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DX時代のコンサートホール [コンサートホール&オペラハウス]

DX時代のコンサートホールとはどういう形態なのか。コンサートホールをデジタル化するということはどういうことなのか。


1年ほど前からこのテーマについて書いてみたいと思っていた。ようやく重い腰をあげて、去年のクリスマス休暇から年末年始にかけて、1人ブレスト(ブレインストーミング)をしていろいろアイデアを捻りだしてみた。(うちの会社では、山籠もりと言います。)


祈願成就である。


もちろんこの短期間での集中ブレストであるし、1人で考えていることもあって、大した内容ではないかもしれない。ゆくゆくは、その道のプロフェッショナルな専門家に方々によって、現実ベースのきちんとした実現化へと誘われるであろう。


それでいいと思う。

そうあるべきだと思う。


長年コンサートホール通いをしている自分にとって、こんなことができればいいのにな~と思っていたこと、そして最新の技術内容をネットで徹底的に調べて、それらをガッチャンコしたレベルのものである。


あまりこなれていない、というか洗練されたアイデアではないかもしれない。また現在の時点でこんな最新技術が開発されているんだよ、そしてこれってコンサートホールの今後に利用できるのではないか、という提案の域でとどまっているかもしれない。


この短期間で、そりゃ無理だ。(笑)そんな実現ベースの完成度の高い洗練されたアイデアを練り上げるのは無理である。ご容赦願いたい。


いままで単発で日記で書いてきたことを総動員させるつもりである。とにかくいままで日記で出てきたもの総動員、全員登場しました、という感じである。いままでの集大成といっていい。


2017年に連載した”コンサートホールの音響のしくみと評価”に次ぐ自分の代表作になるに違いと思っている。



サントリーホール


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ミューザ川崎


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東京文化会館


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"新しい資本主義" デジタル田園都市国家構想のコンセプトに合致したものとして国に支援を求めたい。コンサートホール、オペラハウスの次世代のあるべき姿(プラットフォーム)に向けての整備である。


すべてを電子化という意味ではない。紙文化も歴史的産物でありそれを尊重しながら、現存ビジネスを守りながら、お互いのいいとことをハイブリッドで運用していきたいという主旨である。


Beyond Xプロジェクト、スマートシティ、5G,Beyond_5G,AI,IoT,MaaS/SaaSの最新テクノロジーの技術ををいっさい料理せず、そのままコンサートホール、オペラハウスにあてはめただけです。(工夫して料理しろよ。。笑笑) 料理は、また時間かけてじっくりちょびっとずつ練り込んで蓄積していきましょう。



クラシックの文化、コンサートホール・オペラハウスというのは、歴史を尊重する、過去から伝えられてきたものを大切に後世に語り継いでいくという世界観ですから、そこが1番大事なこと。そこに最大の敬意を払う。そして、その中で技術の立ち位置は、その価値観を壊すことなく、その助けになる、利便性をよくする、縁の下の力持ちのような立場で、いままでと違和感なく溶け込むようにする、というのが理想の姿なのだと考えている。


技術ありき、の前へでる姿勢は、クラシックの場合、あまりよくないと思う。あくまでいままでのスタイル、ブランディング、イメージを継承しつつ、そのビジネス、収益をあげる意味合いという点で、じつはその技術が基盤となって下から支えている、というのが自分が描いている理想のポジショニングである。


ポイントは、”つなぐ”ということだと思っています。いままで塵じりに散らばっていたアイデアをサービスとして全体的に”つなぐ”イメージでまとめました。DXというのは、個々のエリアだけではなく、全体としてこの”つなぐ”というイメージが大事なのだと思います。



ずばりDX時代のコンサートホール・オペラハウスの在り方として、つぎの項目を挙げる。


1.ライブストリーミング

2.配信プラットフォーム

3.5G

4.配信ビジネスの本命・5G時代のライブストリーミング

5.音響AI解析

6.電子チケット(e-ticket)

7.業務委託契約書(電子契約)

8.デジタル広告とEC販売

①プログラム・広告チラシの電子化

②アーティストのCD、関連グッズのEC販売

③AIを使ったコンサート企画立案

9.ホール周辺のカフェ・レストランの電子配信(ポータル機能)

10.MaaS/SaaSサービスの活用

①ホールに向かうまでのMaaSアプリの活用。

②オフィスPC環境・スタッフ間通信・SaaSアプリの活用。

11.ロビーやラウンジでのキャッシュレス決済導入

12.ファンクラブ運営

13.メタバース,VR/AR,Web3,NFTをコンサートホール、オペラハウスに組み込めないか。

14.量子コンピューティング技術

15.統括



どこまで語れるかな~。(笑)

かなり短期間で、なんとか日記にしないといけないと無理やり形にしたものばかりだから、浅い感じで、お恥ずかしいです。


ここに上げるアイデアは、マネタイズまでは考えていない。これはビジネスにする段階でどこでお金を稼ぐのか、その都度考えることにする。


メタバース、VR/ARは、コンサート空間、ライブ空間のもうひとつの別次元での在り方として可能性がある。5G時代の到来で本格化しそうな感じである。


(Web3)NFTは著作権、課金システムに大きな影響を与える。デジタル写真データやアニメなどと同じように、ライブ演奏コンテンツをインターネットに流す際に、新しい権利保護、課金方式として応用できそうである。


量子コンピューティングはさすがにちょっと関連性がすぐには思い浮かばないかな(笑)。でもいま一生懸命勉強しています。


なんでもデジタル化、電子化がいいか、というとそうでもない。デジタル化することで、複製、転送が容易になってしまうので権利保護、著作権保護の観点から対応が難しい。著作物、著作権の有するものは紙媒体での配布が望ましい場合もあるのだ。


こんなことを書いていると、必ず自分のところに大きなブーメランが返ってきますね。じゃあお前がやれ!って感じで。(笑)でも実現性はさておき、まずはアイデアを出すことが大事です。そういうアクション、姿勢が大切だと思っています。


そしてなによりも夢がありますよね。

夢を語っていきましょう!夢を語るだけでも明るい気持ちになります。


もちろん、これで終わりではない。あとでいい案が浮かべば、またその都度アップデートしていくつもりである。もちろん、いや、もっとこんないいアイデアあるよ~の提案大歓迎である。


全部で15テーマありますので、毎日1テーマだけでも半月かかりますが、連日連載とまではいかないまでも、途中息抜きの日記もあると思いますので、長丁場になりますが、よろしくお付き合いいただけると光栄です。


よろしくお願い申し上げます。









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