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ANA復活プロジェクト [航空関連]

北海道に帰省するのは3年ぶり。コロナ禍もあり、飛行機に乗ることもままならなかった3年間。ひさしぶりにANAに復活することに決めた。理由はいままで書いてきた通りである。やはり空の旅というのは心の豊かさというか、そういうゆとりがあるべきと思い直したのだ。


1987年に上京して以来、HND,<--> CTSのホットラインはつねにANAにお世話になっていた。自分はANAファンである。


近年は、AirDoやLCCのような格安航空チケットがもてはやされるようになり、その波に乗ったこともあったが、やはりANAに戻すことにした。


そんなひさしぶりの飛行機による帰省。そしてANAへの復活。そんな旅程をしっかり日記にして書き留めておきたいと、旅行前からずっとそのように計画していたのだった。


遊びに来たことは何回かあったけれど、今回は正真正銘の旅行のための羽田空港第2ターミナル。


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自分が昔利用していた時代と違って、その搭乗スタイルに大きな技術革新が見られるようになった。1番大きいのは、ANAが最先端にアナウンスしたモバイル搭乗券というか、スマホでのチェックインである。それまでは、古くはカウンターでの人によるチェックインは昔からあるものの、最近はほとんどが空港に設置されている自動チェックインマシンで、予約時に通知される予約番号や確認番号を入力して、本人確認として生年月日を入力すれば、そのまま航空券が発券される。。そんな発行手続きが圧倒的だったと思う。


自分もここ数年、ずっとそれである。これはいわゆるスタンダードな搭乗手続きとも言えた。でもANAは、今期からこの自動チェックインマシンを徐々にであるが全国の空港から全部撤去していく方針なのだそうだ。


これには心底驚いてしまった。スマホの操作にあまり縁のないご高齢の方々にはかなり厳しい状況に追い込まれそうだ。容赦ない感じである。


自分もスマホチェックインは、いままでまったく経験がなかったのでやはり不安である。


スマホチェックインをするには、ANA便を利用することが前提になるが、スマホにANAアプリをインストールしておく必要がある。


そしてAMC(ANAマイレージクラブ)にもである。ANAの航空券予約はAMC経由でネットでおこなう。そうするとAMCにその記録が残るし、予約番号も通知される。ANAアプリやAMCのメール通知先はかならずスマホのメールアドレスにすることである。


そして搭乗時間のちょうど24時間前になると、かならずスマホにオンラインチェックインのお知らせが届くようになっているのだ。そこには確認番号も通知されている。


そのメールにあるURLをクリックして、そのまま指示に従ってどんどん進んでいけば、1クリック、2クリックで、あっという間にオンラインチェックイン終了である。


そうするとANAアプリ上、AMC上でモバイル搭乗券というスタイルで、いわゆるスマホ上で2次元バーコード表示が現れて、それをゲートのところにかざすだけでそのまま通過して終わり。飛行機に搭乗するだけである。


もちろんその前に保安検査場で荷物のチェックがあるので、そのときも従来であれば航空券をバーコードリーダーにかざしていたが、いまやモバイル搭乗券のバーコードをかざせばそれでOKである。


ただ、自分は行きも帰りもなぜかモバイル搭乗券をゲートにかざしても1回では通らずエラーになり、2回目以降で通ったのであった。原因は謎です。


ちなみに保安検査場を通過するときに紙チケットが印刷されてくるが、これは旅行が終わるまでちゃんと保管しておくことをお勧めします。セキュリティチェックさえ通過すればあとは用なしという感じでポイっと捨ててしまわないように。あとで提示を要求されることもありますから。


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もうこれは簡単!そして便利!スマホに通知が来て、1クリック、2クリックでそのままモバイル搭乗券生成なんだから、こんな楽ちんなものはないと思う。チェックインした時点で、マイレージもAMCに加算されていく。


しかもモバイル搭乗券、ANAアプリ上には、搭乗ゲートナンバーや機内への搭乗グループナンバーも記載されている。搭乗ゲートナンバーはかなり重宝する。


我々のような古い世代の飛行機利用者は、ゲートナンバーは、空港の電子掲示板、あるいはモニターで確認するものというすり込みがあるものだが、スマホアプリにしてしまえば、スマホ上でゲートナンバーが確認できるので急なゲート変更でもまず慌てることはない。手元のスマホを見るだけなんだから。


自分は海外の空港、ヨーロッパの空港でこの急なゲート変更には散々悩まされてきた経験の持ち主なので、手元のスマホでゲートが確認できる、という有難みは痛いほど痛感する。


これは素晴らしいと思う。


もうひとつ自分が今回便利だな~と思ったのは、搭乗グループという情報である。ボーディングのときに、ご高齢、お子さん持ち、身体障害者・・・などなどのいわゆる優先搭乗で、さらには機内の混雑を防ぐためにふつうは機体の最後尾の座席から搭乗させるのかな?いわゆるそういう搭乗順番というのが決まっている。


自分はもちろんそれはわかっているのだが、いつになったら自分が搭乗できるのかよくわからないところがあって、大抵は、つぎは〇〇列以降のお客さんどうぞ、とか、そして最後に残りのお客様全員の搭乗を開始します、というアナウンスがされたら搭乗するようにしていた。それが安全だからである。


でもスマホのモバイル搭乗券にはグループナンバーという情報が記載されていて、そのグループナンバーというのがいわゆる搭乗優先の順番のことなのである。


グループ1の方はご搭乗ください。・・・グループ10の方はご搭乗ください。・・・というようにその座席番号に応じた形で搭乗の順番をグループ分けしていて、そのグループがアナウンスで呼ばれらたら、自分が登場していいんだな、と分かるのである。


紙の航空券チケットのときもひょっとするとそういうグループ番号ってあったのかもしれませんね。自分が気づいていなかっただけかもしれません。


今回、自分はモバイル搭乗券にすることで、その搭乗グループの番号という情報の存在を知って、これは便利になったな~と思った次第である。


スマホアプリでのスマホチェックインにしてしまえば、かなりの利便性を感じる。これは電子掲示板を廃止して、自動チェックインマシンも全部撤去しようというANAのもくろみもあながち無理筋でもなく将来を見据えてのことだという理解が得られるような気がする。


あくまで自分は、ということであるが、それだけもうめちゃめちゃ簡単。便利である。最初はなんと!無謀なことを・・・と思ったものだが、いざ自分が体験してみれば、じつに納得いくというか合理的と思うものである。


ANAはスマホアプリにそのほかANA MallのようなEC機能とかANA Payのような支払い、MaaSとかあやゆる機能を持たせてスマホ1台あればぜんぶなんでもできてしまう・・・そういうソリューションに進んでいくんでしょうね。


こういうソリューションに進んでいるのは目下ANAだけなのであろうか・・・。CTS空港で、空港アナウンスを聴いていたら、AirDOもモバイル搭乗券のようなアナウンスをしていたように聴こえたので、あ~これはもうどこのエアラインでも進んでいる方向なんだな、と思いました。


きっとJALもそうに違いない。


こういうスマホソリューションはANAのキャリアだけでなく、海外のキャリア、海外の空港でも同じように使えれば、もういままでのような航空利用するときの手順などの概念がガラ変するような気がしますね。


羽田空港第2ターミナルの電子掲示板はたしかに撤去されていました。


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羽田空港第2ターミナルに来たら、かならずこの東京食品館によって母親のためにお土産として”ひよ子”というお菓子を買うのが常なのでした。


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HND--->CTSの行きもCTS--->HNDの帰りも機材はB787、愛称ドリームライナーで航空ファンにとってはとてもうれしかった。行き(上写真)はスクリーンがついていなかったが、帰り(下写真)はスクリーンがついていた。昔は、座席の前のほうの下の部分に翼の王国とか機内雑誌が挟んであって、フライト中に機内で読んでくださいね、という心配りがあったものだが、もういまはそんな紙媒体の雑誌はない。


行き。B787  HND--->CTS


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帰り。B787  CTS--->HND


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いまはANAの場合であるが、もう完全にスマホでe-styleで電子雑誌媒体という形でスマホ、iPadなどのタブレットで読めるようになっている。


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ひさしぶりにFSC(フルサービスキャリア)の機体の中はすごく快適であった。やはりLCCの機体と違って内部にスペース的にゆとりがあってゆったりできる。変に体を窮屈にちぢめることもない。スペースがゆったりなのもいいし、機体が大きいので視界的にも精神的にもすごくいい。


やっぱりこれからはFSCで行こうと自分は決意を新たにした。

とにかくうれしくて、うれしくてはしゃいでしまった。


なるべく臨場感ある機内写真を撮りたいと思い、CAさんが図に入るような写真を撮っていたのだが注意されてしまった。CAは一般市民なので、肖像権から撮影は禁止とのこと。これはまったく意識になかったというか気づかなかった。ふつうにアーティストのような感覚だったので、言われてみれば正しい。まったく予想もしていなかったので、すごく驚いたし動揺してしまいました。以後注意ですね。


ANAの機内には、葉加瀬太郎さんのAnother Skyが流れておりました。搭乗して離陸前のちょうど座席に座って揃ったときと、あとは着陸で降りるときですね。記念にちゃんと聴けて良かったです。


残念ながら機内食はありませんでした。行きも帰りも14時代のフライトですから、とうぜんかもしれませんね。ドリンクのサービスはありました。LCC時代にはなかったので、じつにひさしぶりの感覚がしました。


もうひとつ楽しみにしていたことに機内WiFiというのがどれくらい使えるものなのか、確認してみたことでした。ANAの場合、ANA WiFi Serviceというのがあります。


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JALが2013年頃に機内WiFiサービスを始めて、フライト中に機内でもインターネットが使えるというのはかなり大きな利便性を感じるものだと感動しましたが、機内WiFiってどれくらいのものなのだろう?という関心はありました。


自分のスマホで確認した程度ですが、スマホの場合、まずキャリアの電波は”通信はありません”になりますね。で、WiFiネットワークを検知するとスマホ側で自動で、○○WiFiネットワーク有効という形で自動で表示されるものなのですが、なぜかそういうアクティブにはなりませんでしたね~。


WiFiがオン、アクティブになっているようにも見受けられなかったし、サイトをクリックしてもつながらりませんでした。ここはよくわからなかったです。自分の設定方法になんか問題があるのかもしれません。ふつうは、なにもしなくてもWiFiネットワークがあれば自動検知するんですけどね・・・不思議です。


HND <---> CTSのフライト、片道で1時間半ですが、ひさしぶりのFSC,ANAでのフライト。大変快適でした。これからはやはり空の旅はFSCを使おうと決意を新たにしました。またANAさんにお世話になりたいと思いますし、またJALのほうにもぜひ挑戦してみたいと思っています。


3年ぶりのCTS空港。まさに自分のベース、ベース空港なのに、3年間ブランクがあるだけで、JRへの乗り継ぎ、どこから降りていくのかかなり迷ってしまいました。(笑)


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