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DX時代のコンサートホール:ファンクラブ運営 [コンサートホール&オペラハウス]

ファンクラブというのは、コンサートホール側の問題?という疑問はありますね。確かにDX時代のコンサートホールというお題目では、直接関係なくてアーティスト本人、事務所側のイシューだと思いますが、でもいままで述べてきた電子チケット、プログラム・広告チラシの電子化・アーティストのCD,関連グッズのEC販売とかの項目に大きく関与してくると思います。


これらの電子媒体にアーティストのファンクラブ情報のページのURL、もしくは紹介があるだけでファンなら入会したいと思うかもしれません。なにしろチケット買ったときとか、公演が終わった直後というのが、ファンにとって1番購買意欲が最大限MAXのときなのです。


そんなことも含めてデジタル時代のファンクラブの在り方というのも考えておく必要があると思います。


ファンクラブ_作り方.jpg


ファンクラブはそれこそ昔からあるものですが、デジタル時代になってSNS,YouTubeなど誰もが身軽に発信できるようになった時代、アーティスト本人がSNSのアカウントを持っている場合が大半ですからファンだったら絶対フォローしていますし、そこからのイベント紹介が一番効果的ですね。自分も大半はアーティスト、プロモーターのSNSからコンサート情報を入手しているのがほとんどです。


でもファンクラブというのは、それよりももっと1歩進んだ、もっとアーティストのことを知りたいというファン向けに有料で紹介するというのが前提なのだと思います。有料だからこそ、ふつうのファンよりももっとそのアーティストのことを知ることができる。そういう特典的なものなんだと思います。やっぱり収益ありきですね。



いろいろなアプローチがあって、そのアーティストの考え方によるもので、各々独自の方法がありますね。オリジナルユニークでいいと思います。昔は事務所が運営していたことが大半ですが、このデジタル時代、もちろん事務所運営もありますが、アーティスト本人による特別なYouTubeなどのSNS戦略ありますね。


でも無料でなんでも情報提供するというのはどうか、と思いますので、有料になるし、そうなると課金となると、収益管理、その後の処理など考えると事務所、スタッフでやるのがよいのかと思います。


1.入会費・年会費

2.会員特典

・会員証 / 会員番号の発行される

・会報が送付される

・最新情報などお知らせが届く

・チケットの先行案内を受け取れる(音楽アーティストならチケット発売の先行予約)

・限定グッズが購入できる / プレゼントされる

・オフ会や会員限定イベントに参加できる

・デジタル会報誌が楽しめる

・写真・動画でオフショットが見れる

・ここだけのつぶやきを楽しめる

・ライブ配信を視聴できる

・オンラインのファンミーティングに参加できる


なんかこれだけでも、こりゃとてもじゃないけどアーティスト本人でできることではありませんね。(笑)やっぱりスタッフありきで、アーティストは出演、情報提供というミッションでしょうか。


チケットの先行案内を受け取れるところで、音楽アーティストなら自分のコンサートのチケットの先行予約はすごい有難いです。自分が実感するところです。すごい争奪戦が予想される場合、チケットが欲しいというだけで、(ファンクラブ以外にも)入会してしまうことも多々ありました。


●ファンクラブの開設・運営に必要なもの


専用サイト / アプリ

決済サービス

会員管理システム



●ファンクラブ運営のコツ


レア情報や最新情報を更新する

公式SNSをしっかり運用する

メルマガやLINE公式アカウントで集客する


昔、子供時代に、自分も好きな方のファンクラブに入っていたことありました。やはりあの時代は原則郵送でのやりとりだったんですよね。ファンクラブに入会すると、郵送でいろいろイベントのお知らせが届いたり、写真プロマイドや特典グッズが届いたり。。それがファンクラブに入っている、有料だからこそ入手できた代物で、そこにお宝感覚といいましょうか、特別待遇な感覚でうれしかったものです。他のやつらとは違うんだぞ、みたいな。


デジタル時代、DX時代のファンクラブというのは、もうWebベースが基本ですね。上記にあげた特典、情報展開を専用のページを作成してどんどん公開していく。もちろんEC販売も絡めるなら、物販郵送もありますね。そうやって収益をあげていくという感じなのでしょう。


下記の2つは、デジタル時代のファンクラブ運営サービスのパッケージ商品を販売します、というビジネスモデルケースです。(ちょっと簡単にググってみて適当に見繕ったものです。)


CCC、SKIYAKIと資本提携~CCCの会員基盤を活用したファンサイト・ファンクラブ事業展開へ



デジタル時代のファンクラブ運営-1.jpg


ファンクラブ次世代型会員管理システム「fanUP!」



デジタル時代のファンクラブ運営-2.jpg


会員管理機能をコアに、オフィシャルサイト管理、ファンクラブサイト管理、ECショップ管理、チケット販売等の各機能はたまたライブ企画、コンサートホール予約までワンパッケージにて提供するもので、もう圧倒されますね。やっぱりWebベースなんですよね。そこにアーティストの活動を応援、サポートしていくプラグインをたくさんつなげていこうという発想なんですね。



でも自分は思うのですが、これだけSNSが大衆化した時代、アーティスト本人がみんな自分のアカウントを持ってそこから発信している時代。それとは差別化して、有料だからこそ得られるお宝情報、グッズをファンの方に贈るというのは、これまたアーティストにとってはすごい負担で重労働なことですね。(笑)


昔はSNSはなかったですからね。ファンクラブだけでした。アーティストは本当に大変な時代になりました。


DX時代のファンクラブの運営で、コンサートホールと関与してくるポイントは、電子チケット、プログラム・広告チラシの電子化・アーティストのCD,関連グッズのEC販売などの電子媒体に、このファンクラブのページへ飛べるURLのリンクを貼っておくというのがポイントだと思います。







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