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大学の学生食堂 [大学]

東京藝術大学の大浦食堂が50年の歴史を閉じて、2021年2月3日を最後に閉店した。閉店のニュースが流れたときに、音楽家の方々はいっせいにSNSでその事実を嘆いていたツィートがTLに溢れかえっていたので、わかるな~その気持ち、と思ってはいた。


自分は大浦食堂の存在はまったく知らなかったけれど、そういう大学に存在する伝統を慮る気持ちよくわかります。いっしょに育ってきた、という感覚でしょう。


わかります。


そんなときに、NHKのサラメシという番組で、その大浦食堂の最後の日の取材の模様が放映される、とのニュースをキャッチして、さっそく見たのでした。


もちろん録画もしておきました。

いやぁ~感動でした。


東京藝術大学 大浦食堂


大浦食堂-3.jpeg


大浦食堂-4.jpg


藝大の中には、おそらく複数の学食(学生食堂)があると思うんだけれど、この大浦食堂は、美術学部にある食堂なんですかね?


いまはコロナ禍なので、本学学生、本学教職員以外の方の利用はできないそうで、取材もできなかったのですが、NHKは最後まで諦めず、美術学部のデザイン科の教授にお願いしてその最後の日の模様を撮影してもらうという手を考えたようだった。


感染対策のため、客席を半分以下に減らし、入店制限している中、運命の2021年2月3日に撮影は敢行された。


安くて美味しいものを種類豊富に。

これが開店当初からのお店のポリシー。


この大浦食堂のシェフが、北澤悦雄さん。(72歳)

藝大の中で一番長い。どの教授よりも長いそうだ。


カウンター越しに学生にこまめに声をかけて、学生の成長を見守ってきた。


去年の春からのコロナ禍で、講義はリモートになり、客足は落ち、悩んだ末、ここが潮時ということで閉店を決めた。芸術家とその卵たちを、その胃袋から支え、未来を励まし見守り続けてきた日々も今日を以て幕を下ろす。


この大浦食堂の名物が、”豆腐のバター焼き丼(通称バタ丼)”
この食堂のオリジナルメニューである。


バタ丼-JPEG.jpg


これです!


閉店のニュースが流れたときに、SNSのTLに溢れかえっていた写真は、このバタ丼の写真でした。(笑)


そんなに有名だったんですね。
全然知りませんでした。


この大浦食堂の後に、この4月から企業が運営する新しい食堂がここにオープンするそうで、北澤さんは、このバタ丼のメニューを引き継いでもらうんだそうです。


それはよかった!
伝統は途切れなかったんですね。


ボクもぜひ食べに行きたいです。
必ず食べに行きます。


東京藝術大学の楽長である澤和樹さんは、自らプロのヴァイオリニストでもあり、この最後の日に大浦食堂に現れて、バタ丼を食べていらっしゃいました。


そして、自ら作曲した、妄想曲”不滅のバタ丼”を、演奏して北澤さんに献呈されておりました。(笑)


そして感謝状も贈呈。


大浦食堂も永遠にあるってみんな思っていたから、それがもうなくなるとか、当たり前じゃないっていう・・・なんとも複雑な気持ち。


50年間、長い間お疲れ様でした。
そのとき番組のBGMはベートーヴェンの第九の第四楽章が鳴っていました。



大学の学生食堂、学食は、まさに人生において、絶対忘れられない思春期の大事な想い出の場所ではないだろうか?


絶対忘れられないですね。いまでも鮮明に頭の中に刻み込まれています。あの場面シーンが、ちゃんと鮮明に動画像として浮かび上がってきます。


我が母校、北海道大学の学生食堂も、ここに紹介しておきましょう。(笑)


北大の学食は、全部で6つあるそうだが、自分がお世話になった食堂は、その中の2つ。


北部食堂

中央食堂


である。


北部食堂も中央食堂も、北大生協の食堂である。


北大は、入学した最初の2年間は教養学部で勉強して、その成績如何で、残りの2年間に自分の進学する学部に移行する。


自分は教養学部のあとに、工学部電子工学科に移籍した。


教養学部の横にあったのが、北部食堂で、最初の2年間はこの食堂で若い腹ペコの空腹を満たし、そして工学部に移ってからは、その横にあった中央食堂にお世話になった。


北部食堂


北部食堂-3.jpg


北部食堂-1.jpg


座席数1100と、日本の大学の学食としては、最大級だとか。

この写真を見て、自分はどうもピンと来ないんですよね。


なんか違うというか。たぶんリニューアルされて、建て直されたんじゃないかな、と思いますね。外観も中の食堂の風景も。


正直なところ、教養学部の2年間の食堂の記憶はあまり鮮明じゃないです。
とにかくものすごく広かったのは覚えている。

なにせ、38年前ですので。(笑)


自分の中に、鮮明に記憶にあるのが、どちらかというと後半生の工学部の中央食堂。


中央食堂


中央食堂-2.jpg


中央食堂-1.jpg


中央食堂は、工学部の隣にある。

まさにこの建物!


あの当時とまったく変わっていないです。
まさにこの建物そのまんまです。

食堂の中のイメージもまったく変わっていないです。


嬉しいです。


思うに、工学部に移ってからの方が友人関係も濃厚で、遊びまくって青春時代真っ盛りだったからだと思います。教養学部時代は、自分の希望する学部に移行したいので、一生懸命勉強ばかりしていた記憶がある。そして希望通りの学部に移ってからは、やったー!で後は卒業までに思いっきり友達と遊んで青春時代を謳歌したのである。


自分の大学キャンパスライフと言ったら、この工学部時代なのである。


ドライブ旅行、音楽、麻雀、酒、ラーメン、アルバイト・・・


なんかあの頃の学生仲間と熱く同じ時間を過ごした時は絶対忘れられないです。友人と、ブリティッシュ・ロック談義、ポリスだ、U2だとか、今度はライブの新譜がでる!とか熱く語り合っていたのも、この中央食堂の中であった。


だから中央食堂のことは絶対忘れられないです。


あの頃の大勢の仲間と一緒にランチをとっている図は、いまでも鮮明に記憶に蘇ります。


あいつら、いまはどうしてるのやら・・・


だから中央食堂は、そんな自分のセンチメンタルな青春の想い出の場所なのである。だから自分は、東京藝術大学の大浦食堂のことを、みんな懐かしがって郷愁の念いっぱいの気持ちを寄せ、閉店のニュースが流れたとき、いっせいにみんな悲しんだ、その気持ちはよくわかるのである。


北大・中央食堂が閉店になったら、自分も大いに嘆き悲しむことは間違いない。(笑)


2000年~2003年に病気で会社を休職していた期間、北海道の実家で休養していたとき、懐かしさのあまり、北大の中央食堂に行ってみたことがあった。


あまりの懐かしさに泣いてしまった。
いや~ここだよな~という感じである。


自分の計画の中で、札幌コンサートホールKitaraで札響を聴きたいという夢があってオルガンコンサートでKitaraを体験したことはあってもオーケストラ経験はなかったので素晴らしい音響という噂を、ぜひ大編成のオーケストラで体験したかったのである。


それも札響で。。という拘り。


いつも帰省するのは、夏休みか年末年始なので、オーケストラお休み期間なんですよね。(笑)


札幌文化芸術劇場hitaruもぜひ体験したいし。
とにかくシーズン・インのときに帰省できるタイミングを狙っていたのである。


そのときに一緒に北大・中央食堂をレポして日記にして、青春時代を振り返るという計画を秘かに心に秘めていたのである。まさか藝大・大浦食堂のことで、それが実現するとは思ってもいませんでした。ネットでの写真を使ってではありますが。。。(笑)


中央食堂は、ドラマのロケでも使われたりして、有名だそうですよ。


中央食堂、いや北大の学食全般だと思うのだが、名物は、この「牛とろ丼」。


中央食堂-5.jpg



北大学食名物として学生にも観光客にも人気がある「牛とろ丼」。


これは、生ハムと同じ「非加熱食肉製品」を利用した「牛とろフレーク」を使った丼のこと。 十勝平野の中で自由気ままに育ったボーンフリーファームを使ったコダワリの牛丼。 生の牛肉を食べることができなくなった現在、ユッケが好物という人には天国モノの丼です。


・・・だそうである。


申し訳ないのだが、38年前の自分の記憶の中には、まったく存在しないです。(笑)
そんなのあったけな?という感じです。

あったかもしれないけれど、記憶にないです。


近いうち、中央食堂にぜひ突撃したいと思っているので、そのときはぜひチャレンジしてみましょう。


大学の学生食堂こそ、まさに青春の場。想い出がいっぱい詰まっている忘れらない場所だと思うのである。









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