金沢で意外に苦労したこと [国内音楽鑑賞旅行]
番外編で今回、金沢で意外に苦労したことである。
まず去年の9月の退院から、初めての旅行になる。旅行は国内、海外慣れているとはいえ、コロナ禍でブランクがあると同時に、なにせ病気で歩行が万全ではないので、どれくらい楽しめるか不安だった。
やっぱりブランクは大きかった。病気で歩行が万全でないのはかなり痛かった。
旅行の計画を立てるとき、自分の以前の健康体のときの感覚で立案するものだからその感覚で、いざ本番となると、もう全然ダメ。相当落ち込みました。
もう自分は以前みたいに旅行を楽しめない体になってしまったのかな・・・とか。もうちょっと廻っただけで、ヘロヘロ状態で、体力的に全然ダメでした。
あと、これは旅をする上で、常識みたいなところがあるのだが、初めての土地に行くときは、やはり初日というのがかなり不調なのである。
土地勘がない、地理感がない土地で、交通機関もよくわかっていない。そんな中で手探りで進めていくので、初日は大きなプレッシャーとともに、ちょっと鬱気味だったりする。
でもある程度、交通機関が把握できて、土地勘ができてくると、2日目以降は、もう見違えるように絶好調に進んでいくものなのである。
旅というのは、後半になるにつれて尻上がりに調子が上がっていくものなのである。そして最終日はもっと行けるのに、まだ滞在したいのに。。という感じである。
あ~確かにそういう感覚だったよな~というニュアンスが自分の中で蘇ってきた。懐かしいな~とも思える感覚が・・・。
それに歩行が万全でないハンデもあったが、相応として、なんとなくいままでの懐かしい旅の感覚を取り戻せたような気がして、充分満足の行く金沢紀行であった。
初日なんて、そんな最初の鬱も相まって、酷暑と疲労で、金沢に着いたと同時に、夜のコンサート本番に向けて、体力温存のため、ホテルで休養することにしましたから。
今回予想外だったのは、金沢にはドリンクの自動販売機がないことだった。海外、ヨーロッパなんかもそうだが、自販機は、やはり飲み終わった後の缶を捨てたりとかで、街の衛生上よろしくないですね。
そういう意図があるのかわからないが、金沢には自販機がなかった。(まっまったくない訳でもなく、あるところにはあるんですけどね。駅の中のごく一部とか。でも東京と比べると全然なかった。)
そこでこの猛暑である。猛烈に水分補給が欲しくなり、喉も乾いてしまう。
どこで飲料水を確保するか、結構困ってしまった。
また、当然下着など着替えも複数枚持って行ったのだが、予想もしなかった暑さでもう下着ビショビショ。靴下ヨレヨレ。全然足りなかった。
また2日目の夕方は、突然の横殴りのゲリラ雷雨で、傘をさしていても、もう全身べちょ濡れ。下着もベチャベチャで最悪の気持ち悪さ。もう散々であった。
飲料水と下着、靴下のスペアは、緊急事態で必要になってしまった。
まっ普通に考えてコンビニだよな、ということになる。
自分が重宝したのは、金沢駅周辺で、石川県立音楽堂の近くにあるセブンイレブン。
そして香林坊バス停の近くにあるファミリーマート。(ここはのど黒めし本舗いたるの向かいにあります。)
に助けを求めて、かなりの頻度で使わせてもらっていました。
なにせ飲料水は、死活問題。一回の買い物につき、5本くらいのペットボトルの水を買う。5本は重いよ。ホテルにも冷蔵庫の中にはなにもないし、自販機もないので、夜の飲料水確保にこのコンビニでの飲料水確保は重要なタスクなのであった。
そして日中の旅をしているときにも、日照りの酷暑の中の水分補給はかなり頻繁なので、バッグの中に2本くらい忍ばせるのだが、すぐに空になってしまう。
旅の間は、つねにこの喉の渇きと闘っているという感じだったかな。
また日照りの中を街を歩いていると、もう汗ビショビショで、気持ち悪くて仕方がない。もう何回下着、靴下をこのコンビニで相当買い込んだか、覚えていないほど買いました。
これは結構大変な出費で痛かったな~。もちろん現金もある程度、もしものことがあったら困るから持って行ったのだが、このコンビニ経費でずいぶん出費しました。
この出費はまったく予想外でした。現金なんて交通費くらいで、ほとんど使わないだろう、くらいにしか思っていなかったので。
旅はやはり行ってみないとなにが起こるかわかりませんね。予想できませんね。いい意味においても、悪い意味においても。
そんな懐かしい旅の感覚が戻ってきた体験でもありました。
今日以降はふつうに、巷でも有名な金沢の観光スポットについて、想い出を巡らしていきたいと思います。
2022-07-27 19:42
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