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単語帳 [ライセンス・知財]

技術契約の場合、大半が外国企業とのやり取りになるので、契約書は英語が基本です。自分が扱う契約書の90%以上は英語じゃないでしょうか。
                                                  
読むたびに毎度思うことだが、契約書の英語って難しいんだよね。(笑)Legal、いわゆる法律、法務関係の専門用語の乱発なので、とても日常英会話、日常英語とはかけ離れている。こんな単語、普段の英語で使わないだろ!というような単語が多いです。
                                                  
契約書の中身については基本は、法務部門が精査するので、契約リスクの洗い出しについてはお任せすることが多いが、やはり自分も目を通しておかないといけない。
                                                   
そうすると自分が関与するLicense Fee関連、Penalty関連、単価テーブル、Payment/Reporting、報告・支払関連、訴訟時の責任分担などは必ず目を通します。
                                                   
ここは意外とどこのライセンサーでも同じ表現なので、平易な文で、しかも自分がもうベテランで読み慣れていることもあって、スイスイなのだが、契約書全部、きちんと完全読解しようと思うと、なかなか大変なもんです。
                                                   
契約書は日本語でも難しくて分かりずらいのに、英語だともっと大変ですね。(笑)契約書を読むたびに思うことですが、ものすごく責任を感じますよね。ここに書いてあることによって、今後の自分たちの行動にどう影響を及ぼしてくるか、その契約リスクを読み取って慎重に解析しないといけない。
                                                   
とてもシリアスになります。契約書を読むたびに毎回そう思います。契約書は非常にセキュリティ度の高い秘匿書類でもありますね。
                                                   
これはある意味、契約の当事者かどうかでその読み込み度が違うんですね。契約リスクをどう読み取るかは、やはり契約の当事者じゃないと実感が湧きにくいものなのです。
                                                   
自分はあくまで契約を管理する側の第三者であって、当事者ではないので、その契約書の内容のシリアス度について真剣になりにくいところがあるかもしれない。。。と最近自分はおもふ。
                                                   
他人が結んだ契約を、自分が管理する上で目を通す際は、相手の立場や事情が理解できていないと、なかなか把握は難しいかも。どうしても契約書の記載の上っ面のリスク回避程度なのでは、と思います。
                                                   
自分の場合、技術契約の使用許諾契約という契約ジャンルで、しかもLicense Fee,Payment/Reporting関連のみ目が真剣になる。
                                                   
でも契約書がカバーする範囲は、なかなか広いです。
                                                   
契約って、本当に世の中にありとあらゆる種類の契約があって、業務委託契約だとか、秘密保持契約(NDA)だとか、購買取引契約だったりとか、土地売買契約、マンション賃貸関係とか、もう世の中に無数にありますね。
                                                   
自分と相手との取り決めのルールを書面として残すのが契約書です。
                                                   
やはり契約書の文書は、一種独特の難しさとシリアスさがあって、しかも契約の当事者でないとなかなか取っ付きにくい、理解しずらいという性格の文書ですね。
                                                   
日本語の契約書は、甲乙表現ですね。読んでいくうちにどっちが甲だったっけ?どっちが乙だったけ?ってなりますね。(笑)英語の契約書であれば、序文にあたるWITNESSETHとかWHEREAS条項だったりしますね。
                                                   
契約書の文体は一種独特の文化です。
                                                   
いままでこのスタンスで接してきましたが、でもこのままでいいのかな、とふっと昨日思い、契約書に使われる難しい英単語を、自分の知識ライブラリーとして覚えていこうと思うことにしました。
                                                   
やはりその道のプロとして、と自分を啓蒙したい場合は、きちんとそこまで考えないと、ですかね。
                                                   
そこで、大学受験以来、使ったことのなかった単語帳を買ってみました。(笑)
                                                   
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これで自分にとって新しい専門用語の英単語を覚えていこうと思います。
                                                   
でも契約書を実際作っているのは、弁護士とかプロだから、その弁護士によって使う専門用語が違っていたりすると思うんですよね。だからその契約の契約書単位で、同じ意味なのに、違う英単語が使われていたり、とか面倒だな、とは思います。
 
                                                   
                                                                                                     

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