コロナ禍のストレスでイカれてしまった地球の歩き方 [海外音楽鑑賞旅行]
コロナ禍で海外へ旅行に行けなくなってから早2年、自分がお世話になっていた旅行会社やそのスタッフはどうやって過ごしているんだろうか、いつもそう思っている。
そんな中で、これまた海外旅行するときには、絶対必要なバイブル、地球の歩き方に関する投稿を見てしまい、唖然となってしまった。
自分の場合、やはりヨーロッパに行くときは、地球の歩き方は、絶対必須のバイブルであった。いくら内容があまり変わっていなくても、その年に旅行する場合は、その最新版を必ず購入したものだった。
世の中に、ガイドブックは数多あれど、海外旅行に関しては、やはり地球の歩き方の右に出るものはないと思う。
インターネット全盛のいまの時代、ネットでググれば大抵の情報はキャッチできるが、やはりあのようにきちんと決まったページ数にて、決まったフォーマットで簡潔にまとめてある本のガイドブックに勝るものはないと思う。
海外旅行に関しては、もうキング・オブ・ガイドブックの立ち位置ですね。
そのときいつも思うのは、地球の歩き方って、全世界を網羅しているじゃないですか?あの情報収集力ってすごいな、と思うんですよね。おそらく世界中にネットワーク網があって、そこからの情報収集だと思うんですが、あの内容の濃さ、精密度は本当に驚くばかり。
旅行ガイドブックというジャンルの中では、彼らの立ち位置は、ずっと王様のポジションで続くんだろうな、と思っていました。
でも、まさかのコロナ禍で、地球の歩き方の編集部がイカれてしまっている、とは思いもよらなかった。
それがこれだ!
地球の歩き方 ムー~異世界(パラレルワールド)の歩き方
販売前からSNSで話題となり、出版前に重版となったほどの人気なのだそうだ。
地球の歩き方と月刊「ムー」とのコラボなのだそうだ。月刊「ムー」というのは、日本を代表するオカルト雑誌。
どちらも創刊は1979年(昭和54年)の40年以上のベテランだ。
2021年春ごろから企画がスタートしたという「地球の歩き方ムー」。半年以上かけて、「地球の歩き方」の編集部と、「月刊ムー」編集部でアイデアを出し合いながら1冊にまとめられたものなのだそうだ。
月刊「ムー」って知らないんだよね。(笑)
情報量豊富で、分厚くてインドの2倍はあるそうだ。
1つのスポットに対して、「地球の歩き方」的視点と、「月刊ムー」的視点を同時展開していくことで、お互いを異世界として、パラレルワールド(同時並行世界)を感じてもらえるデザインにした・・・。
これがこの本の骨子みたいだ。
こんな感じ・・・。
古代エジプト・ミイラ続々と発見、ピラミッドに残る謎の空間は、シェルターは軍事基地か、太平洋の超古代文明大陸ムー、謎の円盤UFO・侵入禁止エリア「アメリカのUFO関連地域」・・・
地球の歩き方もついにこんなんになってしまいましたか?(笑)
地球の歩き方のTwitterでは、
地球の歩き方は地球を歩き続けます!
" 版元が変わるだけで滅びません。"
もしかすると来年は、ムー大陸やアトランティス大陸のガイドブックが出るかもしれません!!!
海外旅行が難しい状況は変わりませんが、引き続き地球の歩き方を応援よろしくお願いいたします!(ヨシ)
てな感じだったそうだ。
わかるよ、わかる、その気持ち。海外旅行できなくなったら、それこそ国別のガイドブックは売れないよね。もう彼らもガス欠で、緊急事態宣言の中を一生懸命生きながらえて頑張っているんだ。
自分は涙が出てきました。
この地球の歩き方ムー~異世界(パラレルワールド)の歩き方、自分は十分に同情するし、面白そうだから買ってみようかな、とアマゾンを覗いてみたら・・・
世界197か国のふしぎな聖地&パワースポット
世界のグルメ図鑑
世界なんでもランキング
世界のカレー図鑑
こんな感じ・・・
しかも悪乗りでこんなアイコラまで作られる始末。
地球の歩き方はヤケを起こしている。
コロナ禍のストレスで、編集部がイカれてしまっている。。。
もうエネルギーのぶつけ処がなくて違うところで吐き出しているんだろう。(笑)
なんか苦労が滲み出ているようで、涙が出てきました。ふつうの国別じゃ売れないから、少しでも違った目線で新しい新境地を開拓というところでしょうか?
頑張れ!
踏ん張れ!
くじけるな!
潰れるなよ!
オレは、この先、ずっと地球の歩き方を応援していくからな。
オレといっしょにこの難局を乗り越えようぜ!
いつか、また元通りに海外旅行がふつうにできるときが、必ずやってくる、と信じて希望を持って生きていこうぜ!!!
2022-02-28 19:37
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