新しい渋谷を体感する! Part2 [街歩き]
つぎは渋谷ストリームである。
渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームは、連絡通路で繋がっているのだが、渋谷ストリームに向かう方面の、その外に出たところの通路が、絶好の写真撮影スポットになっていて、ここからから渋谷ヒカリエや、渋谷ストリームのビルの全景が見えるのだ。
女性の愛好カメラマンらしき方が、一眼レフをこう構えて、そのビル群を撮影している姿は、サマになっていて、カッコいい。自分はその姿を見て、あっここは絶景スポットなんだ!ということに気づいたのだ。
渋谷ヒカリエ
渋谷ストリーム
今度は渋谷ストリームである。
渋谷ストリームは、日本の東京都渋谷区渋谷3丁目に所在する複合商業施設。東急東横線の旧渋谷駅地上駅舎ホーム南部の線路跡地及び周辺地域を再開発して開業した高層ビルである。
低層階はカフェ&レストラン、高層階はホテル、オフィスなどから構成される複合施設である。
オフィスフロアはGoogleの日本法人であるグーグル合同会社が一括で借り上げている。
東京急行電鉄 (現:東急)は東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転による地下化を契機に、高架橋跡地及び隣接する個人地権者との共同で開発事業を進めることを決定し、都から都市再生特別地区の認定を受け、2015年8月に「渋谷駅南街区プロジェクト」として再開発事業に着手。3年余りの歳月を費やし、2018年9月13日、地上35階・地下4階建てのタワーを中核とする複合施設「渋谷ストリーム」を開業した。名称は付近に渋谷川が流れていることから流れや小川を意味する「STREAM(ストリーム)」にちなんだ。
そうなんですよ。渋谷ストリームというのは、カフェ&レストラン、そしてホテル、そしてオフィスの3種類しかなく、ショッピングモール買い物関係はいっさいないです。自分は事前に予習していなかったので、なんか物足りない感じがするな~とは思った。もっとなにかあっていいだろう?てきな・・・。
渋谷ストリームの前には、渋谷川が流れています。ここから小川を意味する上でストリームという名前がついているんですね。
渋谷ストリームの中に入ると、まずこの空間が現れて、ひたすらカフェ&レストランの飲食関係なんですよね。もうこれが圧倒的。ショッピングモール関係はいっさい出てこない。
渋谷ストリームは、建物としては、35階建てのかなり大きなビルなのだが、ここはホテルとオフィスが入っているのだ。渋谷の商業ビルは、かならず上階にはオフィスが入るのが鉄則になっていると思うのだが、この渋谷ストリームは、さらにホテル「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が入っているのだ。
9-13F ホテル客室階
14-35F オフィスエリア
14F~35Fのオフィスエリアは、一括してグーグルの日本法人「グーグル合同会社」が借り上げ、本社を2019年に六本木ヒルズ森タワーから移転したのだそうだ。グーグルの日本法人の拠点はここにあったんですね。
5Fがオフィスエントランスロビーになっていて、グーグルのアイコンを探したのだけど、日曜日でお休みでよくわかりませんでした。
だからこのホテルとオフィスの分だけで、もうこの商業ビルのほとんどを占めていると言っていい。
1F~3Fが飲食関係で、約30店舗が入っている。
渋谷ストリームとは、そういうビルなのである。
だから正直見どころとしては、1F~3Fの飲食関係しかないと言える。
ちょっとずらっと見て回ったので、写真でご紹介しますね。
どれも高級なお店ばかりのようでお金は張りそうだな~という印象はもつ。みんないいお店です。
そして、ここから「渋谷ストリームエクセルホテル東急」のエントランス・ロビーに入る。
7Fなのかな?渋谷ストリームホールというのがありました。
なにか、コンサートを開くとか、そういう音楽関係というよりは、アニメとか、もっとイベント関係のホールのように思いました。
とにかくこの日は、なにも用意してこなかった。事前に予習もあまりしていない。こうやって渋谷駅にある地図掲示板を逐次確認しながら、その商業ビル群はどちらにある、どっち方面にいけばいい?ということを毎回ここで確認していたのだ。
渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームは渋谷駅から連絡通路でお互い繋がっていて、案内掲示板もあるので、迷うことはなかった。
でも今度行く、渋谷マークシティは連絡通路で繋がっているようだが、渋谷フクラスは、連絡通路では行けず、いったん外に出ないといけないようだ。
あらためて、渋谷スクランブル交差点。
毎日30万もの人が行き交うスクランブル交差点。
喧騒。雑踏。多様な人々。
街頭ビジョンに溢れる広告。
まさに東京を代表する名所中の名所、そして渋谷といえばこのスクランブル交差点。外国人の中でとりわけ人気No.1なのが、この渋谷のスクランブル交差点なのだ。
日本を訪れた外国人観光客のうち、なんと約4割が渋谷のスクランブル交差点を訪れるといわれている。この交差点でカメラを構えている外国人がじつに多いことがよくわかる。
数字的に見ても、渋谷のスクランブル交差点を渡る人々は、1回の青信号が瞬く間になんと3000人におよぶといわれていて、もちろん時間帯によって数は変わるが、3000人収容のイベントホールなどを連想すると、それがかなりの規模であることがわかる。
しかも、それだけの人が一斉に動いているわけだから、見慣れた日本人にとっては驚きの光景ではないにしろ、外国人にとってはアメイジング!ということになるらしい。(笑)
そして、1日に換算すると渋谷のスクランブル交差点を行き交う人の数は、30万~50万人になるのだそう。そんな巨大な交差点を誰に頼るでもなく、ぶつからず、交差点を渡り歩くことができるのは日本人ならではの「譲り合いの精神」に基づく「高等テクニック」と思われているらしいのだ。(笑)
ここまで多くの人々が軽やかかつスムーズにスクランブル交差点を渡りきることができるわけだから、日本がスクランブル交差点を生み出したと思っても不思議ではあるまい。
ところが、スクランブル交差点を初めて生み出したのは「カナダ」「アメリカ」なのである。
しかし、まさかカナダ人やアメリカ人も、東京・渋谷にここまで巨大な交差点ができるとは思ってもみなかったというのが本当のところのようだ。
まさかの元祖超えというところであろうか?
外国人観光客を案内する機会があったら、おすすめしたいスポットがある。
それは渋谷駅と渋谷マークシティをつなぐ「連絡通路」。
人々が行き交う全体像を撮るには、高い位置から撮影するのがおすすめであるが、マークシティをつなぐ連絡通路なら、俯瞰的に撮影できるはず! 何より、通行者の邪魔にもならず安全を確保できる。
また、外国人観光客が楽しみにしているのが「雨」の日らしい。その理由は、高い位置から見ると交差点上に色とりどりの傘の花が開き、さらに迫力のある風景が撮れるから。
せっかくの観光地めぐりが雨だと残念がるケースも多いが、スクランブル交差点にいたっては特別のようである。
スクランブル交差点を熱心に撮影している外国人の多くが、混雑している場所でも秩序を保って動くことができることに、とても感心するという。
私たちは普段あまり意識していないことかもしれないが、日本人として大事にしたい風習でもある。
その渋谷スクランブル交差点から、渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、そして渋谷ストリームを臨む。
写真の左側から右側へ、渋谷ヒカリエ、そして渋谷で1番高い渋谷スクランブルスクエア、そしてその渋谷スクランブルスクエアの後ろに隠れるように、ほんのちょっと姿が重ねて見えるのが、渋谷ストリームである。
そして一番右側にある大きなビルが、今年2023年11月30日に竣工予定といわれる「渋谷サクラステージ」である。もうビルはこういう感じで、全部出来上がっているのだ。あとは、店舗テナントなどの内装関係の準備なのでしょうか。
驚きべく渋谷再開発のスピード化である。
そして、このアングルからず~っと右側に渋谷マークシティがある。
渋谷駅と渋谷マークシティは、長~い長~い連絡通路で繋がっており、自分はいつも小田急の梅が丘の美登利寿司に行くときとか、下北沢にスープカリーを食べに行くときは、井の頭線を利用するので、この長~い長~い連絡通路を渡って行く。
この連絡通路から、スクランブル交差点を眺めると最高らしい。
今度試してみます。雨の日がいいのかな?(笑)
渋谷フクラスは、高階のビルではないので、ここからは見えないし、連絡通路では繋がっていない。もうこれは歩いていくしかないだろう。
・・・ということで、つぎに目指すは、渋谷マークシティである。
渋谷マークシティは、東京都渋谷区道玄坂一丁目にある、株式会社渋谷マークシティが運営する複合商業施設である。京王井の頭線の渋谷駅や商業施設、ホテル、オフィス、バスターミナルなどの機能を有する。2000年度グッドデザイン賞受賞(建築・環境デザイン部門)。
「イースト」(EAST=東)と「ウェスト」(WEST=西)の2棟のビルからなり、東京地下鉄渋谷駅構内側線(渋谷車庫)、京王電鉄渋谷駅に跨って建てられている。
上階はホテル(渋谷エクセルホテル東急)、オフィスで占領されている。
Eastはホテル棟で、Westがオフィス棟だそうである。
Eastのホテルは、5 - 25階部分。客室は全408室
Westのオフィスは、11 - 23階部分。オフィスロビーは5階である。
あと、これは当日はわからなかったけれど、バスターミナルもあるんですね。
1F~4Fのところかな?ここに飲食関係街が集中しています。そして1Fと2FにはFOOD SHOWがあり、スーパーみたいな生鮮食品を販売している。長年東急百貨店東横店東館で営業していた食品売場が、2013年3月の東館閉鎖に伴い、EAST地下1階に同年4月4日移転オープンした。地下連絡通路を通じて、東横店地下1階の「TOKYU Food Show(東急フードショー)」と一体運用となっていたそうである。
施設は1994年に着工し、2000年4月7日にオープンした。渋谷は若者の街として知られているが、その中でもあえて『オトナ発信地』をコンセプトとして、渋谷で生活する20歳代後半以上の女性をターゲットに設定した。渋谷マークシティのオープンは渋谷駅周辺の人の流れを変えたといわれた、とも言われたそうである。
自分はやはり渋谷マークシティを意識するのは、井の頭線を使うときですね。このとき、かならず併立しているマークシティが嫌が上でも目に入ってきます。
また、以前日記で紹介した、自分が馴染みで通っている英国パブ「ホブゴブリン 渋谷店」もこの渋谷マークシティのすぐその目の前の向かいにあります。
この英国パブはよく行くんだよね~。
イギリス人がオーナーの本格的な英国パブ。
2004年創業というから、かなり昔から有名なパブだと思います。
英国ビールハーフパイントに、フィッシュ&チップスや日曜日のサンデーローストの日にはローストビーフ。よく通ってますよ。(笑)
難なのが、BGMがヘビメタ、ハードロックなんだよね。(笑)うるさくてうるさくて。でも、お客さんの大半は、ほとんどイギリス人。日本人はほとんどいない。渋谷在住のイギリス人が、みんな集まって来て、同じイギリス人同士、思う存分英語を話してスッキリする、そんな憩いの場所のような感じでした。みんな仲良かったよ。日本人彼女で男イギリス人というカップルも多かった。
自分はここ、よく出没しますよ。周りの会話が、全員英語なので、外国にいるような感覚になれるし、かなり本場のイギリス、ロンドンのパブに似ているので、自分は愛用しています。
この英国パブ「ホブゴブリン 渋谷店」に行くときに、どうしても渋谷マークシティの向かいになるので、意識せざるを得ない。
渋谷マークシティとはそういう商業ビルなので、見せ所としては1F~4Fの飲食関係街のところだと思う。
ちょっとランダムに撮影した写真を投稿しますね。
やっぱり結構お高いというか、お洒落で気品のあるお店が多かったです。
銀座ライオンなんかもあります。
自分が驚いたのは、美登利寿司。こんなところにあったのかぁぁぁああああ~~~。
美登利寿司といえば、庶民的なお寿司でネタも大ぶりの大人気の大衆寿司店。いつ行っても超満員。自分はやっぱり美登利寿司といえば、絶対本場の小田急線の梅が丘本店まで出かけるのだけれど、じつはこの美登利寿司、渋谷駅構内にもある、という噂やSNS投稿を昔からずっと聞いて知っていて、いつかは行ってみたいと思っていたのでした。
その美登利寿司渋谷店が、まさか渋谷マークシティの飲食街フロアにあるとは!
驚きの発見でした。やはり長蛇の列で並んでいました。
今度行ってみたいと思います。
スープストックTOKYOもあります。
ここのフランスのパン屋さん&カフェが素敵だったな~。
1F,地下1Fは、フードショー(FOOD SHOW)です。
生鮮食品売り場であります。スーパーマーケットの大きな感じですかね?
そして最後に渋谷フクラスに行きます。
渋谷フクラスが一番渋谷駅から遠いかな。連絡通路では繋がっておりません。
渋谷フクラスは、東京都渋谷区道玄坂一丁目にある高層ビルの複合施設。商業施設、オフィス、バスターミナルなどで構成される。キーテナントは商業施設の東急プラザ渋谷。東急グループの東急不動産が運営する。2019年12月5日開業。
渋谷フクラスは、2015年(平成27年)3月22日をもって閉館し解体された旧東急プラザ渋谷の跡地に建設された。2階から8階には東急プラザ渋谷が入居し、閉館から4年8ヶ月ぶりに渋谷に東急プラザが復活した。
渋谷フクラスは「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトとしており、旧・東急プラザ渋谷と同様、ターゲットとする客層の年齢層は高め(40代以上の中年からシニア層)である。
そうなんですよ。この渋谷フクラスというのは、昔の東急プラザ渋谷のあったところです。自分は視力が悪く、メガネを作らないといけないときは、かならず渋谷駅前のメガネドラッグだったかな?そこでメガネを作っていました。もう前職時代ずっとそこで作っていました。もうかなりの年数お世話になってました。ところが閉店になり、その個人のメガネデータは、東急プラザ渋谷の中にあるメガネ屋さんに引き継ぐということになったのです。
それでそのメガネ屋さんに用事があって、結構な回数、その東急プラザ渋谷に通ったことがあります。ずいぶん立派なデパートでした。
それが今回の渋谷再開発計画で、その東急プラザ渋谷が閉館となり、渋谷フクラスに生まれ変わった、ということなんですね。2019年開業ですから、もう出来立てホヤホヤです。
ここには、あのデジタル署名、デジタルサイン、電子契約などインターネットインフラ全般のビジネスを司っているGMOがオフィスとしてここに入っていました。GMOはここにあったんですね。
GMOデジタル美術館という展示もありました。
渋谷フクラスは、フロアスペースが直方体ではなく、ちょっと流線形の細長い半円弧を描くフロア形状でオシャレ感覚を醸し出しています。渋谷フクラスは、40代以上の中年からシニア層がターゲットだとか。。。確かに大人の雰囲気を漂わせてはおりました。
以上で、渋谷再開発計画・実践編。自分でじかに渋谷、渋谷駅周辺の進化を体感してこよう!はお終いです。
もう圧倒されました。なぜ従来の百貨店・デパートではダメなのか?それは先の日記でも述べた通り、この世界は、つねに時代のトレンドに合った場や空気、雰囲気を周期的に一変する必要があるからだと思います。
いつまでも同じじゃダメなんですね。その時代、その時代に合わせて衣替えをしていかないといけない。そういうビジネスのやり方をする世界なんだと思いました。
でもこれはべつにこの世界だけのことではありませんよね。我々技術の世界でも、世界の日々の技術の核心、流れはめちゃめちゃ速いです。うかうかしているとあっという間に置いてきぼりを食らって、うちの会社閉業ということになりかねません。つねに最先端の技術の流れ、動き、マーケット、他社動向などをウォッチしながら自分の会社のかじ取りをしていかないといけません。
これはどの業種、ビジネスでも同じことが言えますね。
でも今回のこの渋谷再開発計画のことを、ちょっと自分で勉強してみよう、ということで始めたシリーズでしたが、改めて東急グループの大きさ、巨大さ、パワフルさ、東急電鉄はじめ、この渋谷に影響を及ぼしている、そしてこの渋谷再開発計画を実質イニシアティブをもって誘導している、この影響力の大きさにもうびっくり驚きを隠せざるを得ません。
東急グループとは何者なのか?
かなりビッグな巨大企業体のように感じます。
自分はいまのおらが街に住んでもう30年近くですが、それ以来ずっと東横線ユーザーです。
東横線に乗って渋谷に出る。
東横線はまた改めて日記にしたいと思っていますが、東急の電車、東急電鉄です。東急線の各駅には、かならず東急ストアのデパートがあります。
自分はおらが街のとなりの駅の東急ストアでは、和食のご飯が食べたくなったときは、この東急ストアの大戸屋でかならずご飯を食べますし、ドコモショップもこの東急ストアに入っているお店を使っています。
いわば30年間、ずっと東急グループの傘下の中で暮らしてきたようなものです。べつにそれを不思議とは思わなかったし、たまたまそうだった、というだけではありますが。
電車というのは不思議で、各路線のその車両の中の雰囲気は、それぞれの路線でぜんぜん雰囲気違いますね。その路線の車両に乗ると、あ~オレはいまここにいるんだな、あの時代のことをよく思い出す、てな感じになります。
小田急や井の頭線の車両に乗ると、上京したての新人時代をどうしても思い出します。東横線はいまのリアルタイムなのです。銀座線とか南武線は、サントリーホールとかミューザ川崎に通うので、これもいまのリアルタイムなのです。
北海道の札幌の地下鉄南北線に乗ると、あ~オレはいま北海道にいるんだな~と実感します。このように路線の車両って、ほんとうに雰囲気がそれぞれの車両で違っていて、それに乗ると、その状況に自分の精神状態がフィードバックするのです。
自分は首都圏の路線の中では東横線がいちばん大好きです。いちばん明るい感じがします。そしていちばん年数を乗ってきた路線でもあります。
まっ東横線のことは、また別日記でゆっくりとお話ししたいと思います。
東急グループは、ほんとうに巨大な企業体。不動産までやってるし。いまはとてもその全貌を理解することはやりませんが、自分の頭にゆとりが出てきたら、改めて勉強したいとは思います。
今回のこの渋谷再開発計画では、この東急グループによって、大きなイニシアティブ、主導権を握って進められているプロジェクトなのだということは、今回の勉強で理解できたと思います。