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DX時代のコンサートホール:アーティストのCD、関連グッズのEC販売 [コンサートホール&オペラハウス]

ECサイトで収益を上げている、成功しているのは、全体の10~30%くらいだということだそうだ。ECはいまの世に合った利便の販売手法、販売ツールだけど、意外や収益をあげるということが難しいのだそうだ。


でもいまさら従来の物販ルートに戻れるわけもなく、これからの時代はECで売っていくという以外に方法はないだろう。やはり単にECのサイトでモノを売りました、というだけではなく、どうある既存のビジネスに連携させていくか、どうお客さんの購買意欲をそそるかなどの戦略が必要であって、その結果、インターネットで買ってもらうという利便性が、そこに乗っかるという感じなのだろうと思う。


クラシックの世界で、お客さんが一番購買意欲が湧くときというのは、コンサート終演後のときのような気がする。


コンサートホールでは、ロビー、ホワイエのところには、今日の主役のアーティスト、オーケストラのCDが物販コーナーという形で販売されている。


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オンライン時代の到来ではあるけれど、この風景はなくさないで欲しいな、と思う。自分の心の安らぎですね。この風景を見かけると、あぁ~コンサートホールに来たんだな~と実感する。



今宵のコンサートで大感動したあと、あの曲、すごいよかったな~、あの曲初めて聴いたけど、すごい自分の手元に欲しいというのが一番購買意欲が湧いているときだと思う。そういう今宵のコンサートの主役のアーティスト、オーケストラのCD、ストリーミング、ダウンロード、関連グッズをEC販売する。


残念ながら、終演後って物販コーナーはもう閉まってますね。物販コーナーが開いているのは、開演前のときと途中の休憩、ブレイクのときでした。


だからポイントは、コンサートが終わったときに、全曲通しで聴いたときに、あの曲欲しい~、あのアーティストいいな~、あのオーケストラいいな~という気持ちに応えるということだと思う。


それにはやはり帰宅後、あるいは終演後から数日後、自宅で購入できるECサイトでの購入ということになるのではないか。


その公演の電子チケットを購入した人には、そのメールアドレスには、その日の主役のアーティスト、オーケストラのCD、ストリーミング、ダウンロード、関連グッズなどをEC販売するサイトが届く。


今日演奏した1曲目は、このアルバムに入っています。今日演奏した2曲目は、このアルバムに入っています。というナビゲート付きであること。(CD/各社のストリーミングのURL/各社のダウンロードのURL)


ただし、その公演ごとに、専用のECサイトを作るのは、かなり出費になり効率的ではないので、これはプロモーター側や、コンサートホール側で運営してくれるといいのではないか。そういう専用のECサイトを作って、今日の公演、ということで、その購買情報をどんどん累積で積み重ねていく感じ。(レーベルや各販売サイトに飛ぶ仕組みがいいですね。紹介料をもらう感じで。)


もちろんコンサートホールのHPにそういうECサイトがあってもいい。今日の公演ということで、アンコール曲だけでなく、関連促販物をECサイトで売っていく仕組み。それを公演ごとにそのECサイトに累積で積み重ねていく。


これからの時代のコンサート広告としては、ぜひ公演ごとにWebページが作成されるといいと思うが、そのWebページにその公演で演奏される曲のCDや関連グッズのECサイトのURLが掲載されていて、そのまま連携でそのリンクに飛べることができ、購入できるのが1番いいかもしれませんね。



電子チケットなどの電子媒体、あるいはポスター、チラシに貼られたQRコードは、アーティストのCD、関連グッズのEC販売、その日の公演で演奏した楽曲のストリーミングURL、これらを埋め込む絶好の場所で、それを埋め込むパターンが多いほど、ユーザーの目に留まる可能性も強くなり、そのまま販売に結びつく可能性が高くなるように思います。


ある販売ルートに連携させて、その関連グッズをEC販売するという事例は、


「ARTISTSTORE.JP」とぴあが連携、アーティストグッズ情報を「チケットぴあ」に掲載開始



チケットぴあと連携して、アーティストグッズをEC販売していこうというトライはあるようですよ。


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この「ARTISTSTORE.JP」、なんとチケットぴあだけでなく、ローソンとも提携しています。(^^;;


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チケット販売業者とEC連携して、アーティストの関連グッズを促進販売していこうという動きはすでに世の中にはあるということですね。


チケットと連携させるのが、1番関連グッズをEC販売するルートとしてはスムーズということですかね。


アーティスト関連グッズでひと言で一般呼称しているけど、クラシックのアーティストにとって関連グッズってなんだ?(笑)すぐには思いつきませんね。いろいろ出品するとしたら、やはりこれもアーティストにとって負担であることこの上ないかもしれませんね。






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