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純連・すみれの塩ラーメン [グルメ]

純連・すみれ歴30年のベテランとしては、味噌・醤油は体験しているものの、塩のみいままで未体験というのはどうも引っかかるものがある。でも、わざわざ純連・すみれに来て塩を頼むだろうか・・・。


ましてや、滅多に帰らない北海道の札幌の本店に来た場合は尚更だ。ラーメンは、やはり本店と地方の支店では味が違う。


本場の本店は、やはりうまい。これこそ、純連・すみれである。そんな本場の本店に来ているのに、やはり味噌を頼むだろう。95%以上の確率でそうだ。


でもじつは醤油もすごくウマいのだ。これは他ではちょっとやそっとで味わえないくらい独特の香ばしさで本当にウマい。


昔、北海道に滞在していたとき、この純連・すみれの醤油を楽しみたいのだけれど、いざ店に行ったらどうしても味噌を頼んじゃうよな~と思う中どうしたら、醤油を注文する気になるか、悩んだことがある。


そこで思いついたアイデアが、まず味噌を頼んで、完食した後に、醤油も頼んじゃうという方法だ。(笑)

若かったので、1回行っても2杯はいけた。


そうやって時々、醤油を楽しんでいた。

やっぱり醤油もウマいんだな~。


でもこの方法はいまはどうかな?

昔は、1杯食べ終わった後、追加でオーダーというのが可能だった。


いまは1杯食べ終わったら、もう1回行列の後ろに並び直さないとダメだろう?でも食券を味噌と醤油を2つ買っておいて、店員さんに渡すとき、事情を説明したら、なんかうまく行きそうな気がする。


そんな中で塩だけは自分は未体験だった。もともと自分は、醤油・味噌・塩という3大ラーメンの中でも圧倒的に味噌・醤油派なので、塩はほとんど頼まない。もちろん塩ラーメンは美味しいと思う。北海道ラーメンでは塩ラーメンといえば函館ラーメンだ。


塩ラーメンももちろん好きなのだが、醤油・味噌と比較すると、どうしてもプライオリティが下がり、滅多に頼まない。


純連・すみれに来たら、もう塩を頼むことはほとんどあり得ない。

100%ないだろう。


でも味噌・醤油とあれだけ、他の店とはあきらかに違う独特の旨味を作り出す純連・すみれだ。きっと塩味もふつうの塩ラーメンとは違って、かなりオリジナリティがあって、ウマいに違いない。


1度でいいから、純連・すみれの塩ラーメンを食べてみたい。

そう思うようになった。


でもなかなか勇気が要るんだよね。(笑)

純連・すみれに来て、塩は絶対頼まないよ。(笑)


でも1度は食べてみたいとずっと計画していて、先日のLFJのあと、気分が最高だったから、その後夕ご飯としてすみれ横浜店で塩ラーメンにチャレンジしてみようと思った。



ひさしぶりのすみれ横浜店。


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暖簾が青になったんですね。昔は赤でした。先日3月に本場の北海道のすみれの中の島本店に行ったら、暖簾が赤だった。昔は青だった。なんか入れ替わったんですね。(笑)


札幌味噌ラーメンの頂点に立つすみれもいまや体験できるのは、日本の中でも北海道の本店とこの横浜野毛のお店のみである。すみれ横浜店は、本店の味に比べると、まだまだあともう少しという感じだが、首都圏に住む者にとっては、すみれの味噌ラーメンを食べたくなったときに唯一それを叶えてくれる貴重なお店である。


店内は変わってなくてホッとする。この日は夕方の開店直後にお邪魔したせいかすんなり入れたが、いつも開店と同時にすぐに長蛇の列になり相変わらずの大人気だ。


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券売機では、村中社長のラーメンがなくなっていた。ついに消去したんですね。(笑)とうとう村中社長のラーメンを実際体験することはなかった。


あと、もうひとつ発見だったのは、なんと!昔風正油ラーメンという新しいメニューが追加になっていることだ。すみれの醤油はもう独特の香ばしさなので、それとは似ても似つかない完璧な東京ラーメン、すなわち中華そばなんだろう。スープを寸胴で別に用意した、ということですかね。


すみれさんも手広くやっているな、と思いました。(笑)


餃子の王将でも昔懐かしの中華そば、という新メニューがお目見えしたので、いま東京ラーメン、中華そばのブームなんですかね?東京ラーメンは、いまや町中華でないと食べれないような気がする。みんな高級で美しい一流ラーメンばかりになったので、昔ながらの素朴な中華そばを食べさせてくれるところはほとんどないと思う。


町中華のお店もいまやなかなか減ってきていることもありますしね。


それでブームなんですかね?


そしてついに塩ラーメンを注文。

通い歴30年にして、初めての体験だ。


すみれの塩ラーメン。


DSC05947.JPG



まず思うのは、味噌や醤油と比較して、あのすみれの代名詞ともう言うべき、スープの表面をラードで覆って、熱さを逃がさない、熱々のラーメンという点では、塩は、そこまでではないように感じた。


他のお店の塩ラーメンと比較すれば油、ラードの多さは断然多いかもしれないけど、すみれ内での味噌・醤油と比較するとそこまででもない。どちらかというと油は少なめだ。


そして肝心のスープの味。


これは自分が考えていたほど、独特の塩味というわけではなかった。まっ自分は塩ラーメンはほとんど食べないので、あまり詳しくないということもあるが、極めてスタンダードで標準的な塩ラーメンだと思った。


すみれ独特の香ばしさというか、独特の味と言うのはほとんど感じなかった。極めてあっさりでさっぱりした淡白な塩ラーメンである。標準的な塩味だ。


日記にすることを前提で臨んでいたので、この塩味をどう言葉で表現するべきか、考えながら食べていたのだが、なかなかこれだ~!と思うような表現が頭に浮かんでこなかった。


自分が塩ラーメンに疎いせいもあるが、ほんとうに極めて標準的な塩味である。


麺が西山製麺なので、中太のやや縮れ麺で、非常に食感のある濃い麺なので、これがスープの塩味と相まって、トータルとして総合として非常に美味しい塩ラーメンを形成しているのである。


あの塩スープを引き立たせているというか、あくまで全体、総合として美味しい塩ラーメンと感じさせるのは、この西山製麺の麺によるものという印象を自分は受けた。


塩ラーメンとしては、極めて標準的、スタンダードな味。

総合として美味しい塩ラーメンと思うのは、中太な濃厚な縮れ麺のうまさによるところが大きく、この麺がスープの塩味と絡まって全体としてうまさを醸し出している。


そんな自分の評価である。


ネットでググって拝見してみると、すみれの塩はじつはかなりウマい!とか絶賛する投稿も多く拝見した。やはり人それぞれで嗜好も違うし、それぞれの評価は尊重するべきである。


これで純連・すみれの塩ラーメンは一度体験したので、あとはもういいかな。

今後は、いつもの通り、味噌を頼んで、ときたま醤油を堪能する・・・このスタンスに戻ろう。


すみれ横浜店がある横浜の野毛というところは、横浜を代表する飲み屋さん街で、夜になるとすごい元気づく。野毛商店街なんかもそうだ。すみれ横浜店に行ったときは、かならず野毛飲み屋さん街をぶらぶら歩くんだが、蒼々たる居酒屋さんが並ぶ。この野毛の居酒屋さんでたらふく飲んだ後に、すみれ横浜店で締めのラーメンというのが最高なのだろう。締めのラーメンにしては、すみれ横浜店は高級なラーメンのような気がするが。(笑)(締めのラーメンには、もっと屋台のラーメンなんかが似合うだろう。)


野毛は呑兵衛さんたちには神聖な場所のようである。

自分は下戸でお酒を飲まないので、その神聖さがよくわかっていないのだが、近い将来、この野毛について詳しく調べていろいろ日記にしてみたいと思っている。野毛で人気の居酒屋さんに入って辛口の日本酒で1杯やって焼き鳥つまみながら野毛の素晴らしさを下戸なりに味わいたいと思っている。


じつはFacebookで野毛の酒呑みコミュニティに入っている。(笑)

野毛イ~ンである。





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