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金沢を研究しています [国内音楽鑑賞旅行]

日本、いや世界中の誰もが予想もしなかった悲劇。まさかこんなことが起こるなんて夢にも思わなかった。まっみんなそうだと思いますが。


2022年7月8日。お昼ごろにテレビのニュースで知って1日中釘付けになった。正直なところ、あまりに衝撃過ぎて気持ち悪くなってしまった。あの日は相当具合悪かったです。


政治信条などに賛同する、しないに関わらず、人間としてあまりにショッキング過ぎる。ショックがずっと尾を引いて、ここ数日間平静でいられなかった。


心からご冥福をお祈りしたいと思います。


とても発言できるほど回復できず、事件発生後から6日目。ようやく重い筆をとっている。というのは、じつはかねてからの計画である金沢への旅行が迫っているからだ。


今週の金曜日7/15~7/18の4日間、かねてからの憧れであった金沢に旅行に行きます。


ちょっと前までは、本当にすごく楽しみで楽しみでしょうがなかったのであるが、あの事件が起きてから、かなり微妙になってしまった。


いつもなら、おそらく金沢現地に行ったら、もう気分はすっかりハイテンションで、リアルタイム実況中継で、洪水のようなつぶやきで、はしゃぎまくるところだと思うのだが、今回のことで、なんか気持ち的に、それができなさそうである。


いややっぱり日本中の空気というのがあって、そんなことをやったら場違いのような感じがしてしまうし、なによりも自分の気持ち的に、急にはそんな気持ちには切り替われない。


そんなことを気にする必要ないよ、という声も聞こえてきそうだが、まっこれは自分の気持ちがなかなかそうならないということで仕方がない。


タイミングが悪すぎた。誰も恨めない。仕方がないことですね。


自分が悩んだ挙句、折衷案として考えたのは、コンサートの感想はリアルタイムでつぶやく。これはもう仕事なので。それ以外の観光などの日記は、あらためて平静な世の中、自分の気持ちが戻ってきたら、事後報告という形でちゃんと日記という形で報告できれば、というところに収まった。これだったらいいかな、という感じで。


なので、当日はコンサート以外は必要最小限な感じで、まずはひっそり楽しんでこようと思っています。後日たっぷりお話しできることを楽しみにして。


そんな感じで考えをようやくまとめました。


金沢はすごい素敵なところですよ。そんな発言を昔からすごく耳にするし、実際観光都市としても金沢は昨今すごい人気の街なのだ。


でも自分はまだ金沢に行ったことがないのだ。福井ならむかしよく行ってました。上越新幹線がなかった時代。


前田利家の加賀百万石時代の城下町として栄え始めた、そこにこの街の礎がありますね。自分の場合、ただの観光旅行ではなく、やはり可能な限りクラシックを絡めたいというのがある。


オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)。


ビンゴ!これだな!と閃いた。


金沢市内にある石川県立音楽堂で、OEKを聴く!


これは自分の旅行にもっともふさわしい形と感じた。OEKについては、別にもう1本、専用の日記を書いてみたいと思っている。


自分はいままでOEKの実演に接したことがないです。OEKとはどんなオーケストラなのか、どんな歴代の首席指揮者、音楽監督がいて、どんな歴史を歩んできたオーケストラなのか、まず自分が勉強したいです。


ただ、巷の資料を読んでるだけではダメですね。自分で書かないとダメです。自分の言葉で語り、自分の脳の思考回路に組み直し、自分で書かないと自分のモノにならないと思います。


旅行前にOEKについて語ってみたいと思っています。


さて、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のどの公演を聴くか?


自分は吟味に吟味を重ね、この公演に決めた。


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2022/7/15  オーケストラ・アンサンブル金沢

第457回定期公演フィルハーモニーシリーズ

広上淳一ザ・ロマンティック!小林美樹のドヴォルザーク



もうこれしかない!と即決ピンポイントでこの公演に決めた。広上さんは9月よりOEKのアーティスティック・リーダーに就任ということで、とてもタイミングがよかった。広上さんで初のOEKを体験できるのは、この上ない幸せだと思った。


そして主役は小林美樹さんだ。


自分は、小林美樹さんの実演にまだ接したことがなく、いずれ必ず接してみたいとずっと思っていたのだがまさか金沢で、こんなタイミングでチャンスが訪れるとは夢にも思ってもいなかった。


小林美樹さんは、まさにこれからの日本の新しいクラシック界を背負っていくであろう新世代のニュースターの代表格だ。どのようなヴァイオリニストなのか、とても楽しみです。


そしてさらに、もっと楽しみなのが、演目がドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲であることだ。ヴァイオリン協奏曲の中でも、ドヴォルザークというのは昔からあまり演奏される機会が少ないレアな曲でとても貴重な体験であること、そしてなによりも小林美樹さん自身が、コンチェルトの中で自分にとって最も大切で大事に思っているのがこのドヴォルザークなのだそうだ。


そんな小林美樹のドヴォルジャークを聴ける!というのは、もうこの公演しかないだろう!という感じで即決だったのである。


まさに広上淳一&OEKで小林美樹。それ以外にもバッハ、ブルックナー、リスト。思い切り金沢の夜を満喫してきたいと思っている。


その当日にリアルタイムで感想をつぶやくし、後日きちんとしたコンサートレビューを石川県立音楽堂体験記と絡めて日記にしたいと思っています。



金沢はいまいろいろ研究しているところです。


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観光名所が比較的近くに集中していることから、1日あれば金沢の名所はひと通り体験できるような立地条件のよさがある。今回4日間あるので、たっぷりゆっくり堪能していきたいと思っています。



金沢をいろいろガイドブックで勉強していると、金沢の一番の特徴は、やはり茶屋文化なのかな、と思いました。


お茶屋というのは、曲を披露し、客をもてなす一見さんお断りの遊興の場のことをいいます。江戸時代は裕福な商人や町衆の社交の場で、武士の出入りは禁止になっていたそう。お酒を飲みながら、芸妓の華麗な芸を鑑賞したあとは、ゲームスタイルのお座敷遊びなどを楽しんだそうである。


金沢にはそんな茶屋が立ち並ぶ茶屋街が、ひがし茶屋街、主計町茶屋街、そしてにし茶屋街と3か所ある。これはじっくり鑑賞してきたいと思っている。


そんな茶屋の中には、懐華樓や志摩のように国指定の重要文化財として大切に扱われている茶屋もあって、その中を見学できるようなところもあるので、ぜひ見学していきたいと思っている。


金沢は、まさに茶屋文化なのである。


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そして日本三大庭園のひとつである兼六園もこれは必須ですね。加賀百万石の粋を体験、というものです。国宝級の庭園と言っていいと思います。


なんちゃって城マニアにとっては、金沢城公園も楽しみです。金沢城は”魅せる石垣”といわれるほど多彩な石垣があって、テレビでも人気急上昇中だとか。どこまで時間があるかわかりませんが、ぜひ見てきたいと思っています。


自分的にかなり楽しみなのが金沢21世紀美術館。


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ここは日本の美術館の中でも指折りの有名な美術館ですね。アートの街・金沢を代表するようなちょっとアート感覚満載な現代アート美術館。いろいろ面白い仕掛けもいっぱいあって、上の写真のようにプールの中に自分たちがいるような感覚も味わえるような仕掛けがあってすごく面白いです。なんか遊び心満載でお洒落でいいですね。自分がすごく楽しみにしているスポットのひとつです。




これはすごくタイミングがいいな、と思っているのが、今週土曜日の7/16にオープンするできたてホヤホヤの新・石川県立図書館である。


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従来からの図書館を閉館して、旧金沢大学工学部跡地に新しい図書館を設立。ようやくオープンにかぎつけたというところである。ご覧のようにちょっと信じられないくらい夢のように広くて美しい図書館である。世界にも世界絶景のひとつとして、なんかこういうコンセプトの美しい図書館ありましたよね。それの日本版を狙ったんだと思います。


金沢の新し観光名所になることは間違いないですね。ところがこの新・石川県立図書館。ネットにまったく情報が掲載されていないんですよね。アクセスがまったく載っていない。なんと不親切な!という感じですが、当日はタクシーかな?とも思っています。


この新・石川県立図書館で、OEKが月に1回の室内楽の定期演奏会を開催することにもなっているそうです。クラシック演奏の新しい名所スポットになりそうですね。


金沢といえば、やはり能登半島沖、日本海でとれる新鮮な海鮮系。海鮮丼、お寿司とか。近江町市場はそんな金沢の台所といえる場所ですね。ここではご自慢の海鮮丼をいただきたいと思っています。


金沢グルメ、金沢のソウルフードを体験するグルメ方面もぬかりはないです。今回は、B級グルメ、ソウルフードとよばれる金沢ならではのグルメに特化したいと思っています。


のどくろ、金沢おでん、金沢カレー、8番ラーメン、ハントンライス。


とくに主治医の先生がお勧めするのが、金沢おでん。これはぜひ体験したほうがいいよ。


石川県は人口あたりのおでん屋の軒数が日本一の”おでん県”だそう。おでんというと冬の食べ物のように思うかもしれないけど、金沢おでんは1年中おでんなのです。夏おでんというのもあるらしい。金沢おでんは一年中うまい、地元の味なのです。


先生いうには、金沢おでんというのは関東や関西のおでんとはまたちょっと違うらしい。だしやタネなど。。金沢おでんはぜひ体験したほうがいいよとアドバイスもらいました。


ふつう旅行というのは、あまり計画を立てないでふらっと立ち寄って気軽に楽しむのがいい、と言われるではないですか。そのほうが気分的にも楽でいい。


金沢グルメに関しては、もうガチガチにこの店!とピンポイントで決めてますから。(笑)かなり計画的にピンポイントで決めてます。


なんかこんな感じで金沢のことを書いてきましたが、書いているだけですごく魅力的で素敵な街なんだな、ということがわかります。


一昨日、こんな夢を見ました。


ザルツブルクに旅行している夢。


なぜか仕事の出張で来ている。仕事も終わり、ちょっとザルツブルク音楽祭でも行くか、という感じで、祝祭大劇場の近くにあるチケット・オフィスを覗いてみる。


ラトル&ロンドン響のチケットがあった。公演を2日間分買った。外に出て祝祭大劇場に行こうとしたら、そこにはなぜかベルリンフィルハーモニーホールがそびえ立っている。(笑)


あれ?と思い、周りを探したが、いっこうに祝祭大劇場が見当たらない。チケットを見てみると、公演日は、1週間後ですでに帰国している先のチケットだった。


ずが~ん、と思い、しょうがない、ホテルでチケットの写真でも上げながら残念日記でも書こうかと思い、帰路を急ぐ。


案の定、道に迷ってしまう。地下鉄の駅を必死に探す。


近くになぜか焼き肉屋さん(ザルツブルクに???。。。笑笑)があって、道を聞くために入った。そうしたら、そこにはなぜか安倍元首相が1人でお茶をしていた。お店の人に道順を聞いて、店を出る。


ようやく駅に辿り着く。なぜか駅の中は、ジムのマシンが勢ぞろい。外国人が一生懸命汗をかいている。記念に写真を撮ろうと思ったら、近くの外人に、「おまえ、なんで写真撮ってるんだ?」と脅され、怖い思いをする。


ようやく地下鉄の車両に乗ったら、海外の地下鉄だから路線図がわからないことに、今さらながら気づき、あ~~~~~!とパニックになって目が覚めた。(笑)


怖い夢だった。


そもそもザルツブルクに地下鉄ってあったっけ???


これはラトル&ロンドン響の来日公演2022のチケットを買え!というお達しなのか???ラトルはぜひ行きたいのだが、外来オケは高いんだよね。あまりの高額チケット価格に驚きおののき・・・昔は外来オケでもガンガン買っていたものだが、いまはまったくもって貧乏で予算体力もなく・・・


安倍元首相、夢に出てくるとは・・・成仏してほしいです。


海外は、やはり道に迷うとややパニックになる。見知らぬ土地だし。国内はその点、ハードルが低いが、それでも見知らぬ土地に初めて行くときは結構大変だ。金沢は、お店などここ!とピンポイントで決めて、最初からそこ狙って行くので、見知らぬ初めての土地でこれやるのは結構しんどい。


こういう夢を見るということは、金沢で相当迷うということか。(笑)




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