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続・私の音楽遍歴 [海外ロック]

大好評だった?(笑)前回に続き、第2弾。まだまだ秘蔵のアナログレコードあります。自分の青春時代を彩った音楽たちの続きです。


中・高・大と学生時代は洋楽ロック少年だった自分に、その扉を開いてくれたのはビートルズやポール・マッカートニー&ウィングスだったわけだが、最近Twitterでとても魅力的なアカウント見つけてしまった。


いわゆる"bot"というやつで、有名人の発言集をあつめたつぶやきですね。クラシックの作曲家や小説家など、もういろいろなジャンルがあるけれど、最近、ジョン・レノンとポール・マッカートニーのbotに出会ってしまった。(もちろん非公式アカウントですが。)


これがすごい夢中になってしまう。


クラシックの作曲家の発言より、全然自分に与えるインパクト大きいです。(笑)


なんかジョンやポールがリアルに発言した言葉なんだな、と思うともうズキ~ンと心が締め付けられる感じで、内容も長年のファンにとっては刺激的で、かなり衝撃です、自分にとって。


ジョン・レノンbot
ポール・マッカートニーbot


です。ぜひビートルズ・ファンでしたら、フォローしてあげてください。ボクは、他にもジョージやリンゴのbotもフォローしました。


ジョンとポールの発言で結構刺激的な内容をちょっといくつか紹介しますね。

さすがジョンのほうが過激です。(笑)


<<ジョン・レノンbot>>


綺麗なメロディはポール。俺はロックンロールしか書けないと思っていた時期があった。でも例えば"This Boy"を聴けば、俺は最高のメロディを書いていたことが分かる。



ビートルズは、ポールの曲を細かいところまで推敲するのには何時間もかけていたが、"Strawberry Fields Forever"や"Across The Universe"みたいな俺の良い曲の番になると、だらけた雰囲気になって、実験的なことをやるはめになるんだ。



"She Loves You"は俺たち2人で書いた曲だ。ポールのアイデアだったと思う。アイラブユーとまた歌う代わりに、第三者を登場させて、何か別の物を掴ませるようにしようとポールが決めた。



【"Taxman"について2】「ジョージの曲を手伝わなきゃならないなんて、やめてくれよな全く」と俺は思った。自分の分とポールの分で手一杯だったんだ。でも俺はジョージのことが大好きだし、彼を傷つけたくなかったから、彼が電話してきた時、とりあえず本音を隠して「いいよ」と言ったんだ。



【"Let It Be"について】作り直される前のくだらないものが発売されるのもいいんじゃないかとすら思っていた。ビートルズという偶像がそれによって破壊されるから。地に堕ちるわけだ。



<<ポール・マッカートニー>>


人々はみんな、「これはポールじゃない、ジョンの曲だ」とか、「ジョンじゃない、ポールだ」と言うけれど、違うんだよ。僕は分かってる。他のビートルもそうじゃないって知ってるよ。作品のほとんどは、グループの団結と努力で出来てるんだ。



ジョンとは最初のころから一緒にやっていたし、音楽的な意味でも非常に近い意識だった。それに僕らは、競い合ってたしね。作曲面とかでね。彼がいい曲を書いてくると、僕はもっといい曲を書こうと思ったものだよ。けど、ウイングスではそういうことはない。



ジョンを殺した奴については僕の頭のなかで、あるフレーズが延々と鳴っていたんだよね。こいつはアホのなかのアホだと。本当に悲しくてどうにもならなかった。ジョンはなんか、いつまでもいてくれそうな、それでいつでもつるめそうな、そんな気がしてたから。



自分でもそのうち音楽をするのが飽き飽きするんじゃないかと思っていたけど、全然音楽には飽きていない。不思議なことに年が経てば経つほどエキサイティングになってきた。経験を積むほど"やれるんだ"という自信がついて、心配がなくなったからだと思う。今では間違っても気にもならなくなったね。



バディ・リッチが、リンゴが技術的に上手くないと馬鹿にしたという噂を聞いたことがある。僕らはバディ・リッチを尊敬していたけど、リンゴのサウンドとスタイルの方が好きだ。もちろんリンゴは一分間に1000本のパラディドルなんて叩けない。でも僕らはそもそもそんなの求めていないってわけ。



では第2弾行きます。


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スティービー・ワンダーも自分の世代では絶対外せないビッグ・スターである。少年だった自分は、全盲で作曲するその才能が当時とても信じられなかった。スティービー・ワンダーは、自分はやはり不世出の希代のメロディー・メーカーだとつくづく思う。一度聴いたら、決して人の心を掴んで離さない、そのキャッチーな旋律は本当に素晴らしいです。


大学時代によくロック談義をしていた友人は、スティービー・ワンダーが嫌いだった。あのこぶしをまわすような歌い方がいやだという。あいつは根っからのロック少年だったからなんだろうな、と当時の自分は思っていた。


スティービー・ワンダーのアルバムは、もう傑作が数えきれないほどあるけれど、その中に自分が最高傑作、この作品の完成度を超えるものはない、と断言していたのが、この「キー・オブ・ライフ」。


これは素晴らしいです。


1976年に米チャートでも連続13週1位を独走して、その年の米グラミー賞で主要4部門を独占した。おそらくスティービー・ワンダーにとって、この作品が出世作だったのだと思う。


単なるポップスというより、もっと深遠な世界、自分は自然=ネイチャーの感性に寄り添った音楽、アルバムのような感じがした。


本当に、これがスティービーの最高傑作だと思います。

愛するデュークや可愛いアイシャがいいですね。


特に可愛いアイシャは、赤ちゃんの声が入っていて、これは自分の子供に対する愛情表現の曲なのかな、と思いました。このキーオブ・ライフ、そして特に可愛いアイシャは40年経過したいまでも、Walkman→iPodと変遷する中(いまはもう耳悪くするのでインナーオーディオ辞めました。)ずっと通勤時間に聴いてきた曲です。



エボニー&アイボリー.jpg


スティービー・ワンダーと言ったら忘れられないのが、ポールとのジョイントで話題沸騰だった「エボニー&アイボリー」。このタッグを知ったとき本当にびっくりしました。


もう夢中で聴いていたような・・・。やっぱりポールがリードする感じで、スティービーもちょっと引いた立ち位置だったのが印象的でした。題名の意味は、「黒鍵と白鍵」なんですよね。


これ、いまやったら人種差別問題で訴えられるのではないでしょうか?(笑)


自分はもちろん両人ともファンでしたが、このジョイントを聴いて、ますますポールのことが好きになりました。ポールの方がアピール度が大きかった。あと、自分は買いませんでしたが、ポールは、マイケル・ジャクソンともジョイントしていますね。マイケルから、「作曲の仕方を教えてください。」と言われたとか。。。


ますますポールの偉大さを感じた、そんな当時でした。



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フィル・コリンズも当時の自分の世代では忘れることのできないメロディ・メーカーでしたね。3人編成のジェネシスの活躍も凄かったですが、自分の時代はフィルがソロで活躍したタイミングでした。そのときに大ヒットしたアルバムがこのアルバムですね。頭髪が薄くて格好良くないのに、すごくセンチメンタルでいい曲を書くそのギャップが好きでした。(笑)いま、どうしているのかな~???


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ボビー・ウーマックというシンガー・ソングライターを知っていますか?この当時の1980年代、MTVで大活躍したアメリカの歌手ですね。音楽のジャンルからすると、ソウルやファンクに属すると思うのですが、本当に美しいメロディを書く人で、でもどこか真正直なポップスではない、ちょっとソウル・ファンクのあのやや陰影感のある感じがとても素晴らしかったです。自分はMTVで大好きになり、その当時大ヒットしていたこのアルバムを買ったのでした。2014年に亡くなられていますね。2009年にロック殿堂に入りました。


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パット・ベネターも自分のMTV時代に活躍した女性シンガー・ソングライターです。1970年代、当時はまだ女性のハードロッカーが少なかった時期に活動を始め、1980年代前半に全米でトップクラスのボーカリストに昇り詰めました。ロックといっても女性でないと出せない格好良さがありますね。


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ボクの世代で、フリードウッド・マックを知らない人はいないでしょう。1970年代に絶頂期を迎え、自分が聴きだした1980年代は安定期に入ったビッグバンドでした。この「噂」のアルバムは、もっとも彼らの中で有名な作品ですね。初期の頃は結構過激な音楽指向のバンドらしかったですが、自分が聴いていた時はソフトムードな感じでした。


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フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドは、これまた1980年代のMTV全盛時代のスターでしたね。シングルカットの「リラックス」が大ヒットしました。ボーカルがゲイでしたね。ちょっとよく覚えていないけれど、あのカルチャークラブの前身のバンドでしたっけ???


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ビッグ・カントリーは、スコットランドのロックバンド。この頃の自分は本当にUKべったし、でしたね。バグパイプに似せた音色でケルト的な雰囲気を醸し出すギターサウンドや、男っぽい骨太の曲中に時折挿入される甘い女性コーラスなど個性的なサウンドでした。英国、カナダ、アメリカの3国でゴールドディスク以上を記録して100万枚以上を売り上げたセールス的には大成功したバンドでした。


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スティーブミラーバンドを知っている人はなかなかいないだろうな・・・アメリカのロックバンドでした。自分はロックのルーツは、やはり黒人のブルースやリズム&ブルースに根源にあって、そこから影響を受けているミュージシャンが当時すごく多かったので、自分もその世界を勉強してみたいと思っていて、それでこのバンドを聴いてみようと思ったのでした。この「ジョーカー」は傑作です。


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ストラングラーズは、あのUKパンクそしてニューウエーブの時代を駆け抜けたバンドでした。来日公演もしています。ロンドンに発したパンク&ニューウエーブの時代はもっとも自分の心の中で恐怖に感じたあのドキドキ感は、たぶん今後現れることもないんだろうな、と思います。


パンク・バンドは大体演奏テク的にお粗末で勢いだけで出てきた人たちが多い中で、ストラングラーズはバンドとしての演奏技術力はしっかりしたものを持っていました。三島由紀夫に捧ぐ歌なんかも作曲していましたよ。(笑)



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ピンクフロイドの「狂気」。懐かしすぎる。(笑)もうベストセラーでしたね。ピンクフロイドと言ったら、この狂気と、あと原子心母でしょうか。UKのロックバンドでした。プログレ(プログレッシブ・ロック)ですね。自分はプログレはそれほど聴き込んではいませんでしたが、ピンクフロイドだけはよく聴いていました。プログレは大人のロックというイメージを当時持っていました。ピンクフロイドは、プログレのジャンルの中では
五大バンドのひとつと言われていました。


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ニューオーダーは知る人ぞ知るという感じのバンドでした。いかにもUKロックという感じ。この「ブルーマンデー」は当時のUKチャートの首位を独走していた記憶あります。サウンド的には、テクノロックという感じの音楽です。ロッキンオンで絶賛していたのをきっかけに知って、さらに英国チャートを独走して話題になっていたので買った、という経緯だったと思います。



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P.I.L.(Public Image Limited)は、まさにパンク→ニューウエーブの代表格ですね。というか、あのセックスピストルズのボーカルのジョニーロットンが、ピストルズ解散後に本名のジョン・ライドンに戻して結成したバンドですから。


P.I.L.と言ったら、絶対このFlowers Of Romanceでしょう。


このジャケットに自分のアンテナの感性が猛烈に反応。
これは素晴らしい!
こういうセンス、大好きです。超自分好み!


でもセックス・ピストルズを知っている世代の自分は、あのアナーキーなサウンドを恐れて、P.I.L.もそれを踏襲しているのではないか、とずっと恐れてなかなか怖くて再生できなかった記憶があります。(笑)ジャケットだけをただ鑑賞しているみたいな感じです。



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そしてもう自分の日記で何回も登場している常連のポリスですが、アルバムを全部揃えているのは当然ですが、こういうシングル・レコードも持っているんですよね。


当時の時代を生きていた生き証人ですね。


「見つめていたい」のジャケット格好いいですよね。シンクロニシティーのジャケットは、ロック史上でもっともカッコいいジャケットだと思っています。


隣は高校教師です。もちろん日本盤ですからタイトルも日本語で印字です。
高校の時に買ったシングルじゃなかったかな?
まさに生き証人。
大切な財産です。


どうですか?

みなさんの聴いていた音楽と同期するところありますか?


当時世間の流行であったフォークソングや歌謡曲などに夢中になっている友人をよそ目に、自分はちょっと違う感を出したい、かなり英国ロックに傾倒していた、粋がっていた生意気な学生でしたから、ちょっと変わっているかもしれませんね。


でも有名どころは、みなさんによく知っている音楽ではないでしょうか。


音楽の力は偉大です。
音楽は世界を救います。
音楽は不要不急じゃないです。


コロナ禍でみなさん明日を生きていくのも必死という状況もよく承知していますが、そして自分がそういう状況下に対して、できることも大きくないですが、せめて上の3つのことを世界に向けて発信することはできるのではないでしょうか。







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