羽田空港・第3ターミナル (国際線) [航空関連]
●第3ターミナル(国際線)
ここもずいぶんお世話になりました。
今回、羽田空港の各ターミナルを探検してみて、気づいたことはTurry's Coffee(タリーズ・コーヒー)が必ずあることです。少なくとも第2、第3ターミナルには、必ずありました。空港と提携関係なんでしょうね。
国際線を扱う第3ターミナルは、一気に国際色豊かになります。コロナ入国時の規制条件緩和などでインバウンド需要が戻ってこれば、また復活しますね。
到着ロビー
出発ロビー
国際線も自動チェックイン、無人化は完璧装備です。もう時代はこちらですね。
第3ターミナルの出発ロビーの出発ゲートへの入り口はこんなに地味でしたっけ?(笑)成田空港のように、大きな大きな電子掲示板が、まさに海外渡航の象徴のようなイメージを持ちますが、羽田空港第3ターミナルの国際線の出発ゲートへの入り口は、案外かなり地味です。(笑)電子掲示板もすごく小さいです。
第3ターミナルに来たら、どうしても体験したいスポットがありました。
それが、この「We are Tokyo」のオブジェ。
日本の首都であり、世界から注目される玄関口「東京」。その東京で唯一の国際空港が「羽田第3ターミナル」。そんな第3ターミナルには、この「We are Tokyo」が置かれています。国際線スタッフたちの誇りを象徴するメッセージとして生まれたこのオブジェは、今やSNS映えスポットとしても人気。多くの人がここで写真を撮り合っているんだそう。
この記念オブジェを自分のカメラでも収めることができました。
そのオブジェのそばにも他にも、自分の顔をそのままそこに当てはめて記念撮影する仕掛けがたくさんありました。
出発ロビーの上階には、休憩処、レストラン、ショッピングなどのストリートがあります。このエスカレーターを上ったところにあります。
ここはなかなかすごいですよ。江戸小路とか、おこのみ横丁、江戸舞台、そしてはねだ日本橋、など時代は江戸時代にワープ。日本の江戸時代の趣の街並みやシーンをここに再現して、おそらくは海外からの外国人観光客のみなさんに喜んでもらおうというコンセプトなんだと思います。外国人観光客には喜ばれるでしょうね~。日本にやって来たという絶好の記念撮影スポットの役割も兼ねているのかもしれません。
来たときは、早朝でしたので、大抵のお店はまだ閉店していましたが、ちょっといろいろ歩いてみました。
江戸小路。
おこのみ横丁。
はねだ日本橋。
江戸舞台。
伊藤園の茶寮なんかもあります。
最後に展望デッキですが、このレストラン、ショッピングモールからそのまま行けます。ここも他のターミナルと同じく、ガラス越しに見る室内からの展望と、外に出て金網越しに見るダイレクト・ウォッチングがあります。
国際線はまだコロナで本運用ではないのかもしれませんが、大半はANA/JAL便でしたが、Lufthanza(ルフトハンザ)が見えますね。ルフトハンザはストをすることで有名なので、我々の間ではもっとも危険な航空会社と言われ、ずいぶん昔から綿密に計画してきた海外旅行ではルフトハンザを使うのは危険ということで、避けていたところがあります。知る人ぞ知る、ということなのかもしれませんが。。。
以上、羽田空港(東京国際空港)第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルを散策してみて、自分が抱いた印象とそこへの想いの紹介です。
やっぱり羽田空港は素晴らしいですね。我らが日本人の誇れる、世界第2位ランクのインターナショナルな空港なのだと確信しました。
こんな素晴らしい空港を持っていることを、我々日本人は誇りに思わないといけませんね。
羽田空港アプリ、さっそく自分のスマホにインストールしました。
羽田空港・第2ターミナル (ANA) [航空関連]
●第2ターミナル(ANA,AIRDO)
自分にとって、羽田空港といえばこの第2ターミナルのイメージしか記憶にないです。北海道への帰省で、この35年間使い倒させていただきましたよ。自分のホームという感じで、いつものスペースに戻ってきた感じです。
ここ数年はしばらくLCCで成田空港第3ターミナルを使わせていただきましたが、もう経験年数でいえば圧倒的にこの羽田の第2ターミナル。この空間を見て、もう懐かしすぎるくらいホーム感覚です。
到着ロビー
出発ロビー
自動チェックイン、Baggageの無人化もこちら第2ターミナルでも完全装備です。もうこれが空港の現在のあたりまえの姿、状況なのでしょう。そして間違いなく、世界のどの国の空港でもそうなんだと思います。(昔は、海外の空港に比べ、日本は遅れていたんだけどな~~~(笑))
もちろんANAのほうでもマニュアルのカウンターもあります。
そしてSPECIAL ASSISTANCE。
AIRDOのカウンター。
AIRDOって知ってますか?
AIRDOというのは、東京(HND)⇔北海道間を運航する格安航空券チケットの走りのような航空会社です。LCCが世の中に出る前に、まさにその先駆けとなったのがこのAIRDOだったのです。
AIRDOの登場は、それこそ衝撃でした。庶民にとって高嶺の花であった航空券ビジネス、それをいっさいのコストを排除して、格安の航空券を実現した。まさにLCCビジネスの模範、走りとなったのがこのAIRDOなのです。
どれだけこのAIRDOの登場が衝撃だったか、というと、すぐにANAがそれに負けじと航空券チケットの値下げに踏み込んだことです。北海道行のお客を取られてはたまらないからです。
それ以降、ANAとAIRDOで、その航空券チケットの値段競争が続きました。
自分は、北海道への帰省を長年、ずっとANAを使ってきましたが、待ってましたとばかりAIRDOに切り替えました。しばらくの数年間、AIRDOで北海道に帰省していたのです。
ANAとAIRDOは、コードシエア便、共同運航便の関係なのです。
コードシェア便、共同運航便というのは、2社以上の航空会社で共同運航している便(飛行機)のことで、一つの便に対して、複数の航空会社の便名が付与されています(例えば、A社123、B社4567など)。
共同運航については、大手航空会社とLCC(いわゆる格安航空会社)だけではなく、大手航空会社同士、日本の航空会社と外国の航空会社間のこともあります。
消費者は、共同運航をしているそれぞれの航空会社と契約をすることになるため、運賃はそれぞれ異なります。実際に飛行機を運航しているのは機材を提供している1社であり、荷物の重量制限やサービス等は、原則としてその会社の規定が適用されます。
コードシェア便のメリットとしては、共同運航することで一つの航空会社で直接就航していない都市までの航空券が購入できるため、利用区間、航空会社ごとに別の航空券を探して購入する必要がないことが挙げられます。
AIRDOは必ずANAと共同運航便だったのです。
でもAIRDOは北海道行のための運行路のビジネスなのです。あくまで東京(HND)⇔新千歳間を運航する飛行機のみのビジネスなのです。自分のような北海道に帰省する人にとってはありがたいビジネスですが、日本中の各都市、いろいろな都道府県の都市にも同じ需要が望まれるようになりました。
その結果、登場したのがLCCビジネスだったのです。LCCはAIRDOのコンセプトをそのままに、全国いろいろな都市に格安航空券チケットで行けるようになったのです。
LCCの登場は、いったんこのAIRDOの登場があって、それがクッションになって、それを模範に全国版という形で登場したという経緯だと自分は考えています。そういう歴史があるんですね。
帰省するためには、飛行機を使わないといけない状況、立場にある者にとって、自分も35年間の北海道帰省生活を、航空券チケットの高額の問題は目の上のたんこぶ問題で、長年ずっとANAを使っていて、それからAIRDOに切り替え、それからLCCと切り替えてきた経緯、歴史がありました。
でも以前の日記でも宣言しましたように、空の旅には、心の豊かさが必要。初心に戻る、という意味もこめて元のANAに戻したいと思うようになったのです。
Market Placeは最先端の空間・建築デザインで新しさを感じます。サークル状に通路が設計されていて、5Fまでお土産屋さんや、飲食店などのレストランがひしめいています。でも値段がもうべらぼうに高いんですよね。さすが空港ビジネスです。稲庭うどんでも2,800円ですよ!(笑)
こういう世界のワインバーというのもあったりします。ここで世界中のワインが楽しめるというコンセプトなのでしょうか。
羽田空港第2ターミナルの出発ロビーでは、自分は必ずある儀式をおこないます。それは帰省するたびに母親におみやげとして買っていってあげる”ひよ子”というお菓子。
ひよ子本舗吉野堂さんの銘菓で、大正元年(1912年)、当時の店主・石坂茂の想いから生まれたひよ子のかたちのお菓子である。まさに想いのかたち、愛されて100年です。
非常の素朴な味で、いわゆるお饅頭ですね。甘い白あんが中に詰まった本当に素朴なお饅頭。なかなか美味しいです。
両親が、東京に自分のところに遊びに来た時に、その帰り際、羽田空港で見かけたそのひよ子のお饅頭がとても気になったそうで、それ以来、自分が実家に帰省するときは、必ず羽田空港でひよ子を買ってきて!と要望するようになったのです。
それ以来、北海道へ帰省するときは、かならず羽田空港第2ターミナルの出発ロビーで、ひよ子を母親のためにおみやげとして買っていくという習慣ができたのです。
夏のお盆と年末年始の冬に年2回帰省するので、そのたびにこの儀式は続いたのです。数年間、おそらく10年以上は続いたのではないでしょうか。
そのひよ子を買っていたのが、この羽田空港第2ターミナルの出発ロビーにある東京食賓館さんだったのです。ここで毎回、ひよ子を買っていました。ここも懐かしいな~。
ありました!ひよ子。
豊島屋さんの鳩サブレーもありますね。
有名な東京ばな奈もあります。
羽田空港といえば空弁ですね。電車でいうところの駅弁のようなものです。それの飛行機版です。空港内で発売される空弁は、空の旅の楽しみのひとつですね。機内や空港で食べる空弁は、美味しさも格別!羽田空港には、全国から集められた選りすぐりの空弁が揃っているのです。
空弁工房というのもあります。
展望デッキで飛行機の離着陸のシーンも見学しました。第2ターミナルの場合は、Market Placeの最上階の5階にありますが、おそらく第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルの中ではもっともゴージャスな造りになっていると思います。
飛行機の離着陸シーンをカメラに収めようとするならば、もう断然第2ターミナルの展望デッキをお勧めします。ここがなぜ素晴らしいか、というと滑走路の後ろが、東京湾になっているからです。
東京湾をバックに、飛行機が離着陸するのは、写真的に、構図的に最高の被写体になるのです。
展望デッキは、まず室内からガラス窓越しに眺めます。
STARWARSのデザインが入った話題の機体もありますね。
でも最高なのは、外で見ることです。金網越しに眺めます。この日は平日で青天でした。やっぱりここから眺めるのが最高です。
でも翌日は少し曇っていましたが、休日で空の日・フェスティバルということもあって、こんなに大人気です。
展望デッキには、こうやって休憩するところもあります。
興奮しますねぇ・・・
電車、列車などの鉄道を撮影することを趣味とする「撮り鉄」という方たちがいますね。それの航空版という人たちもいるのです。
鉄道ファンは、かなりメジャーになってきたのでそれなりに分類化されてきていますが、航空ファンも中では分類されているそうです。
例えば、航空無線を聞く人(レシーバーと言ったかと思います。)飛行機や空港の記号などに興味を持つ人、航空会社の種類に興味を持つ人、あとは旅客機ファンか戦闘機ファンかなどにも分けられます。
一般的に航空機の写真を撮る人は、空港などでその飛行機を撮る人と考えられるので、一般的には「スポッター」と呼ばれるそうです。
空港で航空機が待機している場所を「スポット」といいますのでそれをみることから名づけられたそう。航空機が離着陸しているところならまだしも、実際に飛行しているようすを撮影するのは不可能に近いですから、鉄道のように景色のよいところで鉄道+風景というわけにはいかないですね。たまに雲海の上や、富士山を背景に飛んでいる航空機を撮影した写真やビデオはありますが、さすがにそれは市販品ばかり,その多くは航空会社の提供による映像のようです。
撮り鉄さんは、撮影に熱中するあまり、電車を止めたり、事故を誘発したりで、昨今問題視されていますが、航空マニアのスポッターさんたちは、そんな問題性は少なさそうですね。
そういう意味で、羽田空港第2ターミナルの展望デッキは、背景に東京湾があるので、飛行機+風景という絶景を楽しめる最高の構図なのです。
この航空マニア、スポッターさんが撮影する飛行機の写真は本当にすごいですよ。その写真を拝見して、よし!オレも撮るぞ!と意気込みましたが、自分では、もう全然あのようには撮れないことが今回わかりました。
まずは、こちらが自分が撮影した離着陸の写真です。もうこれは成功したうちの何枚かです。大抵は飛行機の高速の動きにブレた写真ばかりです。
・・・それで航空マニア、スポッターさんたちの写真はこんな感じです。(お写真お借りしています。)これ、いったいどうやって撮っているの???もう驚きとしかいいようがないです。
思うにスマホは問題外、コンデジのデジカメでも、やっぱりかなり無理なのではないでしょうか。望遠レンズで一眼レフの本格的なシャッタースピード、連写可能な本格的なプロ仕様の機材でないと難しいような気がします。
やっぱり航空マニアの方々にとって、こういう機体それぞれ全部どんな型番かを覚えているんでしょうね。そして、今回身に染みてわかったことは、ターゲットの飛行機が離陸する時刻をきちんと事前に把握していることですね。展望デッキでいつ離陸するか、いつ着陸するかわからないで、そのまま待っているのはかなり苦痛で無理です。
やっぱりプロのマニアは、時刻を事前に調べて臨んでいますね。
江ノ電の旧車両355/305型車両を撮影する場合も、撮り鉄さんたちはあらかじめ、この線路、ポイントを通過する時刻を徹底的に調べて臨んでいます。
飛行機の世界もそれくらい徹底しないといい写真が撮れないのだということが理解できました。
羽田空港・第1ターミナル (JAL) [航空関連]
2日間かけて羽田空港(東京国際空港)を探検してきた。ふだん空港は、国内、海外へ旅に行くときに使うのが目的だから、出発ロビー、到着ロビー、入国審査、出国審査、それぞれのゲートで待機、時間があればレストランで食事。。。この程度の活動エリアであろう。
旅行とは関係なしに、あらためて空港というところを、いろいろ歩いて見て回ると、これはこれでとても面白いのだ。普段の行動エリアでは絶対わからないような、いろいろなものを発見し興味深い。そしてなによりも、ものすごい興奮する。コロナ禍になった2020年から、飛行機は使っていないので、じつにひさしぶりなのだが、あぁぁ~空港ってこんな感じで、非日常感、ワクワク感が溢れるところだったな~とつくづく懐かしく思ってしまった。
ここに来ると、みんなその非日常感の空間に、ついついエアポートおじさん化(空港に来ると、ついついパスポートなどをSNSに、空港にいることを投稿してしまうおじさんたちのこと)してしまうのは仕方がないのではないだろうか?
カートを引っ張っていく旅人たち、空港スタッフが歩いているのを眺めているだけで楽しい。空港の空間にいると、気分がすごい高揚してハイテンションになる。ただ空港にいるだけで、その風景を眺めているだけで何時間でもいられる。まったく飽きない白いご飯みたいなものだ。
自分はやっぱり空港が好きなんだな~。空の旅が好きなんだな~と実感した。
これから気が向いたら、旅とは関係なしに、空港に遊びに来たいと思う。新しい遊び方を覚えた感じである。
こういう楽しみ方があったのか!という新しい発見である。
羽田空港(東京国際空港)は、成田国際空港(新東京国際空港)と並ぶ、首都圏の「空の玄関」である。
2014年、スカイトラックスが実施した「Global Airport Ranking 2014」において、日本の空港として初めて世界最高水準の5つ星を獲得した。2019年3月、スカイトラックスは、世界の空港を格付けする「ザ・ワールズ・ベスト・エアポーツ・オブ・2019」において、2018年の第3位から順位を上げてシンガポール・チャンギ国際空港に次ぐ第2位として選出し、「世界一清潔な空港」「世界一の国内線空港」「世界一バリアフリーな空港」にも選出した。
米情報サイト「Flight State」で、世界35カ国の国際空港のうち、定時運航率の高かった空港2位に選ばれた。
羽田空港は、国際的にも圧倒的な評価を得ている。自分は、この世界一清潔な空港にとても共感している。自分がつくづくそう思うからだ。世界の名だたる空港と比較して、トイレなんて最高に綺麗だと思う。
われわれ日本人として、羽田空港は大きな誇りと思っていい。
また、羽田空港は成田空港より都心に近く、沿道の警備が容易なため、天皇・皇族や内閣総理大臣などが政府専用機を使用する場合や、国賓や公賓が専用機や特別機で訪日する際はほとんどの場合、羽田空港を使用する。このため、専用施設としてVIP機専用スポット (V1、V2、VN、VS)や旅客ターミナルビルとは別棟の中に設けられた貴賓室があるのだそうだ。
第1ターミナルがJAL,SKY系列(1993年開始)。第2ターミナルがANA,AIRDO系列(2004年開始)、そして第3ターミナルが国際便(2010年開始)である。
この順番に運用開始した。
今回、新たな発見だったのは、自分は第1ターミナルは、ほとんど利用したことがなかったのではないか、と思ったことだ。第1ターミナルを見て回ったとき、この景色が自分の記憶にないのだ。思い出せないのだ。
自分はANA派で、北海道への帰省は、この35年間ずっとANAだったのだが、何回かJALも利用させていただいた記憶があるのだが、この第1ターミナルはほとんど記憶になかった。
すごく新しく新鮮に感じてしまった。自分にとって羽田空港といえば、第2ターミナルのイメージだったことがこのときわかった。
各ターミナルではその空間はぜんぜん印象が違います。もう全然空間の雰囲気が違う。
第1ターミナルは、伝統、歴史がある重鎮さというか重みがある。由緒正しい血統の良さというか、そんな気品に溢れている。風格がありますね。第2ターミナルは、やっぱり近代的で新しいというかなんか勢いがある。
国のエリアにたとえるならば、第1ターミナルはヨーロッパの国々にあるような歴史と伝統のあるセピア色ののようなロマンティックさがある。それに対して第2ターミナルは、アメリカの24時間眠らない街ニューヨークといったところであろうか。第3ターミナルは一気に国際化しますね。
こうやって空港を、旅行とは別にして、空港だけを楽しむって面白いな~と思いました。きちんと探検という形でないと、こういうことは気がつかないな~とも思いました。
今回2日間、羽田空港の各ターミナルを散策させていただいて、思ったことは、国内線に関しては、かなり客足が戻ってきているのではないだろうか、という印象を持ちました。平日はもちろん、休日の土曜日になると、かなりの混雑ぶりである。コロナ以前に戻ったといっていいのではないか。
あとは国際線ですね。コロナ検査規制が緩和され、インバウンド需要が戻ってきたら、もっと賑やかになると思います。もう少しの我慢ですね。
それでは各ターミナルごとにいろいろ印象を紹介していこう。
まずは浜松町でモノレール。羽田空港へのアクセスは京急線を使うこともあり得るが、自分はやはりずっと昔から浜松町でモノレールを使う。ひさしぶりにモノレールを使うと懐かしくて涙が出てきた。
ANA,JALの広告が浜松町に出てました。これをみて、一気に空の旅への高揚感が増しますね。
●第1ターミナル(JAL,SKY)
まず北ウィング、南ウィングという名称が懐かしすぎる。(笑)一時期、世間を一世風靡しましたね。
到着ロビー
出発ロビー
自分は全然この空間、記憶にないです。すごい新鮮でした。新しい出会いというか。。。やっぱり空間のカラーが赤が散りばめられているという色の印象があります。それはやはりJALのカラーだからだと思います。
そして自動チェックインとBaggageのシステムの無人化。JALも完璧に対応していました。
これは正直ショックでした。あとで紹介する第2ターミナルも完全に無人化で整備されていて、もう日本の航空業界はすでに世界の最先端を進んでいることがわかりました。おそらく世界のどの国の空港も、もう完全に無人化へのシステム移行は進んでいるのでしょう。自分の感覚は、もう完璧に浦島太郎状態だったことがよくわかりました。これは正直驚きとショックでした。
なんで、こんな浦島太郎状態だったのか、考えてみましたが、コロナ禍の2年間はまったく空港に来ていなかったこと、そしておそらくそれより以前の数年間はLCCを主に使っていて、成田空港の第3ターミナルのあの貧弱なロビーだったので、空港のメインフレームのほうでは、もうとっくに無人化が進んでいたことに気づかなかったのだと思います。ひょっとすると成田空港第3ターミナルもすでに無人化が進んでいたりして・・・
これは本当に驚きました。
でもきちんとこうやってマニュアル受付のカウンターも残っているのです。無人化の怖さは、なにかあったときに人に聞けないことですね。でも無人システムの傍には、必ず空港スタッフが待機していますので、そんな心配もないのでしょう。
共同運航便のSKYのカウンター。ここも自動チェックイン、Baggageの無人化はすでに導入されています。
JALファーストクラスのエントリー
ファーストクラス専用のお客様のエントリー入口だと思います。
高級感漂っていました。
SPECIAL ASSISTANCE
ベビーカーでのお子さん持ちのお客様、ご高齢、障害者など特別の手助けが必要な場合はここに相談するのだと思います。
Market Place
羽田空港では、ショッピング・レストランのエリアをMarket Place(マーケット・プレイス)といいます。第1ターミナルのMarket Placeは、本当に歴史と伝統があるヨーロッパの街並みのような気品の高さがあります。三越、高島屋のような日本の昔からある由緒正しいデパートのような雰囲気がありますね。まず自分はそんな印象を持ちました。
展望デッキのほうも体験してきました。ここで生のジェット機のお姿、そして離着陸の姿を拝もうということです。これは素晴らしかったですね~。自分は初めての体験です。
展望デッキは、Market Placeの最上階にあることが常で、まずは室内からガラス越しに見るのと、外に出てリアルな空間で見るのと、両方体験できます。外で見るほうは、もちろん危険ですから金網が張られています。
まず驚くのは、その音ですね。あのジェット機のエンジン音にはびっくらたまげると思います。迫力あります。昔ロンドンに住んでいたとき、F1レースを見に行ったことがあります。はじめて体験するカーレーサーの世界。なにが一番驚いて衝撃だったかというと、あの爆音なのです。あの音はテレビで見ているだけでは絶対わからない世界です。これが本物のF1のレースかぁ~とその爆音とともに自分の記憶に深く刻まれています。
今回ジェット機の爆音を聴いて、そんなことを思い出しました。
展望デッキは、自分は今回初めての体験でしたが、これは空港に来た場合はぜひお勧めスポットです。
自分はこの35年間の北海道への帰省は、完璧なANA派(ANAが好きだという理由だけです。)だったのですが、今後はJALも使わせていただきたいと思います。やっぱりJALにはANAにはない雰囲気もありますし、二大巨頭で偏るのはよくないですね。自分はJALをよく知らないだけなのです。もっとたくさん知るべきだと思います。JALとANAではやっぱり全然社風、カラーも違いますね。
社のイメージカラーはJALは赤、ANAはブルー。JALはやはり日本航空界の重鎮というか第一人者だと思うんですよね。なんかJALのイメージは、日本古風の伝統を慮る、大人の落ち着いたイメージ、森英恵さんデザインによるJAL CAさんの制服にもそんな気品が溢れていますね。
(逆に、ANAの社風は西洋風で新しい若い躍進あふれるイメージですね。)
ちょっとお借りした写真で失礼しますが、こういう世界はJALでしか出せないと思うのですよね。やっぱりJAL=日本なのではないでしょうか。