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香林坊バス停 [国内音楽鑑賞旅行]

特別番外編。初回でも書いたが、金沢は、なにせ生まれて初めての土地なので、土地勘、地理感がなく交通機関もいまいちだった。金沢観光はバスを使うのだが、北鉄バス、城下まち金沢周遊バス(左回り、右回り)、まちバスがあることはわかってきた。


城下まち金沢周遊バス(左回り、右回り)、まちバスは初心者向けの観光者に優しいバスですね。でも本数少ないです。


やっぱり頻繁に使うのは北鉄バスになる。


その北鉄バスを使いこなすうえで、なんか自分なりの苦し紛れのルールみたいなものが確立されて、それは香林坊バス停を使うことだった。


大体の北鉄バスは、かならず香林坊を通るので、あまりどっち向きとかいちいち考えず、行先に香林坊があった場合は、もうとにかく乗っちゃう。そして香林坊まで行っちゃうのだ。


香林坊にさえ着けば、そうしたらあとは確実に金沢駅に帰れる。ホテルは金沢駅近くでした。


そんな自分のコンパスの基準になっていたバス停でした。


また今回金沢グルメを堪能するため、ピンポイントでお店に伺わないといけないのだが、そうなると大半の店は、みんな香林坊バス停で降りることになるのだ。


金沢グルメのスポットとして、香林坊、片町は自分にとって欠かせないスポット、エリアだった。否が応でも馴染まざるを得ない・・・そんな感じ。


香林坊は、金沢の中でもっとも栄えている繁華街で、いわゆる高級ショッピングモール街といった風情のエリアである。


香林坊バス停は、おそらく金沢のバス停の中でももっとも立派なバス停であろう。


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こうやって、大きな大きなベンチがあって、ここで時間潰すのに最高に便利なところだった。このベンチに座りながら、眺める香林坊の街並みは、金沢観光スポットとはまた違ったノンノン流金沢の想い出になるであろう。


大和デパートという大きなデパートがあって、香林坊バス停はその前にあるんですよね。


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この反対側にも香林坊バス停があって、こちらはいわゆる金沢駅に帰るバス停である。


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だからどんなに悩んでわかんなくなっても、香林坊にさえ来てしまえば、このバス停から金沢に帰れるのである。


早めにでかけて、金沢グルメのお店の位置を確認したら、あとは開店の時間まで、この香林坊バス停のベンチで時間つぶしをしているのだ。


とにかく暑かった。カバンの中のペットボトルの水がすぐなくなった。そのときに、自分が重宝したのは、香林坊にある東急ホテルの下に入っているスターバックスである。


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ここはかなりの頻度で使いましたな~。つい最近のことだけれど、懐かしすぎる。とにかく喉が渇くので、このスターバックスは重宝しました。かなり利用しました。しかも店内はクーラーが効いてすごく涼しいんですよね。すばらしい避暑地でございました。


香林坊バス停は、正確には香林坊アトリオ前ですかね?


城下まち金沢周遊バスのバス停


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まちバスのバス停


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北鉄バスのバス停


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北鉄バス


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城下まち金沢周遊バス


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まちバス


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今度、金沢来るときは、こんな変則的な自分ルールではなく、きちんと反対車線の金沢駅行きの北鉄バスに乗りたいものです。そうじゃないとバス賃もったいないですね。


バス代は、1日乗車券というのがありますから、それを使うのが便利かもしれません。




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金沢21世紀美術館 [国内音楽鑑賞旅行]

金沢21世紀美術館は、新しい金沢の象徴ですね。いままでの歴史、城下町として栄えてきた伝統の金沢とは違ったこれからの近未来にむけての金沢を象徴する美術館なのだと思いました。


これはすごく楽しみにしていました。


広坂・21世紀美術館前バス停で下車するとそのすぐ目の前にあります。


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金沢21世紀美術館は、石川県金沢市広坂にある現代美術を収蔵した金沢市立の公立美術館。公立なんです。美術館の経営って本当に難しいです。コンサートホールと同じで建てたのはいいとしてそれを毎年維持していくことが本当に大変ですね。


70~90年代のハコモノ行政の結果、全国に乱立した“見た目は豪華だが、閑古鳥が鳴く”公立美術館。


その中で「最大の“勝ち組”」といわれるのが、04年に開館した石川県金沢市の金沢21世紀美術館である。公立美術館の行く末は、首長の手腕が大きく影響する。


「市民に開かれた美術館」

「街に開かれた公園のような美術館」


日本の常識を打ち破る美術館にしたかった。


前金沢市長の山出保さんは、こう仰る。


金沢は、前田家が加賀藩を築いて以来、400年間以上にわたって文化都市を標榜してきました。前田家が、能楽や工芸などの文化に対して湯水のように金をつぎ込んできたのは、百万石という財力かつ外様大名であるがゆえに、徳川幕府から受ける厳しい監視の目を緩めるため。


また、明治維新や太平洋戦争の際も戦火にも晒されず、まさに「武より文」を貫くことによって、さまざまな災難を免れてきたのです。文化を利用して難を逃れる、というある種の“したかかさ”、個人的には、これこそが「金沢らしさ」なのではないかとも思っています。


そこで私は、市内の一等地に空いた広大な敷地の用途を考える時、この街が歩んできた歴史を踏まえるなら、真っ先に文化施設を建設するのが当然だ、と訴えました。また、当時の全国的な傾向として、県と県庁所在地の市、ひとつずつそれぞれの美術館を持つのがスタンダードでしたが、金沢市はまだ美術館を持っていなかった。その点も強調しました。




金沢のコンテンポラリーな新名所、金沢21世紀美術館。この美術館は、プリツカー賞を受賞した日本人建築ユニットSANAAの設計による斬新で開放的な建築で有名。館内のアート作品だけでなく、美術館の建物そのものがすでにアートなのである。



公立美術館冬の時代と言われ、「ここがコケたら今後50年間は冬の時代が続く」と、各地の美術館から入館者の推移が注目されたんですが、開館から1年間で地方都市の公立美術館としては驚異的な157万人もの入館者を集めた。


なお、開業初年度の目標は30万人と定めていた。2006年8月に入館者数250万人を突破した。また、2015年の北陸新幹線開業後の来場者数は、2018年度で約258万人と対2013年度で100万人以上の増加となっている。


そんな破竹の勢いを突き進んでいるのが、金沢21世紀美術館なのである。いまや金沢観光に避けて通れない堂々たる王道スポットである。


金沢21世紀美術館のなにがそんなに人を惹きつけたのか?

なにがそんなに新しかったのか?


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地上一階に施設のすべてがある、総ガラス張りの円形の建物が金沢21世紀美術館である。「まちに開かれた公園のような美術館」を建築のコンセプトとしている金沢21世紀美術館は、1980年以降の現代アートを中心とした作品を数多く収蔵している。


親子や子どもたちで遊べるキッズスタジオやアートライブラリーなど、美術のことがよくわからない初心者でも気軽に楽しめるつくりになっており、近隣の住民からの評価も高く来場者が絶えません。


また、インスタレーション的な美術品が多く、TwitterやFacebook、Instagramなどでもよく取り上げられている。旅行客やアートに興味のある人のためだけでなく、街の人、近くの人にも身近な作りを目指している美術館、それが金沢21世紀美術館なのだ。



地元の大反発のなか2004年に開館。蓋を開けてみれば、開館1年で150万人以上が入館するなど、大成功を収めた。



その大成功の鍵を握っていたのが、この美術館の“顔”になってるレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。「このプールといえば21美」と、ここで写真を撮った来館者が自分のブログやSNSに投稿し、それがまたお客さんを呼んでくれるという相乗効果を生んだ。


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本当に不思議ですよね~~~。

どうなっているんだ???

自分も体験したい!


みんな、このスイミング・プールを体験したいがために、21美にくると言っても過言ではないですね。このスイミング・プールこそ金沢21世紀美術館の顔となったのです。


自分はこれを見ると、北海道 旭川の旭山動物園を思い出します。あそこも経営の苦しい動物園の中で、唯一大成功を収めている異色の動物園。その大成功の理由は、やはりいままでの動物園の概念にとらわれない柔軟でユニークな発想。まるで自分が海の中にいるみたいに、魚たちのいっしょにいるような仕掛け。その見せ方にすごい工夫している。動物たちをみるための仕組みがすごくユニーク。


このユニークな発想が大成功を生んでいるのだと思いました。


自分は金沢21世紀美術館の大成功は、まさにこの旭山動物園の大成功の原因にダブルところがあると思っています。


市民にも開かれたSNS映えする美術館。


それが金沢21世紀美術館の成功の原因なのだと思いました。



そんな21美こと金沢21世紀美術館を体験してきました。


もう着いたらこれです。(笑)

チケットを求めての大行列。


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金沢21世紀美術館は、無料ゾーンと有料ゾーンの2種類があります。これらのチケットは有料ゾーンのためのチケットを求めています。


スイミング・プールは、有料ゾーンですので、チケットが必要なのです。自分はそのことを旅行の前に気づき、21美のHPでWebチケットが買えることを事前にキャッチしていました。


これはぜひお勧めです。有料ゾーンのチケットは、必ず事前にHPでWebチケットを購入してからにしましょう。


美術館内を無料ゾーン、有料ゾーン含め、いろいろ散策して観覧していきます。館内は全身ガラス張りです。


「街に開かれた公園のような美術館」ですので、こうやってなんか草原の中にオブジェがあってこれがまたいいんだな。子供が遊ぶジャングル・キットのようにもなっている。かなり人で混んでいました。自然と調和していてすごく美しいな、と思いました。心が安らぎます。


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ここでは記念撮影できるところですね。大行列になっていました。


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食事、ドリンクなど楽しめるレストランが館内にあります。


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いろいろなグッズをおみやげとして買えるショップコーナーも充実しています。


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これは有料ゾーンでチケットが必要ですが、主催展覧会もやっています。


自分は、


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ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ:どこにもない場所のこと

2022年5月3日(火・祝) - 2022年9月4日(日)


のチケットを購入して鑑賞を楽しみました。


この主催展覧会のチケットを買うことがそのままスイミング・プールのチケットを購入することになるのです。チケット兼務なのです。




さて、いよいよスイミング・プールです。チケットを見せて、まずプールの外から眺めます。意外に小さいサイズのプールでした。


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さて、その中にどう入ろうか、ということでスタッフに聞いたところ、現在展示替え準備のため、スイミング・プールはご利用できないのです。上から写真を撮影するだけならできます。


えぇぇぇえええええ~~~。


ショック。あまりにショック過ぎて言葉にもならなかったです。(笑)21美はこれを楽しみに来たといってもいいのに。。。です。


ぜひ、なぜそのように見えるのか、を謎あかししたくなりました。ネットの情報を借りて、チャレンジしてみましょう。


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プールの中を見下ろしてみると、人が!水の波紋のせいで、まるで実際に水中にいるかのように見えます。これは、天井にアクリルガラスが張ってあって、その上をごく少量の水が流れているという仕掛けです。


→ここです!種明かしはこれです!


これがプールの中にも水があってその中に人がいるように見える仕掛けなのです。実際、プールの中は、なにもない空洞なんだと思います。そこに人が入ってもその上部にアクリルガラスが貼ってあって、そこに少量の水が流れているので、太陽光とで、そのさざ波、水中感の模様が、その空洞に映し出されているだけなんだと思います。


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下に降りてみると。。。はからずも感銘を受けたのが、プールへと続く廊下。プールから差しこむ青い光が非常に綺麗で、思わず見とれてしまいます。


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プールの中はこんな感じ。ゆらゆら揺れる水模様が幻惑的でした。


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上を見上げてみます。相手の顔ははっきりとは分かりませんが、手を降ってみたりすると相手も応えてくれたりします。



ネットに載っていたこととはいえ、こんな種明かししていたら怒られますかね?(笑)夢がなくなりますかね?


今度、金沢に行ったときは、ぜひこの21美のスイミング・プールは体験したいと思います。


以上長らく連載してきましたが、これで3泊4日の金沢観光のすべてになります。本日にて終了です。当初の旅行計画に対して、2/3か半分くらいしか達成できなかったです。


新しくオープンになった新・石川県立図書館、そして主計町茶屋街、にし茶屋街、長町武家屋敷とか行きたかったですねぇ。体力的に全然無理でした。


あと金沢クラフトのお店もぜひ行ってみたかったです。金沢は工芸の街としても有名なので、陶器などの金沢クラフトもとても興味があります。


金沢グルメも海鮮丼、ホワイト餃子、百万石うどんとか、まだまだ未達成のものがあります。


とにかく今回、そんな以前のような体力はもう無理なんだ、という事実を突きつけられ、ショックでしたが、けっしてめげずに元の体力に復帰できるように日々のリハビリ頑張りたいと思いました。


北陸最大の観光地、金沢。

とてもとても素敵な街でした。





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