植樹のナゾ [クラシック雑感]
東京文化会館の公園改札は激変した。
改札口がこのように一番左端に移動になった。
そしてなによりもその景色を激変させた最大の要因は、改札口前が道路が走っていたのを歩行者天国にしてしまったことであろう。
これによって東京文化会館の前の景色が一変した。
掲示板もできて、ちょっとした観光スポットになっている。
大きな樹木がそびえ立ち、その周りをサークルのように人が腰掛けることができるようになり、このようにみなさんが腰掛けて休憩しているという、なんとも心和む光景が繰り広げられるようになった。
自分はすごくいいことだと思う。
以前は、ただ道路があって、そこを自動車がビュンビュン走っていただけの殺風景な景色だったのだ。終演後、東京文化会館から出てきて、その道路の横断歩道を渡らないといけない、ただそれだけだったのである。
それがなんとも自然に優しく、視覚的にとても心和むいい景色になったと思う。
ただ、フッと自分は疑問に思ってしまった。
この大きな樹木の植樹はいったいどうやったのだろう?(笑)
ここはもともとアスファルトの道路がバンバン走っていたところだ。
植樹というのは、いわゆる都市計画の一環で何十年、何百年と育てて待たないといけないもののはず。
しかも、この写真の通り、ものすごい太い大きな樹木だ。もう何千年も育った樹木のような感じだ。サークルの中に土があって、そこに埋め込まれているような感じである。
仮にだ。サークルを作って、その中に土を埋め、そこに樹木を埋めたとしても、これだけの大きな樹木である。安定性など考えると、それではとても危険である。
地下深く根を張らないとダメなのではないだろうか・・・。
これは、かなり大きなナゾである。(笑)
いままでは間違いなく、このようなものはなかった。今回、この一面に広がっている風景を見て、自分はすごいいままで見たことのなかった斬新さを感じたくらいだからである。
まさに東京文化会館の公園改札の前は激変した。
ちょうどこの日の東京春祭のコンサートが始まる開演直前に、そのことに気づいてしまい、無性に不思議に思ってしまい、これからコンサートが始まる、というのに、集中できなくなってしまったのである。(笑)
なんか、そんなことを考えていると、この東京文化会館の前のこの樹木も昔あったけな?と疑ってしまう。(笑)
まっいっか?
すごく美しい光景になったんだったから、余計なことを考えないほうがいいかもしれませんね。結果オーライということで。
こうやって人が腰掛けることができるサークルができたことで、コンサート前で人が溢れてきたときに休むところができて、とても重宝しますからね。
開演前は、東京文化会館の前は、コンサート待ちの人でごった返しになって、しかも東京文化会館の中のイスはコロナ対応で撤去されてしまったので、尚更人が座る場所がなくなり、このようなサークルはますます重宝されると思います。
こうして、自分の今年の音楽の新年度シーズンも、こうやって東京・春・音楽祭で無事スタートすることができたのである。
2021-04-04 23:28
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