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新千歳空港の想い出 [航空関連]

1987年の上京より36年間、夏のお盆休み、そして年末年始と必ず年には最低でも2回、あるいはいろいろな用事で2回以上北海道に行くことがあり、HND<--->CTSは本当にホットライン。単純計算でも72回以上はこの区間をフライトしている計算になる。
                                                   
もう想い出といっても思い浮かびませんね。あまりにあたりまえすぎて。。。羽田空港(HND)もいろいろお世話になりましたが、新千歳空港(CTS)もいわばベース、自分のベース空港のような存在。
                                                   
HND空港は先日いろいろ日記で紹介できたと思うので、CTS空港はぜひ次回かならず!と思っていたのでした。今回ひさしぶりに北海道に帰省するにあたって、新千歳空港を日記で紹介したいな、と計画しておりました。
                                                   
千歳空港ではなく、なぜ新千歳空港なのか。
                                                  
自分が子供の頃、千歳に母の妹のおばさんが住んでいたこともあって、千歳はとても身近に感じていた街でした。で、そのときに空港は千歳にあったのです。だから千歳空港だったのです。
                                                   
自分の子供の頃はずっと千歳空港。
それが新千歳空港になったのは、1988年の頃。
                                                   
千歳空港は軍用機の空港であると同時に民間機の空港でもある民共用空港だったんですね。1951年の民間航空再開後、自衛隊機と民間機が共用で使用してきました。
                                                   
しかし、1978年に千歳空港と東京国際空港(羽田空港)間の旅客数が世界最多となるなど旅客数・貨物量が増加。大阪や名古屋、福岡など全国の大都市や、道内各地を結ぶ路線が就航するなど、北海道のハブ空港として機能するようになりました。
                                                   
一方で、ソ連機の領空侵犯に対する自衛隊機のスクランブル出動は年間200回にも及び、その間、民間機は地上や周辺空域で待機を余儀なくされ、長い場合は30分にもわたることもあった。そのため、航空機の安全確保と航空需要の拡大に対応するため、新たに新千歳空港が建設されることとなり、1975年(昭和50年)11月20日に着工。
                                                   
1988年(昭和63年)7月20日に、民間専用の空港として開港した。
                                                   
いまは、旧千歳空港だったところは、軍専用の空港と言うことで、空港ではなく、”千歳飛行場”と呼ばれるようですね。そして民間専用の空港が、”新千歳空港”という訳です。
                                                   
だから自分の子供の頃の記憶では、ずっと千歳空港だったんだけれど、1988年以降は、もうずっと新千歳空港なんですね。上京したのが1987年なので、この最初の年は千歳空港で東京に来たと思います。でも翌年の1988年から今に至るまで新千歳空港。そんな歴史があります。
                                                   
新千歳空港は、航空業界のスリーレターコードではCTS。また通称チケット上の表記や電子掲示板での表示などでは、”札幌”と表記されることが多いですね。(札幌には別途、丘珠空港という空港もあります。自分は使用したことがありませんが。でも札幌といえば通常は新千歳空港のことをいいます。)
                                                   
新千歳空港に到着したら、そのままJRで札幌まで出ます。大体1時間くらいです。そこからさらに乗り換えて、おらが町まで1時間列車で行きます。エアポートとかスカイライナーの特急、急行に乗ると、そのまま新千歳空港から札幌経由でおらが町まで一直線で行くし、通常旭川までの行き先が多いですね。このエアポート、スカイライナーを使うと帰省には便利です。
                                                   
3年ぶりに新千歳空港の到着ロビーに降り立ちますと、いつも使っているJRへの乗り継ぎする通路のエスカレータを探すのにひと苦労しました。(笑)たかだが3年のブランクなのに。。です。
                                                                                 
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就職で上京して以来、羽田空港(HND)<--->新千歳空港(CTS)を行き来することを毎年続けた訳ですが、そこには今は亡きオヤジとの想い出もいっぱい詰まっていました。
                                                   
べつに新千歳空港からおらが町まで、列車で帰れる訳ですが、オヤジはわざわざ新千歳空港まで車で迎えに来てくれるんですよね。そして空港からおらが町、自分の家まで車は、ボクが運転する訳です。オヤジがわざわざ自分に運転を譲ってくれるのです。東京では普段なかなか車を運転することもないですが、唯一この新千歳空港とおらが町、実家までの間は、自分の最愛に楽しみにしているドライブタイムだったのです。ナビなんてついてないけど、北海道の道路は広いし、車の数も少ない。山の中の田舎道を走る感じで、まさに快適でした。車の運転っていいなーといつも快感でした。
                                                   
その車中でオヤジといろいろ話をするのが楽しかったです。東京での生活はどうだとか。。最近の状況とか。母親の状況とか。。。いろいろなよもやま話です。
                                                   
帰省の新千歳空港--->おらが町と、帰京のおらが町--->新千歳空港とこの往路は、つねにオヤジの車で、自分が運転してCTS空港までドライブしたものです。
                                                   
こういうのが、もう何年続いただろうか・・・。かなりの年数やってました。
だからいまも新千歳空港の到着ロビーを出ると、そこにオヤジが立って待っているような感覚があるんですよね。ちょっとこうセンチメンタルになる、というかグッとくるというか。この新千歳空港の到着ロビーはかなり自分的に涙がでる場所です。新千歳空港は、そんな自分の父親との結構しんみりとくるような想い出の場所でもありました。
                                                   
                                                                                                                                                         
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新千歳空港は、この36年間、ずいぶん変わったんではないかな。
自分の記憶の中では、上の写真のような現在の新千歳空港のこの風景は、つい最近のことだと思います。本当に最近。ネットで調べてみると2010年に入ってからですね。
                                                   
空港、滑走路としては千歳空港とは別に新千歳空港ということで別れたんだけれど、開港時は1963年に開設された千歳空港の空港ターミナルビルを使用していていて、それに代わる施設として1992年7月1日に供用を開始しました。
                                                   
いわゆる新千歳空港ターミナルビルというのは、この1992年以降新設されていって、2010年以降に現在のスタイルに落ち着いたという感じではないかな。
                                                   
自分の長年の記憶の中でも、新千歳空港がこんなに新しい施設になったという記憶は本当につい最近のことですから。昔はどうだったか、ってもうまったく覚えていませんね。
                                                   
新千歳空港の建設にあたっては
                                                   
「21世紀に向けて北方圏や北海道を代表する建築であること」
「動線が長大なため明快であること」
「自然光を考慮した大空間や吹き抜けで空間的余裕・安らぎが得られること」
「北海道らしさの特徴付けや演出が得られること」といったデザインの指針が示され、
                                                   
上空から見るとアメリカ合衆国テキサス州のダラス・フォートワース国際空港を模した半円周型をしており、円弧を滑走路側に向けた構造とした。。。だそうです。
                                                   
                                                                                   
2011年7月15日に第1期施設がオープンし、2012年3月16日に全面オープンした。事業費は約200億円で、増築面積は約2万9,330平方メートル。出発ロビーや商業施設などが拡大し、温浴施設や映画館などが新設された。
                                                   
就航便数の拡大や旅客数の拡大に伴い、混雑の解消と機能の向上を目指して2015年3月16日から施設整備工事に着手。約200億円をかけて、約4万7,000平方メートルを整備し、2018年8月に再整備を完了。LCCや全日空団体用カウンターを1階から2階への移設のほか、出発ロビー出発口の拡充・再配置、手荷物検査にインライン方式を導入した。
                                                   
いまの新千歳空港(CTS)は、ほんとうについ最近整備された最新鋭施設といっていいと思います。それも2012年~2018年のつい最近のこと。自分の記憶の中でも、CTS空港がこんなに新しいという記憶があるのは、つい最近のこととしか思い出せなくて、古い時代のことはまったく思い出せないです。
                                                   
ふだん、自分がHND<--->CTSを利用するときなど、本当に味っけなくて、CTS空港に降り立ったあとは、そのままJRに乗り継ぐし、東京に帰るときは、出発ロビーでチェックインする前に、3Fのグルメワールドでたくさんのレストラン街があるので、そこでいろいろご飯を食べることが唯一の楽しみでした。
                                                   
新千歳空港での楽しみは、もうグルメです!
                                                   
今回、そんな新千歳空港(CTS)の魅力をどう日記で伝えるか。普段ふつうに飛行機で行き帰りするだけにしか使っていない空港。自分もCTS空港は超ベテランだけど、意外や空港内の仕組みなどまったく知らないド素人だと思います。
                                                   
そこで明日帰京というその前夜にYouTubeでいろいろ調べてみたのです。新千歳空港の魅力、グルメをいろいろ紹介するYouTube、ほんとうにたくさんありますね~~~。(笑)もう無数にあります。
                                                   
それを拝見してみると、もう自分も驚き。新千歳空港ってこんなにすごい魅力がいっぱい詰まったところなの?
こんなにスポットがたくさんあるところなの?
グルメ的にこんなに売りの商品があるところなの?
                                                   
もう驚きとしか言いようがなかったです。
灯台下暗しというのは、こういうことを言うのでしょうね。
                                                   
北海道って自分は、やはり生まれ育ったところで、大学までいたところなので、意外やその有難みというのをよく実感できていないところがあるかもしれないと思います。
                                                   
北海道の自然の大地、食べ物が美味しい。。。すべてにおいて北海道ってやはり魅力全開なのだと思います。道内出身者は意外やそういう魅力に鈍感なんですよね。
                                                   
自分は、北海道というとずっと豪雪地帯で育ってきたので、あの雪のつらさがもう勘弁という感じで、もう冬は雪の降る所に住むのはいやだ、と思うくらい拒絶反応が染みついているのですが、やはり道外の人にとって、北海道の雪、雪はロマンティック、スキー、大自然、クリスマス、温泉、これまた魅力に映る訳で、素敵に感じるのでしょうね。
                                                   
北海道の湿度の少ない爽やかな夏、地平線に向かって一直線に消えていく道路、大草原、自然、ビール、ジンギスカン、ラーメン、スープカレー、豊かな海鮮系・・・すべてにおいて北海道って魅力的なのですよね。
                                                   
自分はそういう有難みによく感謝せずに生きてきたのかもしれません。灯台下暗しというのは、こういうことを言いますね。
                                                   
YouTubeを見て驚いたことは、新千歳空港には、この北海道の魅力がぜんぶここに詰まっているのです。新千歳空港をいろいろ見て回るだけで、もうそれだけで遊べるのです。新千歳空港で1泊して、空港内を1日、2日かけていろいろ見て回る。もうこれだけで十分すぎる観光といえると思います。
                                                   
もう自分も驚きました。
新千歳空港ってこんなにいろいろなスポットがあるのか。
                                                   
自分も前夜にYouTubeで勉強したにわか知識者ですが、それにもとづいて当日はその通りにいろいろ見て回ろうと思いました。そして紹介していこうと思いました。
                                                   
お楽しみに。

                                                   

                                                                                                      

                                                   


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