SSブログ

DX時代のコンサートホール:統括 [コンサートホール&オペラハウス]

本連載、全16話本日にて終了です。長々とお付き合いいただきありがとうございました。1年前に"DX時代のコンサートホール"とは、どういうものなのかを書いてみたいと、ずっと思ってきて、ようやくその本懐を遂げました。


まっ去年のクリスマスから年始のお休みの間に、突貫工事、付け焼刃で捻りだしたものなので、内容も浅くて申し訳なかったです。


コンサート通いをずっとやってきて、こうだったらいいのにな~というベースはつねに頭に中にあって、それに最新の技術をくっつけた程度のアイデアでした。

もっと時間をかけて、実現性も踏まえて考える内容ではありますね。

でもいままでずっと抱えていたストレスみたいなものは、本日にて全部消え去りました。


すっきりしました。

楽しかったです。


pl-99948581648.jpg


こういう類のものは、実際実現した人が一番偉いですね。ただ書いているだけで、責任のない立場はお気楽なものです。自分も含めて。


いざ現実のものにして、実際実現していくとなると、費用の面、将来に向けてそのかけた費用を回収できるのか、ビジネスとして収益がきちんととれるのか、真剣に考えていかないといけません。


そしてすんなり一発ではいきませんね。かならず失敗、試行錯誤を繰り返して、落ち着くところに定着するのだと思います。


そういう現場で実際やる人が一番大変で偉いのです。


現実的で、実現性に重きをおいた本番モードは、これからきっとあるに違いないです。そのときに、それに一生懸命に従事している人をぜひ応援していきたいと思っています。


でもアイデアを考えるのは楽しいもんです。自分は昔から結構好きです。知的欲求を満たされる感じで、なんかいままでモヤモヤしていたことが一気に晴れるというか。精神的健康にいいですね。


また定期的にいま世界で、自分の周りで起きている新しい技術のこともクリアにしておくことは重要なことだと思います。


なにごともこのときが一番楽しいですね。もう若い頃からずっとそう感じています。このアイデアをいろいろ考えるときが一番楽しいです。


そんなことできる訳ないじゃないか、夢みたいなことを言っているときが一番楽しくて、なんか未来に向けて夢を持てそうで明るい気持ちになります。


こういうのもいいもんです。


pl-99948255732.jpg


これもずっと自分が思っていることですが、技術は、天から降りてきた、世界が目指している、国が基礎技術開発のときから関わってきて民間に降りてくるような新技術というのは、いわゆるエリートですね。それに従事するのはやはりエリートコースなのでしょうね。


そのときの頭の使い方は、まずその新技術のことを学ぶ、勉強する、自分のものとして習得する、そういう頭の働き方のように思います。それを実際の商品として具現化していく。これはこれですごい大変なことです。


それに対して、自分でなにか考える、生み出す、という頭の使い方は、すごくエネルギーがいる、というか、かなりヘビーで大変のように思います。かなりしんどいです。前者とは根本的に頭の使い方が全然違うような気がします。


それで大抵はそれは大したアイデアじゃないんですね。(笑)前者と比較すると、お恥ずかしいくらい大したレベルでないです。個人レベルと言うか。。


やっぱり人間の頭って、なんか生み出すという頭の使い方ってかなり大変なことなんだな、といつも思います。もともとそんな風にはできていないように思います。

もちろん自ら編み出した天才的な創出をなされる方も多くいます。そういうケースもすごく多いです。

自分はぜんぜんダメですが、いつもそんなことを感じてしまいます。


あと、もう一点、こういうアイデア出しをするとき思うのは、ふだん自分がそのことに興味を持っていること、自分が体験していることでないと、アイデアってなかなか出てこないものだな、と思います。


こういうことができればいいのにな~と普段思うことがないと、なかなか出てこないことだと思います。


自分はカービジネスの世界にいますが、一番ダメだと思うのは、自分が車をやらないことなんですね。もし車を持っていて普段運転することも多かったなら、車載機器についても、こんな機能があればいいのに、こんなことができればいいのに、という日頃のアイデアの積み重ねがどんどん蓄積されていくと思うのです。


だから体験ありきのところがありますね。


だから自分は、いつも受け身で他人事なのです。滝のようにいろいろな情報を浴びることはできるけど、自分からなにかを生み出すという行為がなかなか難しく感じます。


やっぱり自分が体験していて、使っていて、こういうことができればいいのにな~というのがすべての基本、原点のように思います。


DX時代のコンサートホールの連載はこれで終わりですが、実現性に乏しい、浅い内容で申し訳なかったですが、これからもなんかこんなことができればいいのにな~ということが浮かびましたら、単発編でもいいので、発信していきたいと思っています。


今度は期限がなく、思いついたときに書いていくので気が楽ですね。(笑)

ではそんなことを思っていました、ということでこれにてお終いにしたいと思います。


駄文、駄アイデアを読んでいただき、どうもありがとうございました。






nice!(0)  コメント(0) 

DX時代のコンサートホール:ファンクラブ運営 [コンサートホール&オペラハウス]

ファンクラブというのは、コンサートホール側の問題?という疑問はありますね。確かにDX時代のコンサートホールというお題目では、直接関係なくてアーティスト本人、事務所側のイシューだと思いますが、でもいままで述べてきた電子チケット、プログラム・広告チラシの電子化・アーティストのCD,関連グッズのEC販売とかの項目に大きく関与してくると思います。


これらの電子媒体にアーティストのファンクラブ情報のページのURL、もしくは紹介があるだけでファンなら入会したいと思うかもしれません。なにしろチケット買ったときとか、公演が終わった直後というのが、ファンにとって1番購買意欲が最大限MAXのときなのです。


そんなことも含めてデジタル時代のファンクラブの在り方というのも考えておく必要があると思います。


ファンクラブ_作り方.jpg


ファンクラブはそれこそ昔からあるものですが、デジタル時代になってSNS,YouTubeなど誰もが身軽に発信できるようになった時代、アーティスト本人がSNSのアカウントを持っている場合が大半ですからファンだったら絶対フォローしていますし、そこからのイベント紹介が一番効果的ですね。自分も大半はアーティスト、プロモーターのSNSからコンサート情報を入手しているのがほとんどです。


でもファンクラブというのは、それよりももっと1歩進んだ、もっとアーティストのことを知りたいというファン向けに有料で紹介するというのが前提なのだと思います。有料だからこそ、ふつうのファンよりももっとそのアーティストのことを知ることができる。そういう特典的なものなんだと思います。やっぱり収益ありきですね。



いろいろなアプローチがあって、そのアーティストの考え方によるもので、各々独自の方法がありますね。オリジナルユニークでいいと思います。昔は事務所が運営していたことが大半ですが、このデジタル時代、もちろん事務所運営もありますが、アーティスト本人による特別なYouTubeなどのSNS戦略ありますね。


でも無料でなんでも情報提供するというのはどうか、と思いますので、有料になるし、そうなると課金となると、収益管理、その後の処理など考えると事務所、スタッフでやるのがよいのかと思います。


1.入会費・年会費

2.会員特典

・会員証 / 会員番号の発行される

・会報が送付される

・最新情報などお知らせが届く

・チケットの先行案内を受け取れる(音楽アーティストならチケット発売の先行予約)

・限定グッズが購入できる / プレゼントされる

・オフ会や会員限定イベントに参加できる

・デジタル会報誌が楽しめる

・写真・動画でオフショットが見れる

・ここだけのつぶやきを楽しめる

・ライブ配信を視聴できる

・オンラインのファンミーティングに参加できる


なんかこれだけでも、こりゃとてもじゃないけどアーティスト本人でできることではありませんね。(笑)やっぱりスタッフありきで、アーティストは出演、情報提供というミッションでしょうか。


チケットの先行案内を受け取れるところで、音楽アーティストなら自分のコンサートのチケットの先行予約はすごい有難いです。自分が実感するところです。すごい争奪戦が予想される場合、チケットが欲しいというだけで、(ファンクラブ以外にも)入会してしまうことも多々ありました。


●ファンクラブの開設・運営に必要なもの


専用サイト / アプリ

決済サービス

会員管理システム



●ファンクラブ運営のコツ


レア情報や最新情報を更新する

公式SNSをしっかり運用する

メルマガやLINE公式アカウントで集客する


昔、子供時代に、自分も好きな方のファンクラブに入っていたことありました。やはりあの時代は原則郵送でのやりとりだったんですよね。ファンクラブに入会すると、郵送でいろいろイベントのお知らせが届いたり、写真プロマイドや特典グッズが届いたり。。それがファンクラブに入っている、有料だからこそ入手できた代物で、そこにお宝感覚といいましょうか、特別待遇な感覚でうれしかったものです。他のやつらとは違うんだぞ、みたいな。


デジタル時代、DX時代のファンクラブというのは、もうWebベースが基本ですね。上記にあげた特典、情報展開を専用のページを作成してどんどん公開していく。もちろんEC販売も絡めるなら、物販郵送もありますね。そうやって収益をあげていくという感じなのでしょう。


下記の2つは、デジタル時代のファンクラブ運営サービスのパッケージ商品を販売します、というビジネスモデルケースです。(ちょっと簡単にググってみて適当に見繕ったものです。)


CCC、SKIYAKIと資本提携~CCCの会員基盤を活用したファンサイト・ファンクラブ事業展開へ



デジタル時代のファンクラブ運営-1.jpg


ファンクラブ次世代型会員管理システム「fanUP!」



デジタル時代のファンクラブ運営-2.jpg


会員管理機能をコアに、オフィシャルサイト管理、ファンクラブサイト管理、ECショップ管理、チケット販売等の各機能はたまたライブ企画、コンサートホール予約までワンパッケージにて提供するもので、もう圧倒されますね。やっぱりWebベースなんですよね。そこにアーティストの活動を応援、サポートしていくプラグインをたくさんつなげていこうという発想なんですね。



でも自分は思うのですが、これだけSNSが大衆化した時代、アーティスト本人がみんな自分のアカウントを持ってそこから発信している時代。それとは差別化して、有料だからこそ得られるお宝情報、グッズをファンの方に贈るというのは、これまたアーティストにとってはすごい負担で重労働なことですね。(笑)


昔はSNSはなかったですからね。ファンクラブだけでした。アーティストは本当に大変な時代になりました。


DX時代のファンクラブの運営で、コンサートホールと関与してくるポイントは、電子チケット、プログラム・広告チラシの電子化・アーティストのCD,関連グッズのEC販売などの電子媒体に、このファンクラブのページへ飛べるURLのリンクを貼っておくというのがポイントだと思います。







nice!(0)  コメント(0) 

DX時代のコンサートホール:ロビーやラウンジでのキャッシュレス決済導入 [コンサートホール&オペラハウス]

コンサートホールやオペラハウスでの前半と後半との間のインターミッション、ブレイク、休憩時間、大体15分~20分くらいじゃないでしょうか。


クラシックコンサートやオペラに行ったら休憩時間も楽しみましょう!


実は休憩時間を楽しく過ごすと、さらにコンサートが楽しめるようになります。どう過ごすかでそのコンサートが総合的に楽しめるかどうかが変わるくらい、休憩時間って大切なのです。


なぜ休憩時間があるのかというと、演奏者にとって長時間の演奏は、かなり負担が大きいからです。お客さんも長時間、座りっぱなしでは疲れてしまうので、ほどよく休憩してリフレッシュできますね。演奏者もお客さんも、クライマックスのメイン曲をベストな状態で迎えることができるというメリットがあります。


これが最大の休憩をとる意味といっていいですね。公演の中には、1曲のみの演奏で、それが中途半端で微妙に長いので、休憩をとるにとれず、休憩なしというコンサートもあります。そういうときは事前にトイレに行っておくことがとても大切になります。


オペラの場合は、インターミッションと呼ばれる幕間に平均20~30分、長ければ50分の休憩時間があります。また、オペラの長さによって数回に分けて設けている場合があります。たとえばワーグナーの「ニーベルングの指環」では、上演時間はなんと5時間にもなるので、50分程の休憩時間を2回設定しています。


それだけの長時間だと、歌手の負担も大きいので長い休憩時間が必要ということなんですね。そして舞台裏では、次の幕の演出用に舞台設備を大きく変えるための時間でもあります。クラシックコンサートやオペラにとって大切な休憩時間、せっかくなら楽しく過ごしたいですよね。


どのような過ごし方があるのか、見ていきましょう。


休憩の過ごし方


①トイレに行く。

②ホワイエをうろつき、知り合いがいないかチェックする

③写真撮影をする。

④ステージのすぐそばへ行ってみる

⑤プログラムノートを熟読

⑥チラシの束をチェック

⑦外の空気を吸いに行く

⑧寝る

⑨演奏者のCDを買ってみる

⑩バーカウンターでワインを楽しむ



①トイレに行く


自分はこれが1番多いいですね。これは自分にとって必須だと思います。トイレに行かないことは自分にとって非常に危険です。もちろん開演前にも済ませますが、自分はトイレが近いので、前半と後半通しで我慢することは無理です。後半をより快適に楽しむために、休憩時に必ずトイレは済ませておきます。


休憩時のトイレは、とにかくすごい劇混みになりますね。特に女子トイレの長蛇の列。自分は毎回このたびに女性の方は本当に大変だな、と思ってしまいます。男子トイレも休憩時は、長蛇の列になりますが、回転率はいいですね。自分は生理現象的に、休憩時にいの一番に、トイレに直行してすっきりして後半に望みます。これが後半を気持ちよく鑑賞するための自分なりの秘訣になります。


②ホワイエをうろつき、知り合いがいないかチェックする


自分はシャイな性格なので、これはあまりやらないです。でもクラシックファンや音楽評論家のみなさんはとてもよくあるケースではないでしょうか。やっぱり人気の公演や注目する公演は誰しもがみんな行っているものなのです。みんな狙うところは同じなのです。


やっぱりクラシックファンは、同じ趣味を持った友人が多いです。クラシックのコミュニティなんかでの繋がりもあります。それじゃ休憩の時に落ち会いましょうね、ということにもよくなります。また、そんな約束がなくても、休憩で混雑しているホワイエをぶらついて、誰か知っている人を見かけないかな?とぶらつくこともあります。音楽評論家の方々もいることも多いです。そうするとご挨拶できるいいチャンスになる。休憩時のホワイエは、そんな束の間の宝探しのような出会いの場となることが多いです。


③写真撮影をする


自分は結構これやっているかもしれません。やっぱり人気の公演は前半だけで、すごい興奮状態に陥ります。そうするとホワイエの興奮度のるつぼが手に取るようにわかるのです。その興奮している聴衆を絵に撮りたいということで撮影することが多いです。その興奮度をみんなに伝えたいと思うのです。そのとき注意することは、人の顔が映らないようにすることです。かならず後頭部からの構図になるように撮影することです。休憩時のホワイエは大群衆の集まりですが、意外と人の顔が映らないように写真撮影することはそんなに難しくないです。


④ステージのすぐそばに行ってみる


せっかくなので、ステージのすぐそばまで行ってみましょう。オーケストラの場合は、コントラバスや打楽器など大型の楽器がそのままステージに置いてあるのでじっくり見ることができます。


P席(ステージ真後ろの席)に行ってみると、演奏者の楽譜の書き込みなんかもうっすら見れたりします。普段なかなか見ることができないので、とても興味深いです。オペラの場合は「オケピット」と呼ばれる、オーケストラが伴奏する場所をのぞきに行ってみるのもおすすめです。楽器や譜面台の他に意外なもの(ティッシュ箱とかサンダルとか)が置いてあったりして、面白いです。(笑)


またステージを前面にしてホール写真を撮影するのにも適しています。ホール撮影が厳しいコンサートホールでは、開演前は、やはりレセプショニストが目を光らせてますから、なかなかその中を撮影を敢行するのは勇気が要ります。よく注意されます。(笑)でも休憩時は意外にもレセプショニストさん達の監視が緩いときなんですね。だから自分は、よく休憩時にステージを含め、ホール空間写真を撮影することも多いです。


⑤プログラムノートを熟読


自分はプログラムノートは、かならず開演前にひと通り目を通します。前日から予習をいっさいやらない人なので、まず今日はどんな演目をやるのか、頭に入れ込むためです。それで大体のイメージを膨らませます。そしてその一瞬で、演奏家のこのコンサートにかけている意気込み、意図などを把握しようとします。演奏家はどこを聴いてほしいのか、なにに留意して聴いてほしいのか、そこは外さないようにすることは大事なことだと思います。


普段は予習はしない人ですが、数日前にSNSなどで公開される当公演に関する演奏家のインタビュー記事はかならず目を通すようにしています。それはプログラムノートには書かれていない演奏家のこの公演に対する想いとか、意気込みが語られている場合が多いからです。どんな想いで、この公演を臨もうとしているのか、その演目についてどのような想い出、思い入れがあるのか、そういう内なる面というか、本音を語っている場合が多いです。そういうのはきっちり公式文書であるプログラムにはまず掲載されない内容なのです。


音楽評論家の方々の文章も目を通します。きっとこのライナーノーツを書くために、それぞれ資料を確認し、推敲に推敲を重ねて書いている内容でしょうから、ある意味お宝の知識になります。自分は終演後、家に帰ってから、もう一回プログラムを見ることはあまりしない人です。日記を書くために、もう一回確認程度に見る程度です。


いままで終わったプログラムは特に保管していなかったのですが、今年からコンサートに行ったときのプログラムは必ず保管しておこうと思うようになりました。一生の宝で、自分の財産になると思うからです。


⑥チラシの束をチェック


クラシックコンサートでは、プログラムノートと一緒に入口のところでずっしりと重たいチラシの束をもらうことがあります。今後のコンサートの予定がわかるチラシがたくさんあるので、気に入った演奏会が見つかります。休憩中に選別するので、必要なチラシだけ持って帰ります。


自分はいつも開演というよりは開場一番乗りでホールに入るので、開演まで1時間は余裕であり、時間を持て余すので、大抵、この広告チラシのチェックは休憩時にやるというよりは、開演前にやっていますね。不要なチラシは、専用の捨てるところが用意されているのでそこに置いていきましょう。席に放置して帰るのは、マナー違反なのでやめましょう。


⑦外の空気を吸いに行く


コンサートホールは密閉された静かな空間なので、意外と緊張します。新国立劇場などコンサートホールによっては、テラスがあったりするので外の空気を吸いに行くのもいいですね。新鮮な空気で深呼吸してリラックスすると、眠気覚ましにもなるのでおすすめです。


毎年4月の東京文化会館で開催される東京・春・音楽祭はちょうど桜満開の時期ということと、とくにワーグナーN響のオペラはワーグナーなので、すごく休憩時間が長いです。そんなときは、外に出て上野恩腸公園の夜桜を楽しむことがよくあります。この上野の桜を見る時期は、本当に一年で一番気持ちが清々しいこれから、またクラシック三昧の1年が始まるんだな、と決意を新たにするときです。


⑧寝る


前日までの体調管理がいまいちで、静かに鑑賞してたら、眠くなっちゃった…ということもあると思います。でもせっかくのコンサートなので、寝てしまうのはやはりもったいないですよね。こんな場合は、休憩中にちょっと仮眠を取るのもありです。ほんの少し、うとうとするだけでもすっきりして、後半の演奏に集中できますよ。


自分は眠くなるのは、十中八九前半です。前半でウトウトしたら、後半はスッキリ目が覚めたということが多いです。


⑨演奏者のCDを買ってみる


ロビーでは、その日の演奏者のCDが置いてあったりするので、気に入った場合は買うこともおすすめです。リサイタルの場合は、演奏後に購入者向けのサイン会があったりするので、そちらも楽しみですね。サイン会、懐かしいですね。(笑)コロナ禍前ですが、そんな時期もありました。


25940505_2568220341_172large.jpg


このロビーでのCDや関連グッズの物販コーナー。オンライン時代とはいえ、絶対なくならないでほしいですね。まさにコンサートの名物コーナーというか、この物販コーナーがあるからこそ、いまコンサートに来ているんだ、という実感が湧きますね。コンサートで初めて知る曲や、初めて知る演奏家の方もいます。そのときに感動して、CDを買いたい!と思うことはすごく多いです。美術鑑賞もそうですが、音楽鑑賞も、まさにコンサートは終わったときが一番購買意欲が最大限MAXのときですからそのときにCD買いたい~、と思うことしきりなのです。


でもそのときにネックになるのが、現金払いしか対応していないのことです。自分は貧乏庶民なので、普段あまり現金を持ち合わせていないので、終演後にCD欲しいな~と思うのだけど、現金持ち合わせていないので、買わなかったということがすごく多いです。仕方がない、家に買ってからネットで買うか~みたいな。


これはもったいな、と思います。ここからがこの日記の最大のところです。これを言いたいからこの長い前振りをやってきました。このコンサートホールのCDや関連グッズの物販コーナー、どうしてキャッシュレス対応してくれないのでしょうか?クレジットカードやSuica、PayPay、そのほか諸々のキャッシュレス決済をぜひ対応してほしいと思います。


キャッシュレス決済にするだけでも、もう全然売り上げがかなり違ってくると思いますよ。現金しか対応していないと、持ち合わせがないということで、見送ってしまうことが多いと思います。ときどき物販コーナーに、これは通常のネット販売では売っていないな、というようなレアなCDやグッズを売っているのを発見することが多々あるのですが、そのたびに現金の持ち合わせがなくて泣く泣く諦めたことあります。それがいままで何回あったことか!そのたびにクレジットカード決済やってないのですか?と聞きます。そのたびにゴメンナサイ…という感じです。


あの幻のCDやグッズが欲しい~と思ったことが何回あったことか!それはつぎのバーカウンターにもつながります。


⑩バーカウンターでワインを楽しむ


座って鑑賞しているだけでもけっこう疲れるので、飲み物でリラックスしましょう。多くのコンサートホールにはロビーやラウンジがあるので、ワインやビール、シャンパンを頼むことができます。もちろん、コーヒーやオレンジジュースなどもあるので、アルコールが苦手な人でも大丈夫です。サンドウィッチなどの軽食も用意されているので、お腹が空いた時はちょっとつまんだりできますよ。


f-1.jpg


s-E38390E383BCE382B3E383BCE3838AE383BCEFBC88HPE4BDBFE794A8EFBC89.jpg


nD4bPELkgInEeNN1675535141.jpg


640x640_rect_7045980.jpg


自分はキャッシュレス決済導入してほしいと思う一番なところは、この休憩時のバーカウンターでのドリンクをオーダーするときの決済方法です。このブレイク時のバーカウンターのドリンクは、本当にひと味違うんですよ。やっぱりここでワインやジュースを頼んで、そこで紳士・淑女の集う中でスタンディングで飲んでいるステータスはやはりコンサート体験の雰囲気をさらに高揚させるものです。


でもやっぱりお値段張りますよね。(笑)そして現金キャッシュにしか対応していないので、ついつい臆してやっぱりやめとこう・・・という感じになります。


でも長いコンサート時間、やはりどうしても喉が渇きます。自分は、そんなことを見越して、バーカウンターは高いし、現金対応しかないので、あきらめてもう自前で事前に烏龍茶などのペットボトルをバッグの中に持参しているのです。そしてそれを休憩時の飲んで喉の渇きを潤すのです。


でもやっぱりなんかちょっと虚しいです。(笑)寂しい感じになります。なんか、コソコソ、ルール違反のことをやっているみたいな感じで後ろめたい感じがあります。やはり休憩時は、堂々とバーカウンターで飲み物をオーダーして休憩を過ごしたい、という想いはあります。それで自分もやっとみんなの仲間入りができたような...


バーカウンターのところの決済もぜひクレジットカードなどのキャッシュレス決済にしてほしいと思います。


それがDX時代のコンサートホール・オペラハウスの在り方だと思いますし、バーカウンターのところをキャッシュレス決済にすると、現金だとお高いからやめとこう、という感じに臆してしまうのが、クレジットカード決済にしたら、ついつい頼んでしまうと思うんですよね。やっぱり休憩時のドリンクは、公式ということで、きちんとバーカウンターでワインをオーダーしたい、という気になると思うのです。






nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。