ストリーミングに内在する危険性 [オーディオ]
ソニーのmora qualitasがサービス終了である。衝撃が走った。(笑)頭が締め付けられるようなストレスをずっと感じてしまい、また血管が切れて病気が再発しそうであった。(笑)ようやく収まってきた~。ふ~。
2019年に国産のハイレゾ・ストリーミングとして鳴り物入りでローンチしただけに、まさか2年半で終了するとは思ってもいなかった。
日本にローンチしたハイレゾ・ストリーミングは、Amazon Music HDとmora qualitas。ソニーの方が全然音が良かったし、自分はAmazonがどうしても好きになれなかった。
Amazonのほうは、メモリーが飛んでしまったのか、プレイリストが全部消去されてしまったことがあって、それ以来、Amazonのほうではプレイリストは作っていなかった。
もっぱらmora qualitas専用の使い手だった。
だからサービス終了はあまりに衝撃である。
これからハイレゾ・ストリーミング生活はどうしていけばいいのかな~という感じである。
まず、自分がいままで一生懸命作ってきたプレイリストが全部消えてしまいパーである。自分の青春時代の想い出いっぱいの曲たちで彩られていたプレイリスト・・・。どうしてくれる!
Amazonのほうでは作ってないんだよ!
自分はストリーミング生活はおもに、J-POPSやロック専門に使っていた。やはりストリーミングには3分くらいの短い曲が似合う。長いクラシックの曲は合わないと思う。
便利だったんだよな~。懐かしい自分の青春の曲を聴きたいと思えば、ちょっとググればすぐに体験できる。オンライン・オーディオは時代の主流だと確信していた。
でも自分の場合、クラシックは相変わらずCDである。
自分は、ここにストリーミングの危険性って、まさにここにあることを確信した。送信側にすべて委ねられてしまうことに問題がある。サービスが終了したり、サーバー側でその曲をやめてしまったりすることで、それがユーザー側の損失としてもろに返ってくる。
その点、まだダウンロードのほうが、自分の手元に置けるから、自分の所有物であるから、まだ安心である。金返せ、という感じですね。いままでの苦労を返せ、という感じです。
はたして、ソニーのmora qualitasになにが起こったのか?
やっぱり当初から言われていたけれど、コンテンツが少なくて、どちらかというとSME(Sony Music)専用のDBだったりして、顧客の獲得がままならず、伸び悩んで、維持費がペイできなくなって赤字だったんじゃないのかな?
真の理由は、mora qualitasの声明文から読み取り不可能である。「高品質のサービスを維持できなくなった。」としか書いてなかった。
そりゃAmazonに比べれば、マイナーな感じは否めなかった。でも素人設計の匂いがするAmazonより、自分は音のいいソニーのほうが好きだったし、自分のカラーに合っていた。
ソニーの立体音響技術の360 Reality Audioだって、肝心のお膝元のmora qualitasに移植することなく、まったく見向きもしないで、ライバルのAmazonにせっせとインストールするところをみてもオカシイと思っていた。(笑)
mora qualitasと360RAの開発部隊とお互い仲が悪いんじゃないの?mora qualitasはそもそも、どこかのベンチャー企業の音楽配信ビジネスをそのまま買い取ってmodifyしたような感じだったから、あまりそこと心中するつもりもなく、さっさと見切りをつけ、米国の音楽配信ビジネスを新たに買収したようなニュースを聞いたことがあったから、新しいビジネスとして衣替えしてリ・スタートするのかな、とも思ったりした。
でも自分が居た頃からソニーの音楽配信ビジネスって、いつも業界を最初に先に走るのはいいけど、長続きせず、あっさり後発にマーケットを略奪される、というのは常であった。
自分のときは、AppleのiTunesであった。相変わらず、変わっていないな~と思ってしまう。(笑)
そんな自分をぜひ見返して、ソニーからまた新しいストリーミング・サービスをローンチしてほしいものである。
さて、これからどうする?ハイレゾに拘るならAmazon使うしかないね。
SpotifyやApple Musicはどうもその気になれない。ポータブル機器で気軽に聴くんだったらいいけど、ビシッとしたシステムで聴くなら、やっぱりハイレゾ・ストリーミングがいい。
オーディオマニアがみんなやっている違法行為で、海外のTIDALやQubozを聴けるようにしてしまう?(笑)もれなくRoonもついてきます。
日本のe-onkyoはその膨大な音源をQubozに譲渡するから、Qubozの日本市場進出は近いのではないか、というもっぱらの噂だ。
TIDALも公式HPがなぜか日本語をサポートするようになっていて、TIDALの日本マーケット進出も近いのでは?とオーディオマニアの間では噂になっている。
そのためには、Roonの日本語GUI化が必要になるであろう。Roonはライセンス・フィー高いんだよね。
自分は普段そんなにオンライン・オーディオ使わないから、Roonのような機能は必要ないんだよね~。しかもリコメンデーションなんてほとんど使わない。宝の持ち腐れだと思うんだよね。お金勿体ないです。
入院の高額医療費の還付金やもうじき冬のボーナスも入ってくるので、ホカホカの状態で、高級USB-DAC買おうと思っていたんだけどねぇ・・・。
自分のオーディオへの投資の最後のあがり、として。Amazonしか選択肢がないとしたら、いまひとつ気持ちが乗り切れない。気持ちがそがれたというか。お金をあまり使わないように、という神様のお達しなのかな?
「お金のゆとりは、心のゆとり。」というから、無理して無駄使いして、貯金を減らすより、ホカホカの状態でいたほうが精神の健康にはいいですかね?
オンライン・オーディオは、普段そんなに使用頻度が高くないから。やっぱりCDのほうが音がいいです。PCでの再生は音がよくないです。
だから高級USB-DACを買っても、あまり使わないしなぁ・・・どうしようかな~と悩んでいたのだ。
神様からのお告げ、アドバイスのような気がする。(笑)
2021-12-01 20:20
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0