セイコーマート [グルメ]
先だって6月に北海道大学を散策したときのこと。北大キャンパス構内にセイコーマートができていることに驚嘆の声をあげた。いまの時代、大学構内にコンビニができる時代なったんだなってな感じ。
思わず笑っちゃった。
北海道大学のキャンパス内にオープンしたセイコーマートに続々と入る学生たち=2018年7月、札幌市北区、朝日新聞社
ところが、もっと笑っちゃうというか、驚くことがこの北大日記をリリースした後に起こった。それは関東圏(埼玉県だったかな?)でセイコーマートを探してどんなコンビニなのか堪能する、というYouTubeがリリースされたことだ。(笑)
自分は、まずなにがいちばん驚いたかというとセイコーマートが北海道のコンビニだということだ。お恥ずかしい話だが、北大日記では、まったくそのことを知らずに、セイコーマートが北大構内にできてる~と驚いただけで、そのまま思ったことを言ったまでだ。
自分はセイコーマートというのは、日本中どこにでもあるコンビニだとず~っと思い込んでいたのだ。いわゆる全国区のコンビニだとこの歳になるまでず~っと信じ込んでいて、まったく疑ってなかったです。
自分がセイコーマートにお世話になったのは、2000~2003年の実家で病気で休養していたときかな、実家のすぐそばにセイコーマートがあって、けっこう日常的に頻繁に使わせてもらっていた。そのときにセイコーマートというコンビニの存在を知った。でもそのときも自分はセイコーマートは全国区のコンビニだと思い込んでいた。
今年、実家に帰ったときにも、場所こそ変わっていたが、実家の近くにはセイコーマートがあって、2リットルのペットボトルの水とか、生活必需品を買い込むときに重宝させてもらっている。
だから自分にとっては、セイコーマートというのは、非常になじみの深いあたりまえに存在するあたりまえの常識のコンビニだったのだ。
ふつうセコマっていいますね、みんな。
それがまさか北海道専用のコンビニだったとは!!!(笑)
驚きとは、まさにこのことである。
いまごろ知ったかという感じである。
セイコーマート、Seicomartは、こんな感じのコンビニです。このオレンジ色のデザインがトレードマークです。自分ではすごくあたりまえのコンビニなんだが、首都圏はじめほとんど見かけないコンビニなんですね。驚きました、です。
セイコーマート(英: Seicomart)は、北海道札幌市に本社を置くコンビニエンスストアチェーンであり、日本に現存する最も古いコンビニエンスストアチェーン。
創業者の赤尾昭彦時代より「地域に寄り添う」考え方の元、大手が撤退した地域にも要請があれば出店。
本部の経営効率を追求し、一点集中で店を増やす「ドミナント戦略」で加盟店に消耗戦を強いる大手とは対照的に「店舗数拡大より、他がマネできないことを」との方針を持つ。
北海道の人口減を逆手に取り、「地域おこし」を「地域のこし」と言い換えて地域との共生を模索。災害時のインフラとしての機能や、限界集落に近い地域ではバス待合所の役割を担うなど、独自の取り組みを行う。
バイオマス素材の配合率を30%にすることでレジ袋の無料配布を継続したり、地域特産の食材の発掘やアイスクリームなどのプライベートブランド商品の充実をはじめ、自社農場や加工工場を持ち、生乳を生産するメーカーの側面も持つなどユニークな経営で知られる。北海道内に約1100店舗で大手を抑えて1位の店舗を持ち、茨城県と埼玉県に95店舗を展開する。
「日本版顧客満足度指数(JCSI)」(サービス産業生産性協議会)のコンビニエンスストア部門では、調査を開始した2011年から1年を除いて1位を獲得した。
そうなんです!北海道では、179市町村中、174市町村に出店しているのです。
北海道でセイコーマートの第1号店が出店されたのが、1971年。現在では北海道内での総店舗数として1087店舗。人口カバー率99%以上。
しかもいま調べて分かったことだが、セイコーマートって、日本の中でもっとも古いコンビニだったんですね。自分はセブンイレブンだと思っていました。
そして特徴がレジ袋が無料であること。いま3円とか、5円とか取られるじゃないですか?でもセイコーマートでは、バイオマス素材の配合率を30%にすることで、このレジ無料化を継続する根拠としているそうです。
そもそもレジ袋有料化、マイバッグ持参というのは、プラスティックゴミによる環境汚染問題、SDGsで国連でも目標に挙げられている問題というのが発端でしたかね?
バイオマス素材の配合率を30%にすることで、レジ袋は有害なプラスティックゴミにはならないよ、という主張なのでしょう。
セイコーマートの全国の店舗数です。
もう圧倒的に北海道オンリーです。(1087軒)
そして唯一北海道以外では、茨城県(83軒)、埼玉県(9軒)の2県のみです。
1980年代後半には、茨城、埼玉、近畿地方、山陰(京都、滋賀、兵庫、鳥取)へ進出したそうですが、近畿と山陰はすでに撤退し、関東地方の店舗も茨城県と埼玉県のみという限定的になってしまったというのが現状ということでしょうかね。
そしてなによりも驚きなのは、そして自慢なことなのは、「日本版顧客満足度指数(JCSI)」(サービス産業生産性協議会)のコンビニエンスストア部門で、調査を開始した2011年から1年を除いて1位を獲得した。11年間コンビニの世界では顧客満足度という点でセイコーマートが第1位を続けてきた、ということです。唯一1位を譲ったのはセブンイレブンだったそうです。
いま現在、日本の三大コンビニというと、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンじゃないですか。まさに我々が住んでいるところにはかならずあると言っていいコンビニの三大雄。この方々を差し置いて、顧客満足度という点で、セイコーマート(Seicomart)が11年間第1位を続けているのです。驚きとしか言いようがないです。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンとも日本発祥のコンビニですね。(でももともとのルーツはアメリカにありますね。)
東京五輪2020のときもそうでしたが、大勢の外国人記者達がまず日本のなにに驚くかと言うと、このコンビニだったそうです。こんなにバラエティ豊かに日常生活品が全部、いろいろなものが売っていて、こんな便利なところがあるなんて、本当に日本ってすごいわ!と感嘆の嵐。それがコンビニだったと言います。記者たちはあの五輪中、食料調達はじめ、もうコンビニをすごい毎日愛用していたとか。
コンビニは、まさに日本が発明した、世界に誇れる日本文化なのかもしれませんね。
三大コンビニの全国店舗数です。(令和4年度)
やはりセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンが三大雄ですね。セイコーマートが第5位というのは、すごい健闘していますね。でも圧倒的に北海道専用のコンビニだったんですね。(笑)
じゃあこのセイコーマートで売っているものは、他の三大雄のコンビニと比較して、どんなものに特徴的なものがあるのか。これは結論から言うと、北海道生産の原材料、北海道名産をふんだんに使ったいかにも北海道~~~というようなオリジナルな商品が非常に多いことだそうです。北海道の味が楽しめるコンビニ。。そして展示されている品数がすごく多い、こんな感じのイメージです。
自分はお恥ずかしながら、つい最近まで、セイコーマートは全国区のどこにでもあるコンビニだと思って店内など大した興味もなく、ただ淡々と自分の必要品を買うという事務作業で、店内をきちんと見て回ったことはありませんでした。
ここでネットの記事を参照して、何点か紹介させていただきますね。
情報引用元:
異色のコンビニ「セイコーマート」が北海道でめっぽう強い3つの理由
実質的な創業者である故・赤尾昭彦氏は、1971年8月、札幌市北区にセコマ1号店を立ち上げた。鈴木敏文氏がセブン-イレブンを設立する3年も前であり、この店舗は現存する日本最古のコンビニだ。
現存する日本最古のコンビニ「セイコーマートはぎなか店」=札幌市北区、2020年12月、筆者撮影
自社グループの工場で生産するセコマの乳飲料。北海道牛乳500ml(135円、税別、以下同)、ヨーグルト(各135円)=2022年1月、筆者撮影
セコマは、食品製造メーカーとしての機能を強化してきた。近年は自社ブランド商品を道内のセコマで販売するだけでなく、本州のスーパーマーケットやドラッグストアに提供している。訴求ポイントは「北海道の食材」である。
需要が伸びているサワー類は、北海道のイメージの強い、トマトやミント、メロンなどを使ったオリジナル商品を開発。カップ麺は首都圏の工場で製造するが、北海道のイメージを巧みに取り入れたオリジナル商品に仕上げている。
セコマは自社を『北海道の食のインフラとして、道内最大手のコンビニエンスストアチェーンを持つ「総合流通企画会社」』と位置づけている。既存のチェーン本部の枠内に収まることなく、次世代の企業のあり方を追求している。
北海道のイメージを取り入れたオリジナルのカップ麺(100~110円)=2022年1月、筆者撮影
コンビニの商品には地域性があり、個店オーナーの発注も立地に左右される。同じ看板のチェーンでも、東京の店舗と北海道の町村の店舗とでは、求められる品ぞろえは異なるはずだ。
しかし、大手3チェーンは、大都市圏に膨大な数の店舗を抱えている。商品特性は都市型にならざるをえない。
一方のセコマは、北海道の平均的な客層を前提にするため、おのずと大手3チェーンとの差別化ができる。具体的に言うと、食品スーパーの代わりになる店舗も多いため、野菜や日配品が充実している。自社工場で製造する冷凍食品のほか、コンビニでは扱いづらい精肉を冷凍肉で用意するなど、地域密着の品ぞろえを拡充している。
その極めつけが、数十アイテムに及ぶ、1人用の総菜だ。価格は110円程度で、毎日食べても飽きない和総菜がずらりと棚に並ぶ。1品110円でも店の利益に貢献できる、セコマ本部との契約形態も、このラインナップを可能としている。大手3チェーンとの明らかな差別化商品として定着している。
情報引用元:
北海道のコンビニが全国1位!大手コンビニが勝てない「セイコーマート」の秘密に迫る
「セイコーマート」、大手コンビニも勝てないコンビニとしてよくメディアに取り上げられているのです。
略称も「セイコマ派」と「セコマ派」で分かれ、時に論争が起こる……というほど愛されています。
正直、北海道以外に住んでいれば「セイコーマートなんて聞いたこともない」のが本音。けれど、この北海道のコンビニにはとてつもない情熱が隠れていました。
「とにかく品数が多い!」
まず目に入るのは、お惣菜の数々。
「山菜のきんぴら炒め煮」「たらこ」「酢いか」「北のポテトサラダ」「セロリ漬しそ風味」……種類がかなり豊富です。なんとこれらは半分以上がほぼ100円。しかも無添加の商品も多い。
ワインをはじめとして、お酒だけで棚をひとつ占領するほどアルコール類も品数が豊富。
カップ麺も安い。そして種類もたくさん。
けれど……、見たことのない商品ばかりです。
アイスの数も多すぎでは……?
メロンのアイスだけで商品がずらり……。
また“ホットシェフ”と呼ばれる店内調理のお弁当販売もしていました。
はじめてセイコーマートに行った感想は、
・品数が多すぎる!
・見たことがない商品だらけ!
・安い!
の三拍子。
たしかに特徴的だけれど「大手が勝てない」とは一体どういうことなのでしょう……?
・・・この記事では、記事のライターさんが、セイコーマートの本社である札幌市にある株式会社セコマにインタビューを申し込んでいて、セイコーマートが大手コンビニに負けない理由をダイレクトに聞き出しているので、要点だけを抜粋してみる。インタビューを受けているのは、株式会社セコマのマーケティング企画部 部長の佐々木威知さんだ。
自分は、このインタビューを拝読して、なぜセイコーマートは北海道だけに存在するコンビニなのか、道外への展開を考えていないのはなぜか、なぜ値段が安いのか、そしてセイコーマートで扱う商品が、北海道原産による素材に拘るのはなぜか、そういう疑問を一気に払拭してくれるとてもナイスなインタビューだと思った。
このインタビューを読めば、セイコーマートのことがすべてわかる、と言っていい。ここに記載はあくまで抜粋なので、全文、詳細は、ぜひ情報引用元のほうを読んでくださいね。
セイコーマートのルーツは、もともと酒の卸売を商売としていたんです。それがなぜコンビニをはじめたのか、ということなんですが……。
創業者が「このままだと小さい酒屋は生き残れない」と時代の変化を感じた時に、なんとか「小さいけれどお客さんに愛されるお店にして、将来生き残れるようにできないか」と考えたんです。
それで、アメリカで成長していた “コンビニ”というものにしていけばいいんじゃないか、と考えついたんですね。
そして酒屋一軒一軒に、「アメリカに“コンビニ”というものがあるんだけど、そういうものにしてみないか」と言って回ったんです。
まだ世の中に「コンビニエンスストア」っていう言葉がなかった頃ってことですね。
そうです。「アメリカでこういうのやってるから」って説得しようとしてもむずかしいですよね。コンビニが日本にまだ一軒もないんですから。
最初の100店舗になるのに10年かかりました。今、45年経ってようやく1,000店舗を超えるようになったんです。最初の100店舗にするのがどれだけ難しかったかが伝わってきますよね。
私たちのようなコンビニが大手と戦うのは大変なことなんです。特に私たちは、セブンイレブンさんが北海道に進出してきてからというもの、ずっと喧嘩をしているんですが……。
喧嘩って(笑)。
そりゃあ競合店が出てきたら、戦っていかないと。
大手と戦うというのは、言ってみればものすごく身体が大きくて体格のいい人に、すっごくちっちゃい人が喧嘩を売るようなもんですから。勝つには知恵を使わないといけないんです。
そこで私たちが考えたのが、負けないために北海道を出ないという戦略なんです。たくさんの方に知っていただけるのはいいことですが、「希少価値」を大事にしていく必要があります。あそこにいかないといけない、買えない、という希少価値がブランド価値を高めるんですよね。
だからどんどん店を増やせばいい、と私たちは思っていません。
なるほど。むやみやたらに手を広げればいいというわけではない、と。
そうです。それと同じ論理で「一般的にコンビニがやっていることをやらない」ようにもしていますね。
セイコーマートには、「おでん」も「ドーナツ」も置いてないんですよ。
えっ! 特におでんなんかは冬のコンビニの代名詞なのに……!?
おでんやドーナツは他の大手のコンビニがやっていることじゃないですか。だから私たちはやらないんです。
おでんを食べたいんだったらセブンイレブンさんへどうぞ、ドーナツ食べたいんだったらローソンさんへどうぞ、と私たちは思っています。
それだとお客さんを逃してしまいそう、と素人は思ってしまうんですが……。
でも、同じ商品がセブンイレブンさんにもローソンさんにもあれば、やっぱりお客さんはブランド力あるお店のほうに行ってしまうんです。二番目にやったことが、本家を超えて一位になるってことはなかなかないですよ。
なるほど……。逆にセイコーマートさんがやりはじめたことを大手に真似されちゃうことはないんですか?
たくさんありましたよ。でもさっきの話の逆なんです。私たちが先にやってるから、後からやり始めても、「セコマと一緒だね、セコマにあるよね」というかんじで結局「セイコーマートにあるアレ」としかならないんです。
そっか……。じゃあ、いくら流行っているからって真似たり媚びたりする必要はないってことなんですね。
そうですね。結局大事なのは、いかに特徴作りをするかってことなんです。
そこで私たちが“北海道から出ない理由”が活きてくるんです。
私たちは北海道に本社があって、店も主に北海道にありますよね。だから地域の事情をよく知っているというのが最大の特徴だと思っているんです。
地域の事情に精通しているからこそできるブランド作り
たとえば私たちがこだわってきたことのひとつに「価格の安さ」があるんですが、これも北海道の事情をよく知っているからならではなんです。
北海道の事情をよく知っているから?
ええ。東京の所得と北海道の所得を比べた時に、やはり経済格差があるんです。だから東京の水準で値段をつけてしまうと、北海道の人が買いにくくなってしまう。
だから1円でも10円でも安く販売するっていうのは「北海道のお店」としてやらなきゃいけないことなんです。
そうか……。闇雲に安さを追い求めているわけではなく「北海道で店をやるなら」というしっかりとした理由があったんですね。
安さの仕組みはどういう風に作られているんですか……?
私たちは、製造から関わっているんです。北海道で作られたものを使って、私たちの工場で製造して、お店に流通させていると。そういうプライベートブランドのおかげで安さは維持できていますね。
そしてもちろん「安い」だけでなく、同時においしさも追求する必要があります。
知覚価値といって「こんなにいいものがこの値段で買えるんだ!」という満足感が重要で。
北海道のものを使って、作る。ここにも手を抜かずにこだわり続けたことが、セイコーマートの満足度を高くしていると思っています。
しかも実際に結果を出しているとなれば、他県からも「セイコーマート」をやってくれって声がかかりませんか?
ありますね。「うちの地域にでてこないか」とか、地主さんが土地貸すからやってくれとか。でも「永遠にでない」とは言わないですけど、今その必要性はないと思っています。
外に出て行くことだけがいいことではない、と思っているから……ですね……。
そうですね。私たちはまだ北海道で戦っていきます。まだまだ「北海道」の皆さんに愛してもらう方法があると思っているし、それが私たちに残されたチャンスなんです。「おらが町のセイコーマート」になりうるチャンスがある、と。
郷土愛、という点ではどこのコンビニにも絶対に負けてないですからね。
なるほど……。
ただ今後の展望として、食品メーカーとして食品を道外に出すことは考えていますね。
食品を道外に出す?
店舗という規模で出て行くわけではなく、ワインや牛乳や惣菜など、プライベートブランドで作っている商品を関東のコンビニにおろしたり。お店で進出するんじゃなくて、商品で関東に進出していこうかなとは思っています。
その土地にいるからこそ地元のひとが気づけていない資源ってたくさんあるんです。「うちは過疎で」「なんにも売りになるものがなくて」って言っていても、外からみると「え、こんなのたくさんあるの?」っていうものが。こういうものを有効活用していくのが鍵かもしれませんね。
地域でものを作ってブランド化していく。地域がプラスになって僕らにとってもいいことってなにか、という視点で考えていれば、お互いにとって良い方向に発展していくはずですよ。
新しいものを作り上げるのは、後でいいんです。まずは地域を見つめて、そこにあるものを使って、より盛り上げていってほしいですね。
どうだろうか・・・
・自分はなぜセイコーマートが北海道にしかないのか。
・そして道外に店舗を展開する意思もないこと。
・北海道からでない理由として、この商品だったらセコマだよね、といわれるオリジネーターの商品作りに拘りがあること、
・そのためには北海道生産のものを使うことで、どの他県よりも早くその情報や原材料入手することができる。
・そのためには北海道にいる必要がある。
・値段の安さは、東京所得と北海道所得との配慮してのこと。
・だからセイコーマートに並ぶ商品は、北海道産の素材を使ったオリジナル独創的な商品が多いこと。
こんなところであろうか・・・
う~む・・・自分が考えていた以上に、セイコーマートさんは戦略的によく考えていらっしゃるんですね。
そりゃあたりまえですよね。(笑)
自分なんて、こんなにコンビニとしてのオリジナリティがあるなら、北海道のみではなく、ぜひ他県にも出店して、拡販路線を考えてしまいますけど。。。いわゆるオリジナリティな商品を開発するなら北海道店舗でやればいい。で、その商品を道外にそのまま展開すれば、ルーツは北海道にある訳ですから、そして北海道店舗ですでにデビューしている訳ですから、イノベイターの立場は守れる。道外でも新規性、オリジナリティがある訳で、とても評判がいいのではないか、と思ったりするんですけど。。
他県で北海道ブームといおうか、北海道産のとてもユニークな商品がいっぱい数多く売っている、ちょっと変わったコンビニの路線でいけばいいのではないでしょうか・・・
でも店舗は他県に出すつもりはないけど、商品単位では出す気持ちはある、と仰っていましたね。
とにかく面白いです!
自分がふつうに全国区だと思っていたセイコーマート(Seicomart)というコンビニ。じつは北海道だけのコンビニだったこと。そして、じつは北海道だけに存在する理由がきちんと戦略的にあったこと。ローカルなコンビニですが、すごい面白いなと思うし、勉強になりました。
実家の近くにあるセイコーマートが、まさかこんな実態のコンビニだったとは!
無知とは恐ろしいもので、あらためて勉強になり、驚いた次第です。