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新千歳空港(CTS) 後編 [航空関連]

それでは3Fのグルメワールドに行きます。3Fのグルメワールドは、まさにレストラン街、カフェなど飲食店が集まったフロアになります。自分のテレトリーとしてはこちらのほうが得意分野になります。


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3Fのグルメワールドで自分が一番贔屓にしているのは、北海道ラーメン道場です。新千歳空港に行ったなら、主に帰京のときですが、かならずここに寄って「けやき」の味噌ラーメンを食べるのが自分の普段の日課と言っていいです。


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北海道内で有名なラーメン店10店舗をこのテナントに集めているという感じです。新横浜のラーメン博物館の空港版という感じでしょうか。


このように縦にずらっとお店がオープンスタイルという感じで並んでいます。


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この北海道ラーメン道場で間違いなく一番人気なのは、「えびそば一幻」さんですね。毎日大変な人気でいつも長蛇の行列です。


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えびの頭から出るあの独特のしょっぱみある濃厚な出がらしと、味噌スープというのがすごく合うんですよね。それでやみつきの味になるようです。「えびそば一幻」さんは東京にもお店があるので、東京でも食べれますよ。自分も2013年頃にこの新千歳空港の北海道ラーメン道場で、この「えびそば一幻」さんのラーメン食べたことあります。


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そして、ここがこの北海道ラーメン道場の中でも自分のもっとも愛すべきラーメンである「けやき」です。すすきのにわずかカウンター5席くらいの小さな味噌ラーメン専門店ですが、ここの味噌ラーメンは絶品です。2007年に新横浜のラーメン博物館に出店して、その存在を知りました。あのときは衝撃でした。新千歳空港にも支店を出しているのです。すすきのの本店にはまだ行ったことがないです。今回の帰省でぜひすすきの本店に行く計画を立てていたのですが、無理でした。


けやきの味噌ラーメンは、詳しいレポートは、また後日の日記で紹介したいと思います。


北海道ラーメン道場の横には、松尾ジンギスカンのお店もあります。


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ここもまさに自分の常連、十八番の場所です。このお店も行きつけでした。まだ営業していたとは、感無量です。


北海道では、家庭の食卓で羊の肉をジンギスカンという形で食します。東京でいうところの焼肉とまったく同じ感覚で羊の肉をふつうに食べます。自分も子供の頃、家庭ではふつうによくジンギスカンを食べていました。母がよくやってくれました。本当にふつうにあたりまえの食事でした。


また大学時代、ビール園とかで友達みんなとジンギスカンを食べに行ったり、また大学の研究室では、ちょっとしたことでもすぐにキャンパスの芝生で教授や助手、研究室の学生みんなでジンギスカン・パーティをやるなんて日常茶飯事のことでした。


それだけ北海道民にとって、ジンギスカンというのはごくあたりまえに根付いた食文化だったのです。


ジンギスカン鍋という専用の鍋があって、そこにラードを擦りながら鍋に脂を敷きます。そしてもやし、野菜を周囲に取り囲むように配置して、真ん中で羊の肉を焼きます。


こんな感じです。


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この写真は、2013年に北海道の友人とサッポロビール園でジンギスカンを食したときに撮影した写真です。ジンギスカンってこうやって食べます。味付けジンギスカンのように肉にタレがついていると焼いていると肉汁が出てきてそれが周りのもやし、野菜のほうに流れていって相俟ってさらに美味しくなります。


でも北海道民の間では、サッポロビール園のジンギスカンは美味しくないという評判です。(笑)自分もあまり上質な肉という感じではなかったな・・・と感じます。東京でのおもてなしの北海道友人とは、よくこのサッポロビール園にでかけてジンギスカンを食べたものです。


いまは彼はどうしているのか・・・。


札幌・大通りにある羊羊亭もよく行った記憶がありますが、ここもいまひとつだったな・・・。意外や外食でジンギスカンを食べるとなると、ここはウマい!というのは自分はあまりお宝情報がないんですね。


やっぱり札幌でジンギスカンといえば、「だるま」なのでしょうか・・・。やっぱり北海道生活の中で一番ジンギスカンが美味しいと思ったのは、子供時代に母親が作る家庭での松尾のジンギスカンだったのです。これがなにより一番うまかった。外食であのウマさ、あのレベルは出せなかった。



羊の肉は、子羊のラムと大人の羊のマトンとあります。羊の肉はよく臭みがあると言われますが、ラムは臭みはあまりないですね。マトンのほうが臭みがあります。


でもジンギスカンを食べ慣れてくると、やはりマトンのほうが美味しいと思いますね、自分は。。自分は幼少の頃からふつうにジンギスカンを食べていたので、羊の肉を臭いと思ったことは一度もないですし、すごく美味しいと思っていました。みんな羊の肉は臭い、受付けない人はダメじゃないかとか言われますが、自分にはよく理解できませんでした。一時期東京でもジンギスカンブームというのが起きましたね。1998年頃でしょうか・・・。あっという間に消え去っていきましたが。


ジンギスカンは、タレ付きの肉を焼く場合(味付けジンギスカンといいます。)と、焼いてからジンギスカンのタレにつけて食べる食べ方と2種類ありますね。ジンギスカンのタレは、焼肉のたれとはまたちょっと違う甘い独特の味です。


ジンギスカンは、滝川の「松尾ジンギスカン」と長沼の「長沼ジンギスカン」が2大ジンギスカンではないでしょうか。滝川市は、懐かしいです。中学3年のときに、よく高校受験用の冬季講習セミナーを受けに通っていた町です。


この新千歳空港の松尾ジンギスカンのお店は本当によく利用していました。懐かしくなり、思わずジンギスカンについて熱く語ってしまいました。


じつは今回の帰省で、札幌でジンギスカンといえば、「だるま」とよばれるように、だるまを初体験しようと思っていたのです。なんと!北海道出身でありながら、だるまの成吉思汗を食べたことがないのです。


でも残念ながら、今回は無理でした。またの次回に。。。



ここの海鮮料理の「きたみなと」さんは、空港に迎えに来てくれたオヤジ、あるいは帰京するときに見送りに来てくれたオヤジとよくいっしょに入って食べたお店だと思います。


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海鮮丼やイクラ丼を食べた記憶があります。北海道といえば海鮮系、どんぶりに山盛りの一杯の海の幸、そしてイクラ。本当に贅沢ですけど、そして美味しいですけど、あっという間、こんなものなのかな・・・と思いましたね。よく。そしてお値段は高かったような記憶があります。



この3Fのグルメワールドには、”市電通り食堂街”という特別な雰囲気を醸し出しているエリアがあります。


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2011年にリニューアルオープンした新千歳空港の中に突如、昔ながらの街並が現れる。そこが「市電通り食堂街」。北海道のさまざまな海の幸や山の幸が楽しめるグルメテーマパーク。「千歳飛行場」行を掲げた路面電車のレプリカが中央に鎮座していて、石畳風の通路、レトロな提灯、屋台など、昭和の街並が再現されているのです。


なんか、新横浜のラーメン博物館を想い出しますね。(笑)千歳空港時代の、いわゆるいまの”千歳飛行場”行の路面電車というのがいいですね。


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ここにぜひお勧めの素晴らしいお店があります。

それがスープカリー専門店 laviです。


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スープカレー発祥の地、札幌。

その本場のスープカレーを新千歳空港の中で味わえます。

ここはぜひ体験するべきです。私の一押しの場所です。



南国に咲く綺麗な花の色にちなんだ色使いの店内が特徴的なlavi。この新千歳空港店は、安倍元総理が3度も足を運んだことで有名なのだそうです。これは自分は知らなかったです。



スープカレーとカレーライスは違います。どこが違うんだ?と思うかもしれませんが、カレーライスはごはんにふつうにカレーがかかっていてそのカレーの中に具材が少々と言う感じ。


でもスープカレーはまず具材が、野菜などもうふんだんでゴロゴロという感じで入っています。とにかく具沢山。そしてスープがトロミ系ではなくサラッとしたスープ系なんですよね。ライスは別盛ですが、カレーライスとスープカレーはぜんぜん別物です。スープカレーは薬膳料理みたいな感じですね。


スープカリーlaviのスープカレー。


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laviのスープカレーはもう具材からかなりメニューで細かく選択してカスタマイズできるようになっているそうで、オーダーするとき大変だそうです。


laviは現在、札幌に、ル・トロワ店、琴似店、平岸店、大谷地店、そしてこの新千歳空港店と5店舗あるようですが、自分は北26条あたりにある本店のスープカリーlavilavi本店に行って体験したことがあります。2013年頃ですね・・・。


自分が行ったlavilavi本店は、現在の公式HPでは、いわゆるこの系列の店舗にカウントされていないんですよね。店名もlaviではなくlavilavi本店ですし。


スープカレーのお店lavi。その原点でもあり出発点となったlavilavi本店は、なんか系列的に別カウントのようです。ちょっと不思議です。小民家を改装した隠れ家的なお店でした。


2013年に訪れたときに自分が撮影したlavilavi本店と、そのときに食したスープカレーの写真です。店内はすごい暗かったです。


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ふつう札幌のスープカレーは本当にさらっとした液体状なんですが、lavilavi本店のはちょっとトロミがあって、ふつうのカレーに近かったような記憶があります。


この2013年頃って、いわゆるスープカレーブームということで、その本拠地の札幌のスープカレーが注目されて大ブームになったときなのですが、そのときあまりにサラサラの液体状で、これどうなのかな~と疑問を抱いていたのですが、このlavilavi本店のはトロミがあって、いわゆるふつうのカレーに近かったので自分が称賛した、ということだったと思います。(この店、その当時tackさんから教えてもらった店でした。)


スープカリーlavi 新千歳空港店ですが、残念ながら、すでに朝に、けやきの味噌ラーメンを食べてしまい、この日お腹がもう一杯で無理でした。またの機会にしたいと思います。


自分は、スープカリーlaviのこの新千歳空港店は、まだ1回も経験がないです。


今回の帰省での北海道での宿泊は、なんと、恐れを知らない3年間誰も住んでいなかった放置されっぱなしだった実家に宿泊したわけですが(笑)、そのときにテレビで東京の下北沢の美味しいスープカレーを特集していて、あぁぁ~これはいいな~これは絶対美味しい、これこそまさに正真正銘のスープカレーと思ったので、今度チャンレジしてみますね。まさにスープカレーってこういうものをいいます、という感じです。4月の暖かい春になったら敢行したいと思います。


下北沢も本当に懐かしい街。


自分が上京して就職したとき、小田急の新百合ヶ丘に会社寮があったので、山手線に乗るまでの井の頭線での乗り換えが下北沢で、よくここで下車して日用品の買い物をしたりとか夕飯、この下北沢の餃子の王将にはほんとうによく通った。忘れらられないです。下北沢は自分の青春の街です。若い頃は金がないから、餃子の王将は美味しいし、安くて最高でした。自分の毎日のメイン食事でした。下北沢は青春の街。いろんな甘酸っぱい若い頃の想い出が詰まってます。先日久しぶりに下北沢行ってみましたが、あの頃の町影はほとんど面影残っておらず街としてガラ変でした。


新百合ヶ丘の会社寮。6畳の狭い個室に4台のED-βデッキとVHSデッキ、LDデッキ合わせて、8台くらい揃えていたビデオ事業部人生まっしぐらの頃でした。


自分がいま目標としているのは、下北沢本多劇場で役者さんによる舞台を観たいことです。下北沢の名所中の名所、本多劇場をまだ体験したことがないのです。これを、これまたあまり経験のない俳優さんによる生舞台で初体験したいのです。これも計画中です。


かなり脱線しました。。


3Fのグルメワールドのフロアーにはところどころにひと休憩できるようなスペースがあります。お腹いっぱいで、いろいろ見て回っているとどうしてもひと休みしたくなりますね。そういうときにとてもいいと思います。


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グルメワールドのお店はほんとうにたくさんありますので、とても全部は紹介できませんが、自分がふだん行きつけているお馴染みのお店、お勧めのお店を中心に紹介してきました。



つぎに4Fに行きます。

自分は長い新千歳空港歴の中でも4Fに行くのは初めてです。オアシスパークといいます。4Fにそんなエリアがあるなんて思ってもみなかったです。


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エスカレータで昇っていった先には一面広いスペースが広がっていました。


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なんと映画館があります。空港で映画が見れるんですね。まったく知らなかったです。


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そしてなんと!温泉まであるのです。新千歳空港温泉。自分は思わず入っちゃおうかな、と思いましたが、寸前でやめました。これは素晴らしいです。


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じつは、この新千歳空港にはエアポートホテルという直結している宿泊ホテルがあります。そこの最上階の部屋ですと、窓から滑走路が見えるようになっていて飛行機の大好きな人には堪らないような風景だとか。新千歳空港は、1日、2日そこにいるだけで、そこに全部北海道が詰まっているので、このエアポートホテルに1泊して、そのまま空港に繰り出す、そしてグルメ、空港内散策などで楽しむなどの楽しみ方ができるんですね。終わったらまた直結のホテルに帰るという感じで。


そしてこのホテルに宿泊するお客さんは、この温泉が無料で入浴できるのだとか。本当に驚きました。


4Fにこんなパラダイスの空間があるとは!!!


あと航空関係のグッズ屋さんもありました。


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あとこのような展示スペース会場がありました。これはシーズンに寄っていろいろ催しものが様変わりするのでしょうけど、いまは冬のシーズンに合ったアニメ関係の展示でした。(SNOWMIKU SKY/TOWN)


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でも空港ですからもちろん電子掲示板は欠かせないです。


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最後に空港の一番のミッションの搭乗手続き、手荷物カウンターです。空港ですから、横にずらっと長いです。JRからの連絡通路から最初に出るところがJALのカウンターになります。右側がJALで左側がANAです。LCCはずっと一番端にあります。


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新千歳空港(CTS)。本当に1987年以来36年間、長い付き合いですけど、本当にこのような最新の姿になったのはつい最近のこと。長い割には、自分の頭の中にうかぶイメージはつい最近の新しい建築物、テーマパークのイメージしかなかったです。まさにこの姿こそが完成された北の大地、北海道の玄関口、新千歳空港なのでしょう。


いまやお土産、グルメ、オアシスパークと、空港にいるだけで、北海道が楽しめる、空港にぜんぶ北海道が詰まっている、そういっても過言ではない素晴らしい空港になったと思います。


これからもお世話になります。

末永いご発展をお祈りしています。







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