人形町のおすすめ食べ歩き [グルメ]
人形町は、とても江戸情緒の風情があるなんともいえない下町風情があるのだけど、
かつては男色の町。そして歌舞伎小屋、そして浄瑠璃と人形芝居。
なるほどなぁ・・・である。なっとくいく感じである。
後半は、人形町ならではのグルメなところを紹介しようと思う。街歩き日記は、やっぱりこのグルメ日記が楽しいですね。
人形町のグルメスポットは、ほとんど甘酒横丁に存在するといっていい。ここには、アイスクリームやたい焼きなどの和スイーツや、惣菜が味わえるお店まで様々なグルメスポットがあります。食べ歩きできるものは100円台から味わえるものばかりなので、ほんとうにお気軽。
甘酒横丁というのは、明治座まで続く約400mほどの商店街のことで、明治初期に、通りの入り口近くに「尾張屋」という甘酒屋があったことから名づけられたと言われる。
●森乃園
「森乃園」は、大正3年創業の老舗の健康ほうじ茶専門店。お店のコンセプトは「からだにいいをおいしくする」で、健康に良く、味わい深い自家焙煎ほうじ茶を販売している。
創業は古く、店内はこじんまりとしているのですがきれいな内装であった。1階ではお茶やアイスクリームが、2階では甘味処としてほうじ茶を使った和スイーツが販売されている。
1階の販売スペースでは様々な商品が販売されており、1個売りだけでなく、パックで3個入っているお得なものもある。
ここではほうじ茶ソフトクリームが売られている。店内では食べられない。頼んだら、ここのベンチに座って食べる感じです。
見た目はチョコ風だけど、ほうじ茶のようなお味がしました。でも、ほうじ茶の苦味は感じず、口の中で徐々に香り広がっていき、さっぱりとした味わいで美味しかったですよ。
2階は甘味処になっているんですね。
ここではほうじ茶を使った和スィーツが売られている。
まずはほうじ茶。冷たいの。
この日も、40度近い猛暑だったので、大変だったけど、冷たいほうじ茶美味しかった~。ほうじ茶は麦茶とはまたちょっと違うんですよね。麦茶よりもうちょっとマイルドな感じです。涼をとれました。
そしてほうじ茶パフェを頼んでみました。なんか子供になった気分で美味しかったです~。
●柳屋
「柳屋」は、上でご紹介した森乃園のちょうど向かい側にある、創業大正5年のたい焼き屋さん。麻布十番の「難波屋総本家」、四谷の「わかば」と並んで『東京三大たいやき』の一つに数えられています。
ちょちょちょっと!、今度この”東京三大たいやき”トライしてみますね。
平日でも行列ができる程の人気店なので、30分待ちは覚悟した方が良いでしょう。自分のときもゆうに30分は待ったと思います。並んでいる時に、ガラス越しにスタッフさんがそばでたい焼きを作ってる様子を見られます。
焼きたての熱々のたい焼きをその場で味わうことができますよ。1個~でも購入可能ですが、6個から箱詰めにしてくれるので、お土産にも最適です。
自分は他店舗の前にあるベンチで食しました。
本当に焼き立てのアッツアッツを作って、その場で包んでくれるので、本当に熱いです。表面の皮はパリッとしていて、焼き立てということもあって中のあんこが熱々。もうハフハフいいながら食べました。(笑)甘さ加減もちょうど良い塩梅で、とても美味しいです。
なんか、本当にシンプルな、昔ながらの伝統のたいやき、という感じでした。
東京三大たいやきのひとつ、柳屋のたいやき。ここに食しました。
●とうふの双葉
「とうふの双葉」は甘酒横丁内に店を構える、創業明治40年の豆腐店です。人形町の豆腐・甘酒といえば 「とうふの双葉」といわれるほどの有名店。
店内は1階が売店、2階が食事処となっています。豆腐をかかえている江戸時代のお人形さんのとなりに食事処のメニューが書いてあります。豆腐屋さんだけあって、「揚げ出し豆腐定食」「肉豆腐定食」「焼き厚揚げ定食」などバラエティに富んだ豆腐料理が味わえます。
創業以来、変わらないこだわりの味を守っているのが特徴。店内には、豆腐や納豆、油揚げなどがズラリと並んでいます。
食べ物だけでなく、甘酒もおいしいのでおすすめ。甘酒横丁という名前がついているので、どこのお店でも甘酒が飲めると思いがちだけど、そうじゃないんですね。甘酒横丁の中で、甘酒が飲めるのは、この双葉さんだけなのです。
さっそく甘酒と豆乳ドーナッツを買いました。
双葉さんのお店の前は、ベンチがあって、ここで涼んで、買ったものが食べられたりします。自分は、この双葉さんのベンチは、この日、ものすごい回数使わせてもらいました。さっきの柳屋さんのたいやきもここのベンチで食べました。
紙コップで飲める甘酒は女性でも飲みやすく、甘さ控えめでスッキリした味わいです。ノンアルコールという感じで、全然酔わない。なんか桃味のジュースを飲んでいるみたいでした。
豆乳を使った「豆乳ドーナツ」もおすすめ。甘さが控え目な味わいで、コクのある美味しさで最高でした。
●人形町今半
まさにすき焼き、しゃぶしゃぶの名店として人形町今半さんです。美食倶楽部の第1弾の日記として、詳細にレポートしました。ここのすき焼きは、日本一、ほんとうに超一流という感じで、たしかにお値段は張りますが、それだけの最高級品の牛肉を使った最高のすき焼きだと思います。美味しかったです。また今度来たいと思います。
●人形町今半惣菜店
この今半さんの隣に今半さんの総菜専門店もあるんですね。「人形町今半 惣菜本店」は創業明治28年の、コロッケやメンチカツ、肉まん、弁当などが販売されている惣菜店です。人形町以外にも都内や千葉、埼玉にも店舗を構えています。
今半には惣菜店と飲食店の2つがあり、それぞれ分かれて別の場所にあります。
水天宮近くにも今半さんの惣菜店さんがありました。
すき焼きコロッケ、すき焼き肉まん、やまと豚まんなどオリジナリティのある惣菜が楽しめますよ。
●親子丼玉ひで
人形町といえば、自分にとっては日本で親子丼の発祥の地である人形町の玉ひで。この玉ひでの親子丼が食べたいために、初めて人形町という街に行きました。いわば自分にとって人形町とのきっかけを作ってくれたのが、親子丼の玉ひでなのです。
ところがこれが大変なことになっていました・・・。
在りし日の玉ひで。
ところが今回行ったら、工事で全部更地になっておりました。(笑)
あれえ~名店玉ひでもついに閉業か~と思いましたが、そうではなく、旧店舗の老築化の為、古くなり過ぎたので、いま全部立て直して新築、改築を進めているのようなのです。まったくデザインが違う新店舗になるか、それともあくまで改築でデザインはいままで通りで、建築そのものを新しくするか。もちろん後者にしてほしいです~。
その間は、玉ひでの親子丼が食べられないか、というと、そうでもなく数店舗右側にテイクアウト専門の玉ひでを見つけました。ここでテイクアウトで細々とつないでいきましょう、ということなんでしょうね。
はたして、新しい店舗の玉ひでとはどんな感じなのか?楽しみです。そしてひさしぶりに玉ひでの親子丼食べてみたいです。
●重盛の人形焼
人形焼は、カステラにあんこなどを入れて焼いた和菓子である。
人形町が発祥地とされ、東京土産として有名である。
文楽人形や七福神の焼き型を用いたものが伝統的なものであったが焼き型は時代とともに移り変わっている。人形焼発祥と言われる人形町の老舗によると、七福神も最初は全身像だったものがやがて顔だけに変わっていったらしい。
人形焼きは様々な形があり、中でも七福神の顔をかたどった人形焼きはとても可愛らしくておすすめだと思います。
そんな人形焼の名店中の名店。重盛。甘酒横丁からちょっと離れて水天宮の前にある。
これが人形焼です。
自分はこの10個入りの人形焼を買いました。
いやぁ~これは甘かったね~。ものすごい甘い餡子で、2個食べたらもうダメでギブしてしまいました。お子さんには人気かもしれませんね。
●鳥忠の玉子焼き
「鳥忠」は、明治創業の地鶏・銘柄鶏を扱う専門店。
その場で食べれる飲食店ではなく、こうやってウィンドウで商品を売っているという感じですね。
鳥忠のお勧めは、玉子焼きと焼き鳥でしょう。
この2つに限る!
とくに「鳥忠」のおすすめグルメとしては、手土産におすすめの「玉子焼」。厚く焼かれたボリューミーな玉子焼は、甘さの中にお出汁の旨味が感じられてとっても美味しい。
鳥忠に来たら、やはり鳥忠の玉子焼きは食べないとダメだろう、ということで、玉子焼きは玉子焼きでも、さらのその上の限定メニューで売り切れ次第終了の親子焼きを買いました。
親子焼きは、三葉なのか、ちょっとそれを玉子焼きに埋め込んである感じです。
鳥忠さんの前のベンチで食べます。
これはボリューミーな玉子焼きでじつにうまい。そしてすごく甘い玉子焼き。玉子焼きもここまで厚くボリューミーに焼けるなら本望。これならもう食べ応え十分。そしていままで食べたことがないほど、甘い玉子焼き。これはうまいな~と思いました。
人形町グルメの中では、この鳥忠の玉子焼きが文句なしの自分的な1番でした。
これはぜひ体験あれ!
これは人形町グルメではありませんが、昔の親子丼玉ひでの隣に、かなり昭和風の純喫茶があります。玉ひではかなり並ぶし、開店前のずいぶん前から並ぶので、1番乗りであることが多く、あまりに早すぎて、よくこの隣の純喫茶で休んでおりました。ここはなかなかレトロな風情があって、自分のお気に入りの喫茶店です。
グルメというと、いわゆる食べ応えあるごはんメニューを思い出した人が多かったかもしれませんが、人形町グルメは、もっと小腹にきく、おやつというかそういう小さなグルメなのでした。甘酒横丁に集中してその人形町グルメなお店が並んでいます。
だから、全店舗を制覇しても、食べ過ぎにはならないので、1日でいろいろ制覇されるのがいいと思います。
これにて、人形町の街歩き。観光編とグルメ編、終了になります。
街歩き日記。また次回の街でお会いしましょう!
情報引用元:
人形町のおすすめ観光・グルメスポット9選!下町情緒溢れる街並みを堪能しよう
中央区観光協会特派員ブログ お勧めの人形町散策コース
2023-08-05 07:44
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