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DX時代のコンサートホール:ホール周辺のカフェ・レストランのポータル電子配信 [コンサートホール&オペラハウス]

コンサートホールに来たとき、いつもファンとして困るのは、どこかいいカフェやレストランがないかな、ということ。自分は、性格からして、いつも開演前ギリギリにホールに到着するのはいやなので、いつも何時間も前に到着する。そうするとホール周辺を散策することも好きなのだが、どうしても時間をつぶせるところも必要になる。


またそういうコンサートホール周辺のカフェやレストラン情報をいろいろ散策していろいろなスポットを開拓していくのが好きなのだ。ある意味、自分のホール通いするときのひとつの楽しみ、趣味と言っていい。


そしてなによりも自分の性格からして、何時間も前にホールに到着して、その周辺をぶらぶら散策して、そしてカフェやレストランでゆったり珈琲・紅茶をしてケーキでも食しながら、来たるコンサートについて瞑想し、そのときに向けて心を高めていく。そういう準備、ステップの時間が好きなのだ。開演前のこういう時間を過ごすのがなによりも好き。



どこにどういうお店があって、どんなメニューがあって、という情報は、自分でホール周辺を散策しないとわからない。馴染みのお店ができるまで時間がかかる。スマホでスクロールするだけでそれらの内容が全部俯瞰できるといい。


●地域密着型ビジネス

コンサートホール周辺にあるカフェ・レストランなど、ポータル的に案内できるHPアプリが開発できないか。電子チケットを購入したお客さんに対して、付帯情報としてその公演がおこなわれるコンサートホール周辺店舗情報サイト情報(URL)が閲覧できる。そのコンサートホールごとのアプリ。そのホール周辺のカフェ・レストラン情報。


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お店ごとの紹介があり、飲食店であれば、どういう名物メニューがあるのかなどの推薦、雑貨屋ならその商品などそのお店の看板となる商品などがそのHPに記載されている。もちろんそのHPは、SNS(FB,Twitter,Blog)に連携してその店のページに飛べるようになっている。


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こういうのは、いわゆる”るるぶ”などの旅行雑誌のWEB版といえばそうなるが、それを敢えて、コンサートホール周辺エリアに限定したコンテンツとしたい。コンサートゴア(コンサートに毎日通うほどのマニア)ならではのマニアックな意見を反映された情報が満載である。


クラシックファン、ジャズファン、ポップスファンなどそのホールのジャンル種別に応じて喜ばれるニーズのあるスポットを紹介していくマニアックなアプリ。


コンサート、ライブ通い愛好者によるプロジェクト推進が望ましい。


単なる”るるぶ”目線ではなく、コンサート愛好家目線によるディープでコアな情報満載にしてほしい。ひと味違う感じにして欲しい。たとえば、このカフェは、よく〇〇オーケストラの〇〇さんが通われている贔屓にしているカフェ、レストランなんです、とか楽器店なんですとか。そういうアーティストに所縁のあるお店だととてもコンサートホールに関連しているコア・ディープな情報だし、音楽ファンには喜ばれると思う。


そういうコア・ディープ路線まっしぐらな雰囲気のアプリがいい。



アプリは、いわばポータル機能。広告収入型。そしてポータル役割として手数料をもらう。昔、大学生が地域活性化ということで、町おこしということで、こういうアプリを開発してその町の飲食店の売り上げのアップ手助けしたというニュースを見たことがあり、それのコンサートホール版ということで応用しただけ。


ショップ紹介HPには、当然お店までのアクセス情報の掲載はもちろんナビ誘導できるようなナビアプリとの連携があるといい。


クーポンが活用できればいい。このアプリを使って、この日の公演を聴いてきた人は、その電子チケットをお店に見せれば、クーポン代わりとして割引ディスカウントがあるといい。


べつに飲食系に限定する必要はない。とても魅力的なお店があれば、どんなジャンルでも受け入れ可。判断はお客さん。


あるいは、首都圏から地方のホールに行く場合、その逆で地方から首都圏のホールに行く場合、観光を兼ねて、さらには宿泊、交通手段など、その一連のプランの作成をお手伝いする。


これはまさにオレだ!(笑)


海外・国内音楽鑑賞旅行で、このスタイルで、観光に行くのだけど、そこのコンサートホールでそこのフランチャイズのオーケストラを堪能するみたいなもの。そのときにそこの地域の観光スポット、グルメも紹介する。


まさにいままでオレがやってきたことだ。(笑)


自分の場合、まずどこのコンサートホールを体験したいか。そして、どこのオーケストラ楽団を体験したいか。これが第一優先。つぎにその街の観光スポット、グルメを徹底チェックする。それはるるぶのような観光雑誌で。そしてホテル宿泊、交通手段を決めて予約していく。


こういう音楽鑑賞旅行のお手伝いをしてくれるようなサービスがあるといい。MaaS込みで。(笑)

旅行会社にとってMaaSは重要な革命になると思う。


音楽所縁のスポットなどは、ふつうの観光雑誌には載っていないので、そういうコア・ディープ路線のマニアックな情報を音楽ファンは欲しがるものである。その所縁のスポットを体験できると、音楽ファンは嬉しいのである。





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DX時代のコンサートホール:AIを使ったコンサート企画立案 [コンサートホール&オペラハウス]

これはコンサートホールのお仕事というよりは、プロモーターのお仕事だと思うのですが、世の中のトレンド、クラシックファンの方がどのようなコンサートを望んでいるのか、あるいは、今年は、作曲家〇〇年生誕イヤーであるとか、そのコンサートを企画するのに、いろいろなファクターがあると思います。なにをトリガーにして、こんなコンサートを開催してみたい…
                                                   
そのような解析・予測をAIにやらせみてはどうでしょうか。解析・予測はAIのもっとも得意とする分野です。
                                                   
そこでこのAIの概念図です。
                                                   
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AIに学習させる判断材料として、
                                                                                              
世界中の
作曲家
楽曲
ソリスト(演奏情報含む)
オーケストラ(演奏情報含む)
プロモーターの嗜好情報(こんな企画が好きだ)
コンサートホール・オペラハウス
コンサートホール・オペラハウスの音響
その他、コンサートホール・オペラハウスの諸々の付帯情報
その他諸々の付帯情報。
                                                   
膨大な情報データ群ですが、これらを全部学習材料として全部AIにぶち込むのです。ソリストやオーケストラの音楽家の情報は、プロフィール情報、経歴、師事した人などはもちろんですが、実際の演奏している演奏パフォーマンスも全部、とにかく全部ぶち込みます。詳細なところに至るまで全部ぶち込むのです。
                                                   
そして、仮定条件にこのようなコンサートを企画してみたいということを入力するのです。それは企画コンセプトはもちろんのこと、こんな雰囲気、美しいメロディ重視うっとりさせたい、ハードロックみたいにガンガンに行きたい、そんな本当に漠然な概念検索的な条件で結構です。
                                                   
そうするとAIはすでに入力された膨大な学習データ群の中から解析をして、解を提示してくれるのです。膨大な学習データからAIによる解析化・見える化をするのです。こんなオーケストラ、ソリストでこんな楽曲で、こんなコンセプトのコンサートはいかがでしょう?ってな感じで。
                                                   
自動翻訳と同じで最初は精度がとんちんかんなのかもしれませんが、AIのソフトの開発もどんどん進んでいって精度がよくなっていくように思います。もちろん実施済みの過去実演データとそのときのコンサート企画コンセプトも都度AIに学習させるのです。もうどんどん学習させて、AIに学習させるデータ量が多くなればなるほど、それだけ得られる解は精度がよいものになっていくに違いありません。
                                                   
AIに学習させる作曲家、楽曲、ソリスト、オーケストラ、諸々の付帯情報、これは、本当に世界中にありとあらゆる存在する方たちの全部のデータです。全部入力させ、学習させるのです。
                                                   
そうすると、その入力した仮定条件に添った解を出してくれるはずですが、その解は、我々が想像していた以上にまったく新しいスターの発掘、発見があるかもしれません。AIはあくまで、その入力した仮定条件に添った解ということで、出力しているに過ぎないのです。その解を採用する、しないは、人間のプロモーターさん達の人間の最終判断に委ねればいいのです。
                                                   
最後は人間が判断します。
                                                     
そういうy=f(x)の機能を実現するAIの機能アプリ開発をすればいいのだと思います。
                                                   
もちろんこういったコンサートの企画書作成だけではありません。
                                                   
コンサート制作として予算組みから精算までのすべての工程において、その判断材料となる膨大な学習データをAIに学習させ、そのデータをうまく解析、分析してそのさきほど算出した企画に添った各々の工程においての適切な解を求めるという使い方もできるように思います。
                                                   
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DX時代のコンサートホール:アーティストのCD、関連グッズのEC販売 [コンサートホール&オペラハウス]

ECサイトで収益を上げている、成功しているのは、全体の10~30%くらいだということだそうだ。ECはいまの世に合った利便の販売手法、販売ツールだけど、意外や収益をあげるということが難しいのだそうだ。


でもいまさら従来の物販ルートに戻れるわけもなく、これからの時代はECで売っていくという以外に方法はないだろう。やはり単にECのサイトでモノを売りました、というだけではなく、どうある既存のビジネスに連携させていくか、どうお客さんの購買意欲をそそるかなどの戦略が必要であって、その結果、インターネットで買ってもらうという利便性が、そこに乗っかるという感じなのだろうと思う。


クラシックの世界で、お客さんが一番購買意欲が湧くときというのは、コンサート終演後のときのような気がする。


コンサートホールでは、ロビー、ホワイエのところには、今日の主役のアーティスト、オーケストラのCDが物販コーナーという形で販売されている。


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オンライン時代の到来ではあるけれど、この風景はなくさないで欲しいな、と思う。自分の心の安らぎですね。この風景を見かけると、あぁ~コンサートホールに来たんだな~と実感する。



今宵のコンサートで大感動したあと、あの曲、すごいよかったな~、あの曲初めて聴いたけど、すごい自分の手元に欲しいというのが一番購買意欲が湧いているときだと思う。そういう今宵のコンサートの主役のアーティスト、オーケストラのCD、ストリーミング、ダウンロード、関連グッズをEC販売する。


残念ながら、終演後って物販コーナーはもう閉まってますね。物販コーナーが開いているのは、開演前のときと途中の休憩、ブレイクのときでした。


だからポイントは、コンサートが終わったときに、全曲通しで聴いたときに、あの曲欲しい~、あのアーティストいいな~、あのオーケストラいいな~という気持ちに応えるということだと思う。


それにはやはり帰宅後、あるいは終演後から数日後、自宅で購入できるECサイトでの購入ということになるのではないか。


その公演の電子チケットを購入した人には、そのメールアドレスには、その日の主役のアーティスト、オーケストラのCD、ストリーミング、ダウンロード、関連グッズなどをEC販売するサイトが届く。


今日演奏した1曲目は、このアルバムに入っています。今日演奏した2曲目は、このアルバムに入っています。というナビゲート付きであること。(CD/各社のストリーミングのURL/各社のダウンロードのURL)


ただし、その公演ごとに、専用のECサイトを作るのは、かなり出費になり効率的ではないので、これはプロモーター側や、コンサートホール側で運営してくれるといいのではないか。そういう専用のECサイトを作って、今日の公演、ということで、その購買情報をどんどん累積で積み重ねていく感じ。(レーベルや各販売サイトに飛ぶ仕組みがいいですね。紹介料をもらう感じで。)


もちろんコンサートホールのHPにそういうECサイトがあってもいい。今日の公演ということで、アンコール曲だけでなく、関連促販物をECサイトで売っていく仕組み。それを公演ごとにそのECサイトに累積で積み重ねていく。


これからの時代のコンサート広告としては、ぜひ公演ごとにWebページが作成されるといいと思うが、そのWebページにその公演で演奏される曲のCDや関連グッズのECサイトのURLが掲載されていて、そのまま連携でそのリンクに飛べることができ、購入できるのが1番いいかもしれませんね。



電子チケットなどの電子媒体、あるいはポスター、チラシに貼られたQRコードは、アーティストのCD、関連グッズのEC販売、その日の公演で演奏した楽曲のストリーミングURL、これらを埋め込む絶好の場所で、それを埋め込むパターンが多いほど、ユーザーの目に留まる可能性も強くなり、そのまま販売に結びつく可能性が高くなるように思います。


ある販売ルートに連携させて、その関連グッズをEC販売するという事例は、


「ARTISTSTORE.JP」とぴあが連携、アーティストグッズ情報を「チケットぴあ」に掲載開始



チケットぴあと連携して、アーティストグッズをEC販売していこうというトライはあるようですよ。


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この「ARTISTSTORE.JP」、なんとチケットぴあだけでなく、ローソンとも提携しています。(^^;;


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チケット販売業者とEC連携して、アーティストの関連グッズを促進販売していこうという動きはすでに世の中にはあるということですね。


チケットと連携させるのが、1番関連グッズをEC販売するルートとしてはスムーズということですかね。


アーティスト関連グッズでひと言で一般呼称しているけど、クラシックのアーティストにとって関連グッズってなんだ?(笑)すぐには思いつきませんね。いろいろ出品するとしたら、やはりこれもアーティストにとって負担であることこの上ないかもしれませんね。






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