董を商う「大雅堂美術店」(前年までは大雅堂芸術店と称した)を開くと、店で扱う器にみずから調理した手料理を盛り付け、ふるまうようになったのある。


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これが会員制の「美食倶楽部」の始まりであった。


「金はいくらかかってもいい。美味いものを食わせてくれ」という政財界の大物が魯山人料理を礼賛し、会員は200名にも膨れ上がった。この出来事が、その後、会員制料亭開業の契機となっていったのである。



北大路魯山人による美食倶楽部の歴史は、さらに続く。大正12(1923)年、関東大震災で大雅堂美術店を失った2年後に会員制料亭「星岡茶寮」を立ち上げる。会員には、貴族院議長の徳川家達や男爵の藤田平太郎、侯爵の細川護立、電力王の松永安左エ門、作家の志賀直哉や画家の鏑木清方ら、各界の名士が名を連ねた。



美食倶楽部時代の最初は、選りすぐりの古陶磁に料理を盛っていたものの、会員数が激増したため、そのころから新しい器の製作に取り組むようになる。星岡茶寮では、ときに100人前を超える食器一切をそろえる必要に迫られ、とうとう魯山人は本腰を入れて星岡窯という窯を創設。加賀の須田菁華窯や京都の宮永東山窯といった有名な窯から職人を引き抜いて、理想の器の創作に没頭していった。


いろいろな顔をもつ北大路魯山人ではあるが、やはり自分にとっては、美食と陶芸、これをセットにして美の極致を極めた人というイメージが強い。


魯山人は、美を厳しく追求する姿勢からもわかるように、遠慮なく自分の信ずるところを口にし、ときに人を人として扱わない一面もあったといわれる。周囲から煙たがられたのは、ずばりと痛いところを突く眼識と、大きな風貌からにじみ出た威圧感によるところが少なくなかったのである。


北大路魯山人という人は、食に関して多くの逸話を残していることでも有名だ。昭和29年に欧米旅行に出かけた際にパリの「トゥール・ジャルダン」で出された鴨料理が気に入らず、焼き直しを命じてワサビ醤油で食べたというエピソードもそのひとつだし、岡本太郎らと伊豆へ泊りがけで出かけた時に鍋の席で団欒的な食べ方を嫌い、あまりの真剣勝負さにひんしゅくを買ったことも有名な話として残っている。


魯山人のことを数多く記している作家の山田和さんは、「魯山人の食通」の中で、鍋を食す時にワイワイやる雰囲気を持ち込まなかったのは「彼の育ち方と関係があるのかもしれない」と語っている。


美食の世界に、妥協を許さなかった魯山人はある意味、いまでいえば奇人変人の部類のカテゴライズされるであろう。魯山人に関する本は、ほんとにたくさん残されている。もし時間ができれば、片っ端から読破して魯山人の世界を理解してみたいと思う。


魯山人の逸話にこういうのもある。



北大路魯山人は言った。「納豆は、かき混ぜればかき混ぜるほど旨い」と。その回数を調べてみると、「納豆は424回かき混ぜるといいと言った」という説もあるそうだ。



北大路魯山人は納豆が好きだったようで、「魯山人味道」にも納豆に関する話が登場している。


その中には、


「...納豆を器に出して、それに何も加えないで、そのまま、二本の箸でよくねりまぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。蓮から出る糸のようなものがふえて来て、かたくて練りにくくなって来る。この糸を出せば出すほど納豆は美味くなるのであるから、不精をしないで、また手間を惜しまず、極力ねりかえすべきである。」(魯山人味道「納豆の拵え方」より)


自分はこれは間違いだと思う。(笑)というか自分の美意識にまずあわない。


テレビでもよく納豆を徹底的にかき混ぜる人を見かけることがあるが、自分はその画面がかなり嫌いである。なぜなら、かき混ぜればかき混ぜるほど納豆に糸が発生して絡みつき、ネバネバ状態になって、見ていてかなり気持ち悪いのである。なんかかなり汚い図で下品に感じてしまう。


なぜあんなにかき混ぜるのかな?と普段から不思議に思っていたのであるが、北大路魯山人がそう言っていたとはいまのいままで露にも知らなかった。


自分は納豆が大好きであるが、基本かき混ぜない。醤油をたらして、1回か2回、軽くかき回したらそれでお終いである。それで充分美味しいと思うし、なによりも見た目が綺麗でいい。


うちのオヤジは、さらに納豆をご飯の上にかけることを嫌った。朝ごはんのときに、そういうことをすると、よくオヤジに怒られた。


納豆をご飯の上にかけるんでない!


納豆というのは、ふつう白いご飯の上にかけるものだろう!


でもオヤジは、ご飯と納豆を別々に口に運んでいたのである。ご飯の上に納豆をかけると汚いというか下品に見えてしまうからなのだろう。でもその真意をオヤジに尋ねたことはなかった。


とまぁ、北大路魯山人に関しては、掘り出せばいくらでも面白いことが学べそうだ。また近いうちに。。。


参考引用文献:


フードジャーナリスト曽我和弘のショートエッセイ 食の現場から。魯山人のすき焼きが平成の世に蘇る。



会員制料亭を立ち上げた魯山人とは?人生や名言、本名など徹底解説(和樂web編集部)



魯山人風すき焼き(我流料理研究所)



魯山人風すき焼き・その2



美味しんぼ5巻 再現レシピ!「シャブスキー」こそが牛肉を美味しく食べる料理法だった!






さて、その北大路魯山人の会員制食堂であった”美食倶楽部”をモデルにしたのが、あの漫画”美味しんぼ”の海原雄山が主宰する会員制料亭の美食倶楽部だ。


美味しんぼ。


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雁屋哲(原作)、花咲アキラ(作画)による日本の料理・グルメ漫画である。「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて1983年20号より連載された。


まさに一世を風靡しましたね。

アニメまでになった。


自分も完璧に嵌り、のめり込みました。スピリッツだけでなく、もちろん単行本もシリーズで揃えていました。あんなに面白いと思ったことはなかったし、もともと食いしん坊の食が大好きだったので、最高の漫画だと思っていた。



「東西新聞」文化部記者の山岡士郎と栗田ゆう子を主人公とし、「究極のメニュー」作りを通して様々な人々が抱える悩みを、食を通じて解決させるストーリーである。


それまでの料理漫画には見られなかったリアリティあふれる描写が好評を博し、テレビアニメ、テレビドラマ、映画など様々なメディア展開が行われ、グルメ漫画や日本のグルメブームの活性化に寄与したのである。


山岡士郎の父親が美食家で美食倶楽部を主宰している海原雄山である。


この海原雄山がこれまた昔の大御所そのものの感じで、昔の見識家にありがちな偉そうで頑固で気難しいキャラクターである。父子は母親の死をめぐる確執から絶縁しており、偶然顔を合わせる度に意地を張り合い、料理対決するのである。


海原雄山は、気難しい頑固おやじなんだけれど、言うことはごもっともという感じでさすがは美食家と言わんばかり。海原雄山の言うセリフで、ずいぶん料理の勉強をさせてもらったという感じである。


山岡士郎&栗田ゆう子が、「究極のメニュー」を作っていくのに対し、海原雄山は対抗して「至高のメニュー」作りを宣言する。


いつも山岡士郎は、雄山に負けちゃうというか、やられてしまうんだけど、かならず1回は雄山をドキッとさせるような反撃をするのが大半である。


自分は、美味しんぼを読んでいて思ったのは、これは原作者の雁屋哲さんが、かなり綿密に勉強されているというか、かなり取材で実体験しないと書けない内容だな、と思ったことだ。それだけ登場する料理の知識がかなり専門的で説得力がある。単なる料理漫画で終わらなかったのは、その食に対する専門性の描写ではないか、と思う。


残念ながら東日本大震災のあった2011年に福島第一原発に関する描写で炎上し、その炎上が原因ではないとはいえ、2014年5月から長期休載をしているとのこと。


2014年に最新刊111巻を発売してから8年間休載を続けています。

「ビッグコミックスピリッツ」での連載も中断したままです。


とのことだそうだ。


原作者の雁屋哲曰く「自分の一存では連載再開を決められない」との事。作者が再開したくても簡単には再開出来ない状態に陥っているみたいである。


そろそろまたあの世界が懐かしく思ってきました。またぜひ復活してほしいです。またスピリッツ買うかも?



北大路魯山人と美味しんぼ。それは美食倶楽部というだけでなく、いろいろな面でこの漫画にとって影響力があった関係なのです。こんな本も出ています。


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美食倶楽部というタイトルの日記をこれから連載していこうと決心した、それがきっかけで美味しんぼのことを思い出してしまった。いい機会だったのかもしれません。


美食倶楽部の日記の第1弾をどうしようか、と思ったときに、自分はかねてよりすき焼きを取り上げたくて、それもそんじょそこらにあるすき焼きではなく、一流のお店の特上牛を使ったすき焼きが食べてみたいと思っていたのである。


そのお店はもうすでに決まっていて、自分が過去に2回ほどお世話になったお店である。そこにひさしぶりに行ってみたいと思ったのである。そのときの体験記を美食倶楽部の日記の第1弾としたいと考えたのである。


そのときにすき焼きに関して、自分は美味しんぼでとても忘れられないストーリーがある。それは美味しんぼ第5巻に収録されている「牛なべの味」である。


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これはものすごくショッキングでよく覚えています。


それは海原雄山がすき焼きについてケチョンケチョンにけなすところから始まるのだ。


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ぬうう、このくどくて鈍重な味はどうだ。

スキヤキなんて食べに来るんではなかったわ。


海原雄山は、なぜスキヤキがダメなのか、とんとんと説明する。

牛肉をまずく食べる料理法は、スキヤキだけじゃない、このシャブシャブもだ。


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そして言い放つひと言。


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スキヤキを食わせるからには、せめて魯山人風のスキヤキくらい食わせてみろ。


魯山人風スキヤキ???


ここから自分の探求心が芽生えるようになる。いま手元に美味しんぼ第5巻がないので、確証はないが、ここから雄山による魯山人風スキヤキの解説が始まるのだ。


当時この話を読んでいたときに、自分は魯山人風スキヤキに一気に興味を持ってかれた。どんなものなのか、食べてみたい!


海原雄山は北大路魯山人を尊敬しているからかもしれないが、その雄山がいまどきのスキヤキをケチョンケチョンにけなした後、褒め上げた魯山人風スキヤキとはどんなものなのか。今風のスキヤキとなにが違うのか。


当時の自分は随分悩んだものだった。


いまはネットの時代。さっそくネットで魯山人風スキヤキを調べてみた。


北大路魯山人によると「まずは肉だけを煮て食べ、次にザクだけ、というように交互に食べるとよい」という。また、「酒呑みのためのすき焼きには砂糖は入れない」のだそうである。



魯山人風すき焼き


稀代の美食家、北大路魯山人が考案したというすき焼きがある。

要は、味の出る肉は肉だけ、先に食べ、

出汁を吸ってうまくなる野菜やその他の具は、

肉を一通り食べきってから、鍋で煮て、それはそれで食べてしまう。

そのあとに、また、肉だけを食べる。

材料の性質をみて、独創的に創作的にするのが鍋料理だそうだ。


写真がないとイメージが湧きにくいだろうから、写真を探してきた。


魯山人のすき焼きを平成の世に蘇えさせる、というコンセプトのブログだ。



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魯山人のすき焼きは、我々がよく食べているそれとは作り方も食べ方も異なっている。まず、砂糖を使わない甘みがほとんどないすき焼きだと考えてほしい。戦後はたまに卵を使ったこともあるそうだが、ほとんどは大根おろしで食べていたそうだ。そして煮込むというより具材を焼く印象が強い。


魯山人は「牛肉と焼き豆腐、葱などを次々と足して煮込む甘くどいごち鍋とは違う」と言っているように一般的に行う作り方・食べ方をかなり嫌っていたように見受けられる。



要は肉と野菜をいっしょに煮込まず、焼いては食べの繰り返しなのだ。戦前はみりんも用いず、醤油と酒のみで調理していたようで、甘みは全くない。戦後になると、少し嗜好が変化したのか、みりんでほんのり甘みを持たせている。それでも極少と記しているからほぼ醤油と酒の調味だと考えていいだろう。魯山人はある文章に「砂糖の乱用が各々の持つこところの異なった味を破壊し、本質を滅茶苦茶にしている如き、それである。




「砂糖さえ入れればうまいとする今の料理は、極端に味覚の低下を示している」と書いている。一般のすき焼きを“甘くどいごちゃ煮”と言っていることからしても砂糖を用いる気は一切なかったと思われる。


魯山人曰く、すき焼きとは「まず食べたいだけの肉を焼き、それを絶妙のタイミングで食べ終えてから、食べたい分だけの野菜を入れ、少量のだしを注ぎ、味付けして煮る」ものらしい。決してグツグツ煮てはいけないようだ。肉は火が通りすぎないように半熟の表面が桃色をしているままに食べること。葱はけちらないで必ず一皮剥く。



要は魯山人風すき焼きとは、肉と野菜を交互に焼いて食べるものなんだな。いまのすき焼きは煮るみたいな感じだけど、あくまで焼くのである。そして肉と野菜を一緒にしない。かならず交互にやる。肉は大根おろしで食べる。


そして砂糖はいっさい使わない。


自分は思うのである。美味しんぼの第5巻の牛なべの味で、海原雄山がいまのスキヤキをケチョンケチョンに貶している理由が、まさに北大路魯山人がすき焼きに対して抱いている理想像、現代のすき焼きがダメであることの論理と合致するのである。


おそらく雁屋哲さんは、この魯山人のすき焼き論を参考にしていたに違いない。(笑)



美味しんぼ第5巻牛なべの味はもちろんそれだけでは終わらない。魯山人風スキヤキを現代の世の中でそのまま再現することは難しいが、それに代わる作品を紹介するのだ。


それがこのひとこまだ。


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シャブスキーと名付けたこの食べ方。


シャブスキーとは、すき焼きの牛肉をしゃぶしゃぶのようにさっと湯を通して梅タレで食べるすき焼きある。もともとは、北大路魯山人が考案した「魯山人式すき焼き」を応用したものから生まれた。



海原雄山、もうべた褒めである。


自分は長年のシリーズの中で、この第5巻の牛なべの味がすごく好きである。いまでもはっきり覚えているのである。


自分はいまのすき焼きがとても好きなので、海原雄山にケチョンケチョンに貶されたときは、もちろん大ショックでした。そしてお話に出てくる魯山人風すき焼き。それにすごく興味を持ってしまった。


あれから、おそらく40年経ったいまの2022年に、ようやくネットの力を借りて、魯山人風すき焼きがどのようなものなのか写真付きでイメージすることができ、理解することができました。


苦節40年、長かったです。


新しい連載シリーズ、”美食倶楽部”の第1弾として考えているのが、すき焼きです。魯山人風すき焼きを体験できれば文句ないでしょうが、なかなかそういうお店はないみたいです。


すき焼きといえば、自分は昔から贔屓にしているお店があります。

それが人形町にある今半というお店です。


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今半はすき焼きだけでなく、しゃぶしゃぶや鉄板焼きなどの一流店です。人形町が本店ですが、いろいろ支店も展開しています。昔、2回ほど、この人形町の今半ですき焼きを食べたことがあって、それは自分はすき焼きといえば実家の母親が作るすき焼きぐらいしかイメージが湧かなくて、一流店で食べるすき焼きってどんなものなんだろう、と思い、トライしたお店でした。


もうこれは素晴らしかったです。牛肉がA5とか超ランクごとに分けて提供されていて、高ければ高いほど最高級の牛肉を堪能できます。これが本場のすき焼きか~と感心しました。


お値段もバカ高かったです。だからあまり牛肉の枚数は頼めなかったです。(笑)まずは体験するという目的だけであって。。


あの特上牛肉によるすき焼き、腹いっぱい食ってみたいです。両親が東京に遊びに来たときは、この人形町の今半に連れて行ってやろうとずっと思っていたのでした。残念ながらそれは叶わぬことになってしまいましたが。


そんな人形町今半のすき焼きを食べてみたい、と思い、美食倶楽部の連載を始めることにしました。今半のすき焼きは、北大路魯山人や海原雄山が嫌う今風のすき焼きなのかもしれませんが、そこまでこだわる必要ありませんね。


自分は、今風、現代風のすき焼きも最高に美味しいと思っています。









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Masa

ノンノンさん

ご無沙汰してます。以前に何度かコメントいたしましたMasaです。
入院からご復帰されて今はお元気そうで何よりです。

いつもコメントを入れようと思うのですが、ノンノンさんの圧倒的な文章力にコメント出来ずにいましたが、丁度、昨日休日出勤した際の会社からのお弁当がまさに今半のすき焼き飯で、何かデジャブのような感じでコメントせずにはいられませんでした(笑)。

しゃぶしゃぶ、すき焼きといえばざくろもいいですよね。このスライスした肉を煮るって、日本ならではで、向こうではなかなかお目にかかれないですね。留学先の同級生が来日した時に、しゃぶしゃぶに連れて行ったところ結構喜ばれました。

徐々にコロナも落ち着いてきたので、またノンノンさんの元祖海外クラシック旅行記を拝読できる日がそう遠くないのではと期待しております!どうかお身体にはご自愛いただき、引き続きノンノンさんの記事を楽しみにしております。

by Masa (2022-10-23 20:16) 

ノンノン

Masaさん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。嬉しいです。なんと!お弁当に今半のすき焼き飯ですか?(笑)それはまさにデジャブですね~。(笑)今半にはぜひすぐにでも行ってみたいのですが、今なかなか仕事が佳境で忙しくて行けません。12月くらいかな、と思ってます。

ざくろは東京で初めてしゃぶしゃぶを紹介して日本料理店なんですね。ネットで調べて初めて知りました。ここもぜひ行ってみたいですね。美食倶楽部の日記でもぜひ取り上げてみたいです。すき焼き第2弾ということで。。。

もともとこのブログは、海外音楽鑑賞旅行の日記を旅行会社のスタッフとシェアしたいという目的で開設したものなので、やっぱり原点に戻りたいですよね。私も最近日記ネタがクラシックからどんどん離れていくのを感じています。(笑)やはりそろそろ元の自分の路線に戻りたいですね。明日、じつにひさしぶりにサントリーホールでコンサート鑑賞です。やっぱり自分のホームだとしみじみでしょうね。

私は退院から体調もすこぶるいいので、この調子で突っ走っていきたいと思いますので、これからも末永くお付き合いください。

コメント、気安くどうぞ。(笑)
by ノンノン (2022-10-28 23:10) 

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