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川崎大師 風鈴市 [寺院・仏閣]

川崎大師は、自分の首都圏での心の拠り所のお寺である。2005年頃から、必ず年初の初参りは、川崎大師と決めている。他のお寺に浮気したことがない。2005年頃は本厄、前厄、後厄の前厄にあたって、どこかお寺でそういう厄払いをしたいと思い、友人にどこかいいお寺を教えてもらえないかということで、教えてもらったお寺。それがそもそものきっかけであった。


いくら図太い神経の自分でも、やはり前厄、本厄、後厄になにもしないのは気持ちが悪かった。


以来、ずっと川崎大師一筋である。結局、自分が転職した、人生の大きな転換期も、本厄の42歳のときであった。


古くから「厄除けのお大師さま」として知られる、川崎大師 平間寺(かわさきだいし へいけんじ)では、毎日、護摩祈祷を修行し、厄除け、家内安全、商売繁昌、健康長寿など、皆さまの諸願成就をお祈りしている。


そこで護摩祈祷をしてもらい、、近所の達磨屋さんで、達磨を買っていくのが、自分の慣わしである。


1年のうち、必ずこれをやらないとなんか気持ち悪い。


そんな自分も年々だらしがなくなってきて、いつも新年あけた年初の初参りのときの1月の自分の誕生日のとき、と決めているのであるが、だんだんそれが夏になったり、秋になったり、結構いい加減になってきた。


今年の年初は行っていなかった。


いま川崎大師では、風鈴市をやっているということで、これはいいタイミングと思い、護摩祈祷をしてもらい、お護摩の木札と達磨を買いに行こうかな、と思った。


風鈴市のときに、川崎大師に行ったことがなかったので、その風鈴市を体験する、というのも大きな目的であった。


川崎大師の風鈴市というのは、全国のご当地の風鈴をいっせいに川崎大師に集める、まさに清涼感あふれる夏の風物詩の行事なのである。


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いままではお寺の中の境内で、テントを造営して、そこにいっせいに全国ご当地風鈴を展示していた。でも去年は、コロナで開催中止。そして2年ぶりとなった今年は開催だけれど、お寺の中の境内での集中展示はやめて、周辺の店舗にそれぞれ展示してもらう感じでコロナ対策とした。


全国のご当地風鈴を集めた川崎大師平間寺の風鈴市が20日、周辺の37店舗を会場に始まった。新型コロナの影響で昨年は中止。2年ぶりに夏の風物詩が復活した。


1996年に始まった風鈴市は川崎大師観光協会が主催。コロナ対策として期間を5日間から8月22日までの1か月間に延長し、会場も境内ではなく周辺の店舗に分散した。


「店舗巡り川崎大師風鈴市」と題した今回も同寺で祈願した特製の「厄除(やくよけ)だるま風鈴」をはじめ、東京都の「切り子風鈴」や東京五輪にちなんだ「南部風鈴」など、全国45都道府県から800種類、2万個が集結。周辺の店の軒先に数種類ずつ並べられ、涼しげな音色が地域にあふれた。


この川崎大師の夏の風物詩である風鈴市はぜひ行ってみたかったんですよね。


今年は、それぞれのお店に分散されて展示されているけれど、そのショットを撮って来たので、ちょっと日記で紹介したい。


風に揺られて、あの風鈴が鳴る音を聴いたら、本当に心が和む。

あ~夏だなぁ~と思う。

風鈴の音色って、本当にいいですね。

そして風鈴の姿も、本当に心癒される。


自分の家にも風鈴をつけたいと思いました。


川崎大師の前の商店街に、このように空中にワイヤーを張って、そこに風鈴を取り付けていくんですね。それをジグザグやるわけです。


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それぞれのお店に分配された各地のご当地の風鈴たち。


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なんとくまモンの風鈴もありました。(笑)


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川崎大師の御本堂のところにも風鈴が取り付けられていました。


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そよ風にそそぎ、チンチロリンと美しい音色を奏でる風鈴たち。

そしていろいろな風鈴。


いやぁ~本当に心癒される。

うちに風鈴欲しいです。本当に。



この川崎大師の商店街のところには、いつも飴を切るために、包丁をタンタンとリズミカルに鳴らすのが商店街中に響き渡って、ひとつの名物でもありますね。この包丁のタンタンを聞くと、あ~川崎大師に来たんだな~と実感します。


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そして川崎大師。


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そして川崎大師でのいつも行い事。


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まず、ここで、いままで使用した、古いお護摩の木札と達磨をここで返却します。さすがにふつうにゴミ箱に捨てたりはできませんよね。バチが当たります。そういう古いモノの処理していただけるところです。そのときに、必ず心なりのお賽銭を入れることを忘れてはいけません。


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そして聖徳太子像に一礼で拝みます。


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そして護摩祈祷の申し込みする場所です。護摩祈祷は、その寄付するお金に応じて、いろいろランク分けがあります。最高は3万円から下は2000円まで、いろいろ選べる。


自分は昔は3万円でしたが、最近はさすがに予算体力がなくなり1万円コースです。


なにを願い事祈るのか、それはたくさんの選択肢があって、選べるようになっています。健康第一、交通安全、商売繁盛、大願成就、・・・もうたくさん候補があります。その選択した内容に応じて、そのお護摩の木札にその願い事が書かれるのです。


自分は、今年は、”心願成就”にしました。


護摩祈祷は川崎大師本堂でおこなわれます。1万円コースの人は、このご本尊様の前の畳に座って、祈祷を受けます。


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ご本尊さま。


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3万円コースの人は、同じ護摩でも大護摩と言われ、ここに座れる特権があるのです。


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3万円コースは本当に凄いです。特別扱いです。まず受け付けたら最初に別室に通されるんですよね。そこで同じ大護摩祈禱者とともに祈祷開始時間まで待つのです。そして時間になったら僧侶の方が迎えに来て、さっきの写真の場所に誘われ座って祈祷を受けられるのです。もちろん祈祷は、1万円コースとは時間帯が違って、その3万円コースの方のみの特別祈禱になります。



そして祈祷が終わったら、またさっきの和室とはまた違った部屋に通され、そこでお屠蘇の1杯をいただけるのです。それぞれの巫女さんがお酌をしてくれます。そして、これまた僧侶がそのお客さん1人1人につき、厚くお礼を言いながら、その大護摩の木札と記念品一式を、きちんとした風呂敷に包んでくれるのです。


大護摩の木札は、1万円の木札よりも、もっと大きく素晴らしいです。そして、このたびは本当にありがとうございました。。。とお礼をいただきでお終い。


とにかく3万円コースは、最初から最後までVIP扱いの待遇なのです。


なぜ、自分は3万円コースのVIP待遇のことをこんなに詳しいかと言うと、自分はかなりの年数3万円コースだったからです。自分の体験談に基づいています。


でも年々貧乏体質になり、護摩祈祷に3万円を出すのは、厳しくなり1万円コースに格下げ。ご本尊様の前の畳の大広間でみなさんといっしょに受ける、という感じで収まるようになったのです。



この護摩祈祷で、川崎大師のご本尊さまに願い事をしないとその1年が始まらないです。


そして護摩祈祷のあとに、達磨を買います。自分がいつも達磨を買う達磨屋さんは、ここです。「人生、開運しますように・・・」と願いをかけながら。


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川崎大師の前の商店街にあります。


これで、自分の川崎大師での一連のきまりごとはお終いです。


川崎大師といえば、やっはり住吉の久寿餅(くずもち)ですよね。


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ご祈祷が終わったときは、必ずここで久寿餅をいただきます。


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川崎大師にいって、これをやらないと1年がどうしても始まらないのです。困ったときだけ、お願いしにいく、という心構えではダメですね。普段から、規則正しく通う者のみが救われるような気がします。


今回は、風鈴市を体験することが大きな目的だったので、違った意味で満足しています。




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