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コンコルド [航空関連]

AFやBAといえば、いまでも思いだすのがコンコルド。その当時から憧れていて、1度でいいから乗ってみたかったですねぇ~。


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コンコルドは計20機が生産された。うち量産機は16機。



最終的にはエールフランスと、英国海外航空を継いだブリティッシュ・エアウェイズの2社のみによる運航に留まった。


コンコルドは巡航高度5万5,000から6万フィート(およそ20,000m)という、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度(成層圏)を、マッハ2.2で飛行した。定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機でもあった。


超音速を除く旅客機としては過去最速の記録を有しているのである。


でも低迷していた航空需要下で、やっぱりふつうに旅客で稼ぐわけでもなく一部の航空マニアのみ熱狂させるものであって、何で利益を上げるのか難しくて、収益性改善が望めなくなったとのことみたいです。わかるわぁ~。


2003年5月にエールフランス、同年10月24日にブリティッシュ・エアウェイズが営業飛行を終了、2003年11月26日のヒースロー空港着陸をもって、同日までに全機が退役した。


超音速飛行を追求した美しいデザインや、数少ない超音速旅客機だったこともあり、全機が退役した現在でもなお根強い人気を持つのである。


航空圏では、機体としては抵抗が少ない方がいいと思うのだけど、確かに、より流線形なのだけど、この翼のデカさはどうなんでしょうね。


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マッハ2.2の超音速の世界。


窓もついているみたいだから、機内から外の様子なんかも見れる訳で、マッハ2.2の音速に近い世界とはどんな感覚なのか、体験してみたかったです。


当時、すごく乗ってみたいと憧れていたです。


その禁断のコンコルドの機内の写真あります。(笑)


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うわぁ、これは快適とほど遠い感じですね。(笑)

こんなに狭いとは!確かに外観のあの細い機体からすると、この機内の縦の細長い狭さは納得いきます。


でもこんなに狭いと客室乗務員とか通れませんね。CAのサービスなどなかったのではないのでしょうか。


この機内の狭さで、マッハ2.2の超音速で飛行する様子は、窓から外を見てもあまり味っ気ないかも?


じつは、JALも昔「ボーイングの超音速旅客機」を発注する計画もあったらしいですよ。「コンコルド」超えの高スペックだそうです。でも結局挫折だったようです。


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超音速旅客機のことをSSTというらしいです。SST開発は、まさしく米国などはじめ国家レベルでのプロジェクトだったようです。



なぜこのJALの計画が挫折したか、というとそれはコンコルドの退役と同じ理由でした。超高音速で旅客するというのは、航空業界ではとても夢のあることなのかもしれませんが、現実実現に向けて進もうとすると様々な問題があって無理みたいでした。



コンコルドが退役した、その採算ラインを大幅に下回る製造数の不人気の理由は、以下の4つだそうである。


①通常よりも長い滑走距離を必要とすること、またその雷鳴に近い音圧の騒音およびソニックブームの影響を避けるために、航路や乗り入れ先を選ぶコンコルドは、限られた航路に就航できたにすぎなかった。さらに「ソニックブーム(衝撃波)を発生させる」理由でアメリカ合衆国を始めとするいくつかの国家では、超音速飛行を海上でしか認めなかった。


②航続距離が短いことに加えて、上記の諸事情から、大西洋は飛び越せても、無給油では太平洋を越えられず、西ヨーロッパやアメリカ合衆国本土から日本や香港への無着陸直行便という、当時需要が伸びていた極東路線への就航ができなかった。


③乗客の定員が100人と少なく、運賃は他機種のファーストクラスの約20%増しと高額であったため、利用者はごく限られていた。経済的にも収益が上がらなかった。


④旅客機による飛行が、エグゼクティブ層向けから運賃が安くなることで大衆化するにつれ、航空業界はボーイング747のように低コストでかつ大量輸送が可能な機体を重視するようになった。


これはよく納得できますね。コンコルドはすごい夢があったけど、ビジネス的に難しかったんですね。やっぱり世の中、収益を上げる、ビジネスにするということが大事なことですね。


カーの世界も夢のある世界はとても魅力的で格好良く感じるものだけど、実際それで採算が取れるかどうか、というと難しいものなんですね。うちの会社もやはり夢のある世界ということで、あのレーシングの世界のマクラーレンのビジネスに関与したことがあったのだけど、きちんと収益が上げられなくて、赤字だったので、さっさと撤退しました。


夢のある世界と収益性のビジネスを同伴させることってなかなか現実的に難しいです。


コンコルドのチケット代金もファーストクラスの20%増しということですから、いかに自分が乗ってみたいと思っても、果敢ない夢に終わっていたかも・・・。



でもきっといずれやSST(超音速旅客機)の時代がやってくるに違いない。

宇宙への旅も考えられているくらいですから。


コンコルド復活である!!!





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