喫茶ルオーのカレーを堪能する [グルメ]
今日はカレーフェスティバルの日。夕方にもその日記を上げたいと思っているが、昨日ひさしぶりに東大正門前の喫茶ルオーのカレーを食べてきた。これもカレー繋がりということで、カレーフェスティバルの日に上げておきたいと思う。
東大正門前の喫茶ルオーのカレーは、2020年の2月に初めて行って日記にしていますね。セイロン風カレーライス、すごく美味しかったです。
あれからも結構行っていて合計4回くらい行っているだろうか?結構贔屓にしている。昨日ひさしびりに無性に喫茶ルオーのカレーが食べたくなり、たまらず行ってきた。
これは後年わかったことなのだが、喫茶ルオーのカレー、つまりセイロン風カレーライスというのは、私のFacebookの友人の奥様が考案したカレーなのだそうだ。その友人と奥様が喫茶ルオーをやっていて、その奥様が喫茶ルオーのカレーを作り出した。
Facebookのその友人は、これも後年知ったことであるが、大プロモーターの人で、まさにクラシックから、ポップス、ロックなど自分が青春時代ど真ん中だった大スターたちを日本に呼んだその仕掛け人プロモーターだったのだ。
スティング、マドンナ、そしてヨナス・カウフマン・・・
いろいろそのときのバブル時代の波瀾万丈だったエンタメ人生の回顧録などを日記で投稿されているが、あらためて凄い人だったんだな、と驚いている。大変激動な世界で波瀾万丈、大金が動く世界、契約書、そしてスターたちの素顔、わがまま、マスコミ対策、ありとあらゆる面があぶり出されている。
そして、さらに驚いたことは、その人の奥様が東大正門前の喫茶ルオーのセイロン風カレーライスを考案したのだという。その友人が喫茶ルオーをやっていて、喫茶ルオーのセイロン風カレーライスはその友人の奥様が考案したものだという。
自分は最初本当~~~?とびっくり仰天だったが。なんか世の中狭いというか、なんか自分の人生に堂々巡りで全部繋がってきているな~と本当に驚いている。なんの因果関係なのか、自分が好きなもの、自分が愛しているもの、自分に関係しているものは、かならずどんな形でも自分と繋がるようになっている。
これはほんとうに嬉しいことではないか?
自分は本当に幸せ者だと思う。
その喫茶ルオーのセイロン風カレーライスを考案した奥様は、大変残念ながら先日ご逝去なされた。その友人もかなり落胆していたが、気を取り直して、また人生再出発にむけて舵をとられたようだ。
前回の2020年2月に初めて、喫茶ルオーのカレーを食べたときは、そんなことは微塵も知らなかった。そのあとに知ったのである。今回は、そういう背景をきちんと知ったうえで、改めて喫茶ルオーを訪問して、喫茶ルオーのカレーを食べたいと思ったのである。
ひさしぶりに再訪した東大正門前の喫茶ルオー
東京大学正門の向かいに佇む「喫茶ルオー」の歴史は60年に及ぶ。昭和27年に画家の森田賢さんが赤門前に画廊喫茶として開業。昭和30年に入店した現店主の山下淳一さんが昭和54年に引き継ぎ、現在地に店を移した。
「昭和30年代の本郷通りは古書店、雀荘、喫茶店が数多く立ち並び、まさに学生街だったんですよ。赤門前のルオーは120席もあって、学生、芸術家や劇団員、文学関係者の溜まり場で賑やかでした」(山下さん)
1960年代後半には鶴見俊輔、小田実、開高健などべ平連(ベトナムに平和を!市民連合)のメンバーも立ち寄ったという。
「東大紛争の頃はケガをした学生が店に避難しに来たことも。本郷通りの歩道は石板敷きだったので、学生たちがたたき割って投石したんです。それにしても当時の学生はよく議論をしていました」
そしてカレーもよく食べたという。久しぶりに店を訪れ、ゴロンと入っている牛肉の大きな塊をほぐしながら「ちっとも味が変わっていない」と懐かしむ卒業生も多い。舌は味を忘れず、味は過ぎ去った時を呼び戻す。
「ここで勉強して司法試験に合格した学生もいます。入学した娘さんを連れたお父さんが「私も、私の父も学生時代に来ていました。親子三代です」と声をかけてくださったりすると、続けてきてよかったと思います」(山下さん)
ふつうの喫茶店なのだが、喫茶のメニューとランチタイムのときはカレーライスがある、というオリジナルなメニュー。
もちろんランチメニューはカレーのみ。
ここのカレーを食べに多くの客がやってくる。
カレーの美味しい喫茶店といったところで、有名なのだ。
60余年前の創業当時からある「セイロン風カレーライス」は、具は大きなじゃがいもと豚肉が一つずつという潔さ。
「初代の奥様がホテルのシェフからレシピを習ったと聞いています。」(山下さん)
ここだ!!!
ここである!
つまり、Facebookの友人、大プロモーターは、喫茶ルオーがまだ東大赤門前にあった頃のオーナーだったのだ。つまり喫茶ルオーの創業者、初代オーナーだったのだ。
そしてその奥様がそのセイロン風カレーライスを考案し作り出した。ここですべてがつじつまが合う。若干クリアではないところもあるが、まぁいい。そういうことにしておこう。
ひさしぶりの喫茶ルオー。もちろんセイロン風カレーライスを注文。
東大生が母の味として慕う味。そして東大の歴史を60年間に渡って見守り続けてきたカレー、そしてその東大生たちの胃袋を癒し続けてきたカレーである。
セイロン風カレーライスは、やはり、ふつうのカレーではないと思う。
いわゆるヒリヒリと来るような辛さが結構強烈で、それが表にでてくる辛いカレーである。
そしてカレー自体もトロミがあるというよりは、サラサラの液体状。
真ん中にゴロンと大きな牛肉がある。
このヒリヒリの辛さが結構このカレーを決めているファクターだと思いますね。
なかなか特徴的なカレーだと自分は思う。
もちろんいままで食べたことがないようなカレーライスだ。
非常に美味しい。
やっぱりなにかと自分の好きなもの、自分の人生と関係があった東大正門前の喫茶ルオーのカレー。これからも頻繁に通わさせていただきますよ。
ちなみにお店のスタッフが、調理人が若い男性、給仕スタッフが若い女性でした。
喫茶ルオーに来たら、やはりどうしても東京大学、東大を見学していきたくなる。
東京大学本郷キャンパスである。
東大もやはり植樹がきちんとしていて、キャンパスの通りなんかとても緑が深いと思う。自分は北大を自慢してしまったけど、東大も素晴らしいと思う。
正門から入って、安田講堂に向かう通り沿いを歩いているだけなのだが、掲示板マップをみると、その通りの両側にあるのは、ほとんど法学部キャンパスのようだ。やっぱり旧帝大のキャンパスって歴史と伝統があってカッコいいですよね。北大の理学部みたいで、すごく自分はこういうテイストの建物が好きです。やっぱり大学で学ぶときは、こういう歴史ある古いキャンパスで学びたかったなー。
東大法学部。
まさに日本を引っ張っていくエリートたちが巣立っていく。政治家もそうだろうし、国家公務員のキャリア、・・・もうありとあらゆるエリートたちの学び舎なのだろう。
そして安田講堂。
旧帝大は、かならずこういう講堂というか、時計台みたいなものが大学のシンボルとしてありますね。自分も安田講堂にはとても憧れました。受験のときは、東大を狙いたいと思っていたこともあるのですよ。(笑)そのときは、子供心にこの安田講堂、ほんとうに憧れました。
安田講堂の中に入りたいと思ったのですが、やはり無理でした。
でも格式高い内装空間でございました。
そして三四郎池。
東京都文京区本郷、東京大学本郷キャンパスにあるのが夏目漱石の長編小説『三四郎』のモチーフとなった三四郎池。東大本郷キャンパスは、江戸時代には加賀藩上屋敷だった地で、三四郎池もかつての大名庭園「育徳園」の一部。正式名は育徳園心字池であるが、漱石の小説の影響で三四郎池と通称されるようになったのだ。
三四郎池はとても小さくて、日本庭園というほど大それたものではないけれど、それなりに日本庭園らしい和の美意識、美的センスはその全体のシルエットから伺えると思う。池には鯉がいるのだが、池の水はかならずしも綺麗とは言えませんでした。かなり透明感ないです。(笑)かなり濁ってます。(笑)
今回、安田講堂をいろいろグルグル回ってみていたところ、面白いものを発見してしまった。
東大の中央食堂である。
東大の中央食堂って、安田講堂の真下にあったんですね。
その途中には、東大生協もある。
銀行のATMもある。
東大中央食堂。11:30~13:30の時間帯は、学生の利用を優先してほしいとのこと。ということは、それ以外の時間帯であれば、一般の人でも利用できるんですね。(笑)今日は喫茶ルオーのカレーを食べたばかりですので、もう無理ですが、今度、ここの学食を食べるだけに訪れたいと思います。
メニューはこうやって壁に貼られていた。
さっそく東大の中央食堂に入ってみる。へ~こうなっているんですね。安田講堂の真下にあるので、安田講堂の後ろの円弧状がそのまま食堂の形状になっている感じです。
メニューはこうやって電子掲示スクリーンで表示されているバージョンもありました。
赤門ラーメンってありますね。(笑)まさにここ東大学生食堂でないと食べられないメニューですね。スープが赤いですね。担々麺なのでしょうか。辛味噌らーめんなのでしょうか。今度来るときは、この赤門ラーメンにすることにします。
この食堂の2階はカフェになっておりました。
すごい広々としたスペースで、立派なカフェでございました。
東大本郷キャンパスは、やはり観光場所のひとつになっているのか、キャンパス内に中国人の観光客が非常に多かったです。
東大本郷キャンパス、とても素敵です。
やっぱり安田講堂カッコいいと思います。
東大正門
東大赤門
2023-08-12 07:34
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0