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食べた分を運動消費はありえない [健康]

今日は、1か月の中でもっともブルーな儀式である血糖値検査。とくに変化なく、ちょっと下がったくらいだったので、ホッとした。毎月このブルーな儀式を終えた後の昼食が本当にうまいこと、うまいこと。(笑)これからあと1か月はまた悠著に暮らせるというものだ。


と同時に、また次の1か月間、気を引き締めて、来月の検査に向けて食生活、運動頑張ろうと思う日でもある。


自分は最近SNSなどで見かける内容で、う~む、自分の体験上、そうじゃないのではないか、と思うことがある。


それは、「いっぱい食べちゃったから、その分運動しよう!であれば大丈夫だよね。」というものである。


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自分はこれは違うのではないか、と思う。


確かに道理的にはそのように感じるかもしれないけれど、そんなうまくいかないのでは、と思う。そう言い切れるのは、自分の経験に基づいている。


自分は血糖値非正常コントロール状態(糖尿病という言葉が嫌いです。)になってから20年間、ずっと血糖コントロールのために奮闘してきたが、食べた分だけ運動消費すればいい、というようにはものごとは簡単にはいかない。


自分が何度もそれで失敗してきているからである。


自分も食べすぎちゃったときは、たくさんウォーキングなど、いろいろ激しい運動をして解消しようと思ったが、まず間違いなく、その月の血糖値は上がっていた。


食べ過ぎたと自分で感じた月は、どんなに運動をしていても間違いなく血糖値は上がってしまっているのだ。


こんなこともあった。


食べ過ぎたときは、血糖値の薬(血糖降下薬)をいつもより多めに服用したら、解消されていいのではないか、と思ってそうしたこともあるが、まず効かなかった。


自分が食べ過ぎたと思った月は、どんなに小賢しいことをやっても間違いなく血糖値は上がってしまうのである。


そういう経験を数多く体験してきて、自分が会得したのは、血糖値コントロール、体重ダイエットに一番いいのは、食生活をコントロールすること、規則正しい食生活をすること。


これに尽きるということである。


運動も確かに大事だけれど、運動をして消費するカロリーって、大変な割には、あまり効果がないんですよね。1番効果があるのは、食生活の改善です。


これが文句なしに一番効果がある。


体重ダイエットも血糖値コントロールも結局は、インとアウトの関係です。インが多すぎて、アウトで賄えないため、症状が起こります。


でも運動によるアウトというのは、なかなか大変なんですよね。とにかく食のコントロールが1番効果があります。血糖値が下がってくる、体重が減ってくる、ダイエットできる一番の近道で確実な方法が食の制御です。


でも人間、食べることは生きていく上でとても楽しみなことです。美味しいものを食べることは、この世の極楽といっていいでしょう。それだけ食の世界には誘惑がいっぱい詰まっています。


毎日、ダイエット食、健康食ばかり食べていたんじゃ、人間どんどんストレスが溜まっていき、精神的に病んでしまいます。


自分が20年間の経験から学んだことは、食生活を月の平均で考えるようにする、ということです。美味しいもの、大好きなものを食べたいときは思いっきりたくさん食べたほうがいいです。


生き返った~~~!となるでしょう。精神的にもいいです。


問題はその前後です。たくさん食べた後は、食事量をセーブします。毎日で考えるのではなく、月平均で食事による摂取量を平均化するように考えて摂取します。


血糖コントロールでいい結果がでた月の食事量を感覚的に覚えておいて、毎日健康食を取る場合と、たまには御馳走をたくさん食べて、その代わりそれ以外の日はセーブして、結局月平均で考えると毎日健康食を食べていた摂取量と同じである。。。このように考えると随分気持ち的に助かります。


人生にゆとりがでてきます。


血糖値検査には、空腹時血糖とHbA1Cという項目があります。空腹時血糖というのは、その時点での血糖値です。HbA1Cというのは、1か月もしくは3か月の血糖値の平均の値です。


もちろんHbA1Cのほうが断然重要です。空腹時血糖はあまり意味ないです。通常は、HbA1Cで判断します。食べ過ぎて血糖値が上がっている日もあれば、節制して低い日もある。それでその平均、いつもどれくらいの血糖値で過ごしてきたのかを表すデータがHbA1Cなのです。


だから食生活も結局月平均で接種する量がトータルのボリュームとして閾値ができて、決まってこれば、ある日は御馳走を食べて腹いっぱい天国の幸せ気分で血糖値爆上がりでも、その他の日をきちんと制御しておけば、月平均として大丈夫なんじゃないか、ということです。


自分がこの20年間に学んだ闘病スキルみたいなものです。人間にとって快楽である食生活をどのように楽しんでいくか、というひとつの解決策です。


この食生活を月平均で考えるというやり方の具体的な指標は、”腹感覚”です。普段の節制した健康食を接種しているときの、腹回りの感覚を覚えておきます。


とてもスリムな感じがします。


腹いっぱいのご馳走を食べると、もう腹回りの感覚が極端に違和感を感じます。もう体の切れが悪くなり、ぶよぶよ感覚です。


そうしたら、食生活制御を開始して、元の感覚に戻るまでセーブ続けます。もちろんご馳走を食べていないときでも、この腹感覚に違和感を感じるときがあります。


もうそうなったら、危険信号です。すぐにセーブします。


自分は、結構この腹感覚を非常に頼りにしています。血糖値の検査結果は、この腹感覚の通りの値がでます。まず裏切られたことがなく、信頼できる指標値だと思っています。


このように腹感覚を頼りにして、月平均のものさしで、食生活を考えるようになると、このような病気でも食べるという人間の本来の楽しみを奪われることなく、楽しく生きていけます。


もちろん運動もしたほうがいいです。でも食生活のコントロールだけで、充分な効果が得られます。体重にしろ、血糖値にしろ。食生活が一番効き目があります。


自分がダメだと思うのは、健康ビジネスなんかのサプリ錠なんかをやることですね。あういう口車に乗ってはいけませんね。ダイエットに早道というのはないです。


地道な積み重ねのみが報われます。


午後9時以降に突然襲われる空腹感覚、甘いものを食べたい誘惑、なんか濃いドリンクを飲みたい衝動。。。


この誘惑にいかに勝つか。もしくはその代用品を見つけるか、ですね。代用品を見つけるというのは、とても大切なことで、カロリーがないけれど、腹いっぱいになる感覚のようなものですね。豆乳とかヨーグルト、炭酸水とかありますね。


豆乳はいいと思いますが、美味しくないですね。(笑)牛乳のほうを飲んでしまいます。牛乳はやはり脂肪分やカロリーが高いかもしれません。






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