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赤坂アークヒルズのお茶漬け膳 [グルメ]

サントリーホールの向かいにある赤坂アークヒルズのカフェ・レストラン街。ここには、昔、自分のお気に入りのお茶漬け専門店があった。


いつもサントリーホールでコンサートがあるときは、その前にこのお茶漬け屋さんで夕食としてお茶漬けを食べるのが常だったのだ。


お茶漬けだけを提供するお茶漬け専門店というのが、なんともすごい洒落ているし、コンサート前にあまりたくさん食べてしまうと、公演中に眠くなるので、さらっと軽いものがいい。


そういう点からもお茶漬けというのは最高であった。


なによりも自分はお茶漬けが大好きだし。


サントリーホールのコンサート前は、さらっとお茶漬けをかっ込む。これがいわば自分のゲン担ぎのようなところがあった。


お茶漬け屋さんというとふつうは、純和風、日本料理店のような店内装を想像すると思うが、このお店は全然洋風だった。店内は薄暗く、黒の内装で、照明が暗く、ちょっとした洒落た洋風のバーみたいな感じで、バーテンさんがカクテルを振っている・・・そんなイメージの店内。それでいながらお茶漬け専門店というのがなんともアンバランスで、自分は気に入っていたのだ。


お茶漬けもなかなか高級で美味しかった。ご飯はおひつごと提供され、それにお茶碗、そしてだし汁のポット、それに明太子、梅干し、昆布などお気に入りのお茶漬けのタネ(具)が小皿で提供される。そんなちょっとした高級和風料理店のような上品さである。


だし汁だったか、ご飯のおひつはお替りは自由だった。


それが2015年の小山実稚恵さんデビュー30周年コンサート、大野和士&東京都交響楽団とのラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番がサントリーホールで開催されたときに、自分はこのいつものごとくお茶漬け屋さんでお茶漬けをかっ込んで、公演に臨んだのだ。


でもいまから7年前のこの2015年のコンサート以来、このお店は人知れず閉店してしまった。結局この日が最後となってしまったのだ。


これはかなりショックであった。次回行ったときに違う店がテナントに入っているのはショックとしかいいようがなかった。


それ以来失意の日々なのだが、折に触れて、このアークヒルズの中のお茶漬け屋さんのことを日記で言及してきたわけだが、ネットでググってみると、そのお店の写真を発見することができ、さらにそのお店の名前もわかってしまった。


大興奮である!


そしてさらに驚いたことに、このお店、じつはチェーン店のように複数いろいろな街にお店があり、たまたまサントリーホール前のアークヒルズ店が閉店になったというだけの話だったことがわかった。


だから他の店に行けば、昔のようにそのお茶漬けが食べられることもわかったのだ。


サントリーホールでのコンサートでは、公演前にこのお茶漬けを食べることがひとつのゲン担ぎでもあったので、懐かしいし、大切な想い出でもある。


そこでこの赤坂アークヒルズのお茶漬け専門店のことを、あらためて日記にしてみようと思ったのである。


サントリーホールの向かいにある六本木赤坂アークヒルズの中にあったお茶漬け専門店は、「お茶漬け膳 八十八楽(こめらく)赤坂アークヒルズ店」というお店のことのようであった。


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これがそのお店の写真である。うぉぉぉおおお~~~懐かしい!まさにこのお店である。


場所は、ちょうどいまの天ぷらめしの金子半之助のお店のあるところにあったのだ。


お茶漬け専門店であるにもかかわらず、店内は、黒色の内装で、そこに少ない照明をつけた感じのまるで洋風バーのように薄暗く、ちょっとおしゃれな感じであった。ここでカクテルでも・・・と言っても全然不思議ではなかった。


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いつもお客さんでいっぱいで繁盛していたような記憶がある。


自分が頼んでいたものは、正式メニューでは”お茶漬け膳”という名前のようであった。


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いやお茶漬け膳というのは、単にふつうのお茶漬けのことだけではない。本当にいろいろな具を提供されていて、それをだし汁でお茶漬けのようにして食べるというのが、もともとのこのお店のコンセプトのようなのだ。その具にはいろんなバリエーションがあるのだ。お魚の身をほぐしたものであり、マグロのづけであったり・・・。


鯛とハマチの漁師飯丼のようなものもあって、まずは専用のタレをかけて普通の丼として楽しみ、別容器にご飯を移して専用出汁でお茶漬けができる、一度で二度美味しいスタイル。


こういうスタイルでも楽しめるのだ。このお店のコンセプトとしては、じつはこういう楽しみ方のほうがじつはメインなのではないか。


自分は、ふつうに明太子、梅干し、昆布という総菜でのお茶漬けという1番基本中の基本、シンプルなものを頼んでいたので、そういういろんなバリエーションを楽しむということが、その当時わかっていなかっただけなのかもしれない。


お店としては、じつはそっちのほうが売りだったのだろう。


こんな感じでサーブされます。このようにだし汁のポットがついています。


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お茶漬けの出汁はカツオかトンコツが選べ、具材も9種類から選べる。御飯と出汁はお替わり可能。期間限定のメニューもあり飽きることなく楽しめる。


自分は、毎回本当にシンプルな、ごはんのおひつ、だし汁のポット、そして小皿に明太子、梅干し、昆布というシンプルもシンプル。お茶漬けの基本形を頼んでいた。


ちょっと自分が食べていたイメージとは違うけど、こんな感じでしょうか。。。


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おかずには唐揚げを選べるし、お魚もあります。二つの小鉢(お茶漬けのタネ)を選べる。うめ、さけ、わさび、明太子などなど、たくさんある。


ワサビはテーブルの調味料としても置いてある。あられとノリもテーブルに置いてあって、毎回サクサクを楽しめます。



「八十八楽」と書いて「こめらく」と読む。漢字の「米」を分解したら「八十八」だから!そんな小ネタをかましてくるお店です。


いいお店だったなー。


このお茶漬け膳 八十八楽(こめらく)は、じつはいまもいろいろなお店があり営業中である。日比谷店であるとか、霜が関店、汐留店。


だからまたあのお茶漬けを楽しもうと思えば楽しめる。近いうち訪れてみたいです。


ながらく、サントリーホール前のアークヒルズ内でのお茶漬け屋さんということで漠然な記憶の中で自分の中にしまい込んでいた想い出であるがこのようにクリアな形で思い出せてとてもよかったと思います。


精神的にもとても健康になったと思います。








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